JPH0279139A - 二次記憶制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子計算機によるデータ処理に関し、特に仮
想記憶制御の二次記憶制御方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の二次記憶制御方式には、１．Ａ）：タス
ク毎に１個のフレームを割当てる方式、［Ｆ］）：何種
類かのフレームサイズを持ち、タスク起動時にその種類
を指定することＫよりその中の１個のフレームを割当て
る方式がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の二次記憶制御方式、特にタスク毎に１個
のフレームを割当てる方式は、システム内で最も大きな
二次記憶領域を必要とするタスクのサイズをフレームサ
イズとして選ぶことになるため二次記憶装置上に無駄が
出る。また、数種類のフレームサイズのうちの１個のフ
レームをタスクに割当てる方式は、プログラムの使用す
る二次記憶サイズがシステム内の最大のフレームサイズ
より大きくなると、それに見合った二次記憶領域を作シ
直す必要があシ、また起動時フレームの種類を指定しな
ければならないという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る二次記憶制御方式は、フレームおよびフ
レーム制御表と、同一タスクが使用しているフレームの
フレーム制御表をリンクしたタスクリンクと、システム
内の未使用フレームの７レ一ム制御表をリンクした空リ
ンクリストと、タスクが使用しているフレーム内に空領
域がなくなった場合に空リンクリスト上のフレーム制御
表を削除し、タスクリンクリストに登録する二次記憶制
御機構を有している。

〔作　用〕

この発明は１個のタスクから複数のフレームを動的に使
用できるので、フレームサイズをシステム内で最も太き
）二次記憶を必要とするタスクリンクにする必要がない
ため、二次記憶装置を有効に使用することができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明に係る二次記憶制御方式の一実施例を
示すブロック構成図である。同図において、１，２．３
および４はそれぞれページ長で分割されたページ領域１
ａ〜１ｃ　、　２ａ〜２ｃ　、　１ａ〜３ｃおよび４３
〜４ｃを備えたフレーム、５はこのフレーム１〜４から
構成された二次記憶領域６を格納した二次記憶装置、７
，８．９および１ｏはそれぞれタスクリンクリスト又は
空リンクリストに登録するためのリンク領域７ａ、８ａ
、９ｍおよび１０ａ、フレームの二次記憶装置５内のア
ドレスを示すフレームアドレス７ｂ、　８ｂ、　９ｂお
よび１ｏｂ。

ページ領域１ａ〜１ｃ　、　２ａ〜２ｃ　、　３ａ〜３
ｃおよび４ａ〜４ｃに対応して「０」または「１」が書
き込まれルヒットマップ７Ｃ１〜７Ｃ３，８Ｃ１〜８Ｃ
３，９Ｃ１〜９Ｃ３オよび１０ｃｌ　〜１０Ｃ３がら構
成されたフレーム制御表、１１は下記タスクリスクリス
ト上の先頭のフレーム制御表を示す先頭ポインタ、１２
は前記フレーム制御表７および８、先頭ポインタ１１を
備えたタスクリンクリスト、１３は下記空リンクリスト
上の先頭のフレーム制御表を示す先頭ポインタ、１４は
前記フレーム制御表９および１０．先頭ポインタ１３を
備えた空り／クリスト、１５は動作フローを第２図に示
す二次記憶制御機構である。

なお、前記ビットマツプ７Ｃ１〜１０Ｃ３はページ領域
１ａ〜４ｃ　に対応し、「Ｏ」が書き込まれたときには
そのページ領域が未使用を示し、「１」が書き込まれた
ときにはそのページ領域が使用中であることを示す。

次に、上記構成による二次記憶制御方式の動作について
第２図に示す動作フローを参照して説明する。まず、ス
テップＳ１において、二次記憶制御機構１５は新たにペ
ージが作られる際、そのページを持つタスクのタスクリ
ンクリスト１２上のフレーム制御表７および８内のビッ
トマツプ７Ｃ１〜７Ｃ３および８Ｃ１〜　８Ｃ３のうち
ｒＯＪが書き込まれたものを調べることによシ、フレー
ム内の空ページ領域を探す。もし、例えばビットマツプ
８Ｃ３が「０」であればステップＳｚにおいてその値を
「１」にすることによりそのページを使用中にする。次
に、ステップＳ３において、もし、このタスク１）ンク
リスト１２上のすべての７レ一五制御表γおよび８内の
ビットマツプ７Ｃ１〜７Ｃ３および８Ｃ１〜８Ｃ３がす
べて「１」Ｋセットされておｐ、ｒＯＪにセットされて
いるビットマツプがなければ、ステップＳ４において二
次記憶制御機構１５は空リンクリスト１４上のフレーム
制御表９および１０のうち、先頭ポインタ１３が示すフ
レーム制御表９を空リンクリスト１４から削除したのち
、ステップＳ、においで、フレーム制御表９をタスクリ
ンクリスト１２に登録し、ステップＳδにおいてフレー
ム制御表９内のビットマツ７’９０１〜９Ｃ３のうちの
先頭のビットマツプ９０１を「１」にセットし使用中に
する。

なお、もしタスクリンクリスト１２上のフレーム制御表
内のビットマツプ７Ｃ１〜７Ｃ３および８Ｃ１〜８Ｃ３
のうちｒＯＪがセットされているものがなく、かつ空リ
ンクリスト１４上にフレーム制御表がなければそのペー
ジに対応したページ領域を割当てることができず、ペー
ジ作成は失敗する。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、この発明に係る二次記憶制
御方式は、フレームと、このフレームを制御するための
フレーム制御表と、タスクリンクリストと、空リンクリ
ストを持ち、タスクリンクリスト上のフレーム内に空領
域がなくなった場合、空リンクリスト上のフレームを削
除しタスクリンクリストに登録し、そのフレームの空領
域を使用できるようにする二次記憶制御機構を有するこ
とにより、１個のタスクから複数のフレームを動的に使
用できるようにするため、フレームサイズをシステム内
で最も大きな二次記録を必要とするタスクのサイズにす
る必要がないため、二次記憶装置を有効に使用すること
ができ、また、プログラムサイズが大きくたつても複数
のフレームを使用することによシ実行できるため二次記
憶領域を何度も作り直す必要がなくなり、更に、二次記
憶制御機構がページ作成の際、ページ用の空領域がない
場合、未使用のフレームを自動的に空リンクリストから
タンクリンクリストに移すため、起動特使用するフレー
ムの種類を指定する必要がない々どの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る二次記憶制御方式の一実施例を
示すブロック構成図、第２図は第１図の二次記憶制御機
構の動作を説明するためのフローである。 １〜４−−−−フレーム　ｌ　ａ〜４Ｃ＊　１１　＋１
１１ページ領域、５・・・・二次記憶装置、６・・・・
二次記憶領域、７〜１０・・・・フレーム制御表、７３
〜１Ｑａ＠　＠　ｅ　ｅす／り領域、７ｂ〜１０ｂ争・
−φフレームアドレス、７０１〜ｌＣ３＠・唸・ビット
マツプ、１１．１３−・・・先頭ポインタ、１２・・・
争タスクリンクリスト、１４−・・・空リンクリスｌ−
１１５・・・・二次記憶制御機構。 特許出願人　　日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 仮想記憶制御を行なうシステムにおいて、固定長で分割
   した二次記憶領域の１個をフレームとし、このフレーム
   を制御するために二次記憶装置内のアドレスと同一タス
   クが使用しているフレームまたはシステム内の未使用フ
   レームをリンクするためのリンク領域を含むフレーム制
   御表を持ち、同一タスクが使用しているフレームのフレ
   ーム制御表をリストの形式で繋いだタスクリンクリスト
   と、システム内の未使用フレームのフレーム制御表をリ
   ストの形式で繋いだ空リンクリストを持ち、タスクが使
   用しているフレーム内に空領域がなくなつた場合、空リ
   ンクリスト上のフレーム制御表が示すフレームを空リン
   クリストから削除しタスクリンクリストに登録しそのフ
   レームを使用できるようにしたことを特徴とする二次記
   憶制御方式。