JPH028453A - 吹付け石綿の封じ込め方法 - Google Patents

吹付け石綿の封じ込め方法

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Publication number
JPH028453A
JPH028453A JP15802388A JP15802388A JPH028453A JP H028453 A JPH028453 A JP H028453A JP 15802388 A JP15802388 A JP 15802388A JP 15802388 A JP15802388 A JP 15802388A JP H028453 A JPH028453 A JP H028453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
asbestos
resin
sprayed asbestos
sprayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP15802388A
Other languages
English (en)
Inventor
Miki Aoyama
青山 幹
Osao Hori
長生 堀
Michiharu Yoshimatsu
道晴 吉松
Kazuyuki Kobayashi
和幸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOUTOKU KOGYO KK
Atom Chemical Paint Co Ltd
Obayashi Corp
Original Assignee
KOUTOKU KOGYO KK
Atom Chemical Paint Co Ltd
Obayashi Corp
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Publication date
Application filed by KOUTOKU KOGYO KK, Atom Chemical Paint Co Ltd, Obayashi Corp filed Critical KOUTOKU KOGYO KK
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Publication of JPH028453A publication Critical patent/JPH028453A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は天井や壁に吹付けた石綿層が経年経過で劣化剥
離することを防止するのに有効な吹付は石綿の封じ込め
方法に関する。
(従来の技術) 吹付は石綿が施工されている天井、壁等で長い年月の間
に石綿同士の結合剤が劣化したり物理的な影響によって
一部に脱落、損傷を生じた場合、石綿繊維の飛散防止処
理を行うことが必要になる。
このような損傷状況や部位によって封し込め処理、カバ
ーリング処理、除去処理かあり、各々適切な改修方法を
選定することが必要であった。
これら幾つかの処理手段のうち、封じ込め処理は最も簡
略な手段であるために多く採用されている。
(発明か解決しようとする課題) しかし、吹付は石綿の封じ込め処理による工法では、処
理された表面か固化するために、特に吸音性が要求され
る場合には固化処理をした吹付は石綿上から、更に吸音
性能に優れた仕上げ材料を吹付けることか必要であった
上記従来の工法ではこの仕上材の自重によって脱落する
危険かあった。
すなわち、石綿を封し込めるために固化剤で表面を固め
て被膜を形成するが、吹付けた石綿層が厚く、石綿層の
全層を固化することは不可能であり、したがって、石綿
層の下地かしっかりしていない場合には施工後にも被膜
が剥離したり脱落する倶れがあった。
例えば、石綿層の接着強度について特に決められた基準
などはないが、米国での目安は10kg/ゴ以上である
。しかし、現実にはこれを下回る接着強度の石綿層か多
い。
これに封じ込め処理を実施すると、表面が固化して吸音
性能を阻害し、また有機系のバインダを用いるのが普通
であり、この場合には防火性能の面でも機能の低下を伴
っていた。
それ故に、表面処理層の上に更に吸音材や耐火材料を吹
付は施工するのであるが、これら吹付材の自重が1〜2
 kg / rrr程度あるため、前記に示した接着強
度では脱落の危険性が高かった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は有効確実な吹付は石綿の封じ込め方法を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る吹付は石綿の
封じ込め方法は、吹付は石綿の表面に樹脂を塗布し、次
にその表面を網で覆い、この網は表面から該吹付は石綿
を貫通して打ち込んだ取付金具で止着し、更にその表面
に少なくとも該網の網目を寒く程度に樹脂剤を塗布する
のである。
(作 用) 吹付は石綿の表面に直接に塗布した樹脂層で、先ず吹付
は石綿の表面か固定安定化する。
この状態で上記塗布層のうえから、吹付は石綿に覆われ
た壁、天井等の基材に打設した取付金具に網を取り付は
固定する。したかって、先に塗布した樹脂層の膜を網で
押え、更にその上に塗布した吸音や防火を目的、とする
仕上材を網で支持している。
(実 施 例) 以下、本発明の好適な実施例について第1図を参照にし
て詳細に説明する。
図は本発明の封じ込め方法(工法)を(a)乃至(d)
の各工程別に順次に示すもので、コンクリートスラブ1
の天面に吹き付けた石綿2の一部に欠落箇所3が発生す
る状況に至った(a)の場合、先ず表面に通常の封じ込
め工法と同様に、吹付は石綿2の表面にカチオン性常温
アルカリ硬化型アクリル樹脂エマルジョン4を塗布する
このアクリル樹脂エマルジョン4の塗布面はローラーや
コテ、ヘラ等を使用して押える(b)。
次に、上記アクリル樹脂エマルジョン4の塗布層表面か
ら取付金具を躯体中にアンカーをとるように挿入し、ビ
スによって網等をこの取付金具に物理的に固定する方法
、または躯体素地に接着剤等によって化学的に固定する
方法により取り付ける。図では鋲5を打ち込んでいる(
C)。
然して、目開き7 mm以下で引張強度が縦横に2Q 
)cg f / 0m以上のビニロン、ナイロンなどの
有機繊維、あるいはガラス、炭素などの無機繊維による
メツシュやネット等のあるいは同様の素材を用いた不織
布、金属製のメツシュなどを利用できる。
この網6を鋲5に引っかけるか仮止めして、アクリル樹
脂エマルジョン4の表面を覆う(c)。
最後にアクリルエマルジョン、SBR,酢酸ビニルに代
表される合成樹脂系接着剤、また連続する皮膜を形成す
るものであれば溶剤系、水性系。
ポリマーセメント系を問わない。ただし室内の作業性を
考慮すれば水性系の接着剤が好ましく、これら粘性の高
いポリマー7を網6の上から塗布して網6の網目を覆う
(d)。
アクリル樹脂エマルジョン4で連続した固化層を形成し
、カバーリング処理の効果ができる一方、さらに吸音や
防火を目的とした仕上材としてのポリマー7についても
網6と相俟って、十分な下地付着強度を自ら形成し、吹
付は石綿2を強固に覆うのである。
(効 果) 以上詳しく説明したように、本発明によれば取付金具に
よって下地とのアンカーを取ったこと、さらに網によっ
て適度な凹凸が形成され、仕上用の樹脂剤を施工する際
の良好な下地が形成されるとともに、取付金具によって
確実なメカニカルアンカー効果による付着性の改善がな
される。
また、網は粘性の高いポリマー(樹脂剤)によって吹付
は石綿の表面に先に塗布した樹脂と一体になって下地で
ある吹付は石綿に塗り込められる。
この際ポリマー(樹脂剤)は均一な被膜となって表面を
覆うので、カバーリング効果も期待できる。
したがって、吹付は石綿繊維の飛散防止処理方法として
は極めて安全性が高く、しかも網のうえに塗布する樹脂
剤やその塗布方法を選ぶことによって吸音剤や防火機能
を妨げることなく、吹付は石綿を封じ込めることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(d)は何れも本発明方法を例示説明
するために各工程を順次に示す断面図である。 1・・・・・・スラブ 2・・・・・・吹付は石綿 3・・・・・・欠落箇所 4・・・・・・アクリル樹脂エマルジョ5・・・・・・
鋲 6・・・・・・網 7・・・・・ポリマ ン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吹付け石綿の表面に樹脂を塗布し、次にその表面
    を網で覆い、この網は表面から該吹付け石綿を貫通して
    打ち込んだ取付金具で止着し、更にその表面に少なくと
    も該網の網目を塞ぐ程度に樹脂剤を塗布することを特徴
    とする吹付け石綿の封じ込め方法。
JP15802388A 1988-06-28 1988-06-28 吹付け石綿の封じ込め方法 Pending JPH028453A (ja)

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JP15802388A JPH028453A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 吹付け石綿の封じ込め方法

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