JPH0282383A

JPH0282383A - 現金自動取引装置

Info

Publication number: JPH0282383A
Application number: JP63233525A
Authority: JP
Inventors: Ryozo Nakamura; 良三中村
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-09-20
Filing date: 1988-09-20
Publication date: 1990-03-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、例えば他の金融機関に現金または当該口座か
らＩＤカードによって振り込むことができる現金自動振
込装置に関する。

〔従来の技術〕

近年、現金自動取引装置に現金を受け入れ、その受け入
れた現金を他の銀行口座に振り込んだりカード取引によ
り自分の口座から所定金額を他の銀行口座に振り込んだ
りする自動振り込み取引を行う装置が開発され実用化さ
れている。

尚、上記の従来技術に関連するものとして、例えば特開
昭６１−１２１１９２号公報及び特開昭６１−１２１１
８８号公報に開示された発明が存在する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記のような振り込み取引を行う装置では、現
金で振り込むためには、紙幣入出金装置と硬貨入出金装
置が必要になり、そのため現金自動取引装置が大形化す
るという問題点がある。特に、振り込み取引においては
、振り込み手数料や振り込み金額により、受け入れ金額
に端数が生じるため硬貨入出金装置が必須のものになる
。また、紙幣入出金装置と硬貨入出金装置が存在するた
め、紙幣ジャムや硬貨ジャム等の障害が発生し、現金自
動取引装置としての信頼性が低いという問題点があった
。また、紙幣や硬貨の計数に多大の時間を必要とし、処
理に時間がかかるという問題点があった。

この発明は上記した従来技術問題点に鑑みなされたもの
で、現金自動取引装置の小形化・軽量化を図り、信頼性
を向上させ、さらに処理時間を大幅に短縮することが可
能な現金自動取引装置を提供することをもくてきとして
いる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の現金自動取引装置は、プリペイドカードを挿入
、読み取り、放出するプリペイドカード読取手段と、現
金自動取引装置への受入額に応じて、上記プリペイドカ
ードから現金引落処理を行うプリペイドカード引落手段
゛とを有することを特徴としている。

〔作用〕

本発明によれば、硬貨入出金装置の代わりにプリペイド
カードから現金を引き落とすように構成することにより
、硬貨の入出金処理をなくし、プリペイドカードで小額
現金の処理を行うようにしたものである。

〔実施例〕以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第１図はこの発明の現金自動取引装置の外観の一例を示
す図である。図示するように、筺体１は、その前部水平
面に扉２を有する紙幣挿入口３と、タッチセンサを内蔵
したカラーＣＲ７表示部４とを備えている。また、筺体
１の前部垂直面には、磁気カード挿入口５と、通帳挿入
口６と、プリペイドカード挿入ロアと、プリペイドカー
ド放出口８が設けられている。

ここで、紙幣挿入口３ば、入金・振替・振り込みすべき
紙幣を多数枚−括して投入することができ、さらに紙幣
のつり銭を放出するものである。

また、扉２は入金・つり銭放出時に開閉自在に形成され
ている。さらに、カラーＣＲ７表示部４は、操作手順・
その他の情報をイラスト・文字・文言によりＣＲＴ画面
に表示し、利用者を誘導するとともに、その表示に従っ
て暗証番号・金額・口座番号・取引の承認・確認あるい
は取り消しなどに応じた表示部分をキー操作して押圧す
ることにより、図示しないタッチセンサがそれを検知し
、後述する主制御部に対して対応する信号を出力する。

ところで、筺体１内には、第２図に示すように、全体を
制御する主制御部１１と、上記磁気カード挿入口５から
挿入された磁気カードを受入れ、磁気カード上の磁気ス
トライプ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受
取る磁気カードリード部１２と、上記通帳挿入口６から
挿入された通帳の磁気ストライプ部を読取るとともに通
帳および図示しないジャーナル用紙に取引内容を記録す
る通帳プリント部１３と、上記紙幣挿入口３に挿入され
た紙幣を受け入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿
入口３に払出す入出金ユニット１４と、上記プリペイド
カード挿入ロアから受入れ、指定された金額をプリペイ
ドカードの磁気記録部より引落すプリペイドカード読取
部１５と、上記ＣＲＴ表示部５によって構成される接客
ユニット１６と、図示しないスピーカにより顧客に音声
案内を行う音声案内ユニット１７と、係員用の内部モニ
タ１８と、振込取引に必要な金融機関の情報たとえば銀
行名・支店名が５０音順に記録されたデータファイルと
してのフロンピーディスク１９と、上記主制御部１１と
図示しないホストコンピュータ（センタ）との間のデー
タ伝送を制御する伝送制御部２０と、電源部２１とがそ
れぞれ設けられている。また、上記主制御部１１には、
外部に設けられた係員用のリモートモニタ２２が接続さ
れている。

次に、このような構成において、現金による振込動作に
ついて説明する。たとえば今、利用客がこの装置の前に
立つ。この時、カラーＣＲ７表示部４には「いらっしゃ
いませ、お取扱いをご指定下さい」と表示されるととも
に、「出金、入金。

残高照会９通帳記入、振込、振替」の選択キーが表示さ
れている。この案内に応じて利用客は「振込」と表示さ
れた部分を押下する。これにより、主制御部１１は次の
処理に進むことを判断し、カラーＣＲ７表示部４で「お
振込の種類を押して下さい」と表示せしめるとともに、
「現金、カードの引き落し」の選択キーを表示せしめる
。ここで「現金」と表示された部分を押下する。尚、現
金にはプリペイドカードも含まれるものとする。これに
より主制御部１１は現金による振込みを行うと判断し、
カラーＣＲ７表示部４で「お振込金額を押して下さい」
とともに、テンキーと金額キーを表示せしめる。ついで
、利用客は案内にしたがって、振込金額を投入する。こ
の投入により、主制御部１１はカラーＣＲ７表示部４で
「送り先が登録済みか登録以外かに応じて登録キーある
いは指定ギーを押して下さし司と表示せしめる。このと
き、例えば指定キーを押下し、ガイダンスの案内に従い
振込先の入力を行なう。振込先の入力が終了すると、主
制御部１１はカラーＣＲ７表示部４で「お振込人名を押
してください」と表示し、この案内に応じて振込人名が
投入され、完了キーが押し下げられたとき、主制御部１
１は「電話番号を投入してください」と表示し、この案
内により利用客は電話番号、完了キーを投入する。つい
で、完了キーが投入されると、カラーＣＲ７表示部４で
「紙幣、プリペイドカードをそれぞれの投入口へお入れ
ください。よろしければ確認キーを押してください」と
表示せしめるとともに、確認キーと取消キーとを表示せ
しめる。この案内にしたがって、利用客は紙幣を紙幣挿
入口３に挿入し、プリペイドカードをプリペイドカード
挿入ロアに投入する。

すると、紙幣は入出金ユニット１４に受入れられ、鑑査
計数され、プリペイドカードはプリペイドカード読取部
１５に受入れられる。上記鑑査計数が終了したとき、主
制御部１１はカラーＣＲ７表示部４で紙幣投入金額とプ
リペイドカードの引落し額を表示せしめる。この案内に
応じて利用客は確認キ、取消キーを投入する。そして主
制御部１１が取消キーの投入を判断した時、取消処理を
行う。また、主制御部１１が確認キーの投入を判断した
場合、主制御部１１はカラーＣＲ７表示部４で「ただい
まコンピュータ処理中です。しばらくお待ちください」
と表示せしめる。また、主制御部１１は振込電文を送受
信し、その結果を図示しない印字装置を用いてジャーナ
ル用紙に印字せしめる。この印字の終了に応じて主制御
部１１は、振込金額と投入金額を比較することにより、
紙幣による高額の釣銭が有るか否かを判断する。そして
、主制御部１１が紙幣による高額の釣銭有りを判断した
場合、主制開部１１はカラーＣＲ７表示部４で「紙幣を
それぞれの受取口からお受取りください」と表示せしめ
るとともに、紙幣による高額の釣銭金額を表示せしめる
。

このとき、主制御部１１は入出金ユニット１４を作動し
て紙幣挿入口３に釣銭紙幣を放出せしめ、かつプリペイ
ドカードから硬貨に相当する小額を引落し処理を行なっ
た後プリペイドカード読取部１５を作動してプリペイド
カード放出口８にプリペイドカードを放出せしめる。こ
の放出により利用客は釣銭を受取る。この釣銭の受取り
が終了したとき、および主制御部１１が釣銭無しを判断
したとき振込処理を終了する。

上記したように、振込取引を行う際に硬貨の入出金の代
わりにプリペイドカードが利用できるので操作が容易、
かつ速く行うことができる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、現金
自動取引装置の小形化・軽量化を図り、信頼性を向上さ
せ、さらに処理時間を大幅に短縮することが可能になる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す現金自動取引装置の外
観を示す斜視図、第２図は第１図に示す現金自動取引装
置の内部構成を示すブロック図である。３・・・紙幣挿入口、４・・・カラーＣＲ７表示部、５
・・・磁気カード挿入口、６・・・通帳挿入口、７・・
・プリペイドカード挿入口、８・・・プリペイドカード
放出口、１１・・・主制御部、１２・・・磁気カードリ
ード部、１３・・・通帳プリント部、１４・・・入出金
ユニット、１５・・・プリペイドカード挿入口、１６・
・・接客ユニット、１７・・・音声案内ユニット、１８
・・・内部モニター、１９・・・フロッピーデスク１９
と、２１・・・電源部、２２・・・リモートモニタ。代理人　弁理士　　秋　本　正　実

Claims

【特許請求の範囲】

１、現金振り込み取引等を行う現金自動取引装置におい
て、プリペイドカードを挿入、読み取り、放出するプリ
ペイドカード読取手段と、現金自動取引装置への受け入
れ額に応じて、上記プリペイドカードから現金引落処理
を行うプリペイドカード引落手段とを有することを特徴
とする現金自動取引装置。