JPH0287610A - チップ形固体電解コンデンサ - Google Patents

チップ形固体電解コンデンサ

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Publication number
JPH0287610A
JPH0287610A JP24145088A JP24145088A JPH0287610A JP H0287610 A JPH0287610 A JP H0287610A JP 24145088 A JP24145088 A JP 24145088A JP 24145088 A JP24145088 A JP 24145088A JP H0287610 A JPH0287610 A JP H0287610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
carbon
tip
lead wire
plated layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP24145088A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyuki Kawakita
川北 美由紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チップ形固体電解コンデンサに関し、特に、
その陰極構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のチップ形固体電解コンデンサは、第2図
に示す様に、公知の技術により、陽極リード線12を導
出した弁作用金属からなる陽極体11と、陽極体11の
表面に順次形成された酸化被膜層13.電解質層14.
第1のカーボン層15a、第1のめっき層16aを有す
る素子と、少なくとも陽極リード線導出面の対向面を含
む先端部の第1のめっきJ116aが露出するように、
素子周面に被着した絶縁樹脂17と、素子先端部の露出
した第1のめっき層16aと、実装面の一部に、第2の
カーボン115b、第2のめっき層16bを介して被着
したはんだ層18と、陽極リード線先端に接続された外
部陽極端子19を有する構造となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のチップ形固体電解コンデンサは、下記に
述べる欠点がある。
まず、第2図に示す様に実装面ではない側面にまで、第
2のカーボン層15b、第2のめっき層16b、はんだ
層18が形成されているため、その分高さ寸法が大きく
なり、表面も平らでなくなっている。
また、素子先端部の第1のめっき層16aにも第2のカ
ーボン層15b、第2のめっき層16bを形成している
ため、長さ寸法を長くしており、形成している層をふや
すことにより、接続の信頼性へも悪影響を及ぼしている
本発明の目的は、高さ寸法並びに長さ寸法を小さくでき
、しかも表面が平になり、その上接続の信頼性も向上す
るチップ形固体電解コンデンサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のチップ形固体電解コンデンサは、陽極リード線
を導出し、弁作用を有する金属からなる陽極体と、陽極
体の表面に順次形成された酸化被膜層、電解質層、第1
のカーボン層、第1のめっき層を有する素子と、少なく
とも陽極リード線導出面の対向面を含む先端部の第1の
めつき層が露出するように、素子周面に被着した絶縁樹
脂と、実装面の絶縁樹脂層の一部に第2のカーボン層を
介して第1のめっき層上にまで形成された第2のめっき
層と、該第2のめっき層上に被着されたはんだ層と、陽
極リード線先端に接続された外部陽極端子とを有するこ
とを特徴として構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
は、本発明の一実施例の縦断面図である。タンタル粉末
を加圧成形し、陽極リード線2を植立させて、高温で真
空焼結した陽極体1をリン酸水溶液中で化成電圧100
Vを印加して陽極酸化し、タンタルの酸化被膜層3を形
成した。次に電解質層4として、硝酸マンガン溶液中に
浸漬して硝酸マンガンを付着させた後、温度200℃〜
300℃の雰囲気中で熱分解して二酸化マンガン層を形
成した。この浸漬及び熱分解は、数回繰り返して行う。
次に、エポキシ樹脂とカーボン粉末、パラジウム粉末、
炭酸カルシウム粉末を混練し、有機溶剤にて希釈した溶
液中に浸漬した後、温度150℃〜200 ’Cの雰囲
気中で加熱硬化し、第1のカーボン層5aを形成した後
、10Vo1%の塩酸水溶液中に素子を浸漬し、第1の
カーボン層5aを活性化して無電解めっきを行い、第1
のめっき層6aを形成した。めっき液には、ホウ素系無
電解ニッケルめっき液を使用し、3〜5ミクロンのニッ
ケル被膜が得られた。
次に、素子周面に静電付着により、エポキシ系の粉体樹
脂を付着させた後、陽極リード線2の導出面と対向する
素子先端面の粉体樹脂を除去して、第1のめっき層6a
を露出させる。しかる後、150℃〜200℃の雰囲気
中で粉体樹脂を加熱硬化させ、厚さ100〜200ミク
ロンの外装樹脂層7を形成した。次に素子先端側の実装
面の一部に、第1のカーボン層と同様のカーボンを塗布
して温度150℃〜200℃の雰囲気中で加熱硬化し、
第2のカーボン層5bを形成した後、l Q V o 
12%の塩酸水溶液中に素子を浸漬し、第2のカーボン
層5bを活性化して無電解めっきを行い、第2のめっき
層6bを形成した。
次に、溶融はんだ洛中に浸漬して素子先端の露出してい
る部分と側面の一部に形成された第2のめっき層6b上
に、はんだ層8を形成した後、陽極リード線2の先端部
にコの字状の外部陽極端子9を溶接法により接続してチ
ップ形固体電解コンデンサを形成した。
尚、第1のめっき層6aを形成する際に、発生する水素
ガスから陽極リード2の周辺部を保護することと、陽極
リード線2と素子を補強するために、第1カーボン層5
aを形成した後、陽極リード線2の導出面に樹脂層を設
けてもよい。
また、本実施例では、めっき層を無電解ニッケルめっき
浴から生成したが、無電解銅めっき浴から生成してもよ
い、さらに絶縁樹脂外装には、ブタジェン、アクリル、
塩化ビニル、ポリエステル、フェノール、フロロエラス
トマ、ポリイミド等の樹脂及び変性、混合物を用いても
よい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、下記に述べる効果がある
(1)外装樹脂を付着させた後の素子実装面側のみにカ
ーボン層、めっき層を介してはんだ層を形成するため、
陰極部の側面の凸部が片側だけになり、高さ寸法を小さ
くし7かも表面を平にできる。
(2)素子先端部に第2のめっき層を形成する際に、第
1のめっき層との間にカーボン層を介さないため接続の
信顆性が向上し、長さ1法も小さくすることができる。
装樹脂層、8.18・・・はんだ層、9,19・・・陽
極端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  陽極リード線を導出し、弁作用を有する金属からなる
    陽極体と、陽極体の表面に順次形成された酸化被膜層,
    電解質層,第1のカーボン層,第1のめっき層を有する
    素子と、少なくとも陽極リード線導出面の対向面を含む
    先端部の第1のめっき層が露出するように、素子周面に
    被着した絶縁樹脂と、実装面の絶縁樹脂層の一部に第2
    のカーボン層を介して第1のめっき層上にまで形成され
    た第2のめっき層と、該第2のめっき層上に被着された
    はんだ層と、陽極リード線先端に接続された外部陽極端
    子とを有することを特徴とするチップ形固体電解コンデ
    ンサ。
JP24145088A 1988-09-26 1988-09-26 チップ形固体電解コンデンサ Pending JPH0287610A (ja)

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