JPH0286607A - 流動性の改良された粒状プロピレン共重合体の製造法 - Google Patents

流動性の改良された粒状プロピレン共重合体の製造法

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JPH0286607A
JPH0286607A JP63237914A JP23791488A JPH0286607A JP H0286607 A JPH0286607 A JP H0286607A JP 63237914 A JP63237914 A JP 63237914A JP 23791488 A JP23791488 A JP 23791488A JP H0286607 A JPH0286607 A JP H0286607A
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polymer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 技術分野 本発明は、所謂プロピレンのブロック共重合体を製造す
る際に生成共重合体粒子の流動性を改良する技術に関す
る。
近年、ポリプロピレンセグメントとプロピレンおよびエ
チレンの混合ガスの重合によるゴム成分セグメントとで
構成されるプロピレンブロック共重合体の製造が盛んに
なりつつあり、その用途も自動車のバンパー、インナー
パネル、外板等を中心に大きく広がりつつある。
このようなブロック共重合体は、ゴム成分の含有量を増
加するにつれてポリマー粒子のべたつき(sticki
ncss)が増加し、製品ポリマーパウダーの流動性が
悪化して製品価値を低下させるばかりでなく、製品ポリ
マーの輸送、貯蔵等においても大きな問題になることが
多い。また、ポリマー粒子のべたつきの増加は重合槽内
のポリマー付着等の原因となって重合の安定性をなくす
ことが多く、いずれにしても改善が望まれるところであ
る。
〔発明の概要〕
要旨 本発明は上記の問題点を解決することを目的とし、特定
の性状を有するポリマー粒子をゴム成分重合時に添加す
ることによってこの問題を解決しようとするものである
すなイつち、本発明による流動性の改良された粒状プロ
ピレン共重合体の製造法は、下記の二つの重合工程より
なるプロピレン共重合体の製造において、第二重合工程
を平均粒径30〜150ミクロンの範囲内にある粒状プ
ロピレンホモ重合体の添加(たりし、添加量は最終粒状
プロピレン共重合体中の含量として0.1〜20重量パ
ーセント)の下に実施すること、を特徴とするものであ
る。
第一重合工程 プロピレンまたはプロピレン/エチレン混合物を実質的
に不活性溶媒の不存在下において一段あるいは多段に重
合させて、プロピレン単独重合またはエチレン含m7重
皿%以下のプロピレン・エチレン共重合体を形成させる
工程。
第二重合工程 第一重合工程生成物の存在下に、プロピレン/エチレン
混合物を実質的に不活性溶媒の不存在ドにおいて一段あ
るいは多段に重合させて、プロピレンのゴム状共重合体
を得る工程。
効果 本発明によれば、プロピレン共重合体のべたつきを改良
することができ、従ってポリマー粒子の流動性を改良す
ることができる。その結果、重合時、ポリマー輸送時、
貯蔵時等の安定性を増加することができて、生産性に大
きな改良効果がある。
第二重合工程でのホモポリプロピレン添加のこの効果は
、思いがけなかったことということができる。第一重合
工程がプロピレンの単独工程であった場合は第二重合工
程にプロピレンのホモ重合体か存在することになるが、
それでもべたつきの問題が生じていたからであり、また
第二重合]二程後に単にプロピレンのホモ重合体を添加
してもべたつきの問題は解決されないからである。
〔発明の詳細な説明〕
プロピレン共重合体の製造 本発明を適用すべきプロピレン共重合体、すなわち所謂
プロピレンブロック共重合体、はそれ自身ならびに従っ
てその製造法について周知のものである。
本発明において使用するプロピレン共重合体は、従来知
られている任意の方法で製造することかできる。
触媒 そのとき使用する触媒としては、従来から知られている
各種のもの(所謂内部ドナーあるいは外部ドナーとして
の電子供与性化合物を使用する場合を包含する)、たと
えば三塩化チタン型のもの、マグネシウム化合物にチタ
ン化合物を担持したもの、笠の任意の触媒が使用できる
。具体例としては、特公昭5B−3356号、同56−
54324号、特開昭58−17104号、同58−2
3806号、同58−213006号、同50−108
383号、同51−16297号、同51−16298
号、同52−69892号、同52−78691号、同
53−10398号、同5B−12796号、同5B−
124186号、同53−138487号、同54−7
9194号、同53−45688号、同54−3894
号、同54−31092号、同54−39483号、同
54−94591号、同54−118484号、同51
−131589号、同55−75411号、同55−9
051.0号、同55−9(1511号、同55−12
7405号、同55−1.47507号、同55−1.
55003号、同5618609号、同56−7000
5号、同5672001号、同56−86905号、同
5690807号、同56−155206号、同57−
3803号、同57−34103号、同5792007
号、同57−121003号、同58−5309号、同
58−5310号、同585311号、同58−870
6号、同5827732号、同58−32604号、同
5832605号、同58−67703号、同5811
7206号、同58−127708号、同58−183
708号、同58−183709号、同59−1499
05号、同59−149906号、同61−21131
2号、同61−197607号、同61−204202
号、同62−187707号、同62−187706号
、同62−246906号、同63−39901号、同
62−257906号、同62−20507号、同61
−287906号、同61−266413号各公報、お
よび特願昭62−174260号、同62−18181
9号、同62−182720号、同62−184593
号、同62 188049号各明細書、等があげられる。
重合工程 本発明で使用するプロピレン共重合体は、下記の二つの
工程よりなる方法によって製造される。
第一重合工程 プロピレンまたはプロピレン/エチレン混合物を実質的
に不活性溶媒の不存在下において一段あるいは多段に重
合させて、プロピレン単独重合またはエチレン含量7重
量%以下、好ましくは2重量%以下、のプロピレン・エ
チレン共重合体、特に好ましくはプロピレン単独重合体
、を形成させる工程。
第二重合工程 第一重合工程生成物の存在下に、プロピレン/エチレン
混合物を実質的に不活性溶媒の不存在下において一段あ
るいは多段に重合させて、プロピレンのゴム状共重合体
を得る工程。
ここで、第二重合工程を「第一重合工程生成物の存在下
に」ということは、第一重合工程での触媒活性が少なく
とも部分的に維持されている状態でという意味であって
、必ずしも第−重合工程生成物全一ではなくてその少な
くとも一部について第二重合工程を実施してもよく、ま
た第二重合工程に触媒の補充、特にチーグラー型触媒の
助触媒ともいえる有機金属成分あるいは所謂外部ドナー
としての電子供与体の補充、を包含するものである。
第一重合工程での重合温度は50〜100℃、好ましく
は60〜90℃、程度であり、重合圧力は通常1〜50
kg/c4Gの範囲である。第一重合工程においては、
水素などの分子量調節剤を用いてMFRを制御して、最
終共重合体の溶融時流動性を高めておくのが好ましい。
第二重合工程はプロピレン/エチレン混合物をさらに導
入して一段もしくは多段に重合させて、エチレン含量2
0〜100重量%、好ましくは30〜100重−%、特
に好ましくは75〜95重量%、のプロピレン・エチレ
ン共重合体を°仝重合体量の5〜70重二%重量ましく
は10〜50重量%、に相当する全形成させる工程であ
る。
第二重合工程では、エチレンより少量の他のコモノマー
を共存させても良い。例えば、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセン等のα−オレフィンを用いることがで
きる。なお、エチレンより少量のこれらのコモノマーの
併用は第一重合工程でも許容されるが、第二重合工程の
場合はどは併用の定義は大きくない。
第二重合工程の重合温度は、50〜100℃、好ましく
は60〜90℃、程度である。重合圧力は、1〜50k
g/cdGの範囲が通常用いられる。
第二重合工程で分子量調節剤は、目的に応じて用いても
用いなくても良い。
本発明による共重合体の製造法は、回分式、連続式、半
回分式のいずれの方法によっても実施可能である。
本発明は流動性の改良されたプロピレン共重合体粒子の
製造に関するものであるので、両工程を気相重合の態様
で行なうことが代表的である。気相重合、すなわち実質
的に不活性溶媒の不存在ドにガス状の単量体中で重合を
行なう方法、は触媒活性点を有する重合体粒子とガス状
単量体との接触に関して合目的的な任意の態様が可能で
ある。
そのような態様の一つはガス状単量体を主体とする気相
によりポリマー粒子流動床を形成させることであり、他
の態様の一つは攪拌装置によってポリマー粒子とガス状
単量体を主体とする気相中で循環させることである。生
成重合体は、ilZ均粒径が100〜2000ミクロン
、好ましくは300〜1000ミクロン、の範囲のもの
であることかふつうであり、また好ましい。
プロピレンホモ重合体の添加 本発明で第二重合工程に添加するプロピレンホモ重合体
は、従来知られている任意の方法で製造したものである
ことができる。そのとき使用できる触媒としては、プロ
ピレン共重合体を製造するときに使用した触媒がすべて
あげられる。そのときの重合温度は、50〜100℃、
好ましくは60〜90℃、である。重合圧力は、1〜5
0kg/dGの範囲が通常用いられる。ホモ重合体の製
造法は、回分式、連続式、半回分式のいずれの方法によ
っても実施可能である。この際、ヘプタン、ヘキサン等
の不活性炭化水素溶媒中で重合を行なう方法、使用する
単量体自身を媒質として重合を行なう方法、媒質を使用
せずにガス状の単量体中で重合を行なう方法、あるいは
これらを組み合わせて重合を行なうこともできる。
本発明で第二重合工程に添加するプロピレンホモ重合体
は、MFRが0. 1〜100程度で、アタクチック含
量の充分低いもの、特にl、1.かり5以上のもの、が
好ましい。また、この重合体は、平均粒径が30〜15
0ミクロンの範囲内、好ましくは50〜100ミクロン
の範囲内、のちのが適当である。
なお、ここでいう「平均粒径」とは重r:i基準による
粒径分布によって−p1定したものである。
本発明は、第二重合工程をこのような粒状プロピレンホ
モ重合体の「添加の下に」実施するものである。ここで
「添加の下に」ということは、所定】のホモ重合体が第
二重合工程に存在していればよいことを意味するもので
あって、ホモ重合体か第二重合工程開始時に所定量全量
が存在する典型的な実施態様、すなわち、重合系への添
加の時期が第二重合工程開始前(典型的には第一重合工
程終了後で第二重合工程開始前であるが、添加を第一重
合工程中に行なってもよい。ホモ重合体を第一重合工程
から存在させる場合は、当然ホモ重合体は不活性な介在
物であって、たとえば気相重合時の触媒担体としてホモ
重合体を伴った場合のように触媒活性と密接な関係があ
るものとは明確に区別される。)である場合、の外に、
ホモ重合体添加の効果が認められる限りホモ重合体の所
定量の少なくとも一部を第二重合工程中に添加する態様
をも包含するものである。また、「添加」は、−括添加
の外に、分割添加を包含するものである。
なお、第二重合工程をホモ重合体の添加の下に実施した
あと、生成粒状プロピレン共重合体(すなわち、本発明
方法の産物)にホモ重合体を添加することは自由である
ホモ重合体の添加量は、生成する最終粒状プロピレン共
重合体中の含量として表わして0.1〜20i]2瓜パ
ーセントの範囲内、好ま、シ<は1〜10重量パーセン
トの範囲内、か適当である。
実験例 実施例1 (イ)プロピレン共重合体製造用触媒成分の合成充分に
窒素置換したフラスコに脱水および脱酸素したn−ヘプ
タン200ミリリツトルを導入し、次いでMgCl2を
0.4モル、 Tl (0−nC4H9)4を0. 8モル導入して、
95℃で2時間反応させた。反応終了後、40°Cに温
度を下げ、次いでメチルヒドロポリシロキサン(20セ
ンチストークスのもの)を48ミリリツトル導入して、
3時間反応させた。生成した固体成分を、n−へブタン
で洗浄した。
ついで、充分に窒素置換したフラスコに上記と同様に精
製したn−へブタンを50ミリリツトル導入し、上記で
合成した固体成分をMg原子換算で0.24モル導入し
た。ついで、ローへブタン25ミリリツトルにS i 
Cl 4 0 、4モルを混合して30℃/30分間で
フラスコへ導入し、70℃で3時間反応させた。反応終
了後、n−へブタンで洗浄した。ついで、n−へブタン
25ミリリツトルにフタル酸クロライド0.024モル
を混合して、70℃/30分間でフラスコへ導入して、
90℃で1時間反応させた。
反応終了後、n−へブタンで洗浄した。ついで、S i
C420ミリリツトルを導入して、80℃で6時間反応
させた。反応終了後、n−へブタンで充分に洗浄した。
このもののチタン含量は、1゜21重量パーセントであ
った。
充分に窒素置換したフラスコに充分に精製したn−へブ
タンを50ミリリツトル導入し、次いで上記で得た成分
を5グラム導入し、ついで(CH3) 3C8i (C
H3)(OCH3)2を1.6ミリリツトル導入し、次
いでS L CI 41.2ミリリツトル、更にトリエ
チルアルミニウム3.0グラムをそれぞれ導入して、3
0℃で2時間接触させた。接触終了後、ローへブタンで
充分に洗浄して、プロピレン共重合体製造用触媒成分(
A)とした。
(ロ)プロピレンホモ重合体の製造 特開昭61−211312号公報実施例−1に記述され
ている方法で触媒成分の合成を行ない、同様に記述され
ている方法でプロピレンの重合を行なった。得られたポ
リマーより、平均粒径85ミクロンのポリマーを得た。
(ハ)プロピレン共重合体の製造(およびピレンホモ重
合体の添加) 特公昭61−33721号公報に開示されている方法で
、内容積13リツトルの横型二輪気相重合槽を使用して
プロピレンの共重合を行なった。
重合槽内を充分に精製した窒素で置換したあと、充分に
脱水および脱酸素したポリマー担体を400グラム添加
した。ついでトリエチルアルミニウム(成分(B))5
00ミリグラムおよび前記で合成した成分(A)を10
0ミリグラム導入した。第一重合工程は、水素を100
0ミリリツトル導入した後、温度を75℃にして、プロ
ピレンを1.3グラム/分の定速で導入することによっ
て実施した。なお、重合槽の攪拌回転数は、350 r
、p、Illであった。重合温度を75℃に維持し、3
時間10分後、プロピレンの導入を停+L L。
た。75℃で重合を継続し、重合圧力が1kg/cシG
になった時点で重合サンプルを一部採取した。
ついで、前記のプロピレンホモ重合体を18グラムおよ
びH2を500m1添加し、重合槽へ添加して、第二重
合工程の重合を開始した。プロピレンを0.59グラム
/分、エチレンをO’、40g/分のそれぞれ定速で、
70℃で2時間15分導入した。プロピレンおよびエチ
レンの導入を停止して、重合圧力が1kg/cdGにな
るまで残圧重合を行った。重合終了後、パージをして、
ポリマーを取り出した。392グラムの重合体が得られ
た。
生成ポリマーのMFRは、g/10分であり、ポリマー
嵩密度(B、 D、 )は0.40 (g/cc)であ
り、ポリマー落下速度は5.8秒であった。
ゴム状共重合体の重量は、33.6ffimパーセント
であった。
また中間サンプルのMFRは18.3g/10分であり
、重合槽内にはポリマー付着は全くなかった。ホモ重合
体の添加量は、4.6重量%であった。
なお、ポリマー落下速度は50グラムのポリマーか口径
2.5cdの容器から落下するのに要する時間であり、
ゴム状共重合体重量は20℃キシレン可溶分の重量であ
る。
実施例2 実施例1の条件において、プロピレンホモ重合体の平均
粒径を110ミクロンとし、添加量を8.5重量パーセ
ントに変更した以外は、実施例1と同様に実験を行なっ
た。その結果、ポリマB、 D、は0.41 (g/c
c)であり、ポリマー落下速度は5.6秒であった。
実施例3 実施例1の条件において、添加するプロピレンホモ重合
体の平均粒径を63ミクロンとし、添加量を1.2重量
パーセントに変更した以外は、実施例1と同様に実験を
行なった。その結果、ポリv−B、D、は0.39(g
/ce)であり、ポリマー落下速度は6.1秒であった
比較例1 実施例1の条件において、プロピレンホモ重合体を添加
しない以外は、全く同様に実験を行なった。381グラ
ムのポリマーが得られ、ポリマB、 D、 −0,26
(g/cc) 、ポリマー落下速度は測定できず(落下
せず)、重合槽内に多量のポリマー付着が見られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の二つの重合工程よりなるプロピレン共重合体の製
    造において、第二重合工程を平均粒径30〜150ミク
    ロンの範囲内にある粒状プロピレンホモ重合体の添加(
    たゞし、添加量は最終粒状プロピレン共重合体中の含量
    として0.1〜20重量パーセント)の下に実施するこ
    とを特徴とする、流動性の改良された粒状プロピレン共
    重合体の製造法。 第一重合工程 プロピレンまたはプロピレン/エチレン混合物を実質的
    に不活性溶媒の不存在下において一段あるいは多段に重
    合させて、粒状のプロピレン単独重合体またはエチレン
    含量7重量%以下のプロピレン・エチレン共重合体を形
    成させる工程。 第二重合工程 第一重合工程生成物の存在下に、プロピレン/エチレン
    混合物を実質的に不活性溶媒の不存在下において一段あ
    るいは多段に重合させて、プロピレンのゴム状共重合体
    を得る工程。
JP63237914A 1988-09-22 1988-09-22 流動性の改良された粒状プロピレン共重合体の製造法 Expired - Fee Related JP2664737B2 (ja)

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