JPH029030Y2 - - Google Patents

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JPH029030Y2
JPH029030Y2 JP1983110385U JP11038583U JPH029030Y2 JP H029030 Y2 JPH029030 Y2 JP H029030Y2 JP 1983110385 U JP1983110385 U JP 1983110385U JP 11038583 U JP11038583 U JP 11038583U JP H029030 Y2 JPH029030 Y2 JP H029030Y2
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JP
Japan
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frame
entrance
sliding
piece
edge
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は家屋の玄関開口部に装着する玄関サ
ツシに関し、その目的は玄関開口部への取付けが
容易で、かつ開口部への納まりの良好であるとと
もに、換気部を開閉可能とする玄関サツシを提供
することにあり、その要旨は中央の出入口部と左
右両側の袖部とからなる玄関サツシであつて、該
玄関サツシは基本枠体と引戸枠体とより形成し、
前記基本枠体はその中央に前記出入口部を設け、
その両側の袖部を嵌殺部に設けて該基本枠体の上
枠を出入口部と左右の袖部に亘る連続部材に形成
し、前記出入口部には無目枠を設けて欄間部を形
成し、該欄間部には嵌殺網戸を装着するととも
に、前記引戸枠体はその摺動部上枠および左右の
縦枠を前記基本枠体の上枠および左右の縦枠と同
長に設け、かつ摺動部下枠とにより枠組みして、
前記基本枠体の屋内側に沿つて取付可能に設け、
該引戸枠体の左右の縦枠間に前記出入口部の無目
枠に対応する摺動枠を設けて摺動部上枠との間に
前記嵌殺網戸部分を閉鎖する引戸障子を建付け、
さらに摺動枠と摺動部下枠との間に前記出入口部
を閉鎖する引戸障子を建付ける構成とした玄関サ
ツシに存する。
次に、本考案の一実施例を図にしたがつて説明
すると、図中1は玄関開口部Wに装着した玄関サ
ツシであつて、この玄関サツシ1は基本枠体2と
引戸枠体17とより構成されている。
2は上記した玄関サツシ1の基本枠体であつ
て、上枠3と左右の縦枠4とにより門形状に形成
され、上枠3には左右の方立5が縦設されて中央
部には出入口部2Aが形成され、その左右両側に
は方立5と縦枠4との下端部間には下部嵌殺枠1
2が取付けられて袖部2Bが形成されている。ま
た、出入口部2Aには無目枠10が横架されて欄
間部8Aと開放部8Bとが形成されている。
3は基本枠体1の上枠であつて、玄関開口部W
の鴨居27に沿つて取付けられるもので、その断
面において、3Aは上部ウエブであつて水平状に
設けられ、その屋外端には鴨居27の屋外面に沿
う取付片3Bが形成されるとともに、同取付片3
Bは下方へ延設されて上部ウエブ3Aと平行に設
けられた下部ウエブ3Dと連結する接続片3Cが
形成されている。また、取付片3Bの一部には屋
外側へ水平状に張出しかつ先端側に断面略かぎ形
状の突片を有して外装材29の呑込口3Fを有す
る張出片3Eが設けられるとともに、同張出片3
Eの先端部には屋内側下方に向い下部ウエブ3D
の屋外端に接続する装飾片3Gが設けられて中空
部3Hが一体に形成されている。また、上部ウエ
ブ3Aの屋内端には屋内片3Jが垂設され、同片
3Jの屋内面上端には取付面3Lを有する凸部3
Kが形成され、また、同片3Jの下端部寄りには
断面略かぎ形状の係合片3Mが突設されている。
また、屋内片3Jの一部には屋外側へ張出し、か
つ下方へ折曲されて下部ウエブ3Dの屋内端に接
続する接続片3Nが設けられて中空部3Pと下方
開放の溝部3Rが形成され、同溝部3Rの開口縁
にはその長手方向に沿つてあり溝3Tと突片3U
とが対向して形成されている。なお、3Vは上枠
3の長手方向に沿つて形成されたビス受けであ
る。
4は基本枠体2の左右の縦枠であつて、玄関開
口部Wの左右の縦柱28に沿つて取付けられるも
ので、その断面形状は上枠2と同一断面形状に形
成されているので、番号4に同位の符号A〜Vを
附してその説明は省略する。
このように形成された上枠3の両端部および左
右の縦枠4の上端部は斜状に切欠きされて相互に
突合せされてビス受け3Vあるいはビス受け4V
を介して門形状に枠組みされている。
5は出入口部2Aと左右の袖部2Bとに区画す
る方立であつて、この方立5は出入口部2Aを構
成する出入口方立部材6と袖部2Bを構成する袖
部方立部材7との二部材より形成され、断面形状
は対称形状に形成されている。
6は上記した出入口方立部材であつて、出入口
上枠9と無目枠10とにより出入口枠8を構成す
るもので、同出入口枠8には欄間部8Aと開放部
8Bとが形成されている。この出入口方立部材6
の断面形状は内側ウエブ6Aと段差部6Cを有し
て内側ウエブ6Aより若干屋外側へ延出する連結
ウエブ6Bと装飾面を有する屋外縁6Dと屋内縁
6Eとにより中空部6Fを有する略密封箱型状に
形成されている。また、屋内縁6Eは図示左側へ
断面略Z形状に延設されて連結片6Gが設けら
れ、同片6Gの端部には屋外側へ突出する取付片
6Hが形成されている。また、屋内縁6Eの屋内
側にはその長手方向に沿つて断面略かぎ形状の召
合せ片6Jとあり溝6Kとがそれぞれ形成されて
いる。また、連結ウエブ6Bの屋外寄りには断面
略かぎ形状の係合片6Lが形成されている。な
お、6Mは出入口方立部材6の長手方向に沿つて
形成されたビス受けである。
9は出入口上枠(横枠材ともいう)であつて、
上枠2の下部ウエブ3Dに沿つて取付けられるも
ので、この出入口上枠9は中空部9Hを有する屋
外枠9Aと中空部9Nを有する屋内枠9Bとが連
結片9Cを介して断面略めがね形状に連結形成さ
れている。すなわち、屋外枠9Aの断面形状は上
縁9Dと短尺の下縁9Eと装飾面を有する外縁9
Fと断面略Z形状の内縁9Gとにより中空部9H
を有する断面略密封箱形状に形成されている。ま
た、屋内枠9Bは上縁9Jと短尺の下縁9Kと断
面略Z形状の外縁9Lと内縁9Mとにより中空部
9Nを有する断面略密封箱形状に形成され、両枠
9A,9Bは連結片9Cを介して、その上縁9
D,9Jおよび下縁9E,9Kが同位となるよう
に一体接続され、また、連結片9Cの下方には嵌
殺溝9Pが長手方向に沿つて形成されている。ま
た、屋内側の上縁9Jには上枠3の溝部3Rの開
口縁に係合する突片9Rがまた、外縁9Fの装飾
面は同上枠9を上枠3に取付けたとき、装飾片3
Gと連続状となるように形成されている。
10は出入口枠8の無目枠(横枠材ともいう)
であつて、その断面形状は屋内ウエブ10Bと屋
外ウエブ10Cとが段差状に設けられた上縁10
Aと水平状の下縁10Dと装飾面を有する屋外縁
10Eと屋内縁10Fとにより中空部10Gを有
する断面略密封箱形状に形成されている。また、
上縁10Aの屋内ウエブ10Bは屋内側へ水平状
に突設されて取付片10Hが形成され、屋外ウエ
ブ10Cの一部には上方に向つて突片10Jが突
設されて溝部10Kが形成されている。また、屋
内縁10Fの下端部側には屋内側に向つて断面略
かぎ形状の係合片10Lが形成されている。な
お、10Mは無目枠10の長手方向に沿つて形成
されたビス受けである。
かくして形成された出入口上枠9の両端部およ
び左右の出入口方立部材6の上端部は斜状に切欠
きされて相互に突合せされて連結部材(図示せ
ず)により額縁枠状に枠組みされるとともに、出
入口方立部材6間の所定位置には無目枠10がビ
ス受け10Mを介して側方よりビス等により止着
されて出入口枠8が形成されている。なお、この
場合、出入口上枠9の外縁9Fの装飾断面と出入
口方立部材6の屋外縁6Dの装飾面とは連続され
ている。
7は上記した袖部方立部材であつて、上枠3の
下面に沿つて取付けられる上部嵌殺枠11、下部
嵌殺枠12および中嵌殺枠13と縦枠4とにより
袖部2Bを構成するもので、その断面形状は出入
口方立部材6の連結ウエブ6Bと重合状に当接す
る連結ウエブ7Aと側部ウエブ7Bと装飾面を有
する屋外縁7Cとウエブ7A,7Bの屋内端間に
は断面略Z形状の屋内縁7Dとにより中空部7E
を有する断面略密封箱形状に形成されている。ま
た、連結ウエブ7Aにはその長手方向に沿つて凹
部溝7Fが凹設されるとともに、同溝7Fには出
入口方立部材6の係合片6Lと係合する突片7G
が屋内側に向つて突設されている。また、屋内縁
7Dには図示のように断面略かぎ形状の連結片7
Hが設けられて縦枠4の溝部4Rと対向する溝部
7Jが形成され、この溝部7Jの開口縁にはあり
溝7Kと突片7Lとがその長手方向に沿つて対向
状に設けられている。なお、7Mは袖部方立部材
7の長手方向に沿つて形成されたビス受けであ
る。
11は上部嵌殺枠(横枠材ともいう)であつ
て、上枠3の下面に沿つて取付けられるもので、
その断面において、11Aは張出ウエブであつて
水平状に設けられ、その屋外端には図示屋外側へ
上斜状に装飾面を有する前縁11Bが設けられる
とともに、その上端には屋内側へ水平状に折返さ
れて上枠3の下面に当接する当接片11Cが形成
されている。また、張出ウエブ11Aの屋内端に
は鉛直状に外側片11Dが設けられ、同片11D
の上端には上枠3の溝部3Rの開口縁に当接係合
する断面略かぎ形状の係合片11Eが形成され、
また、同片11D下端部の内側面にはあり溝11
Fが形成されている。また、外側片11Dの一部
には屋内側に向つて断面略Z形状の接続片11G
が設けられるとともに、同端部には外側片11D
の上と対応して短尺の内側片11Hが鉛直状に設
けられ、同片11Hの上端には上枠3の溝部3R
の開口縁に当接係合する断面略かぎ形状の係合片
11Jが形成されている。また、接続片11Gと
内側片11Hとの間には溝部11Kが形成され、
同溝部11Kには抑え枠26を係着する凸部11
Lが形成されている。なお、11Mは上部嵌殺枠
11の長手方向に沿つて形成されたビス受けであ
る。
12は下部嵌殺枠であつて、上部嵌殺枠11と
対応する張出幅を有し、その断面において、12
Aは基枠であつて、上縁12B、下縁12Cおよ
び屋外縁12Dと屋内縁12Eとにより中空部1
2Fを有する断面略密封箱形状に形成され、上縁
12Bと屋外縁12Dとの角部には装飾面12G
が形成されている。また、屋外縁12Dと屋内縁
12Eとは下方へ断面略かぎ形状に延設されて脚
片12H,12Jが形成されている。また、上縁
12Bの屋内寄りの一部には上部嵌殺枠11の外
側片11Dと対向して所定長さの外側片12Kが
上設され、その上端にはあり溝12Lが形成さ
れ、また、屋内縁12Eは上方に向つて外側片1
2Kと平行に、かつ若干短尺に延設されて内側片
12Mが形成され、両片12K,12M間には断
面略Z形状の接続片12Nが設けられて溝部12
Pが形成され、同溝部12Pには抑え枠26を係
着する凸部12Rが形成されている。なお、12
Tは下部嵌殺枠12の長手方向に沿つて形成され
たビス受けである。
13は中嵌殺枠(横枠材ともいう)であつて、
上部嵌殺枠11および下部嵌殺枠12の外側片1
1D,12と内側片11H,12Mと対応する幅
を有し、その断面形状は断面略Z形状の上縁13
A、下縁13Bと外縁13Cおよび内縁13Dと
により中空部13Eを有する断面略密封箱形状に
形成され、外縁13Cは上下の嵌殺枠11,12
の外側片11D,12Kと対向状に上下に延設さ
れて突縁13F,13Gが形成され、その先端側
にはあり溝13Hがそれぞれ形成されている。ま
た、内縁13Dは突縁13Gと対応して下方へ延
設されて突縁13Jが設けられて溝部13Lが形
成されるとともに、同縁13Jの下端には突縁1
3Gのあり溝13Hと対向する突片13Lが形成
され、同縁13Jには屋内側に向つて断面略かぎ
形状の係合片13Mが突設されている。また、内
縁13Dは上方に向つて若干立上り、さらに屋内
側へ延設されて断面略かぎ形状の取付片13Nが
形成されて、上縁13Aとにより溝部13Pが設
けられ、同溝部13P内には抑え枠26を係着す
る凸部13Rが形成されている。なお、13Tは
中嵌殺枠13の長手方向に沿つて形成されたビス
受けである。
かくして形成された袖部方立部材7の側部ウエ
ブの上端側には出入口枠8の上枠9と同位に上部
嵌殺枠11がその内外片11H,11Dを溝部7
Jに整合状に当接されて側方よりビス受け11M
を介して止着され、また、同じく中嵌殺枠13は
出入口枠8の無目枠10と同位にその内外縁13
C,13Dが溝部7Jに整合状に当接されて側方
よりビス受け13Tを介して止着されている。ま
た、下部嵌殺枠12はその基枠11Aの一端面が
側部ウエブ7Bに当接されるとともにその屋内縁
12Eが連結片7Hに整合されてビス受け12T
を介してビスにより止着されている。
このように出入口枠の左右の出入口方立部材6
に取付けた出入口上枠9と無目枠10とに対して
同位に上部嵌殺枠11と中嵌殺枠13とを取付け
下端部に下部嵌殺枠12を取付けた袖部方立部材
7はその連結ウエブ7Aが出入口方立部材6の連
結ウエブ6Bと重合状に当接されるとともに、突
片7Gと係合片6Lとが係合され、また、連結片
7Hと取付片6Hとが重合当接され、ねじ25A
により止着されて相互の方立部材6,7は一体状
に結合されて方立5が形成されている。このよう
に立方5に横枠材9,10,11,12,13を
取付けた枠体は上枠3および左右の縦枠4とより
なる門形状の枠体内に納められて組付けられてい
る。すなわち、出入口上枠9および左右の上部嵌
殺枠11は上枠3の下部ウエブ3D下面に当接さ
れるとともに、それぞれの突片9Rおよび係合片
11E,11Jは上枠3の溝部3Rの開口縁に当
接係合されてねじ25B,25Cにより止着さ
れ、また、上部嵌殺枠11、下部嵌殺枠12およ
び中嵌殺枠13の端面は左右の縦枠4に当接され
て側方よりビスにより止着されて基本枠体2が形
成され、出入口枠8の欄間部8Aには嵌殺網戸1
4が装着され、また、左右の袖部2Bの中嵌殺枠
13により区画された部位にはガラス板あるいは
合成樹脂板等からなるパネル15が抑え枠26を
介して嵌着されている。また、左右の袖部Bのパ
ネル15の屋外側には破線で示す格子16あるい
はアルミ鋳物からなる袖飾部材等を装着可能なス
ペース2Cが形成されている。このように形成さ
れた基本枠体2の屋内側には引戸枠体17が装着
されている。
17は上記した引戸枠体であつて、摺動部上枠
18、摺動部下枠19および左右の縦枠20と摺
動枠21とにより形成されている。
18は引戸枠体17の摺動部上枠であつて、基
本枠体2上枠3の屋内側に沿つて取付けられるも
ので、その断面において、18Aはウエブであつ
て水平状に設けられ、同ウエブ18Aの屋外端側
には上枠3の屋内側に設けた凸部3Kの取付面3
Lに斜状に当接しかつ同上枠3の上部ウエブ3A
の屋内側上面に当接係合する断面略への字状の取
付片18Bが形成されている。また、ウエブ18
Aの屋外寄りには下方へ垂下し、かつ上枠3の係
合片3Mと係合する断面略鈎形状の係止片18C
が垂設されている。また、ウエブ18Aの屋内端
には係止片18Cと対応して屋内片18Dが垂設
されてウエブ18Aの下面には摺動溝18Eが長
手方向に沿つて形成されている。また、屋内片1
8Dは上方へ断面略かぎ形状に延設されて脚片1
8Fが形成されている。なお、18Gは上枠18
の長手方向に沿つて形成されたビス受けである。
19は引戸枠体17の摺動部下枠であつて上枠
8と対応する長さを有し、この下枠19はステン
レス鋼板を折曲してなるもので、その摺動ウエブ
19Aにはレール19Bが形成されるとともに、
摺動ウエブ19Aの内外両側には脚片19C,1
9Dが形成され、同ウエブ19Aの屋内端には上
方へ立上りかつ屋内側へ突出する断面略かぎ形状
の係止片19Eが形成されている。
20は左右の縦枠であつて、基本枠体2の左右
の縦枠4の屋内側に沿つて取付けられるもので、
その断面形状は内側ウエブ20A、外側ウエブ2
Bおよび断面略Z形状の屋外片20Cと屋内片2
0Dとにより中空部20Eを有する断面略密封箱
形状に形成され、内側ウエブ20Aは屋外側へ断
面略かぎ形状に突設されて縦枠4の係合片4Mと
係合する係止片20Fが設けられている。また、
外側ウエブ20Bの屋外側は縦枠4の屋内側に設
けた凸部4Kの取付面4Lに斜状に当接しかつ外
側ウエブ4Aの屋内側面に当接係合する断面略く
の字形状の取付片20Gが形成されている。ま
た、屋内片20Dは側方へ断面略かぎ形状に延設
されて脚片20Hが形成されている。
21は引戸枠体17の摺動枠であつて、基本枠
体2の同位に取付けられた無目枠10と左右の中
嵌殺枠13との屋内側に沿つて取付けられるもの
で、その断面形状は屋外側に無目枠10および左
右の中嵌殺枠13の取付片10H,13Nを取付
ける段差部21Bを有する断面略Z形状の上部摺
動ウエブ21Aと下部摺動ウエブ21Cおよび屋
外縁21Dと屋内縁21Eとにより中空部21F
を有する断面略密封箱形状に形成され、上部摺動
ウエブ21Aにはレール21Gが条設されるとと
もに、屋内端には立上り片21Hが上設されてい
る。また、下部摺動ウエブ21Cの屋外寄り下面
には無目枠10および中嵌殺枠13の係合片10
L,13Mと係合する図示断面略鈎形状の係止片
21Jが垂設され、同屋内端には係止片21Jと
対応して仕切片21Kが垂設されて下部摺動ウエ
ブ21Cの下面には摺動溝21Lが形成されてい
る。なお、21Mは摺動枠21の長手方向に沿つ
て形成されたビス受けである。
このようにして形成された摺動部上枠18はそ
の係止片18Cが上枠3の係合片3Mと係合し、
また、取付片18Bが凸部3Kの取付面3Lに当
接されてねじ25Dにより止着され、また、摺動
枠21はその係止片21Jが無目枠10および左
右の中嵌殺枠13の係合片10L,13Mと係合
されるとともに、その段差部21Bが取付片10
H,13Nに重合状に当接されてねじ25Eによ
り止着されている。このように止着された摺動部
上枠18と摺動枠21との左右端部には縦枠20
の係止片20Fが縦枠4の係合片4Mに係合され
るとともに、取付片20Gが取付面4Lに当接さ
れてねじ25Fに止着され、内側ウエブ20Aは
両枠18,21の端面に当接されてビス受け18
G,21Mを介してビス等により止着されてい
る。また、この左右の縦枠20の下端部間には摺
動部下枠19が取付部材22を介して取付けられ
ている。このように附設された引戸枠体17の摺
動部上枠18と摺動枠21との間には2枚の引戸
障子23が引分け状に建付けられて欄間部8Aの
屋内側を開閉可能に設けられ、また、摺動枠21
と摺動部下枠19との間には2枚の引戸障子24
が引分け状に建付けられて開放部8Bの屋内側を
開閉可能に設けられている。このようにして形成
された玄関サツシ1を玄関開口部Wの屋外側より
装着すると、出入口部2Aの下枠側には引戸枠体
17の摺動部下枠19のみが屋内側に配設されて
いるのみであるから床面30は摺動部下枠19の
屋外側まで連続する踏込部2Dが形成されてい
る。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本実施例は中央の出入口部2Aと左右両
側の袖部2Bとからなる玄関サツシ1であつて、
該玄関サツシ1は基本枠体2と引戸枠体17とよ
り形成し、基本枠体2はその中央に出入口部2A
を設け、その両側の袖部2Bを嵌殺部に設けて該
基本枠体2Aの上枠3を出入口部2Aと左右の袖
部2Bに亘る連続部材に形成し、この出入口部2
Aには無目枠10を設けて欄間部8Aを形成し、
該欄間部8Aには嵌殺網戸14を装着するととも
に、引戸枠体2Bはその摺動部上枠18および左
右の縦枠20を基本枠体2Aの上枠3および左右
の縦枠4と同長に設け、かつ摺動部下枠19とに
より枠組みして、基本枠体2の屋内側に沿つて取
付可能に設け、該引戸枠体17の左右の縦枠20
間に出入口部2Aの無目枠10に対応する摺動枠
21を設けて摺動部上枠18との間に嵌殺網戸1
4部分を閉鎖する引戸障子23を建付け、さらに
摺動枠21と摺動部下枠19との間に出入口部2
Aを閉鎖する引戸障子24を建付ける構成とした
ものである。したがつて、玄関開口部Wの周縁に
当接して止着される上枠3と摺動部上枠18とに
よる上枠部および左右の縦枠4,20による縦枠
部の見込み幅が同一幅であり、かつすべて全長に
亘る連続部材であるので、玄関開口部Wへの取付
け施工を簡単、かつ正確に行うことができて、納
まりが良好となるとともに、玄関開口部Wの屋内
側はその内周縁に引戸枠体17が揃うので内観が
良好となり、また、基本枠体2と引戸枠体17と
の組合せによつて出入口部2Aの開放部8Bを開
閉し得るとともに、欄間部8Aに網戸を設けた換
気部を開閉可能としたので、開放部8Bを閉鎖し
た状態で換気を充分に行うことができる等多くの
特長がある。
なお、上記実施例において例示した各枠部材は
アルミニウム等の軽合金材を押出し成形した型材
により全て形成されている。
さて、本考案は中央の出入口部と左右両側の袖
部とからなる玄関サツシであつて、該玄関サツシ
は基本枠体と引戸枠体とより形成し、前記基本枠
体はその中央に前記出入口部を設け、その両側の
袖部を嵌殺部に設けて該基本枠体の上枠を出入口
部と左右の袖部に亘る連続部材に形成し、前記出
入口部には無目枠を設けて欄間部を形成し、該欄
間部には嵌殺網戸を装着するとともに、前記引戸
枠体はその摺動部上枠および左右の縦枠を前記基
本枠体の上枠および左右の縦枠と同長に設け、か
つ摺動部下枠とにより枠組みして、前記基本枠体
の屋内側に沿つて取付可能に設け、該引戸枠体の
左右の縦枠間に前記出入口部の無目枠に対応す
る。摺動枠を設けて摺動部上枠との間に前記嵌殺
網戸部分を閉鎖する引戸障子を建付け、さらに摺
動枠と摺動部下枠との間に前記出入口部を閉鎖す
る引戸障子を建付ける構成としたことにより、玄
関開口部の周縁に当接して止着される玄関サツシ
の上枠部および左右の縦枠部の見込み幅が同一幅
であり、かつすべて全長に亘る連続部材であるの
で、玄関開口部への取付け施工を簡単、かつ正確
に行うことができて、納まりが良好となるととも
に、玄関開口部の屋内側はその内周縁に引戸枠体
が揃うので内観が良好となり、また、基本枠体と
引戸枠体との組合せによつて出入口部の開放部を
開閉し得るとともに、欄間部に網戸を設けた換気
部を開閉可能としたので、開放部を閉鎖した状態
で換気を充分に行うことができるので、玄関サツ
シとして極めて実用性に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は略体正面図、第2図は水平断面図、第3図は第
2図の−線縦断面図、第4図は第2図の−
線縦断面図である。 1……玄関サツシ、2……基本枠体、2A……
出入口部、2B……袖部、17……引戸枠体、1
9……摺動部下枠、24……引戸障子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央の出入口部と左右両側の袖部とからなる玄
    関サツシであつて、該玄関サツシは基本枠体と引
    戸枠体とより形成し、前記基本枠体はその中央に
    前記出入口部を設け、その両側の袖部を嵌殺部に
    設けて該基本枠体の上枠を出入口部と左右の袖部
    に亘る連続部材に形成し、前記出入口部には無目
    枠を設けて欄間部を形成し、該欄間部には嵌殺網
    戸を装着するとともに、前記引戸枠体はその摺動
    部上枠および左右の縦枠を前記基本枠体の上枠お
    よび左右の縦枠と同長に設け、かつ摺動部下枠と
    により枠組みして、前記基本枠体の屋内側に沿つ
    て取付可能に設け、該引戸枠体の左右の縦枠間に
    前記出入口部の無目枠に対応する摺動枠を設けて
    摺動部上枠との間に前記嵌殺網戸部分を閉鎖する
    引戸障子を建付け、さらに摺動枠と摺動部下枠と
    の間に前記出入口部を閉鎖する引戸障子を建付け
    る構成とした玄関サツシ。
JP11038583U 1983-07-15 1983-07-15 玄関サツシ Granted JPS6017880U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55148881A (en) * 1979-05-07 1980-11-19 Tateyama Aluminum Kogyo Kk Doorway sash for shoji screens opened in opposite directions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6115173Y2 (ja) * 1981-04-14 1986-05-12

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