JP2019065691A - 外断熱壁構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記下地壁は、縦壁ロッキング構法によって前記建築物の躯体に取り付けられた複数枚の外壁パネルで構成されており、
前記複数枚の外壁パネル間の縦目地部を跨ぐようにシート状のバッファ材が設けられていることを特徴とする外断熱壁構造。
前記下地壁は、横張り構法によって前記建築物の躯体に取り付けられた複数枚の外壁パネルで構成されており、
前記複数枚の外壁パネル間の横目地部を跨ぐようにシート状のバッファ材が設けられていることを特徴とする外断熱壁構造。
本発明に係る外断熱壁構造1においては、下地壁11は、縦壁ロッキング構法によって建築物の躯体に取り付けられた複数枚の外壁パネル11aで構成されている。外壁パネル11aとしては、軽量気泡コンクリート(ALC)パネルやプレキャストコンクリート(PCa)パネル、押出成形セメント板(ECP)等を用いることができる。
断熱パネル12としては、任意の断熱材で構成された断熱パネルを用いることができる。例えば、工場などで樹脂を発泡させて成型された断熱パネルを用いることができる。あるいは、建設現場などで断熱材を吹付けて形成されたものを用いることもできる。発泡体のみからなる断熱パネルでも、発泡体の少なくとも一方の表面に面材が積層一体化されてなる断熱パネルでもよい。
バッファ材13は、シート状の部材であり、外壁パネル11a間の縦目地部11bを跨ぐように配置されており、外壁パネル11aがロッキングした際に生じる外壁パネル11aの層間変位を吸収して、外壁パネル11aに貼り付けられた断熱パネル12が剥離するのを抑制する。
なお、建築現場で、バッファ材13側に接着剤等を塗って接着できるだけではなく、状況に応じて、外壁パネル11a側に接着剤等を塗って接着することもできる。
外壁パネル(下地壁)11aに断熱パネル12を貼り付けるため(及び断熱パネル12とバッファ材13とを接着するため)の接着剤14としては、モルタル(樹脂モルタル)や既知の建築用接着剤を用いることができる。なお、接着剤14は、外壁パネル11aの全面に塗布する必要はなく、外壁パネル11aに断熱パネル12を貼り付け可能であれば、ビード状、点状に塗布するなど、外壁パネル11aの一部のみに塗布してもよい。
また、下地層15としては、特に限定されることなく、モルタルなどの既知の下地材を用いて形成した層を用いることができ、補強材16としては、特に限定されることなく、耐アルカリ性ガラス繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維等を用いて形成した補強メッシュ等を用いることができる。そして、下地層15および補強材16は、断熱パネル12の外表面に補強材16を介して下地材を塗りつけることにより、断熱パネル12の前面に設けることができる。
塗り仕上げ層17は、本発明による外断熱壁構造1においては、モルタルや塗料などの既知の仕上げ材を湿式塗り仕上げしてなる層とする。
11,21 下地壁
11a,21a,P 外壁パネル
11b 縦目地部
11c,11d,21c,21d 本実部
11e,21e ウレタン系シール
11f,21f バックアップ材
12,22 断熱パネル
13,23 バッファ材
14,24 接着剤
15,25 下地層
16,26 補強材
17,27 塗り仕上げ層
21b 横目地部
28 柱
29 間柱
S 木ねじ
Claims (11)
- 建築物の下地壁の前面に断熱パネルを備え、該断熱パネルの外表面に湿式塗り仕上げを施してなる外断熱壁構造において、
前記下地壁は、縦壁ロッキング構法によって前記建築物の躯体に取り付けられた複数枚の外壁パネルで構成されており、
前記複数枚の外壁パネル間の縦目地部を跨ぐようにシート状のバッファ材が設けられていることを特徴とする外断熱壁構造。 - 前記縦目地部の全てが前記バッファ材で覆われている、請求項1に記載の外断熱壁構造。
- 前記複数枚の外壁パネル間の横目地部に跨がってバッファ材がさらに設けられている、請求項1または2に記載の外断熱壁構造。
- 建築物の下地壁の前面に断熱パネルを備え、該断熱パネルの外表面に湿式塗り仕上げを施してなる外断熱壁構造において、
前記下地壁は、横張り構法によって前記建築物の躯体に取り付けられた複数枚の外壁パネルで構成されており、
前記複数枚の外壁パネル間の横目地部を跨ぐようにシート状のバッファ材が設けられていることを特徴とする外断熱壁構造。 - 前記横目地部の全てが前記バッファ材で覆われている、請求項4に記載の外断熱壁構造。
- 前記複数枚の外壁パネル間の縦目地部に跨がってバッファ材がさらに設けられている、請求項4または5に記載の外断熱壁構造。
- 前記バッファ材の少なくとも一方の表面が粘着性を有しており、前記複数枚の外壁パネル間に貼り付けられている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の外断熱壁構造。
- 前記バッファ材はブチルテープである、請求項7に記載の外断熱壁構造。
- 前記バッファ材の少なくとも一方の表面が接着性を有している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の外断熱壁構造。
- 前記外壁パネルは、軽量気泡コンクリート(ALC)パネル、プレキャストコンクリート(PCa)パネル、押出成形セメント板(ECP)のいずれかである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の外断熱壁構造。
- 前記断熱パネルは、フェノール樹脂(PF)、ビーズ発泡ポリスチレン(EPS)、押出発泡ポリスチレン(XPS)、ロックウール(RW)のいずれかで構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の外断熱壁構造。
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