JPH028541Y2 - - Google Patents

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JPH028541Y2
JPH028541Y2 JP1985033166U JP3316685U JPH028541Y2 JP H028541 Y2 JPH028541 Y2 JP H028541Y2 JP 1985033166 U JP1985033166 U JP 1985033166U JP 3316685 U JP3316685 U JP 3316685U JP H028541 Y2 JPH028541 Y2 JP H028541Y2
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circuit board
printed circuit
rotor
attached
motor body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば磁気デイスク装置の駆動源とし
て使用されるブラシレスモータに関する。
〔従来の技術〕
従来の直流ブラシレスモータは一般に第3図お
よび第4図に示すように構成されている。すなわ
ち、第3図中1はアルミニユーム合金製のモータ
本体で、その中心部に形成された筒状部1aに
は、これを貫通する回転軸2が一対の軸受3を介
して回転自在に取付けられている。そして、回転
軸2の一端部には連結部材4が取付けられ、この
部材4にはねじ止め等によりロータ5が取付けら
れている。ロータ5は、ロータヨーク6の内周面
にフエライト磁石等からなるリング状のロータマ
グネツト7を取付けて形成されている。なお、ロ
ータマグネツト7は任意の極数に着磁されてい
る。さらに、回転軸2の他端部には負荷取付け部
材8が連結され、この部材8には磁気デイスク等
の図示しない負荷が取付けられるようになつてい
る。上記モータ本体1の筒状部1aの外周には、
例えば複数枚のけいそ鋼板製のコア板を積層して
なるステータコア9が有する複数の突極に相巻線
10を巻装して形成したステータ11が取付けら
れている。このステータ11の突極の先端面は上
記ロータマグネツト7の内周面に近接されてい
る。また、モータ本体1にはその筒状部1aを囲
むようにして円環状の溝12が形成されており、
この溝12にはプリント基板13がこれと重なる
例えば鉄板製のシールド板14とともに取付けら
れている。プリント基板13は上記ロータ5と対
向している。このプリント基板13におけるロー
タ5側の一面には、ロータ5の位置を判断し上記
各相極の相巻線10の励磁を制御するためのホー
ル素子等のロータ位置センサ15、および図示し
ない回路部品が取付けられている。上記センサ1
5はその脚をプリント基板13に貫通させて、こ
の基板13の他面側に設けられる半田16により
取付けられていて、上記ロータマグネツト10の
内周面に近接して配置されている。第4図に詳し
く示すように上記シールド板14は溝12の底に
嵌め込まれ、この板14には合成樹脂等の絶縁シ
ート17を挟んで、かつ、このシート17に上記
半田16が接するようにして上記プリント基板1
3が重ねられている。そして、これらの重なり合
つた部品13,14,17は、複数の取付けねじ
18(第3図において一個のみ図示)により上記
モータ本体1に取付けられている。なお、第3図
中19はプリント基板13の上記ロータ5側の一
面において先端が半田付けされたリード線で、こ
れは上記一面とロータ5との間に配線されてモー
タ本体1の外部に引き出されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、以上のように構成された従来のブラシ
レスモータにあつては、次のような問題がある。
つまり、シールド板14、絶縁シート17、プリ
ント基板13をこの記載順に次々に溝12部にお
いて重ね合せて、これらを同時に取付けねじ18
でモータ本体1に取付けるため、取付けの作業性
が悪い。そして、絶縁シート17とプリント基板
13とは半田16の高さ分だけ離間することか
ら、溝12の底面からプリント基板13のロータ
5側の面までの寸法Aが大きくなる。このため、
プリント基板13と対向して設けられるロータ5
のロータヨーク6底面と上記溝12の底面との寸
法Bも大きく必要であつた。また、リード線19
をプリント基板13とロータ5との対向面間を通
して引き出しているため、このリード線19にロ
ータ5が接触しないように、ロータ5をプリント
基板13から十分に離して設ける必要がある。こ
れらの理由により、結局モータ全体の厚みを薄く
することが困難であつた。しかも、上記半田16
の高さにより絶縁シート17とプリント基板13
との間には第4図に示すように間隙Gが形成され
るから、この間隙Gが原因となつてモータ運転時
にプリント基板13が振動されることがあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ロータ位置センサが半田付けされる
とともにロータと対向してモータ本体に取付けら
れるプリント基板における上記ロータ側の一面
に、上記半田を設けてロータ位置センサを取付け
るとともに、上記プリント基板に重なるシールド
板と上記プリント基板の他面とを両面接着シート
製の絶縁シートにより接着して一体化された積層
体を備え、この積層体を上記モータ本体に取付
け、上記積層体に通孔を設けるとともに、この通
孔と対向して上記モータ本体に逃げ溝を設け、上
記プリント基板の上記一面において先端が接着さ
れたリード線を、上記通孔および逃げ溝を通して
上記プリント基板の他面側に配線し、上記モータ
本体外に引き出した構成として、上記従来の問題
点を解決したものである。
〔作用〕
本考案のブラシレスモータによれば、両面接着
シート製の絶縁シートによりシールド板とプリン
ト基板とを接着して予め一体化してあつて、この
一体化された積層体をモータ本体に取付けるか
ら、プリント基板、絶縁シート、シールド板のモ
ータ本体への取付けを簡単に行なうことができ
る。そして、上記の接着により絶縁シートとプリ
ント基板との間に従来のように間隙が形成される
ことがないとともに、プリント基板に対してロー
タ位置センサを取付ける半田の位置により、この
半田が上記積層体の厚み寸法を大きくする原因と
なることがない。その上、リード線を積層体の通
孔を通してモータ本体の逃げ溝に配線したから、
このリード線がプリント基板とロータとの対向面
間を通つて引き出されることがない。したがつ
て、上記積層体の厚み寸法を従来より小さくして
モータ全体の薄形化を計ることができる。しか
も、既に述べたように絶縁シートとプリント基板
との間に間隙が形成されることがないから、運転
時におけるプリント基板の振動を防止できるもの
である。
〔実施例〕
以下、第1図および第2図に示す一実施例につ
いて説明する。
本考案に係る直流ブラシレスモータが従来のも
のと異なる点は、プリント基板13に対するロー
タ位置センサ15の取付け方、および、シールド
板14、プリント基板13、絶縁シート17のモ
ータ本体1に対する取付け方にあり、その他の上
記従来のものと同じ構造部分については、その説
明を省略する。
すなわち、ロータ位置センサ15は、プリント
基板13におけるロータ5側の一面に設けられる
半田16により取付けられている。そして、上記
絶縁シート17には合成樹脂製の両面接着シート
が使用され、このシート17により上記シールド
板14と上記プリント基板13の他面(つまり上
記半田16が設けられていない面)とが接着され
ている。このようにして一体化された積層体はモ
ータ本体1の溝12に接着材20により取付けら
れている。モータ本体1への上記積層体の取付け
はねじ止め等他の取付け手段で行なつてもよい。
なお、上記プリント基板13およびシールド板1
4の厚みは夫々1mm程度、半田16の高さは1mm
程度、絶縁シート17の厚みは0.15mm程度であつ
て、これらの厚みはいずれも従来と同じである。
以上のような構成のブラシレスモータは、プリ
ント基板13とシールド板14とは両面接着シー
ト製の絶縁シート17により接着して予め一体化
してあつて、この一体化された積層体をモータ本
体1に取付ける構成であるから、プリント基板1
3、シールド板14、絶縁シート17のモータ本
体1への取付けを簡単に行なうことができるとと
もに、絶縁シート17の挟み込み忘れを防止でき
る。そして、上記の接着により絶縁シート17と
プリント基板13との間に従来のように半田16
を原因とする間隙が形成されることがないととも
に、プリント基板13に対してロータ位置センサ
15を取付けた半田16をロータ5側の面に位置
させたことにより、この半田16が上記積層体の
厚み寸法を大きくする原因となることがない。し
たがつて、上記積層体の厚み寸法Eを小さくでき
るから、これにより第1図中の寸法Dが小さくな
り、モータ全体の薄形化を計ることができる。し
かも、既に述べたように絶縁シート17とプリン
ト基板13との間に間隙が形成されることがない
から、運転時におけるプリント基板13の振動を
防止できるものである。
また、第1図中21は上記積層体13の縁部に
設けられた通孔、22はこの通孔21と対向して
モータ本体1に設けられた逃げ溝を示している。
プリント基板13の上記一面に先端が半田付けさ
れたリード線19は、通孔21および逃げ溝22
を通つて上記積層体における上記ロータ5と反対
の面側に配線されてから、モータ本体1外に引き
出されている。このようなリード線19の引き出
し構造によれば、リード線19をロータ5の縁部
を迂回して配線してあるので、ロータ5をプリン
ト基板13に対してより接近させても、リード線
19にロータ5が接触することがない、したがつ
て、第1図中Cの寸法で示したロータ5とプリン
ト基板13との間の距離を小さくでき、その分モ
ータ全体をより薄形化できるものである。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、モータ本体、ステータ、回転軸、ロー
タ、シールド板、プリント基板、絶縁シート、ロ
ータ位置センサ、通孔、逃げ溝、リード線、半田
等の具体的な構造、形状、位置、材質等は、上記
一実施例に制約されることなく、種々の態様に構
成して実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、プリント基板、シール
ド板、および絶縁シートのモータ本体に対する取
付けが容易で、かつ、ロータの位置センサをプリ
ント基板に取付ける半田の位置およびリード線の
引き出し構造の工夫により、モータ全体を薄形化
できるとともに、運転時におけるプリント基板の
振動を防止できる等の実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る
アウターロータ形直流ブラシレスモータを示し、
第1図は縦断側面図、第2図は第1図中部の拡
大図である。第3図および第4図は従来のアウタ
ーロータ形直流ブラシレスモータを示し、第3図
は縦断側面図、第4図は第3図中部の拡大図で
ある。 1……モータ本体、2……回転軸、5……ロー
タ、11……ステータ、13……プリント基板、
14……シールド板、15……ロータ位置セン
サ、16……半田、17……絶縁シート、19…
…リード線、21……通孔、22……逃げ溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステータを支持する非磁性材製のモータ本体を
    貫通して取付けた回転軸の一端部にロータを取付
    け、かつ、ロータ位置センサを半田付けしたプリ
    ント基板をこれに重なるシールド板とともに上記
    ロータと対向して上記モータ本体に取付けたブラ
    シレスモータにおいて、 上記プリント基板における上記ロータ側の一面
    に設けられる半田により、上記ロータ位置センサ
    を上記プリント基板に取付けるとともに、上記プ
    リント基板の他面と上記シールド板とを両面接着
    シート製の絶縁シートにより接着して一体化され
    た積層体を備え、この積層体を上記モータ本体に
    取付け、上記積層体に通孔を設けるとともに、こ
    の通孔と対向して上記モータ本体に逃げ溝を設
    け、上記プリント基板の上記一面において先端が
    接着されたリード線を、上記通孔および逃げ溝を
    通して上記プリント基板の他面側に配線し、上記
    モータ本体外に引き出したことを特徴とするブラ
    シレスモータ。
JP1985033166U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH028541Y2 (ja)

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JPS61149974U JPS61149974U (ja) 1986-09-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095945A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 東京パーツ工業株式会社 ブラシレスモータ

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JPH0724940Y2 (ja) * 1987-11-30 1995-06-05 日本電産株式会社 モータ用回路構造体
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JPS5593531A (en) * 1979-01-10 1980-07-16 Hitachi Ltd Rotary cylinder unit
JPS586063A (ja) * 1981-07-02 1983-01-13 Nippon Densan Kk 磁気シ−ルド装置

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JPS61149974U (ja) 1986-09-16

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