JPH029002Y2 - - Google Patents

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JPH029002Y2
JPH029002Y2 JP14228684U JP14228684U JPH029002Y2 JP H029002 Y2 JPH029002 Y2 JP H029002Y2 JP 14228684 U JP14228684 U JP 14228684U JP 14228684 U JP14228684 U JP 14228684U JP H029002 Y2 JPH029002 Y2 JP H029002Y2
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JP
Japan
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receiving roller
support member
floor
support device
floor stand
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JP14228684U
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、劇場或いは体育館などにおいて、観覧
席を仮設したい場合に観覧席を伸張して観覧席を
階段状に構成し、不使用時には観覧席を収縮して
室内の一隅に格納することができる伸縮移動観覧
席における床台支持装置に関する。
従来技術とその問題点 従来劇場或いは体育館などにおいて、観覧席を
仮設したい場合に観覧席を伸張して観覧席を階段
状に構成し、不使用時には観覧席を収縮して室内
の一隅に格納することができる伸縮移動観覧席に
おける床台支承装置は例えば実公昭53−34027号
公報において公知である。
ところが従来の構成によれば、後段座席単位の
床台下面と前段座席単位の脚柱上面との間隙に合
わせて支持転車の高さ位置を可変調整することが
できるが、一度調整したのち再度調整するまで
は、支持転車の高さ位置は固定状態におかれ、そ
のため伸縮移動観覧席を施設する体育館などの床
面或いは座席単位自身の床台が経時的に変化した
場合、その都度支持転車の高位置を調整し直さな
ければならず、このような調整作業は極めて面倒
であり、かつ床台を常にガタのない状態に支持す
ることができないという欠陥があつた。
考案の目的・実施例及び作用 そこで本願は上記した従来のものの欠陥を改善
することを目的としたもので、その実施例を以下
図面について詳述すると、各座席単位A1,A2
…は周知のように、所要間隔をもつて対峙し下部
に車輪1を有した前後方向に延びる左右の水平脚
2の後端部に夫々脚柱3を立設すると共に、その
左右脚柱3間のその上端から後述の座台6が収納
し得る間隔丈下つた位置に梁5を横架し、この梁
5の前方に、前縁部に沿つて複数例えば10客分の
座台6を列設た床台4が片持梁の状態で装着した
構成からなり、このように構成された座席単位
A1,A2…は、後段の座席単位における左右水平
脚2,2の間隔及び脚柱3の高さが、前段の座席
単位におけるそれらの間隔及び高さよりも大きく
なるように構成され、かつこれらが入子式に伸縮
可能に連結されている。
最前段に位置する最も低い座席単位A1を除く
他の各座席単位の床台4の下面前端部には、前段
座席単位の脚柱3の上面と対向する左右位置に前
方に向つて低くなるように傾斜する当接面7′を
形成した前後方向に延びる当接部片7が夫々設け
てあり、他方各座席単位の各脚柱3の上面には、
前後方向に水平に延びる断面上向きコ字状を呈す
る案内レール8が設けてある。後段の座席単位の
床台を受ける受ローラ9は、前記案内レール8の
底面を転動し得るようにその中心軸9′が支承部
材10により軸承されている。この支承部材10
は、下端が脚柱3に設けた支軸11に固着され、
上端に縦長孔12を介して前記中心軸9′を上下
動可能に軸承した前後方向に撓み可能な長尺な弾
性板から成り、このように構成された支承部材1
0が、脚柱3の左右側面に夫々設けられて、前記
受ローラ9の中心軸9′の両端を上下動可能に支
承する。
しかして第2図に示す観覧席の収納状態から座
席単位A1,A2……を順次前方に繰り出して第1
図で示すように観覧席を階段状に伸張したとき、
最前端位置の座席単位A1を除く他の座席単位A2
A3……における各床台4の前端部下面が、夫々
受ローラ9によつて支持される。
今少しく受ローラ9により支持状態を説明する
と、第3図想像線で示すように、支承部材10が
垂直状態であつて、受ローラ9が前方所定位置に
ある状態から、前段の座席単位が前進すると、そ
の前進に伴つて受ローラ9は当接部片7の当接面
7′に当接して、当接部片7と案内レール8の底
面との間で時計方向の回転力を受け、この回転力
によつて受ローラ9は案内レール8の後方に自動
的に移動し、その移動は、後段座席単位の当接部
片7と前段座席単位の案内レール8との間隔が広
いときは小さく、該詰隔が狭いときは大きく移動
する。即ち受ローラ9は、当接部片7と案内レー
ル8との間隔の広狭に相当して後方に移動し、こ
の状態で第3図実線で示すように、当接部片7の
当接面7′と案内レール8の底面との間に楔状に
介入して床台4を支持する。そしてこの状態で床
台4に上方から荷重が加わつた場合は、受ローラ
9には当接面7′による水平分力が作用して反時
計方向に回転力を受けるが、この回転力は受ロー
ラ9と案内レール8の底面との圧接抵抗によつて
阻止され、受ローラ9は案内レール8上を乱りに
移動することはなく、従つて床台4に加わる荷重
に対しても安定した状態で支持することができ
る。
次いで第3図実線で示す状態から脚柱3が後方
に移動するときは、受ローラ9が反時計方向に回
転しながら当接面7′から離反するので、座席単
位の後退も支障なく円滑に行われる。
第5図は上記した第1実施例において、受ロー
ラ9の中心軸9′の左右位置に太径部9″を夫々設
けて、この太径部9″を案内レール8の左右立上
り片の上縁で転動させるように構成した他の実施
例を示しており、この構成においては、前記第1
実施例の場合に比し、案内レール8の全長を短縮
することができる。
また第6図は、上記した第1実施例において、
案内レール8をも、前記当接面7′の傾斜方向と
逆方向に傾斜させた場合の実施例を示しており、
この構成においては、当接面7′と案内レール8
の底面との間に介入する受ローラ9の楔入状態が
より確実となる。
さらにまた上記したいづれの実施例も、支承部
材10自体を弾性材より構成した場合について示
したが、前記支承部材10を剛体より構成すると
共に、この剛体支承部材の下端を支軸11に傾動
可能に取付け、この剛体支承部材と脚柱との間
に、支承部材が垂直状態となり、受ローラ9が前
方所定位置(第3,6図に示す仮想線の状態)に
復元させるスプリングを介在してもよいことは勿
論である。
考案の効果 以上のように本願によれば、座席単位の移動に
伴つて受ローラが、当接部片の当接面と案内レー
ルの転動面と間隔の広狭に相当して案内レールの
後方に自動的に移動して、その両面間に楔入状態
に介入すると共に、受ローラは常に当接面と案内
レールの転動面との間隔の変動に対応し得る状態
におかれているので、床台は受ローラによつて常
に確実にかつ安定した状態で支持され、また受ロ
ーラの楔入及び離反作用が受ローラのころがりに
よつて行われるので、座席単位の移動も円滑に行
われるなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は観
覧席の伸張状態を示す側面図、第2図はその収縮
状態を示す側面図、第3図は支持状態の側面図、
第4図はその正面図、第5図は第4図に対応する
他の実施例図、第6図は他の実施例における要部
の側面図である。 図中A1,A2,A3は座席単位、3は脚柱、4は
床台、7は当接部片、7′は当接面、8は案内レ
ール、9は受ローラ、10は支承部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 受ローラにより支持される床台の下面に、前
    方に低く傾斜して前記受ローラと当接する当接
    面を有した当接部片を設け、また前段位置の脚
    柱上部には、前記受ローラを前後方向に転動可
    能に案内する案内レールを設け、かつ前記受ロ
    ーラを回転自在に支承した支承部材に、受ロー
    ラを前方所定位置に復元させる弾圧力を付与せ
    しめて成る伸縮移動観覧席における床台支持装
    置。 (2) 支承部材を、上端に縦長孔を有し、かつ前後
    方向に撓み可能な長尺な弾性板より構成し、こ
    の支承部材を、脚柱の左右側面に配置してその
    下端を脚柱に固着し、上端の各縦長孔に受ロー
    ラの両端を夫々上下動可能に支承せしめて成る
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の伸縮移動
    観覧席における床台支持装置。 (3) 支承部材を長尺な剛体から構成すると共に、
    その上端に縦長孔を設け、この剛体支承部材を
    脚柱の左右側面に配置してその下端を前後方向
    に傾動可能に支持し、かつ上端の各縦長孔に受
    ローラの両端を夫々上下動可能に支承せしめて
    成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の伸縮
    移動観覧席における床台支持装置。 (4) 受ローラが転動する案内部材の転動面を、当
    接部片の当接面の傾斜方向と反対方向に傾斜さ
    せて成る実用新案登録請求の範囲第1項、第2
    項或いは第3項記載の伸縮移動観覧席における
    床台支持装置。
JP14228684U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH029002Y2 (ja)

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JP14228684U JPH029002Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JP14228684U JPH029002Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6158359U JPS6158359U (ja) 1986-04-19
JPH029002Y2 true JPH029002Y2 (ja) 1990-03-05

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ID=30700611

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WO2015155870A1 (ja) * 2014-04-10 2015-10-15 コトブキシーティング株式会社 移動観覧席

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JPS6158359U (ja) 1986-04-19

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