JPH017765Y2 - - Google Patents

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JPH017765Y2
JPH017765Y2 JP1982185958U JP18595882U JPH017765Y2 JP H017765 Y2 JPH017765 Y2 JP H017765Y2 JP 1982185958 U JP1982185958 U JP 1982185958U JP 18595882 U JP18595882 U JP 18595882U JP H017765 Y2 JPH017765 Y2 JP H017765Y2
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JP
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parts
biting
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building
architectural
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JP1982185958U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築用接合具、詳しくは木造建築の
たる木ともやのような互に直交する建築用部材の
接合に用いる建築用接合具に関するものである。
従来のこの種の建築用接合具としては第1図に
示すような手違いかすがい1が用いられていた。
この手違いかすがい1は丸棒材をそのまゝに利
用し、たる木、もやに打ち込む部分2が断面円形
であるために、この部分2をたる木やもやに打ち
込んだ場合、たる木やもやに亀裂が生じ、たる木
ともやの接合が不完全になる不具合があつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、たる木ともやのよ
うな互に直交する建築用部材の接合を確実に且つ
完全に行うことが可能な建築用接合具を提供する
ことにある。
以下、本考案を第2図以下を参照して説明す
る。図面中3は建築用接合具である。この建築用
接合具3は接合本体4を備えており、この接合本
体4は、鉄製の平板材より成り、その中間部、例
えば中央部において90度ひねつてあつて、この中
央部を境にして左右に90度の位相差をもつ当接部
5,6にしてあり、また当接部5,6の先部は当
接部5,6に対して90度の角度で折曲げられて喰
込部7,8が形成してある。
接合本体4の当接部5,6には複数の釘孔9が
設けてあり、また当接部5,6から喰込部7,8
にかけての折曲部10に補強部11が形成してあ
る。
また喰込部7,8の先端部には尖鋭状の矢先部
12が形成され、この矢先部12の両側部に切込
み13による返り部14が形成してある。なお矢
先部12は、第5図のように、切込み13を入れ
ることなく返り部14を形成してもよい。
更に喰込部7,8には孔15が形成してある。
このように構成された建築用接合具3は、たる
木のような建築用部材16とその建築用部材16
と直交するもやのような建築用部材17の接合に
用いられる。
すなわち、建築用接合具3の一方の喰込部7を
一方の建築用部材16に打込み喰い込ませ、他方
の喰込部8を他方の建築用部材17に打込み喰い
込ませて一方の当接部5を一方の建築用部材16
に、また他方の当接部6を他方の建築用部材17
にそれぞれ当接し釘孔9に挿入した釘18をそれ
ぞれの建築用部材14,17に打込んで建築用接
合具3を建築用部材16,17に固着する。
前記喰込部7,8は平板状であるために建築用
部材16,17への打込み時これら建築用部材1
6,17に亀裂、割れが生じることはなく、また
喰込部7,8の返り部14はこれら喰込部7,8
の抜けを防止している。
第8図に示すように当接部5,6と喰込部7,
8とを建築用部材19の二面に当接させ、穴15
より釘20を建築用部材19に打ち込んで建築用
部材19と建築用接合具とを連結することもでき
る。
本考案は以上詳述したように、平板材より成る
接合本体4をその中間部で90度ひねつて中間部を
境にして左右に90度の位相差をもつ当接部5,6
を形成し、当接部5,6の先部を折曲げて喰込部
7,8を形成し、当接部5,6から喰込部7,8
にかけての折曲部10に補強部11を形成し、喰
込部7,8に孔15を形成すると共に、喰込部
7,8にひねりを加えられる返り部14を形成し
たことを特徴とする建築用接合具である。
したがつて、この建築用接合具を用いて互に直
交するたる木ともやのような建築用部材16,1
7を接合する場合、建築用接合具の喰込部7,8
は平板状であるために建築用部材16,17への
打込み時に、これら建築用部材16,17に亀
裂、割れが生じることがなく、また当接部5,6
は平板状であるために建築用部材16,17に平
面で当接し接触面積が大きく安定して取付けられ
ると共に邪魔にならず、更に喰込部7,8は返り
部14により建築用部材16,17より抜けるこ
となく強固に取付けられる。
特に、当接部5,6から喰込部7,8にかけて
の折曲部10に補強部11が形成してあるため
に、この折曲部10の剛性を向上させることがで
きてハンマー等で打ち込む時喰込部7,8の変形
が少なく作業がやり易くなるし、また返り部14
にひねりを加えることにより打ち込んだ後、振動
等のゆるみ、抜けを完全に防止することができ、
更には喰込部7,8に穴15があるために、この
穴15を釘穴として利用し第8図に示すように当
接部5,6と喰込部7,8とを建築用部材19の
二面に当接させ、穴15より釘20を建築用部材
19に打ち込んで建築用部材19と建築用接合具
とを連結することができる。
これらのことにより本考案に係る建築用接合具
を用いることにより互に直交する建築用部材1
6,17の接合を確実にかつ完全に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の建築用接合具の斜視図、第2図
は本考案一実施例の平面図、第3図は第2図方
向からの矢視図、第4図は第2図方向からの矢
視図、第5図は喰込部の他の実施態様の説明図、
第6図は本考案に係る建築用接合具によるたる木
ともやとの接合状態の説明図、第7図は第6図
線方向からの矢視図、第8図は本考案に係る建築
用接合具の他の使用例を示す説明図である。 4は接合本体、5,6は当接部、7,8は喰込
部、9は釘孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板材より成る接合本体4をその中間部で90度
    ひねつて中間部を境にして左右に90度の位相差を
    もつ当接部5・6を形成し、当接部5・6の先部
    を折曲げて喰込部7・8を形成し、当接部5・6
    から喰込部7・8にかけての折曲部10に補強部
    11を形成し、喰込部7,8に孔15を形成する
    と共に、喰込部7・8にひねりを加えられる返り
    部14を形成したことを特徴とする建築用接合
    具。
JP18595882U 1982-12-10 1982-12-10 建築用接合具 Granted JPS5989903U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18595882U JPS5989903U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 建築用接合具

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JP18595882U JPS5989903U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 建築用接合具

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Publication Number Publication Date
JPS5989903U JPS5989903U (ja) 1984-06-18
JPH017765Y2 true JPH017765Y2 (ja) 1989-03-01

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ID=30401794

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JP18595882U Granted JPS5989903U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 建築用接合具

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JPS5989903U (ja) 1984-06-18

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