JPH0288541A - 液晶材料 - Google Patents

液晶材料

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JPH0288541A
JPH0288541A JP23827188A JP23827188A JPH0288541A JP H0288541 A JPH0288541 A JP H0288541A JP 23827188 A JP23827188 A JP 23827188A JP 23827188 A JP23827188 A JP 23827188A JP H0288541 A JPH0288541 A JP H0288541A
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Koji Seto
浩二 瀬戸
Hiroshi Shimojitoushiyo
浩 下地頭所
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Nitto Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1表示素子又は電気光学素子に有用な液晶性化
合物及びそれを含有する液晶組成物に関する。
現在、液晶材料による表示素子は受光型の表示方式であ
り、消費電力の少ないことや、薄型の表示装置を作成で
きる等の特長があり、広く実用に供されている。一方発
光型の表示方式で、大画面表示が可能で、高速応答を特
徴とする EL(エレクトロルミネッセンス)やプラズ
マデイスプレィの開発も盛んである。
〔従来の技術〕
これまで表示素子に用いられてきた液晶は殆どがネマチ
ック液晶で、その主流はTN (ツイスト拳ネマチック
(Twisted Nematic ) :]型である
。このTN型表示方式は、小型、低消費電力などの長所
を有する反面1画像表示の応答速度が遅いという欠点を
も有している。受光型、低消費電力といった液晶表示素
子の特徴を生かし、なお1つ発光型ディヌプレイに匹敵
する応答性を確保するためには新しい液晶表示方式の開
発が不可欠である。
その試みの一つに強誘電性液晶の光スイツチング現象を
利用した表示デパイヌが提案されている。
強誘電性は分子配列上分類命名されているカイラルスメ
クチックC相、カイラルスメタチック■相、カイラルス
メタチックF相、カイラルスメクチックC相及びカイラ
ルスメクチックH相(以下それぞれSC相、 Sr相、
 SF相、 Sc相及びSl+相と略す)に発現し1強
誘電性に基づく応答は次式〔a〕τ=7/Ps−ECa
〕 (式中τは応答時間、ηは液晶材料の粘度、Psは自発
分極、Eは電界を示す)として表わされるため、理論上
1μsまでの応答のできる表示素子を得ることが可能で
ある。
現状での強誘電性液晶化合物には、コレステリック液晶
と同様にらせん構造がある。強誘電性液晶の光ヌイッチ
ング現象発現にはこのらせんをほどく必要がある。はど
く方法の1つとしてセルギャップをらせんピッチP以下
に制御したセルを製作する方法があるが、多くの化合物
のらせんピッチは1〜3声であることから、現在のセル
製作技術では困難である。一方液晶化合物の配合技術の
面かららせんをほどく方法が考えられている(特開昭6
1−195187号)。これはスメクチックC相を有す
る化合物と強誘電性スメクチック液晶化合物又はその組
成物と混合することによる方法である。この方法による
と9強誘電性スメクチック液晶同志を配合する方法(特
願昭58−186312号。
特開昭61−174294号)に比して配合が単純化さ
れるので、実用的な液晶組成物を得る上で重要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこでスメクチックC相を有する化合物としては、スメ
クチックC相を示す温度範囲が広く。
その上限温度が高いこと1強誘電性スメクチック液晶化
合物とよく混合すること、化学的1P的及び光に安定で
あること等の諸性質を有することが望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、上記観点から鋭意研究の結果。
安定性にすぐれ1強誘電性スメクチック液晶化合物とよ
く混合し、スメクチックC相を示す温度範囲が広く、そ
の上−限温度が高い液晶性化合物及びそれを含有する液
晶組成物を見出し9本発明に到つ tこ 。
すなわち1本発明は、一般式[I) CO−又は基−0C−を、Zは基−C=C−又は基は水
素原子又はハロゲン原子をそれぞれ示す)で表わされる
と良品性化合物である。
また本発明は、上記一般式〔■〕で表わされる化合物を
少なくとも1種含有することを特徴とする液晶組成物で
ある。
一般式〔■〕で表わされる化合物の典型例を具体的に示
すと3式中のY、Q及びZの組合せによ9次のグループ
に分けることができる。
(式中Rは炭素数1〜20の直鎖アルキル基又は直鎖ア
ルコキシ基を a2は炭素数1〜20の直鎖アルコキシ
基又は分校アルコギシ基を示し、Yは基−(上記式中R
1、R2及びXは前記と同じ意義を有する。) 本発明の化合物の製造法の概略を示すと次のようになる
〔Dン CAB] [B) 〔C〕
(上記式中R’、R2,X及びYは前記と同じ意義を有
し、TEAはトリエチルアミンヲ示ス。)〔作   用
〕 本発明の化合物は次の作用及び特徴を示す。
まず水分を含存する雰囲気下において、容易に分解され
うるような基や、光によって異性化するような基をもた
ないので、湿気、光に対して非常に安定である。
次に本発明の化合物の多くは単独でもスメクチックC相
を示す温度範囲が広いので9本発明の化合物同志や1本
発明の化合物と既存のスメクチックC4’11を有する
化合物1例えばエステル系、ビフェニ/l/糸9ピリミ
ジン系等を混合することによりスメクチックC相を示す
温度範囲を室温を含む巾広い範囲に拡張できる。従−〕
で、実用的にはさらに、混合する強誘電性力イラルヌメ
タチノク液晶化合物の強誘電性を示す温度範囲が狭い場
合でも混合できるので、その化合物を選択できる範囲が
広くなる。また本発明の化合物に、それ自体では強誘電
性を示さない光学活性化合物の混合も可能である。
また本発明によると、一般式〔■〕で表わされる化合物
において R2が分校アルコキシ基でカイラリティーを
有する場合、対常体の一方、すなわち光学活性を示す式
CI、)の化合物は、これをネマチック液晶に添加する
ことによってねじれた構造を読起する能力を有する。ね
じれた構造を有するネマチック液晶、すなわち、カイラ
ルネマチック7夜晶は、 TN表示素子のいわゆる。リ
バース・ドメイン(reverse domain :
 L 4模様)を生成することがないので1本発明の光
学活性を示す式〔■〕の化合物をリバース・ドメイン生
成の防止剤として使用できる。
〔実 施 例〕
以下に実施例を例示して1本発明を説明するが、実施例
中の%は重量%を示すものとする。
の合成 攪拌器、温度計及び還流冷却器を備えた500m1の三
つロフラヌコに、窒素気流中で4−アルコキシブロモベ
ンゼン64 mmol 、 3−メチル−1−ブチン−
3−オー/V 5.91 ? (70mmo+ ) 、
  )リフェニルホヌフィン270■、ジクロロビス(
トリフェニルホヌフィン)パラジウムMilΦ0■(0
,20mmol )及びトリエチルアミン60 mlを
仕込み、攪拌溶解し、ヨウ化銅45 mgを加えた。室
温で3時間攪拌後、徐々に加熱し、 30分要して内温
を80℃とした。この温度で10時間反応させた。反応
後は室温に戻し、トリエチルアミンを減圧上留去し、残
留物にエーテlし300 mlを加えて水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。775過後、エルチルを留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (
200メツシユのシリカゲル100 ? 、展開溶媒:
ベンゼン)にかけて9次式の化合物[A)を中間化合物
として得た(収率70〜87%)。
H3 攪拌器、温度計及び蒸留装置を備えた300m乙の三つ
ロフラスコに、窒素気流中で上記化合物〔A〕57.8
mmol 、無水トルエン120mt及びナトリウムハ
イドライド(60%ヌジョール分散剤)200■を仕込
み、室温で30分間攪拌した。徐々に加熱し30分要し
て内温を70℃とした。アセトン(副生物)の還流が始
まり、トルエンと共に留出しはじめるが、さらに加熱し
て留出温度がトルエンの沸をとなるまで反応を続けた。
この間2時間を要し留出した溶媒は60 mlであった
。反応終了後、室温に戻し、ベンゼン100mtを加え
て水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。F1過後、
有機溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(200メンシユのシリカゲw 100 f
 、 fle 開溶媒:ヘキサン)にかけて、第1表の
4−アルコキシフェニルアセチレン〔B〕を85〜95
%の収率で得た。 その構造はIR及びNMRスペクト
ルで確認した。
結果を第1表に示す。
fMa例2   p−ブロモフェニル−4−アルコキシ
(又攪拌器、温度計及び還流冷却器を備えた100m乙
の三つロフラスコに、p−)゛ロモフェノール3、93
9 (25mmol )と無水ピリジン10m1を仕込
み攪拌下に溶解した。このピリジン溶液に、4−アルコ
キシ(又はアルキ/L/ )ベンゾイルクロライド20
mmo+を含むテトラヒドロフラン溶液20 ml ヲ
水冷下加えた。反応温度を室温に戻した後、還流温度と
し、8時間攪拌した。反応終了後、ベンゼンを加え、水
洗、10%苛性ソーダのアルカリ水洗、水洗の順で洗浄
した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下
に留去し、残留物をエタノールから結晶として単離精製
し、第2表のp−フロモフェニル−4−アルコキシ(又
はアルキ/L/)ベンゾエート[C]を72〜97%の
収率で得た。
4−アフレコキシ(又はアルキ)V )ベンゾイルクロ
ライド20 mmolの代シに4−アルコキシ−3−ク
ロルベンゾイルクロライド2Qmmolを用いる以外は
すべて製造例2と同一条件で合成し、第2表のp−プロ
モフエニ)v−4−アルコキシ−3−クロルベンシェー
ド〔C〕を82〜91%の収率で得tこ 。
以上の結果を第2表に示す。
第 表 TA造例4   p−アルコキシ(又はアルキ/V)フ
ェニル−攪拌器、温度計及び還流冷却器を備えた100
dの三つロフラスコに、p−アルコキシ(又ハアルキル
)フェノール18.2 m molと無水ピリジン]O
mlを仕込み、攪拌下に溶解した。このピリジン溶液に
、4−ブロモベンゾイルクロライド・)、30f(19
,6mmol )を含むテトラヒドロフラン溶液20m
1を水冷下加えた。反応温度を室温に戻した後。
還流温度とし、8時間攪拌した。反応終了後、ベンゼン
を加え、水洗、  10%苛性ソーダのアルカリ水洗、
水洗の11@で洗浄した後、無水硫酸すl−’Jウムで
乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残留物をエタノール
から単離精製し、第3表のp−アルコキシ(又はアルキ
ル)フェニル−4−ブロモベンゾエート〔りを80〜9
8%の収率で得た。
1ノー/’18.2mmol  を用いるW外はすべて
製造例4と同一条件で合成し、第3表の4′−アルコキ
シ=3−クロルフェニ/L/ −4−ブロモベンゾエー
ト〔C〕を88〜89%の収率で得た。
以上の結果を第3表に示す。
p−アルコキシ(又はアルキ/L/)フェノールi 8
.2 m mol の代すニ・ルーアルコキシ−3−ク
ロルフ第 了て ffla例6   f)−アルコキシ(又はアルキル)
フェニル−攪拌器、温度計及び還流冷却器を91゛nえ
た100m1の三つロフラスコに、p−アルコキシ(又
はアルキ/L/)フェノール30 mmolと無水ビリ
ジ720 mlを仕込み、攪拌下に/8解した。このピ
リジン溶液に、6−クロルニコチニルクロライド35 
mmol ヲ含むジクロルエタン溶n 50 、、tを
水冷下加えた。
反応温度を室温に扉した後、・1・0℃に加熱し、8時
間攪拌した。反応終了後、ベンセンを加え、水洗、10
%苛性ソーダのアルカル水洗、水洗の順で洗浄した後、
無水@酸ナトリヮムで乾燥した。
溶媒と減圧下に留去し、残留物をエタノールから単離精
製し、第・を表のp−アルコキシ(又はアルキル)フェ
ニ#−5−クロルニコ−y−* −ト[D)ヲ88〜9
5%の収率で得た。
p−アルコキシ(又はアルキ/L/)フェノール30m
molの代りに、−L−アルコキシ−3−クロルフェノ
ール30 mmolを用いる以外はすべて製造例6と同
一条件で合成し、第・を表の4′−アルコキシ−3−ク
ロルフェニル−6−クロルニコ〔D〕を83%の収率で
得た。
以上の結果を第4表に示す。
第   4   表 実m例1   4−+:p−ニル−アルコキシアルキ/
I/)フエ攪拌器,温度計及び還流冷却器を備えた三つ
ロフラヌコに,窒素気流中で製造例2で得られたp−ブ
ロモフェニル−4−アルコキシ(又はアルキ)v )ベ
ンゾニー) 4.8mmo+ 、製造例1で得られた4
−アルコキシフェニルアセチレン5, Q m mol
 。
トリフェニルホスフィン65■.ジクロロビス(トリフ
ェニルホスフィン)パッジ1クム触に82m9及Uトリ
工チルアミン30m4を仕込み.攪拌溶解し。
ヨウ化銅6mgを加えた。室温で2時間攪拌後.除徐に
加熱し,  30分要して90℃とした。この温度で1
6時間反応させた。反応後は室温に戻し.トリエチルア
ミンを減圧下留去し,残留物にエーテ/’ 100 m
lを加えて水洗し,無水硫酸ナトIJウムで乾燥した。
濾過後.エルチルを留去し.残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー( 200メツシユのシリカゲル1
00 ? 、展開@1)X : ペン−t’ ン/ヘキ
サン=1/1)にかけて単離精製した。ヘキサンから再
結晶化して第5表の4−〔p−アルコキシ(又はアルキ
ル)フェニルカルボニルオキシ− 4−アルコキシトラ
ンCI)を87〜92%の収率で得た。各化合物の構造
はIR及びNMRヌベクトルデークで確認した。
例 〔化合物随1〕 外はすべて実施例1と同一条件で合成し.第5表の4 
− (4’−アルコキシ−3″−クロルフェニルカルボ
ニルオキシ)−4−アルコキシトランCI,1 ヲ80
〜89%の収率で得た。各化合物の構造はIR及ヒNM
Rスペクトルデータで確認した。
例 〔化合物Na7〕 T R : 、 Kllr d”硅 DC43 NMR :δT118 2920 、  2212 、  1?36 、  1
2581164 、830crn ’ 8、1(d,2H)、7.6 〜6.7(m,IOH)
4、、0(t,2H)、3.8(d,2H)。
2、1〜0.8 (In. 27 〜28H ) pp
mIR  νmax     2926 、  221
6 、  1728 、  12721204   8
36cm  ’ DCt3 NMR :δ,,188.1(In.2H)、7.7 
〜6.7(In,9H)4、0 (+n, 4H )、
 2. 1へ07(m.2&〜29H)ppm以上実施
例1及び2で得られた各化合物の相転移温度と共に結果
を第5表に示す。
p−グロモフェニル−4−フルコキシ(又ハアルキル)
ベンゾエート4.8 mmolの代シに製造例3でmら
htニーr)−ブロモフェニル−4−アルコキシ−3−
クロルベンシェード4.8mmolを用いる以攪拌器、
温度計及び還流冷却器を備えた三つ口7ラスコに、l造
例4で得うれたp−アルコキシ(又はアルキル)フェニ
ル−4−ブロモベンゾエート4.8mmol 、製造例
1で得られた4−アルコキシフェニルアセチレン5゜O
mrnol 、  )リフェニルホヌフィン65〜.ジ
クロロビヌ(トリフェニルホヌフィン)パラジウム触媒
32■及びトリエチルアミン30 m乙を仕込み、攪拌
溶解し、ヨウ化銅6■を加えた。室温で2時間攪拌後、
徐々に加熱し。
30分要して80〜90℃とした。この温度で10時間
反応させた。反応後は室温に戻し、トリエチルアミンを
減圧下留去し、残留物にエーテ/’100mtを加えて
水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
濾過後、エーテルを留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(200メツシユのシリh ケzL
/100 y 、 展開溶媒:ベンゼン/ヘキサン=1
/l)にかけて単離精製した。ヘキサンから再結晶化し
て第6表の4−〔p−アルコキシ(又はアルキル)フェ
ニルオギシカルボニル〕−4−アルコキシトラン〔I)
を83〜92%の収率で得た。
各化合物の構造はIR及びNMRスペクトルデー、夕で
確認した。
例 〔化合物N116) ■R,,K11rd″・k NMR:J CD(2ts TiI4 2924 、 2212  、 1734  。
1722  1248   828 cm−”8.1 
(d、 2H)、 7.7〜6.7 (Ill、 IO
H)。
4.0 (t、2H)、3.8 (d、2H)。
2.1〜0.7 (m、27〜28H)ppm!3−ア
ルコキシ(又はアルキル)フェニル−4−ブロモベンゾ
ニー)4.8mmolの代りに製造例5−cmられた4
−アルコキシ−3−クロルフェニル−4−ブロモベンゾ
エート4.8mmolを用いる以外はすべて実施例3と
同一条件で合成し、第6表の4−(4−アルコキシ−3
−クロフレフェニルオキシ力ルボニル)−4−アルコキ
シトランCD を81〜91%の収率で得た。各化合物
の構造はIR及びNMRスペクトルデータで確認した。
例 〔化合物随20 ) ■Rニジm、、     2924  2216. 1
?30. 1280゜1250 、  834 cm 
 ’ NMR:δpH7s   al(d、 2H)、 7.
7〜6.q<m、 9H)。
3.9(m、 4H)、 2.0〜0.6(m、 27
〜28H)ppm以上実施例3及び4で得られた各化合
物の相転移温度と共に結果を第6表に示す。
実71115    p−アルコキシ(又はアルキル)
フェニル−反応容器に、窒素気流中で、製造例6で得ら
れたp−アルコキシ(又はアルキ)V )フェニル−6
−クロルニコチネート4.8mmo!、製造例1で得ら
れた4−アルコキシフェニルアセチレン 5.0mmo
l、トリフェニルホヌフィン65■、ジクロロビス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム触媒32■及びトリ
エチルアミン30 mlを仕込み1攪拌溶解し、ヨウ化
銅6 mtiを加えた。室温で2時間攪拌後、徐々に加
熱し、30分要して80℃とした。
この温度で16時間反応させた。反応後は室温に戻し、
トリエチルアミンを減圧下留去し、残留物にエーテ/’
100mtを加えて水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。濾過後、エーテルを留去し。
残留物ヲシリカゲル力うムクロマトグラフィー媒 (200メツシユのシリカゲ/L’100F、展開溶#
#−:ベンゼン)にかけて単離精製した。ヘキサンから
再結晶化して第7表のp−アルコキシ(又はアルキ/I
/)フエニ/L’−6−(p−アルコキシフェニ)v 
)エチニルニコチネートを80〜84%の収率で得た。
各化合物の構造はIR及びNMRスペクトルデークで確
認した。
例 〔化合物Na22〕 ■R;シKBrd′6k NMR:δ0D03 l1lS 2924  、 2220 、 1738  、 15
12 。
1254、  840m−1 9,3(d、LH)、8.3(dd、IH)7.5 (
In、 3H)、 6.9 (m、 6H)。
4.0 CL、 4H)、 2.0”−0,6(In、
 32〜33H)I)I)Inp−アルコキシ(又はア
ルキル)フェニル−6−クロルニコチネー) 4.8 
m molの代りに製造例7テiうtlJ、:4−アル
コキシ−3−クロルフェニ/l/ −5−クロルニコチ
ネート4.8mmolを用いる以外はすべて実施例5と
同一条件で合成し9第7表の4−アルコキシ−3−クロ
ルフェニル−6−(p−アルコキシフェニル)エチニル
ニコチネートヲ79〜85%の収率で得た。各化合物の
構造はIR及ヒNMRスペクトルデータで確認した。
例 〔化合物随26〕 IR,シ、na!2924 、 2216 、 1?3
2 、 1498 。
1258、  834crn ’ NMRδ0D−39,3(m、IH)8.3(dd、l
H)。
MS 7.7〜6.7(In、 8H)、 4.0(m、 4
H)2.0〜0.7 (m、  32〜33H) pI
)m以上実施例5及び6で得られた各化合物の相転移温
度と共に結果を第7表に示す。
実施例7l−(p−アルコキシフェニル)−2−4′−
Ml袢器、温度計、還流冷却器及び水素ガスをためたゴ
ム風せん分備えたフラツフに、実施例1で得た4−[p
−アルコキシ(又はアルキ)V )フェニルカルボニル
オキシ〕−4−アルコキシトラン1.4mmol 、 
5%パラジウム−炭素触媒500グ及び酢酸エチル10
m1を仕込み、水素ガフ置換後。
室温で反応させた。反応の進行の程度を薄層クロマトチ
ンプで調べた。反応は約1時間でほぼ完了するが、さら
に2時間水素雰囲気中で反応を続けた。反応後は濾過助
剤を敷いたガラスフィルターで触媒を除去し、酢酸エチ
ルを減圧下で留去した。
反応粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
200メツシユのシリカゲ/L150 f 、  展開
溶媒;ベンセン)にかけて精製し、第8表の1−〔p−
アルコキシトラン/L/ ) −2−4−[p−アルコ
キシ(又はアルキ)V)フェニルカルボニルオキシ〕フ
ェニルエタン〔■〕を90〜97%の収率で得た。
各化合物の構造はIR及びNMRヌベクトルで確認した
例 〔化合物N11L29〕 IR KJI、  disk νmaw NMR:δCICt3 MS 2・928  、 1728  、 1256  、 
1166764m’ 8.1(d、 2H)、 7.2〜6.7(In、 l
0H)4.0(、t、2H)、3.7(d、2H)。
2.8 (s、 4H)、2.1ヘリ、6 Crn、 
2798H) pptn4−(p−アルコキシ(又はア
ルキル ニルカルボニルオキシ〕−4−アルコキシトラン4、 
4 m molの代りに実施例2で得た4−(了′ーア
ルコキシー3ークロルフェニルカルボニルオキシ−4′
−アルコキシトラン4. 4 m molを用いる以外
はすべて実施例7と同一条件で合成し,第8表の1−(
p−アルコキシフェニル)−2 − 4’ − < 4
” −アルコキシ−3−クロルフェニルカルボニルオキ
シ)フェニルエタン〔■〕ヲ91〜95%ノ収率テsだ
。各化合物の構造はIR及びNMRヌベクトルで確認し
た。
例 〔化合物N[L35:] IR:IJK”””   2924. 1726. 1
276、 1198゜756cm−1 NMR:δ0D”3  8.1(m、2H)、7.3〜
6.7(m、9H)。
MS ・シ、1(t、2H)、3.9(t、2H)2.9(S
、 4H)、 2.1〜0.7(m、 27〜28H)
I)pm以上実施例7及び8で得られた各化合物の相転
移温度と共に結果を第8表に示す。
の合成 実施例7の4−〔p−アルコキシ(又はアルキ/V)フ
ェニルカルボニルオキシ〕−4−アルコキシトラン4.
.4mmolの代シに実施例3で得た4−Cp−アフレ
コキシ(又はアルキル)フエニtkオキシカルボニ)v
 ) −4−アルコキシトラン4.4mmolを用いる
以外はすべて実施例7と同一条件で合成り、 第9表の
1−(p−アルコキシフェニル)−2−4−(:p−ア
ルコキシ(又はアルキル)フェニルオゝキシカルボニル 90〜98%の収率で得た。各化合物の構造はIR及び
NMRスペクトルデータで確認した。
例 〔化合物1@441 1R:vKB’ ”′に2924 、  1730 、
  1248 、  1194 。
826cm−’ NMR:δ0D03 MS 8、0 ( d. 2H )、 7.3 〜6.7 (
m. IOH )。
3、、9(t,2H)、3.7(d,2H)。
2、1 〜O.? (m, 27 〜28H ) pp
yn実施例7の4−〔p−アルコキシ(又はアルキ)V
 )フェニルカルボニルオキシ)−4−7/レコキシト
ラン4. 4 m molの代りに実施例4で得たる−
(4−アルコキシ−3−クロルフェニルオキシ力ルボニ
/1/ ) −4−アルコキシトラン4.4mmo+ 
ヲ用いる以外はすべて実施例7と同一条件で合成し。
第9表ノ1−(1)−アルコキシフェニル)−2−4 
− ( 4″−アルコキシ−3−クロルフェニルオキシ
カルボニ/V)フェニルエタンm’t 93〜98%の
収率で得た。各化合物の構造はIR及びNMRスペクト
ルデータで確認した。
例 〔化合物随48〕 IR:v K]3r ”@k    2920,   
1736,   1264,   1192。
810crn−’ NMR:δ0rlC’3   8.0(d,2H)、7
.3 〜6.6(m.9H)MS 3、9 ( m, 4H )、 2.9 ( 8. 4
H )2、2〜0.7(m,27〜28H)ppm以上
実施例9及び10で得られた各化合物の相転移温度と共
に結果を第9表に示す。
実施例11    p−アルコキシ(又はアルキル)フ
ェニル実m例?の4−Cp−アルコキシ(又はアルキル
)フェニルカルボニルオキシ、]−]4−7/レコキシ
トラン44 m mo Iの代りに実施例5で得たp−
アルコキシ(又はアルキ)V )フエニ/l/ −6−
(p−アルコキシトラン/L/ )エチニルニコチネー
ト4.4+nmolを用いる以外はすべて実施例7と同
−条長 件で合成し、第10+のp−アルコキシ(又はアルキル エチニルニコチネート(:I)を91〜95%の収率で
得tF0各化合物の構造はIR及びNMRスペクトルデ
ータで確認した。
例 〔化合動磁50〕 IR :vKB’ ”sk2920 、  1740 
、  1510 、  1252 。
814m−’ NMR:δ0D”3   9.2(d. LH)、 8
.2(dd. IH)。
MS 7、2 〜6.6(m.9H)、3.9(m,4H)3
、 1 ( S. 4H )、 2.0〜0.7 (m
. 32 〜33H )I)I)m実施例7の4−(p
−アルコキシ(又はアルキル)フェニルカルボニルオキ
シ〕−4−アルコキシトラン4. 4 m mo+の代
りに実施例6で得た4−アルコキシ−3−クロルフェニ
ル ルコキシフェニル)エチニルニコチネート  4. 4
mmo+を用いる以外はすべて実施例7と同一条件で合
成り.  第1o表の4′−アルコキシ−3−クロルフ
ェニル−6−β−(p−7ルコキシフエニルエチルニコ
チネート〔I〕を91〜95%の収率で得た。各化合物
の構造はIR及びNMRスペクトルデータで確認した。
例 〔化合物随54〕 IR,νm、X    2920,1734.1496
.1256゜808m−’ CI)C13 NMR:δTMS   、!12(d、 IH)、8.
2(dd、 IH)。
7.3〜6.7(m、 8H)、  4、O(t、2H
)。
3.9 (t、 2H)、 3.1 (S、  4H)
2.1〜0.7 (m、  32〜33H)pI)m以
上実施例11及び実施例12で得られた各化合物の相転
移温度と共に結果を第10表に示す。
実施例13 1−二flレー4−シアノビフェニル  20%4−ベ
ンチ)v−4−シアノビフェニ/v 40%・t−オク
チルオキシ−4−シアノビフェニ)V25%4−ペンチ
ル−4−シアノターフェニル 15%からなるネマチッ
ク液晶組成物を、ポリビニルアルコール(PVA)を塗
布し、その表面をラビングして平行配向処理を施し、電
極間隔を110l1に制御した透明電極を有するセルに
注入してTN型表示セルとし、これを偏光顕微鏡下で観
察したところ、リバースψツイスト・ドメインを生じて
いるのが観察された。
次た上記のネマチック液晶組成物に1本発明の光学活性
液晶性化合物、すなわち。
された。
実施例14〜16 本発明の液晶性化合物と既知のスメクチック液晶化合物
を用いて液晶組成物を調製したところスメクチックC相
を示す温度範囲の広い組成物が得られた(実施例14)
また実施例14で得た液晶組成物に既知の強誘電性液晶
化合物を混合(実施例15 ”)又は光学活性化合物を
混合(実施例16)シたところ、比較的長いらせんピッ
チPを有する強誘電性力イラルヌメクチック液晶組成物
が得られた。
以上の結果を第11表に示す。
〔化合物N1115〕 で表わされる化合物を1%添加し、同様にTN型セルに
て観察したところ、リバーヌ・ツイスト・ドメインは解
消され、均一なネマチック相が観察〔発明の効果〕 本発明の光学活性な化合物をTN表示素子用ネマチック
液晶組成物に添加することによシ、リパーヌ・ツイスト
・ドメインを消去することができる。また本発明の化合
物の多くはスメクチックC相を示す温度範囲が広いので
1強誘電性スメクチック液晶又は光学活性化合物を添加
することによ9強誘電性を示す温度範囲が広いスメクチ
ック液晶組成物が得られる。このような効果は本発明に
より達成される。
特許出願人  日東化成株式会社 代理人 弁理士  松 永 哲 也

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中R^1は炭素数1〜20の直鎖アルキル基又は直
    鎖アルコキシ基を、R^2は炭素数1〜20の直鎖アル
    コキシ基又は分枝アルコキシ基を示し、Yは基▲数式、
    化学式、表等があります▼又は基▲数式、化学式、表等
    があります▼を、Zは基−C≡C−又は基−CH_2C
    H_2−を、Qは基▲数式、化学式、表等があります▼
    又は基▲数式、化学式、表等があります▼を、Xは水素
    原子又はハロゲン原子をそれぞれ示す)で表わされる液
    晶性化合物。 2、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中R^1は炭素数1〜20の直鎖アルキル基又は直
    鎖アルコキシ基を、R^2は炭素数1〜20の直鎖アル
    コキシ基又は分枝アルコキシ基を示し、Yは基−▲数式
    、化学式、表等があります▼又は基▲数式、化学式、表
    等があります▼を、Zは基−C≡C−又は基−CH_C
    H_2−を、Qは基▲数式、化学式、表等があります▼
    又は基▲数式、化学式、表等があります▼を、Xは水素
    原子又はハロゲン原子をそれぞれ示す)で表わされる液
    晶性化合物を少なくとも1種含有することを特徴とする
    液晶組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5626792A (en) * 1994-09-06 1997-05-06 Displaytech, Inc. High birefringence liquid crystal compounds
JPH11218730A (ja) * 1997-10-06 1999-08-10 Merck Patent Gmbh Stn液晶ディスプレイ

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JP4540139B2 (ja) * 1997-10-06 2010-09-08 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング Stn液晶ディスプレイ

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