JPH028962Y2 - - Google Patents

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JPH028962Y2
JPH028962Y2 JP14331285U JP14331285U JPH028962Y2 JP H028962 Y2 JPH028962 Y2 JP H028962Y2 JP 14331285 U JP14331285 U JP 14331285U JP 14331285 U JP14331285 U JP 14331285U JP H028962 Y2 JPH028962 Y2 JP H028962Y2
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substrate
right angles
exposed
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JP14331285U
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は木材の連結具、さらに詳細には梁、モ
ヤ、ケタあるいは土台等における木材の端部の連
結装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、梁などの主要骨組みとなる木材の端部の
接続は第5図にその一例を示すように複雑な形状
に加工して互いに嵌合していた。しかしこれでは
作業が複雑で熟練を要すると共に能率が悪く、一
日に3組程度しか作ることが出来なかつた。
このために本出願人は実用新案登録第1568362
号で接続加工が容易で、接続後の強度の大きい木
材の連結具を提案している。
しかしこの連結具はその製造工程上安価に製造
することが困難であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の問題点を解決し、安価でしかも
接続作業の容易な連結具を提供することを目的と
する。
すなわち1枚の基板の長手方向の一辺の中央に
設けた切り込みの両側を上記一辺に平行な直線上
でかつ互いに逆方向に直角に折り曲げて形成した
露出部と、この露出部の両端部分を前記基板側に
直角に折り曲げると共に前記基板の両端部分を前
記露出部と反対方向に直角に折り曲げた部分とで
形成した第1の挿入部と、前記基板の前記露出部
及び前記第1の挿入部以外の残余の部分で形成し
た第2の挿入部とよりなるものである。
〔作用〕
従来の複雑な接続作業を必要とせず、本出願人
が提案した前記木材の連結具と同様な作業で接続
出来るばかりでなく、連結具自体が構造上安価と
なるものである。
〔実施例〕
第1図は本考案の連結具の斜視図、第2図は展
開図である。
1枚の基板1の長手方向の一辺の中央に切り込
み2を設け、この切り込みの奥を通り、前記一辺
に平行な直線(図中の破線)にそつて互いに反対
方向に直角に折り曲げて露出部3とする。図中・
印は向側へ、△印はこちら側へ直角に折り曲げる
ことを示すものである。露出部3の両端部分3′
は切り込み4にそつてそれぞれ基板1側へ直角に
折り曲げ、これに対して基板1の両端部分1′を
前記露出部3の両端部分3′と反対側へ直角に折
り曲げ、双方の両端部分1′,3′の接触部分を溶
接することにより一面の第1の挿入部5を形成さ
せる。すなわち第1の挿入部5は両端部分1′及
び3′より形成されるものである。このようにし
て形成した露出部3及び第1の挿入部5以外の基
板1の残余の部分はそのまま第2の挿入部6を形
成する。
なお露出部3には釘穴7を、第2の挿入部6に
はボルト穴8を設けて釘及びボルトにより接続の
強さを補強するようになつている。
第3図はこの連結具により梁9を接続した状態
の側面図で、図示のものは上下2個用いている
が、土台などの場合は上側だけに使用するもので
ある。
第4図は接続前に木材に切り込み及び穴あけ加
工を施した状態を示したものである。すなわち第
2の挿入部6の入る切り込み6′、第1の挿入部
5の入る切り込み5′及びボルト穴8にボルトを
貫通すべき穴8′を丸ノコ及び電気ドリル等で加
工するのみで良い。
〔考案の効果〕
上述のように本考案の木材の連結具を製造過程
の合理化により安価に製造出来るばかりでなく、
木材の接続作業も簡単で、かつ接続結果も強固な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の連結具の斜視図、第2図は展
開図、第3図はこの連結具を使用した側面図、第
4図は接続前の木材の加工図、第5図は従来の木
材の接続図である。 1……基板、1′,3′……両端部分、2……切
り込み、3……露出部、5……第1の挿入部、6
……第2の挿入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1枚の基板の長手方向の一辺の中央に設けた切
    り込みの両側を上記一辺に平行な直線上でかつ互
    いに逆方向に直角に折り曲げて形成した露出部
    と、この露出部の両端部分を前記基板側に直角に
    折り曲げると共に前記基板の両端部分をそれぞれ
    前記露出部と反対方向に直角に折り曲げた部分と
    で形成した第1の挿入部と、前記基板の前記露出
    部及び前記第1の挿入部以外の残余の部分で形成
    した第2の挿入部とよりなる木材の連結具。
JP14331285U 1985-09-18 1985-09-18 Expired JPH028962Y2 (ja)

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JPS6249502U JPS6249502U (ja) 1987-03-27
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