JPH0821011A - 建築用接合金具 - Google Patents
建築用接合金具Info
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- JPH0821011A JPH0821011A JP17761294A JP17761294A JPH0821011A JP H0821011 A JPH0821011 A JP H0821011A JP 17761294 A JP17761294 A JP 17761294A JP 17761294 A JP17761294 A JP 17761294A JP H0821011 A JPH0821011 A JP H0821011A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易かつ小型,軽量な構造の交差板のみで、
柱と梁,桁等の木部材の接合を容易かつ確実に行ない、
木部材を強力,堅固に接合する。 【構成】 木造建築物における木部材間の接合に用いる
金具であって、一方の交差板10aに、他方の交差板1
0bの短手方向の幅より長い横孔1a(貫入部)と短い
縦孔1b(係止部)とからなり、かつ、この縦孔1bが
一方の交差板10aの短手方向に形成してある交差孔1
を設け、他方の交差板10bに前記交差孔1内での回転
を可能とする回転溝1cを設けた、前記木部材の一方の
木部材に係合する二枚一対の交差板10と、この交差板
に設けられた固定孔2,支持孔3及び逆ひょうたん形の
誘導孔4と、前記木部材の他方の木部材に穿設したピン
孔を介して前記交差板の各孔を貫通する固定ピン20,
支持ピン30及び傾斜部40aを備えた接続ピン40と
で構成してある。
柱と梁,桁等の木部材の接合を容易かつ確実に行ない、
木部材を強力,堅固に接合する。 【構成】 木造建築物における木部材間の接合に用いる
金具であって、一方の交差板10aに、他方の交差板1
0bの短手方向の幅より長い横孔1a(貫入部)と短い
縦孔1b(係止部)とからなり、かつ、この縦孔1bが
一方の交差板10aの短手方向に形成してある交差孔1
を設け、他方の交差板10bに前記交差孔1内での回転
を可能とする回転溝1cを設けた、前記木部材の一方の
木部材に係合する二枚一対の交差板10と、この交差板
に設けられた固定孔2,支持孔3及び逆ひょうたん形の
誘導孔4と、前記木部材の他方の木部材に穿設したピン
孔を介して前記交差板の各孔を貫通する固定ピン20,
支持ピン30及び傾斜部40aを備えた接続ピン40と
で構成してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木造建築物における柱
と梁,桁,筋かい,土台等の木部材間の接合等に用いる
建築用接合金具に関する。
と梁,桁,筋かい,土台等の木部材間の接合等に用いる
建築用接合金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、我が国における伝統的な木造軸組
建築では、木部材の接合,組み立てに独特の軸組工法が
採用されてきた。しかしながら、この伝統的な軸組工法
においては、複雑な軸組作業をともなう上、接合する各
木部材の仕口,継ぎ手等に種々の特殊な加工,工作法が
必要となり、かつ、その作業には高度に熟練した大工職
人等の技術が要求され、さらに、それらの作業は建築物
ごとに実際の施工現場において行なわれていたため、き
わめて作業効率が悪く、昨今の人手不足と相まって、工
期の長期化,高コスト化等のさまざまな問題を招来して
いた。
建築では、木部材の接合,組み立てに独特の軸組工法が
採用されてきた。しかしながら、この伝統的な軸組工法
においては、複雑な軸組作業をともなう上、接合する各
木部材の仕口,継ぎ手等に種々の特殊な加工,工作法が
必要となり、かつ、その作業には高度に熟練した大工職
人等の技術が要求され、さらに、それらの作業は建築物
ごとに実際の施工現場において行なわれていたため、き
わめて作業効率が悪く、昨今の人手不足と相まって、工
期の長期化,高コスト化等のさまざまな問題を招来して
いた。
【0003】そこで、近年、このような問題を解決する
べく、木部材の接合に接合金具を用いることで、木部材
及びその接合構造を規格化し、仕口,継ぎ手等の加工を
不要、あるいはきわめて単純化するとともに、必要な加
工作業等も全て工場内で集中的に行なうことによって、
施工現場においてはこれらの加工された木部材を接合金
具を用いて接合していくだけの新しい木造軸組工法が採
用されるに至った。
べく、木部材の接合に接合金具を用いることで、木部材
及びその接合構造を規格化し、仕口,継ぎ手等の加工を
不要、あるいはきわめて単純化するとともに、必要な加
工作業等も全て工場内で集中的に行なうことによって、
施工現場においてはこれらの加工された木部材を接合金
具を用いて接合していくだけの新しい木造軸組工法が採
用されるに至った。
【0004】このような接合金具を用いた木造軸組工法
によれば、特別な技術や加工作業等が一切不要となり、
軸組作業もきわめて単純かつ簡単となるため、施工現場
において効率の良い軸組作業を行なうことができる。こ
の種の木造軸組工法に用いられる接合金具の例として
は、例えば特開平3−176259号,特開平5−14
8912号、あるいは特開平5−295799号の各公
報に記載された接合金具がある。
によれば、特別な技術や加工作業等が一切不要となり、
軸組作業もきわめて単純かつ簡単となるため、施工現場
において効率の良い軸組作業を行なうことができる。こ
の種の木造軸組工法に用いられる接合金具の例として
は、例えば特開平3−176259号,特開平5−14
8912号、あるいは特開平5−295799号の各公
報に記載された接合金具がある。
【0005】特開平3−176259号の公報では、柱
の接合部に鋼管金物を配設するとともに、この鋼管金物
の四方にあけたボルト孔に接合する梁,桁等に嵌入した
軸ボルトを緊結させることで、各木部材を容易に接合す
ることができる木造立体軸組接合法が提案されている。
の接合部に鋼管金物を配設するとともに、この鋼管金物
の四方にあけたボルト孔に接合する梁,桁等に嵌入した
軸ボルトを緊結させることで、各木部材を容易に接合す
ることができる木造立体軸組接合法が提案されている。
【0006】また、特開平5−148912号の公報に
は、金属性の芯材とこれに溶接した支持板及び板上取付
体を柱及び梁,桁等の木部材に挿入し、この芯材等の金
具に外側からピンを貫通させることで、確実に木部材を
接合する木造建物の構造用金物が提案されている。
は、金属性の芯材とこれに溶接した支持板及び板上取付
体を柱及び梁,桁等の木部材に挿入し、この芯材等の金
具に外側からピンを貫通させることで、確実に木部材を
接合する木造建物の構造用金物が提案されている。
【0007】さらに、特開平5−295799号公報に
記載の木造建築用軸組構造及び軸組具によれば、柱に形
成した切欠にフックプレートの一端側に形成したフック
を係止させるとともに、該フックプレートの他端側を
梁,桁等に設けた差込溝に挿入してボルトで固定し、こ
れによって木部材を容易,確実に接合するようにしてい
る。
記載の木造建築用軸組構造及び軸組具によれば、柱に形
成した切欠にフックプレートの一端側に形成したフック
を係止させるとともに、該フックプレートの他端側を
梁,桁等に設けた差込溝に挿入してボルトで固定し、こ
れによって木部材を容易,確実に接合するようにしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−176259号公報に記載の木造立体軸組接合法で
は、柱に接合される各梁,桁等の木部材をそれぞれ一本
の軸ボルトのみで支持していたため、強度が弱く、また
軸組作業も困難となるという問題があった。また、柱か
ら上方に突出した軸ボルトと上柱を固定するためのナッ
トの締付けを、上柱に形成した小孔にスパナ等を差し込
んで行なっていたため、この締付作業がきわめて不便で
あるとともに、締付力が不足するという問題も発生し
た。
3−176259号公報に記載の木造立体軸組接合法で
は、柱に接合される各梁,桁等の木部材をそれぞれ一本
の軸ボルトのみで支持していたため、強度が弱く、また
軸組作業も困難となるという問題があった。また、柱か
ら上方に突出した軸ボルトと上柱を固定するためのナッ
トの締付けを、上柱に形成した小孔にスパナ等を差し込
んで行なっていたため、この締付作業がきわめて不便で
あるとともに、締付力が不足するという問題も発生し
た。
【0009】また、特開平5−148912号公報に記
載の木造建物の構造用金物にあっては、芯材に対して、
別体の支持板及び板状取付体を、接合する梁,桁等の向
き,角度,大きさ等に合わせてその都度形成して溶接等
により固着していたため、金具が大型化するとともに、
金具の製造に手数を要し、また、利用範囲が狭く汎用性
に欠けるという問題があった。
載の木造建物の構造用金物にあっては、芯材に対して、
別体の支持板及び板状取付体を、接合する梁,桁等の向
き,角度,大きさ等に合わせてその都度形成して溶接等
により固着していたため、金具が大型化するとともに、
金具の製造に手数を要し、また、利用範囲が狭く汎用性
に欠けるという問題があった。
【0010】一方、特開平5−295799号公報に記
載の木造建築用軸組構造及び軸組具にあっては、柱に直
接切欠を形成し、フックプレートのフックを係止してい
たため、切欠の加工が面倒なうえ、フックにより切欠が
容易に破損してしまう危険性も高く、またこれに起因し
て接合強度も不足するという問題があった。
載の木造建築用軸組構造及び軸組具にあっては、柱に直
接切欠を形成し、フックプレートのフックを係止してい
たため、切欠の加工が面倒なうえ、フックにより切欠が
容易に破損してしまう危険性も高く、またこれに起因し
て接合強度も不足するという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来の各技術が有す
る問題を解決するために提案されたものであり、簡易か
つ小型,軽量な構造の交差板のみからなり、木部材への
簡単な仕口加工のみで柱と梁,桁等の接合を行うことが
できるとともに、軸組作業も容易かつ確実に行なえるう
え、木部材を強力,堅固に接合する建築用接合金具の提
供を目的とする。
る問題を解決するために提案されたものであり、簡易か
つ小型,軽量な構造の交差板のみからなり、木部材への
簡単な仕口加工のみで柱と梁,桁等の接合を行うことが
できるとともに、軸組作業も容易かつ確実に行なえるう
え、木部材を強力,堅固に接合する建築用接合金具の提
供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の建築用接合金具は、木造建築物における木部材
間の接合に用いる金具であって、一方の交差板に交差孔
を設け、他方の交差板に前記交差孔内での回転を可能と
する回転溝を設けた、前記木部材の一方の木部材に係合
する二枚一組の交差板と、この交差板に設けられた孔
と、前記木部材の他方の木部材に穿設したピン孔を介し
て前記交差板の孔を貫通するピンとで構成してあり、好
ましくは、前記一方の交差板の交差孔が、前記他方の交
差板の短手方向の幅より長い貫入部と短い係止部とから
なり、かつ、この係止部が一方の交差板の短手方向に形
成してある構成としてある。
本発明の建築用接合金具は、木造建築物における木部材
間の接合に用いる金具であって、一方の交差板に交差孔
を設け、他方の交差板に前記交差孔内での回転を可能と
する回転溝を設けた、前記木部材の一方の木部材に係合
する二枚一組の交差板と、この交差板に設けられた孔
と、前記木部材の他方の木部材に穿設したピン孔を介し
て前記交差板の孔を貫通するピンとで構成してあり、好
ましくは、前記一方の交差板の交差孔が、前記他方の交
差板の短手方向の幅より長い貫入部と短い係止部とから
なり、かつ、この係止部が一方の交差板の短手方向に形
成してある構成としてある。
【0013】また、必要に応じて、前記交差板に設けら
れた孔が、大小二つの孔からなる逆ひょうたん形状をし
た誘導孔であって、この誘導孔を貫通するピンが、前記
大小二つの孔の連結部幅より大径な部分と小径な部分を
有する先細り形状のピンである構成とし、又は前記交差
板に設けられた孔が、長孔状の支持孔、あるいは、一辺
が円弧状の例えば扇形の調整孔である構成としてあり、
さらに、必要に応じて、前記交差板に設けられた孔が、
誘導孔又は支持孔のうち二以上の孔の組み合わせからな
る構成としてある。
れた孔が、大小二つの孔からなる逆ひょうたん形状をし
た誘導孔であって、この誘導孔を貫通するピンが、前記
大小二つの孔の連結部幅より大径な部分と小径な部分を
有する先細り形状のピンである構成とし、又は前記交差
板に設けられた孔が、長孔状の支持孔、あるいは、一辺
が円弧状の例えば扇形の調整孔である構成としてあり、
さらに、必要に応じて、前記交差板に設けられた孔が、
誘導孔又は支持孔のうち二以上の孔の組み合わせからな
る構成としてある。
【0014】
【作用】このような構成からなる本発明の建築用接合金
具によれば、二枚の交差板を交差させて組み立て、木部
材に係合させてピンを打ち込むだけで柱と梁,桁等を接
合することができ、また、接続ピンが誘導孔にガイドさ
れて柱と梁等の位置決めが容易に行なえるので、軸組作
業がきわめて簡単に行なえる。
具によれば、二枚の交差板を交差させて組み立て、木部
材に係合させてピンを打ち込むだけで柱と梁,桁等を接
合することができ、また、接続ピンが誘導孔にガイドさ
れて柱と梁等の位置決めが容易に行なえるので、軸組作
業がきわめて簡単に行なえる。
【0015】
【実施例】以下、本発明にかかる建築用接合金具の実施
例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明
の建築用接合金具の一実施例の分解全体斜視図であり、
柱等の縦部材と梁,桁,土台等の横架部材の接合に用い
る場合を示す。図2は、図1における本実施例の接合金
具の分解正面図を示す。
例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明
の建築用接合金具の一実施例の分解全体斜視図であり、
柱等の縦部材と梁,桁,土台等の横架部材の接合に用い
る場合を示す。図2は、図1における本実施例の接合金
具の分解正面図を示す。
【0016】この図1に示すように、本実施例の建築用
接合金具は、柱100に取り付けられる二枚一組の交差
板10により構成してある。この一組の交差板10は、
二枚の長方形状の交差板10a及び10bからなり、後
述する柱100に設けた交差溝101に貫挿される薄い
板状に形成してある。この一組の交差板10の一方の交
差板10aの中心には交差孔1が設けてあり、この交差
孔1に他方の交差板10bが貫入,回転することによっ
て互いに垂直状態に交差し組み立てられるようになって
いる。
接合金具は、柱100に取り付けられる二枚一組の交差
板10により構成してある。この一組の交差板10は、
二枚の長方形状の交差板10a及び10bからなり、後
述する柱100に設けた交差溝101に貫挿される薄い
板状に形成してある。この一組の交差板10の一方の交
差板10aの中心には交差孔1が設けてあり、この交差
孔1に他方の交差板10bが貫入,回転することによっ
て互いに垂直状態に交差し組み立てられるようになって
いる。
【0017】この交差孔1は、他方の交差板10bの短
手方向の幅より長い横孔(貫入部)1aと短い縦孔1b
(係止部)とからなり、横孔1aは交差板10aの長手
方向、縦孔1bは交差板10aの短手方向に形成してあ
る。すなわち、他方の交差板10bは、交差孔1の横孔
1aに横向き(図1における想像線)で貫入するととも
に、この貫入した状態で回転溝1cが縦孔1bの内周に
係合してほぼ90度回転し、縦孔1bの内壁に当接して
係止する。これによって、交差板10a及び10bは互
いに垂直状態に交差して組み立てられる。
手方向の幅より長い横孔(貫入部)1aと短い縦孔1b
(係止部)とからなり、横孔1aは交差板10aの長手
方向、縦孔1bは交差板10aの短手方向に形成してあ
る。すなわち、他方の交差板10bは、交差孔1の横孔
1aに横向き(図1における想像線)で貫入するととも
に、この貫入した状態で回転溝1cが縦孔1bの内周に
係合してほぼ90度回転し、縦孔1bの内壁に当接して
係止する。これによって、交差板10a及び10bは互
いに垂直状態に交差して組み立てられる。
【0018】なお、この交差孔1としては、上記のよう
な横孔1a,縦孔1bからなる形状のものの他、図3に
示すように、交差板10bの短手方向の幅より長い径の
部分(貫入部)1aと短い径の部分(係止部)1bから
なる楕円形状の四分の一をそれぞれ対向させた形状とす
ることもできる。この場合には、交差板10bをほぼ横
向きにすれば交差孔1に貫入することができ、組み立て
作業が容易となる。
な横孔1a,縦孔1bからなる形状のものの他、図3に
示すように、交差板10bの短手方向の幅より長い径の
部分(貫入部)1aと短い径の部分(係止部)1bから
なる楕円形状の四分の一をそれぞれ対向させた形状とす
ることもできる。この場合には、交差板10bをほぼ横
向きにすれば交差孔1に貫入することができ、組み立て
作業が容易となる。
【0019】また、この交差板10は、後述する梁20
0への貫挿を容易にするため、それぞれ両端部下側が斜
めにカットしてある。
0への貫挿を容易にするため、それぞれ両端部下側が斜
めにカットしてある。
【0020】この交差板10の各側面の外側端部近傍に
は、梁200の接続ピン孔202を介して接続ピン40
の貫通する誘導孔4が穿設してある。この誘導孔4は、
図2に示すように上側に太い径(接続ピン40より太い
径)の孔4aが、下側に小さい径(接続ピン40とほぼ
同径)の孔4bが、下側の孔4bが上側の孔4aより内
側(交差孔1側)に位置した、やや傾斜した逆ひょうた
ん形状となって設けてあり、この上側の孔4aと下側の
孔4bの連結する部分は、前記接続ピン40に形成した
くさび状の傾斜部40aのみが通過できる幅となってい
る。
は、梁200の接続ピン孔202を介して接続ピン40
の貫通する誘導孔4が穿設してある。この誘導孔4は、
図2に示すように上側に太い径(接続ピン40より太い
径)の孔4aが、下側に小さい径(接続ピン40とほぼ
同径)の孔4bが、下側の孔4bが上側の孔4aより内
側(交差孔1側)に位置した、やや傾斜した逆ひょうた
ん形状となって設けてあり、この上側の孔4aと下側の
孔4bの連結する部分は、前記接続ピン40に形成した
くさび状の傾斜部40aのみが通過できる幅となってい
る。
【0021】この誘導孔4は、接続ピン40が下側の孔
4bに貫通することにより、梁200と交差板10を結
合する固定孔となるとともに、後述するように、梁20
0を接合する際の位置決め孔としても機能する。
4bに貫通することにより、梁200と交差板10を結
合する固定孔となるとともに、後述するように、梁20
0を接合する際の位置決め孔としても機能する。
【0022】図1に示す接続ピン40の傾斜部40a
は、一端側がくさび状に細くなるように形成してある
が、誘導孔4の連通部分を通過できるものであれば、こ
のようなくさび形状のものに限らず、例えばテーパ状等
とすることもできる。また、この接続ピン40の他端側
には、傾斜部40aの向きを示す向き定溝40bを設
け、作業を容易ならしめるようになっている。なお、こ
の接続ピン40は、通常、鋼鉄製のものを用いるが、他
の材質のものであってもよい。
は、一端側がくさび状に細くなるように形成してある
が、誘導孔4の連通部分を通過できるものであれば、こ
のようなくさび形状のものに限らず、例えばテーパ状等
とすることもできる。また、この接続ピン40の他端側
には、傾斜部40aの向きを示す向き定溝40bを設
け、作業を容易ならしめるようになっている。なお、こ
の接続ピン40は、通常、鋼鉄製のものを用いるが、他
の材質のものであってもよい。
【0023】また、交差板10の各側面には、柱100
の固定ピン孔102及び梁200の支持ピン孔203を
介して固定ピン20及び支持ピン30の貫通する固定孔
2及び支持孔3が四つずつ穿設してある。なお、接合す
る梁200等の横架部材の幅が大きいものにあっては、
その幅に応じて交差板10も大きくなるが、この場合は
固定孔2,支持孔3の数も増え、逆に、梁200の幅が
小さく軽量である場合には、この固定孔2,支持孔3の
一部又は全部を省略することもできる。
の固定ピン孔102及び梁200の支持ピン孔203を
介して固定ピン20及び支持ピン30の貫通する固定孔
2及び支持孔3が四つずつ穿設してある。なお、接合す
る梁200等の横架部材の幅が大きいものにあっては、
その幅に応じて交差板10も大きくなるが、この場合は
固定孔2,支持孔3の数も増え、逆に、梁200の幅が
小さく軽量である場合には、この固定孔2,支持孔3の
一部又は全部を省略することもできる。
【0024】この固定孔2,支持孔3は、それぞれ貫通
する固定ピン20,支持ピン30が圧入状態となるよう
に、各ピンとほぼ同径の真円状としてもよく、また、梁
200の支持ピン孔203との位置合わせを容易にする
ため、接合方向に遊びを持たせるように、水平方向に長
い長孔状としてもよい(本実施例においては真円状とし
てある)。なお、この固定孔2,支持孔3に貫通する固
定ピン20,支持ピン30も前記接続ピン40と同様、
通常、鋼鉄製のものを用いるが、他の材質のものであっ
てもよい。
する固定ピン20,支持ピン30が圧入状態となるよう
に、各ピンとほぼ同径の真円状としてもよく、また、梁
200の支持ピン孔203との位置合わせを容易にする
ため、接合方向に遊びを持たせるように、水平方向に長
い長孔状としてもよい(本実施例においては真円状とし
てある)。なお、この固定孔2,支持孔3に貫通する固
定ピン20,支持ピン30も前記接続ピン40と同様、
通常、鋼鉄製のものを用いるが、他の材質のものであっ
てもよい。
【0025】次に、このような構成からなる本実施例の
建築用接合金具の使用態様について図4を参照しつつ説
明する。まず、柱100の上端面に予め交差板10が係
合する交差溝101を形成しておく。この交差溝101
は、柱100の中心で互いに交差するようにして、上端
側から側面まで連通させて形成する。なお、この柱10
0の交差溝101や固定ピン孔102、梁200への結
合溝201,接続ピン孔202及び支持ピン孔203の
加工など各木部材に必要な一切の加工については、全て
作業環境の良い工場等において、あらかじめ行なってお
く。すなわち、これによって施工現場における作業は、
柱100への金具の取付及び梁200の接合作業だけな
り、作業効率の向上を図ることができる。
建築用接合金具の使用態様について図4を参照しつつ説
明する。まず、柱100の上端面に予め交差板10が係
合する交差溝101を形成しておく。この交差溝101
は、柱100の中心で互いに交差するようにして、上端
側から側面まで連通させて形成する。なお、この柱10
0の交差溝101や固定ピン孔102、梁200への結
合溝201,接続ピン孔202及び支持ピン孔203の
加工など各木部材に必要な一切の加工については、全て
作業環境の良い工場等において、あらかじめ行なってお
く。すなわち、これによって施工現場における作業は、
柱100への金具の取付及び梁200の接合作業だけな
り、作業効率の向上を図ることができる。
【0026】次に、施工現場においては、まず、交差板
10の一方の交差板10aの交差孔11にもう一方の交
差板10bを貫入,回転させ、互いに垂直状態に交差さ
せて組み立てる。そして、この組み立てた一組の交差板
10を、柱100に設けた交差溝101の上方から挿し
込み、必要に応じ固定ピン20を柱100の固定ピン孔
102から順次打ち込み、柱100と交差板10の結合
を強固ならしめる。
10の一方の交差板10aの交差孔11にもう一方の交
差板10bを貫入,回転させ、互いに垂直状態に交差さ
せて組み立てる。そして、この組み立てた一組の交差板
10を、柱100に設けた交差溝101の上方から挿し
込み、必要に応じ固定ピン20を柱100の固定ピン孔
102から順次打ち込み、柱100と交差板10の結合
を強固ならしめる。
【0027】次に、図4(a)に示すように、柱100
と梁200を遊びをもたせた状態で位置合わせを行な
い、柱100に取り付けてある交差板10に、梁200
に設けてある結合溝201を係合させる。次いで、図4
(b)に示すように、梁200の側面の接続ピン孔20
2から接続ピン40を、交差板10の誘導孔4の上側の
孔4aに傾斜部40aの部分まで貫通させる。これによ
って梁200は柱100に仮に支持されることになる。
と梁200を遊びをもたせた状態で位置合わせを行な
い、柱100に取り付けてある交差板10に、梁200
に設けてある結合溝201を係合させる。次いで、図4
(b)に示すように、梁200の側面の接続ピン孔20
2から接続ピン40を、交差板10の誘導孔4の上側の
孔4aに傾斜部40aの部分まで貫通させる。これによ
って梁200は柱100に仮に支持されることになる。
【0028】この状態で、梁200を下方かつ柱100
側に動かし、誘導孔4にガイドさせつつ接続ピン40を
誘導孔4の上側の孔4aから下側の孔4bに移動させ、
柱100と梁200の間の遊びをなくし、この状態で接
続ピン40を打ち込んで貫通させる(図4(c)の状
態)。これにより、接続ピン40は上側の孔4aへの移
動が不可能となり下側の孔4bに堅固に固定され、梁2
00を交差板10に結合する。その後、必要に応じ支持
ピン30を梁200の側面の支持ピン孔203から順次
打ち込み、梁200と交差板10の結合をより一層強固
ならしめる。
側に動かし、誘導孔4にガイドさせつつ接続ピン40を
誘導孔4の上側の孔4aから下側の孔4bに移動させ、
柱100と梁200の間の遊びをなくし、この状態で接
続ピン40を打ち込んで貫通させる(図4(c)の状
態)。これにより、接続ピン40は上側の孔4aへの移
動が不可能となり下側の孔4bに堅固に固定され、梁2
00を交差板10に結合する。その後、必要に応じ支持
ピン30を梁200の側面の支持ピン孔203から順次
打ち込み、梁200と交差板10の結合をより一層強固
ならしめる。
【0029】この状態で、柱100と梁200は固定さ
れ、接合が完了する。なお、このようにして接合された
柱100と梁200によれば、梁200の収縮,膨張に
より接合部に遊びが生じた場合、接続ピン40をさらに
打ち込むと、接続ピン40の傾斜部40aが締め代とな
って、さらに締め込むことができる。
れ、接合が完了する。なお、このようにして接合された
柱100と梁200によれば、梁200の収縮,膨張に
より接合部に遊びが生じた場合、接続ピン40をさらに
打ち込むと、接続ピン40の傾斜部40aが締め代とな
って、さらに締め込むことができる。
【0030】このように本実施例の建築用接合金具を用
いれば、二枚一組の交差板10を組み立て、ピンを打ち
込むだけで、ボルト(締着ナット)等の締付け作業を一
切必要とせずに柱100と梁200の接合が行え、ま
た、初めに梁200と柱100とを接続ピン40によっ
て仮に支持した状態で行なえるので、作業環境の悪い施
工現場においても、軸組作業をきわめて容易に行なうこ
とができる。また、軸組作業工程を通して特殊機械等を
一切必要としないことから、工場,設備等を有しない一
般の職人でも、現場における加工が可能となり、広く利
用することができる。
いれば、二枚一組の交差板10を組み立て、ピンを打ち
込むだけで、ボルト(締着ナット)等の締付け作業を一
切必要とせずに柱100と梁200の接合が行え、ま
た、初めに梁200と柱100とを接続ピン40によっ
て仮に支持した状態で行なえるので、作業環境の悪い施
工現場においても、軸組作業をきわめて容易に行なうこ
とができる。また、軸組作業工程を通して特殊機械等を
一切必要としないことから、工場,設備等を有しない一
般の職人でも、現場における加工が可能となり、広く利
用することができる。
【0031】さらに、柱100と梁200への仕口加工
も上述した交差溝101,結合溝201等の簡単なもの
のみですみ、また、木部材の接合部に金具が露出して建
築物の美観を損なうようなこともない。さらに、一組の
交差板10は板状部材に孔を設けただけのきわめて単純
な構造となっているので、製作作業や保管,運搬等も容
易となる。
も上述した交差溝101,結合溝201等の簡単なもの
のみですみ、また、木部材の接合部に金具が露出して建
築物の美観を損なうようなこともない。さらに、一組の
交差板10は板状部材に孔を設けただけのきわめて単純
な構造となっているので、製作作業や保管,運搬等も容
易となる。
【0032】本発明の建築用接合金具は、接合する木部
材の構造又は金具の使用箇所に応じて種々の形状とする
ことができる。例えば図5に示すように、交差板10a
の中心上側にさらに板状部材を、溶接あるいは一体成形
等により設けた形状とすることができる。この場合に
は、同図に示すように、柱100等の縦部材に、さらに
追加して垂直方向への軸組を行なうことができる。
材の構造又は金具の使用箇所に応じて種々の形状とする
ことができる。例えば図5に示すように、交差板10a
の中心上側にさらに板状部材を、溶接あるいは一体成形
等により設けた形状とすることができる。この場合に
は、同図に示すように、柱100等の縦部材に、さらに
追加して垂直方向への軸組を行なうことができる。
【0033】また、例えば、図6に示すように、交差板
10の片側部分を省略することもできる。なお、この場
合には、一方の交差板10aに設けた交差孔1の横孔1
aの一端部が交差板10aの端部に接してしまい、交差
板10の強度が不足したり、横孔1aに亀裂が生じるこ
とがあるので、図7に示すように、交差孔1の横孔1a
を傾斜させることで対応できる。このように交差孔1の
横孔1aを傾斜させると、交差板10aの強度を保持す
ることができる。
10の片側部分を省略することもできる。なお、この場
合には、一方の交差板10aに設けた交差孔1の横孔1
aの一端部が交差板10aの端部に接してしまい、交差
板10の強度が不足したり、横孔1aに亀裂が生じるこ
とがあるので、図7に示すように、交差孔1の横孔1a
を傾斜させることで対応できる。このように交差孔1の
横孔1aを傾斜させると、交差板10aの強度を保持す
ることができる。
【0034】また、この場合、さらに図8に示すよう
に、交差孔1の横孔1aを、対角線上に対向する二つの
固定孔2と連結させることもできる。このようにするこ
とによって、交差板10aの強度を保持できるととも
に、交差板10の組み立て作業が容易となり、交差孔1
の形成も簡単となる。なお、このように交差孔1を傾
斜、あるいは固定孔2と連結して形成することは、交差
板10aの片側部分を省略する場合に限らず、上述した
通常の実施例の場合にも適用できることは言うまでもな
い。
に、交差孔1の横孔1aを、対角線上に対向する二つの
固定孔2と連結させることもできる。このようにするこ
とによって、交差板10aの強度を保持できるととも
に、交差板10の組み立て作業が容易となり、交差孔1
の形成も簡単となる。なお、このように交差孔1を傾
斜、あるいは固定孔2と連結して形成することは、交差
板10aの片側部分を省略する場合に限らず、上述した
通常の実施例の場合にも適用できることは言うまでもな
い。
【0035】さらに、交差板10aを、片端側あるいは
両端側の、上側,下側の任意の方向に延長することもで
きる(図9においては両端側から上下方向に延長)。ま
た交差板10bについても、交差孔1への貫入に支障の
ない部分を任意に延長できる(図9参照)。これによっ
て、柱と梁,桁等の縦部材と横架部材の接合に限らず、
例えば、合掌と方づえ,合掌と筋かい等、接合角度が異
なる斜架部材等さまざまの木部材どうしの接合にも適用
することができる。
両端側の、上側,下側の任意の方向に延長することもで
きる(図9においては両端側から上下方向に延長)。ま
た交差板10bについても、交差孔1への貫入に支障の
ない部分を任意に延長できる(図9参照)。これによっ
て、柱と梁,桁等の縦部材と横架部材の接合に限らず、
例えば、合掌と方づえ,合掌と筋かい等、接合角度が異
なる斜架部材等さまざまの木部材どうしの接合にも適用
することができる。
【0036】なお、このような接合角度の異なる木部
材、例えば、柱と筋かい,合掌と方づえ等の接合におい
ては、交差板10の延長した部分に一辺が円弧状をした
例えば扇形の長孔を形成し、角度調整用の調整孔5とす
ることもできる。すなわち、この場合には、支持孔3に
貫通した支持ピン30が支点となって、調整孔5に貫通
した支持ピン30が調整孔5の円弧状辺にガイドされて
移動することができ、これによって、方づえ等の斜架部
材を任意の角度に調整することができる。
材、例えば、柱と筋かい,合掌と方づえ等の接合におい
ては、交差板10の延長した部分に一辺が円弧状をした
例えば扇形の長孔を形成し、角度調整用の調整孔5とす
ることもできる。すなわち、この場合には、支持孔3に
貫通した支持ピン30が支点となって、調整孔5に貫通
した支持ピン30が調整孔5の円弧状辺にガイドされて
移動することができ、これによって、方づえ等の斜架部
材を任意の角度に調整することができる。
【0037】なお、このように交差板10を延長して柱
100等の縦部材に方づえ等斜架部材を接合する場合、
交差板10の延長した部分が斜架部材からはみ出して露
出してしまうことがある。このような場合には、図9に
示すように、交差板10の延長部分の任意の縁部に切欠
を設けておくことが好ましい。これによって、接合角度
の異なる柱と筋かい,合掌と方づえ等の接合において
も、金具が露出することなく、建築物の美観の向上を図
るることができる。このように本実施例の接合金具によ
れば、あらゆる大きさ,向き,角度の木部材の軸組にも
対応することができる。
100等の縦部材に方づえ等斜架部材を接合する場合、
交差板10の延長した部分が斜架部材からはみ出して露
出してしまうことがある。このような場合には、図9に
示すように、交差板10の延長部分の任意の縁部に切欠
を設けておくことが好ましい。これによって、接合角度
の異なる柱と筋かい,合掌と方づえ等の接合において
も、金具が露出することなく、建築物の美観の向上を図
るることができる。このように本実施例の接合金具によ
れば、あらゆる大きさ,向き,角度の木部材の軸組にも
対応することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の接合金具によれ
ば、簡易かつ小型,軽量な構造の交差板のみによって、
柱と梁,桁等の接合を行なうことができるとともに、軸
組作業もきわめて容易かつ確実なうえ、木部材を強力,
堅固に接合することができる。
ば、簡易かつ小型,軽量な構造の交差板のみによって、
柱と梁,桁等の接合を行なうことができるとともに、軸
組作業もきわめて容易かつ確実なうえ、木部材を強力,
堅固に接合することができる。
【図1】本発明の建築用接合金具の一実施例の分解斜視
図を示す。
図を示す。
【図2】図1の接合金具の正面図を示す。
【図3】図1の接合金具の交差孔の変更実施例の正面図
を示す。
を示す。
【図4】図1の接合金具の取り付け手順を示す、
(a),(b),(c)はそれぞれ一部断面平面図であ
る。
(a),(b),(c)はそれぞれ一部断面平面図であ
る。
【図5】図1の接合金具の結合板の変更実施例の分解斜
視図を示す。
視図を示す。
【図6】図5の接合金具の結合板の変更実施例の分解斜
視図を示す。
視図を示す。
【図7】図6の接合金具の交差孔の変更実施例の分解正
面図を示す。
面図を示す。
【図8】図6の接合金具の交差孔の変更実施例の分解正
面図を示す。
面図を示す。
【図9】本発明の接合金具の結合板の変更実施例の分解
斜視図を示す。
斜視図を示す。
1…交差孔 2…固定孔 3…支持孔 4…誘導孔 5…調整孔 10…交差板 11…交差孔 20…固定ピン 30…支持ピン 40…接続ピン 100…柱 101…交差溝 102…固定ピン孔 200…梁 201…結合溝 202…接続ピン孔 203…支持ピン孔
Claims (6)
- 【請求項1】 木造建築物における木部材間の接合に用
いる金具であって、 一方の交差板に交差孔を設け、他方の交差板に前記交差
孔内での回転を可能とする回転溝を設けた前記木部材の
一方の木部材に係合する二枚一組の交差板と、 この交差板に設けられた孔と、 前記木部材の他方の木部材に穿設したピン孔を介して前
記交差板の孔を貫通するピンと、 を具備したことを特徴とする建築用接合金具。 - 【請求項2】 前記一方の交差板の交差孔が、前記他方
の交差板の短手方向の幅より長い貫入部と短い係止部と
からなり、かつ、この係止部が一方の交差板の短手方向
に形成してある請求項1記載の建築用接合金具。 - 【請求項3】 前記交差板に設けられた孔が、大小二つ
の孔からなる逆ひょうたん形状をした誘導孔であって、
この誘導孔を貫通するピンが、前記大小二つの孔の連結
部幅より大径な部分と小径な部分を有する先細り形状の
ピンである請求項1又は2記載の建築用接合金具。 - 【請求項4】 前記交差板に設けられた孔が、長孔状の
支持孔である請求項1又は2記載の建築用接合金具。 - 【請求項5】 前記結合板に設けられた孔が、一辺が円
弧状の調整孔である請求項1記載の建築用接合金具。 - 【請求項6】 前記交差板に設けられた孔が、請求項
3,4又は5記載のうち二以上の孔の組み合わせからな
る建築用接合金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17761294A JPH0821011A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 建築用接合金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17761294A JPH0821011A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 建築用接合金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0821011A true JPH0821011A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16034055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17761294A Pending JPH0821011A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 建築用接合金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0821011A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103821231A (zh) * | 2014-01-10 | 2014-05-28 | 胡彦泽 | 榫卯连接处榫片在两个相互垂直方向上的榫卯连接结构体系 |
CN105178448A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-23 | 沈阳建筑大学 | 木结构建筑梁柱连接节点结构 |
CN110344498A (zh) * | 2019-07-13 | 2019-10-18 | 华北水利水电大学 | 一种复合梁以及复合梁与柱节点连接装置 |
CN110439126A (zh) * | 2019-08-19 | 2019-11-12 | 塔里木大学 | 一种超高性能混凝土预制构件节点 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP17761294A patent/JPH0821011A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103821231A (zh) * | 2014-01-10 | 2014-05-28 | 胡彦泽 | 榫卯连接处榫片在两个相互垂直方向上的榫卯连接结构体系 |
CN105178448A (zh) * | 2015-09-28 | 2015-12-23 | 沈阳建筑大学 | 木结构建筑梁柱连接节点结构 |
CN110344498A (zh) * | 2019-07-13 | 2019-10-18 | 华北水利水电大学 | 一种复合梁以及复合梁与柱节点连接装置 |
CN110344498B (zh) * | 2019-07-13 | 2020-07-17 | 华北水利水电大学 | 一种复合梁以及复合梁与柱节点连接装置 |
CN110439126A (zh) * | 2019-08-19 | 2019-11-12 | 塔里木大学 | 一种超高性能混凝土预制构件节点 |
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