JP3014220U - 木造建築物の屋根構造 - Google Patents

木造建築物の屋根構造

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JP3014220U JP1995001000U JP100095U JP3014220U JP 3014220 U JP3014220 U JP 3014220U JP 1995001000 U JP1995001000 U JP 1995001000U JP 100095 U JP100095 U JP 100095U JP 3014220 U JP3014220 U JP 3014220U
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繁雄 呉屋
繁 呉屋
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繁雄 呉屋
繁 呉屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築強度を維持して、屋根裏空間を広く確保
し、製作コストも低い。 【構成】 柱1の上端に水平に固定される軒桁10と、
軒桁に水平に固定される陸梁20と、山形に組まれ、山
形の裾部が軒桁と陸梁の接合部に搭載される、二以上が
平行に配設された合掌30と、合掌の山形の合わせ目に
嵌合して屋根の最上部に位置する棟木40と、棟木と平
行して合掌に固定される母屋51と、二以上の合掌の間
で山形に組まれ、中間部分が母屋の天端に保持されるた
る木50と、たる木の天端に固定される野地板60とを
組み合わせてなる屋根構造において、母屋が合掌間に架
設されて母屋の天端が合掌の天端より低く位置し、合掌
の天端とたる木の天端とが同一面上の高さにあり、野地
板が合掌及びたる木の天端に直接固定されるとともに、
合掌と陸梁及び合掌の合わせ目が、それぞれ接合部材7
0,接合部材90により、引き寄せられた状態で圧着接
合してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、木造建築物の屋根構造に関し、特に、屋根構造の強度を低下させる ことなく屋根裏空間を広く確保でき、かつ、製作コストも低くすることができる 木造建築物の屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住居用家屋等の木造建築物の屋根構造は、棟木と合掌,軒桁,陸梁, 母屋,たる木及び野地板等が木材軸組工法により組み立てられており、具体的に は図10に示すような構成となっている。
【0003】 すなわち、同図に示すように、屋根部最下端には、柱101上に搭載,固定さ れた軒桁110及び陸梁120が位置し、これら軒桁110及び陸梁120の上 方には、山形に組み合わせて屋根の傾斜面の枠となる合掌130が数組平行に配 設され、当該山形裾部は軒桁及び陸梁の接合部に保持されている。 そして、当該合掌の山形合わせ目には屋根の最上部に位置する棟木140が嵌 合している。
【0004】 合掌130の上面には、棟木140及び軒桁110と平行に、たる木150を 受けるための母屋151がころび止め152に保持されつつ複数本配設してあり 、この母屋151の天端に、合掌130と平行に棟木140から軒桁110に渡 した屋根板受け用のたる木150が複数本配設されている。
【0005】 たる木150の天端には、屋根ふきの下地材となる野地板(屋根板)160が 打ち付けられている。 さらに、合掌130と陸梁120の間には、真束200及び二重梁201,方 づえ202,対束203,筋違204,はさみ方づえ205等の補強部材が施さ れ、これにより屋根構造が完成している。(なお、本明細書中では、合掌,母屋 ,たる木等、木部材の上面を「天端」という。)
【0006】 ところで、このような我が国の木造建築技術は、独自の伝統と優れた特色を有 し、それが現代の建築に脈々と受け継がれているものであるが、その一方で、時 代の推移により、木造建築物にも以下のような様々な要請がもたらされており、 従来からの木造建築技術においても、かかる要請に応える必要が生じている。
【0007】 すなわち、近年の地価高騰や建築資材の高価格化等により、特に一般住居用の 建築物においては、低コスト,早期竣工の要請が強くなってきている。 また、限られた土地の有効利用を図るべく、建築物の強度を維持あるいは向上 しつつ、徹底した省スペース化,空間の有効利用を図る等の要請も強い。
【0008】 このため、建築物の強度を低下させることなく、使用する木部材の種類や量の 節約,減少を図るとともに、空間の有効利用、特に従来デッドスペースと考えら れてきた屋根裏空間に対する見直しが求められるようになってきている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の木造建築の屋根構造では、多種多量の木 部材を使用する伝統的な軸組工法が採用されているため、例えば合掌を支持,固 定するために、合掌と陸梁の間に真束や二重梁,方づえ,対束,筋違,はさみ方 づえ等の種々の補強部材が配設されており、また、母屋を固定するためのころび 止め等の本質的でない木部材も多数使用されていた。
【0010】 このため、建築物の強度を維持するためには、木部材の種類,量が必然的に多 くなり、コスト高や作業長期化等の原因ともなる一方、屋根裏部分については、 方づえ等の補強部材によって占められてほとんど使用することができず、使用で きたとしても物置程度のスペースしかとれないというのが現状であった。
【0011】 従って、このような従来の木造建築の屋根構造では、低コストや早期竣工、あ るいは省スペース化といった要請への対応は、きわめて困難であるという問題が 発生した。
【0012】 また、このように多種,多量な木部材を組み合わせても、例えば、屋根瓦を支 える野地板はたる木に固定されているのみであったり、軒桁と陸梁,合掌と陸梁 等の接合の多くは、仕口加工として傾ぎ入れ,短ほぞ差しを接合面に施して接合 するのみであったため、その後補助的に各木部材の外部からボルトを通して締め 付けることは行なわれていたが、かかる従来の軸組工法では、建築物の強度にお のずと限界があった。
【0013】 本考案は、このような従来技術が有する問題を解決するために提案されたもの であり、少ない種類,量の木部材のみによって、屋根裏空間を広く確保でき、製 作コストも低く、かつ、軸組作業も容易迅速に行なうことができ、建築強度も堅 固に維持することができる木造建築物の屋根構造の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案の請求項1記載の木造建築物の屋根構造は、柱 の上端に水平に搭載,固定される軒桁と、この軒桁に水平に固定される陸梁と、 山形に組まれるとともに、山形の裾部が前記軒桁と陸梁の接合部に搭載される、 少なくとも二以上が平行に配設された合掌と、この合掌の山形頂部の合わせ目に 嵌合して、屋根の最上部に位置する棟木と、前記軒桁及び前記棟木と平行して前 記合掌に固定される母屋と、前記二以上の合掌の間で山形に組まれるとともに、 中間部分が前記母屋の天端に保持されるたる木と、このたる木の天端に固定され る屋根ふき用の野地板と、を組み合わせてなる木造建築物の屋根構造において、 前記母屋が、前記二以上の合掌の間に架設され、かつ、当該母屋の天端が、前記 合掌の天端より低い高さに位置するとともに、前記合掌の天端と前記たる木の天 端とが同一面上の高さにあり、前記野地板が前記合掌及び前記たる木の天端に直 接固定され、前記合掌と前記陸梁とが、接合部材により互いに引き寄せられた状 態で圧着接合され、前記合掌の山形の合わせ目が、接合部材により棟木を挾んで 互いに引き寄せられた状態で圧着接合された構成としてある。
【0015】 また、請求項2記載の木造建築物の屋根構造は、前記合掌の合わせ目に、前記 棟木が嵌合する腰掛けを形成した構成としてある。
【0016】 また、請求項3記載の木造建築物の屋根構造は、前記合掌の腰掛けの中心に、 垂直方向に介在する介木を具備した構成としてある。
【0017】 さらに、請求項4記載の木造建築物の屋根構造は、前記合掌と前記陸梁とを接 合する接合部材が、前記合掌に設けた孔に嵌通可能な筒状に形成した金具本体と 、前記合掌の孔と直交した孔に嵌入するピンが貫通する、前記金具本体の一端側 近傍の側部に穿設した長孔と、前記金具本体の一端側に螺合し、締め込んだとき に先端が前記ピンと当接する締付けボルトと、前記金具本体の他端側近傍に穿設 したボルトの貫通する貫通孔と、前記陸梁の側面を挟持可能に前記貫通孔の両側 に対向して配設される二枚一対の板状部材であって、長手方向の対応する一側に は前記貫通孔を貫通するボルトの取り付けられるボルト孔が、他側には陸梁を貫 通するボルトの取り付けられる固定孔が、少なくとも一箇所ずつ穿設してある固 定板と、前記貫通孔と前記ボルト孔の間に介在するとともに、前記貫通孔を貫通 するボルトが貫通自在な一対のスリーブと、からなり、前記締付けボルトを締め 付けることにより、前記合掌と前記陸梁とが前記長孔を貫通したピンと前記固定 孔を貫通したボルトに挟持されて互いに引き寄せられた状態で圧着接合された構 成としてある。
【0018】 また、請求項5記載の木造建築物の屋根構造は、前記合掌の山形合わせ目を接 合する接合部材が二組の固定具からなり、これら固定具はそれぞれ、前記合掌の 側面を挾持可能に対向して配設される二枚一対の板状部材と、前記一対の板状部 材の長手方向両側に対応して穿設したボルト孔と、前記ボルト孔のいずれか一方 に取り付けられるボルトの外周に遊嵌するスリーブと、このスリーブに遊嵌する アンカーボックスと、からなり、前記アンカーボックス同士が対向するよう前記 二組の固定具を配設するとともに、前記一対の板状部材のアンカーボックスを有 しない側のボルト孔に、前記一対の合掌に貫通するボルトをそれぞれ嵌入し、か つ、前記アンカーボックス同士を連結ボルトで連結して締め付けることにより、 前記合掌の山形の合わせ目が互いに引き寄せられた状態で圧着接合された構成と してある。
【0019】 さらに、請求項6記載の木造建築物の屋根構造は、前記合掌及び軒桁に設けた 貫通孔及び固定穴に嵌入可能な筒状に形成した金具本体と、前記合掌の孔と直交 した孔に嵌入するピンが貫通する前記金具本体の一端側近傍の側部に穿設した長 孔と、前記金具本体の一端側に螺合し、締め込んだときに先端が前記ピンと当接 する締付けボルトと、この金具本体の他端側近傍に穿設した前記軒桁の穴を直交 して貫通するボルトの貫通する貫通孔と、からなる接合部材により、前記締付け ボルトを締め付けることにより、前記合掌と前記軒桁とが前記長孔を貫通したピ ンと前記貫通孔を貫通したボルトに挟持されて互いに引き寄せられた状態で圧着 接合された構成としてある。
【0020】
【作用】
上記構成からなる本考案の木造建築物の屋根構造によれば、母屋が合掌間に架 設して設けられ、たる木の天端が合掌の天端と同一の高さとなるため、野地板を 合掌及びたる木に直接固定することができ、また、接合部材により、合掌が棟木 を挾んで互いに引き寄せられるとともに、合掌と陸梁も互いに引き寄せらた状態 で接合されるので、ころび止めや、方づえや二重梁等の補強部材を設けることな く、建築物の強度の向上を図ることができる。
【0021】 このように、接合部材により木部材間の接合強度を堅固に維持することができ るので、使用する木部材の種類,量も非常に少なくすることができるとともに、 竣工までの期間も短縮することができ、また、屋根裏に方づえ等の補強部材等が 存在しないので、屋根裏空間も棟木及び合掌の高さまで自由に使用することがで きる。
【0022】 また、合掌の合わせ目に設けた腰掛けが、合掌と棟木を接合する際の位置合わ せのガイドとなるとともに、腰掛け中心に介在する介木が合掌同士の合わせ目の 位置合わせのガイドとなるので、軸組が容易,迅速かつ確実,堅固に行なうこと ができる。
【0023】
【実施例】
以下、本考案の木造建築物の屋根構造の一実施例について、図面を参照して説 明する。 図1は、本実施例に係る木造建築物の屋根構造を示す全体斜視図であり、図2 は、図1に示す屋根構造の概略正面図である。
【0024】 同図において、10は軒桁で、柱1の上端に水平に搭載,固定されている。 20は陸梁で、軒桁10と直交して柱1に固定されている。 30は合掌で、柱1の上方において山形に組まれるとともに、当該山形の裾部 が軒桁10と陸梁20の接合部に搭載されて屋根傾斜面の枠を構成しており、図 1に示すように、少なくとも二以上が配設されている。
【0025】 ここで、合掌30と陸梁20,合掌30と軒桁10は、図1ないし図2に示す ように、後述する接合部材70及び接合部材80により互いに引き寄せられた状 態で圧着接合されている。 なお、図3に示すように、本実施例における合掌30は、二枚以上の合板製に より形成してあるが、これを一枚の板によって形成することもできる。
【0026】 合掌30の山形頂部の合わせ目には、屋根の最高部に位置する棟木40が嵌合 することにより配設してある。 この合掌30の棟木40との嵌合部には、図3に示すように、腰掛け31が形 成してある。
【0027】 同図に示すように、腰掛け31は、合掌30の合せ目中心の上端から垂直方向 にスリット状に形成した、棟木40が嵌合可能な溝部であり、この腰掛け31に 棟木40が高さ方向に嵌合することで、棟木40の底面が腰掛け31の底部に保 持されるとともに、棟木40の側面が腰掛け31の立面部に挾持される。 これにより、合掌30と棟木40とは嵌合状態となって固定される。 なお、この腰掛け31の溝の深さは、挾持する棟木40の高さと同じとし、ま た溝の幅は、棟木40の幅とほぼ同一に形成しておく。
【0028】 腰掛け31には、合掌30の合わせ目の位置合わせ及びずれ防止のため、垂直 方向に介木32が介在して配設してある。 この介木32は、本実施例においては、図3あるいは図7に示すように、四角 柱形状に形成してある。 ただし、少なくとも腰掛け31側に突出しない形状であれば、本実施例のもの に限定されることはなく、これ以外にも、例えば、円柱状や直方体状の介木とし てもよい。
【0029】 一方、棟木40の両側面には、たる木受け41が、棟木40の側面下端に沿っ て配設されている。 このたる木受け41には、図3に示すように、合掌30の合わせ目と棟木40 とが嵌合できるように大入42が形成してある。 この大入42の幅は、合掌30の板厚とほぼ同じ大きさに形成してある。
【0030】 ここで、棟木40にたる木受け41を設けるに当たって、本実施例では、図3 に示すように、棟木40に別体のたる木受け41を釘打ち等により固着して設け てあるが、これは一例であり、これ以外にも、例えば、棟木40自体にたる木受 けを一体加工により設けるようすることもできる。 なお、図1ないし図2に示すように、合掌30の合わせ目は、後述する接合部 材90によって、棟木40を挾んで互いに引き寄せられた状態で圧着接合されて いる。
【0031】 50はたる木で、二以上の合掌30の各間で棟木40を挾んで山形に組まれる 、二枚一対の部材からなり、当該合掌30と平行に少なくとも二以上が配設され いる。 このたる木50の山形頂部は棟木40のたる木受け41に固定されており、山 形裾部は軒桁10により保持されている。
【0032】 さらに、たる木50の中間部分は、撓み等を防止するため、下側から母屋51 により保持されている。 母屋51は、図1及び図4に示すように、軒桁10及び棟木40と平行に、二 以上の合掌30の間に架設されており、かつ、その天端が、合掌30の天端より 低い高さになっている。 そして、この母屋51に保持されるたる木50は、たる木受け41及び軒桁1 0に搭載,固定した際に、天端が合掌30の天端と同一の高さとなるように形成 してある。
【0033】 すなわち、たる木50の中間部分を保持する母屋51が、たる木50の下面側 から架設され、かつ、その天端が架設された合掌30の天端より低い高さの位置 で固定されている。 これによって、この母屋51に保持された際に、たる木50の天端が、合掌3 0の天端と同一面上の高さになるように、たる木50を形成することが可能とな ったものである。
【0034】 従来、母屋は合掌の天端に固定されているのが通常で、たる木はその母屋の天 端に搭載されていたため、たる木の天端が合掌の天端と同一の高さとなることは 不可能であった。 本実施例においては、母屋51を合掌30間に架設して設けてあるため、合掌 30とたる木50の天端を同一面上とすることを可能としたものである。
【0035】 なお、本実施例においては、母屋51は合掌30の間に架設して固定してある ので、従来工法において用いられていたような母屋固定用のころび止め等の部材 は必要なくなる。 また、本実施例では、木部材による母屋51を採用しているが、たる木50の 天端を合掌30の天端と同一面上に維持しつつ、たる木50の底面を保持するこ とができれば、これに限定されず、例えば棒状の金具やパイプ等を用いて木製の 母屋に代えることもできる。
【0036】 60は屋根ふき用の野地板で、たる木50の天端に配設,固定されている。 ここで、上述のように、たる木50と合掌30の天端は同一面となっているの で、野地板60は、たる木50のみならず、合掌30の天端にも直接搭載,固定 される。
【0037】 従来、野地板は、たる木のみに固定されていたため、屋根構造の強度の面から はほとんど重要な意味を持たないものであった。これを、本実施例の屋根構造で は、たる木50のみならず合掌30にも一体として直接固定するようにしたので 、野地板60が、屋根構造の強度の向上にも資することとなった。
【0038】 なお、一般に野地板のたる木への固定は、通常釘打ちにより行なわれているが 、本実施例においても、たる木50及び合掌30に直接釘打ちすることにより固 定している。
【0039】 次に、本実施例において各木部材を接合している接合部材70,80及び90 について説明する。
【0040】 まず、合掌30と陸梁20を接合する接合部材70について図5及び図6を参 照して説明する。 図5は、接合部材70を示す全体分解斜視図で、図6はこの接合部材70を用 いて木部材を接合した状態を示す一部截断側面図である。 これらの図において、71は金具本体で、合掌30に設けた孔に嵌通可能な筒 状に形成してある。 この金具本体71の一端側近傍には、合掌30の孔と直交した孔に嵌入するピ ン73aが貫通する長孔72が穿設してある。
【0041】 73は締付けボルトで、金具本体71の一端側に螺合し、締め込んだときに先 端がピン73aと当接するようになっている。 74は貫通孔で、金具本体71の他端側近傍に穿設したボルト74aが貫通す る。
【0042】 75は二枚一対の板状部材からなる固定板で、貫通孔74の両側に陸梁20の 側面を挟持可能に対向して配設されている。 この固定板75の長手方向の対応する一側には、貫通孔74を貫通するボルト 74aの取り付けられるボルト孔76が、他側には、陸梁20を貫通するボルト 77aの取り付けられる固定孔77が、少なくとも一箇所ずつ穿設してある。
【0043】 78は一対のスリーブで、金具本体71の貫通孔74と固定板75のボルト孔 76の間に介在するとともに、貫通孔74を貫通するボルト74aが貫通自在な 筒状となっている。 そして、一対の固定板75を貫通したボルト74a及びボルト77aには、そ れぞれナット74b及びナット77bが螺合し、固定板75に固定される。
【0044】 なお、この接合部材70は、接合する合掌30と陸梁20に必要な接合強度に 応じて、金具本体71の長さや固定板75の長さ,幅あるいは貫通するボルトの 数を適宜変更することができる。
【0045】 また、この接合部材70は、合掌30と陸梁20とを互いに引き寄せ得るもの であれば、特にその構成,手段等には限定されない。 従って、本実施例において用いている図5に示すものは、接合手段の一例であ って、他の手段によることも可能である。
【0046】 次に、合掌30と軒桁10を接合する接合部材80について説明する。 この接合部材80は、図6に示すように、上述した接合部材70の金具本体7 1と同様の構成となっている。
【0047】 すなわち、接合部材80は、上述した接合部材70と同様、接合する合掌30 及び軒桁10にそれぞれ設けた貫通孔及び固定穴に嵌通可能な筒状に形成した金 具本体81と、合掌30の貫通孔と直交した孔に嵌入するピン83aが貫通する 金具本体81の一端側近傍の側部に穿設した長孔82と、金具本体81の一端側 に螺合し、締め込んだときに先端がピン83aと当接する締付けボルト83と、 金具本体81の他端側近傍に穿設した軒桁10の固定穴を直交して貫通するボル ト84aの貫通する貫通孔84とで構成してある。
【0048】 なお、この接合部材80についても、上述した接合部材70と同様に、接合す る合掌30と軒桁10に必要な接合強度に応じて、金具本体81の長さ等を適宜 変更することができる。 また、この接合部材80以外でも、軒桁10と合掌30とを互いに引き寄せ得 るその他の手段があれば、特にその構成,手段等に限定はない。
【0049】 次に、合掌30の山形の合わせ目を接合する接合部材90について説明する。 この接合部材90は、図7に示すように、上述した接合部材70の固定板71 と同様の構成からなる二組の固定具91a,91bを、一本の連結ボルト97に より連結した構成となっている。 すなわち、接合部材90は、接合する合掌30のそれぞれに固定される二組の 固定具91a,91bが連結ボルト99で連結されることにより、合掌30の合 わせ目を圧着接合している。
【0050】 両固定具91a,91bはそれぞれ、合掌30の側面を挾持可能に対向して配 設される二枚一対の板状部材92a,92bからなり、この一対の板状部材92 には、長手方向両側の対応する位置にボルト孔93a,94a、93b,94b が穿設してある。
【0051】 このボルト孔93,94のいずれか一方(本実施例ではボルト孔93)には、 ボルト95a,95bが貫通してナットで固定されるとともに、このボルト95 a,95bの外周には、スリーブ97a,97bが遊嵌して配設され、二枚一対 の板状部材92の対向面内側に介在している。 また、スリーブ97の外周には、アンカーボックス98a,98bが移動自在 に遊嵌している。
【0052】 そして、このアンカーボックス98a,98b同士が対向するように二組の固 定具91a,91bを配設するとともに、一対の板状部材92のアンカーボック ス98を有しない側のボルト孔94に、合掌30を貫通したボルト96a,96 bをそれぞれ嵌入してナットで固定し、両固定具91a,91bを合掌30に固 定する。
【0053】 この状態で、両アンカーボックス98a,98bをスリーブ97の遊嵌方向と 直交して貫通する一本の連結ボルト97で連結して締め付けることにより、一対 の合掌30は、それぞ固定具91a,91bで挟持され、これにより合掌30は 互いに引き寄せられた状態で圧着接合される。
【0054】 なお、この接合部材90は、ボルト95とスリーブ97及びアンカーボックス 98とがそれぞれ遊嵌状態、すなわち回動自在になっているので、図8に示すよ うに、合掌30の大きさや山形の角度等に応じて、固定具91の向きを変えるこ とができ、接合部材90の最適な固定位置を選択することが可能となる。
【0055】 また、接合強度に応じて、板状部材92に貫通するボルトの数を適宜増やすこ ともでき、図8の場合は、合掌30を貫通するボルト96を接合部材90の側面 の三箇所ずつに設けてある。 さらに、必要に応じて板状部材92の長さや幅を変更することも可能である。
【0056】 この接合部材90についても、上述した接合部材70,80と同様に、合掌3 0の合わせ目を互いに引き寄せ得るものであれば、特にその構成,手段等に限定 はない。 従って、図7又は図8に示すような接合部材以外にも、例えば、図9に示すよ うに、横梁等の木部材と上述した接合部材80と同様の構成からなる棒状金具を 組み合わせた接合手段のような構成とすることもできる。
【0057】 次に、このような接合部材70,80,90を用いて各木部材を接合する手順 を説明する。 まず、図6を参照して、接合部材70を用いて合掌30と陸梁20を接合する 場合を説明する。
【0058】 まず、あらかじめ、固定板75の一側のボルト孔76から固定用のボルト74 aを挿入し、一対のスリーブ78と金具本体71の貫通孔74を貫通して、ナッ トナット74bを締め込んで、金具本体71と固定板75とを連結しておく。 また、締付けボルト73も、金具本体71の一側に螺合させておく。
【0059】 次に、合掌30と陸梁20とを屋根構造に従って組み合わせる。 次いで、金具本体71を合掌30に設けた孔に陸梁20側から嵌入するととも に、合掌30に貫設したピン貫通用の孔にピン73aを嵌入して、金具本体71 の長孔72に貫通させて、金具本体71を合掌30に固定する。
【0060】 一方、二枚一対の固定板75により陸梁20を挟持するとともに、他側の固定 孔77から陸梁20を貫通してボルト77aを打ち込んでナット77bで固定し 、固定板75を陸梁20に固定する。 この状態で、合掌30の金具本体71が嵌入している孔から、金具本体71の 一端側に螺合してある締付けボルト73を締め付ける。
【0061】 締付けボルト73を締め付けることにより、ピン73aのほぼ中央を締付けボ ルト73の先端が押圧するので、この状態でなおも締付けボルト73を締め付け ると、金具本体71が図6におけるA方向に引張られ、合掌30と陸梁20が、 長孔72に貫通したピン73aと固定孔77のボルト77aによって挟持されて 互いに引き寄せられた状態となり、堅固に圧着接合される。
【0062】 なお、ピン73aやボルト74a,77aの貫通する貫通孔等、各木部材への 必要な加工及び接合部材の連結は、施工現場で行うこともできるが、あらかじめ 作業環境のよい工場等で行っておくことが作業効率の面から好ましい。 このようにすると、施工現場では接合部材70を用いて合掌30と陸梁20を 接合するだけとなり、作業コストの軽減を図ることができる。
【0063】 また、他の接合部材80及び90の場合には、例えば接合部材80の場合には 、上述した接合部材70の金具本体71の取付手順と同様にして、また接合部材 90の場合には、接合部材70の固定板75の取り付け手順と同様にして、図6 に示す合掌30と軒桁10の接合や、図7,図8に示す合掌30合せ目の接合を 行なうことができる。
【0064】 このように本実施例の木造建築物の屋根構造によれば、接合部材70,80に よって、合掌30と陸梁20及び合掌30と軒桁10が互いに引き寄せられると ともに、接合部材90によって、合掌30が棟木40を挾んで互いに引き寄せら れて圧着接合するので、方づえや二重梁等の補強部材等、従来多種多量に用いら れていた木部材を一切設ける必要がなくなる。 また、たる木50の天端が合掌30の天端と同一の高さとなるため、野地板6 0を合掌30及びたる木50に直接固定することができる。
【0065】 これによって、使用する木部材の種類,量を非常に少なくすることができると 同時に、建築物の強度の維持,向上を図ることもできる。 従って、竣工までの期間も短縮化され、また、屋根裏に方づえ等の補強部材等 が全く存在しないので、屋根裏空間も棟木40及び合掌30の高さまで自由に使 用することができる。
【0066】 また、棟木40の側面に沿って配設されたたる木受け51の大入52と、合掌 30の合わせ目の腰掛け31とが、合掌30と棟木40を接合する際の位置合わ せのガイドとなり、また、腰掛け31の中心に介在する介木32が合掌同士の合 わせ目の位置合わせのガイドとなるとともに、補強材ともなるので、軸組作業を 容易,迅速かつ確実に行なうことができるという効果もある。
【0067】 さらに、本実施例の接合部材を用いると、接合部材70を構成する金具本体7 1と固定板75によって、接合部材80及び90をも構成することができるので 、一つの接合手段、すなわち接合部材70によって、あらゆる部分の木部材の接 合に対応することができるという効果も有している。
【0068】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の木造建築物の屋根構造によれば、少ない種類,量 の木部材のみによって、屋根裏空間を広く確保でき、製作コストも低く、かつ、 軸組作業も容易迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る木造建築物の屋根構造
を示す全体斜視図である。
【図2】図1に示す屋根構造の概略正面図である。
【図3】図1に示す屋根構造の合掌と棟木を示す一部分
解斜視図である。
【図4】図1に示す屋根構造の合掌と母屋,たる木及び
野地板を示す一部断面側面図である。
【図5】図1に示す屋根構造の合掌と陸梁を接合する接
合部材を示す全体分解斜視図である。
【図6】図1に示す屋根構造の合掌と陸梁及び軒桁を接
合部材により接合した状態を示す一部断面側面図であ
る。
【図7】(a)は、図1に示す屋根構造の合掌の合わせ
目を接合部材により接合した状態を示す一部截断正面図
である。(b)は、(a)に示す接合部材の連結した状
態を示す一部截断平面図である。
【図8】図8に示す接合部材の変更実施例を示す、
(a)は、合わせ目を接合部材により接合した状態を示
す一部截断正面図、(b)は、(a)に示す接合部材の
連結した状態を示す一部截断平面図である。
【図9】図1に示す屋根構造の合掌の合わせ目を他の接
合部材により接合した状態を示す一部断面正面図であ
る。
【図10】従来の木造建築物の屋根構造を示す概略正面
図である。
【符号の説明】
10…軒桁 20…陸梁 30…合掌 40…棟木 50…たる木 51…母屋 60…野地板 70…接合部材 71…金具本体 72…長孔 73…締付けボルト 74…貫通孔 75…固定板 78…スリーブ 80…接合部材 90…接合部材 98…アンカーボックス 99…連結ボルト

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱の上端に水平に搭載,固定される軒桁
    と、この軒桁に水平に固定される陸梁と、山形に組まれ
    るとともに、山形の裾部が前記軒桁と陸梁の接合部に搭
    載される、少なくとも二以上が平行に配設された合掌
    と、この合掌の山形頂部の合わせ目に嵌合して、屋根の
    最上部に位置する棟木と、前記軒桁及び前記棟木と平行
    して前記合掌に固定される母屋と、前記二以上の合掌の
    間で山形に組まれるとともに、中間部分が前記母屋の天
    端に保持されるたる木と、このたる木の天端に固定され
    る屋根ふき用の野地板と、を組み合わせてなる木造建築
    物の屋根構造において、 前記母屋が、前記二以上の合掌の間に架設され、かつ、
    当該母屋の天端が、前記合掌の天端より低い高さに位置
    するとともに、 前記合掌の天端と前記たる木の天端とが同一面上の高さ
    にあり、 前記野地板が前記合掌及び前記たる木の天端に直接固定
    され、 前記合掌と前記陸梁とが、接合部材により互いに引き寄
    せられた状態で圧着接 合され、前記合掌の山形の合わせ目が、接合部材により
    棟木を挾んで互いに引き寄せられた状態で圧着接合され
    たことを特徴とする木造建築物の屋根構造。
  2. 【請求項2】 前記合掌の合わせ目に、前記棟木が嵌合
    する腰掛けを形成した請求項1記載の木造建築物の屋根
    構造。
  3. 【請求項3】 前記合掌の腰掛けの中心に、垂直方向に
    介在する介木を具備した請求項2記載の木造建築物の屋
    根構造。
  4. 【請求項4】 前記合掌と前記陸梁とを接合する接合部
    材が、 前記合掌に設けた孔に嵌通可能な筒状に形成した金具本
    体と、 前記合掌の孔と直交した孔に嵌入するピンが貫通する、
    前記金具本体の一端側近傍の側部に穿設した長孔と、 前記金具本体の一端側に螺合し、締め込んだときに先端
    が前記ピンと当接する締付けボルトと、 前記金具本体の他端側近傍に穿設したボルトの貫通する
    貫通孔と、 前記陸梁の側面を挟持可能に前記貫通孔の両側に対向し
    て配設される二枚一対の板状部材であって、長手方向の
    対応する一側には前記貫通孔を貫通するボルトの取り付
    けられるボルト孔が、他側には陸梁を貫通するボルトの
    取り付けられる固定孔が、少なくとも一箇所ずつ穿設し
    てある固定板と、 前記貫通孔と前記ボルト孔の間に介在するとともに、前
    記貫通孔を貫通するボルトが貫通自在な一対のスリーブ
    と、からなり、 前記締付けボルトを締め付けることにより、前記合掌と
    前記陸梁とが前記長孔を貫通したピンと前記固定孔を貫
    通したボルトに挟持されて互いに引き寄せられた状態で
    圧着接合された請求項1,2又は3記載の木造建築物の
    屋根構造。
  5. 【請求項5】 前記合掌の山形合わせ目を接合する接合
    部材が二組の固定具からなり、 これら固定具はそれぞれ、 前記合掌の側面を挾持可能に対向して配設される二枚一
    対の板状部材と、 前記一対の板状部材の長手方向両側に対応して穿設した
    ボルト孔と、 前記ボルト孔のいずれか一方に取り付けられるボルトの
    外周に遊嵌するスリーブと、 このスリーブに遊嵌するアンカーボックスと、からな
    り、 前記アンカーボックス同士が対向するよう前記二組の固
    定具を配設するとともに、前記一対の板状部材のアンカ
    ーボックスを有しない側のボルト孔に、前記一対の合掌
    に貫通するボルトをそれぞれ嵌入し、かつ、前記アンカ
    ーボックス同士を連結ボルトで連結して締め付けること
    により、前記合掌の山形の合わせ目が互いに引き寄せら
    れた状態で圧着接合された請求項1,2,3又は4記載
    の木造建築物の屋根構造。
  6. 【請求項6】 前記合掌及び軒桁に設けた貫通孔及び固
    定穴に嵌入可能な筒状に形成した金具本体と、 前記合掌の孔と直交した孔に嵌入するピンが貫通する前
    記金具本体の一端側近傍の側部に穿設した長孔と、 前記金具本体の一端側に螺合し、締め込んだときに先端
    が前記ピンと当接する締付けボルトと、 この金具本体の他端側近傍に穿設した前記軒桁の穴を直
    交して貫通するボルトの貫通する貫通孔と、からなる接
    合部材により、 前記締付けボルトを締め付けることにより、前記合掌と
    前記軒桁とが前記長孔を貫通したピンと前記貫通孔を貫
    通したボルトに挟持されて互いに引き寄せられた状態で
    圧着接合された請求項5記載の木造建築物の屋根構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016108890A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 株式会社エヌ・シー・エヌ 屋根構造

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