JPH0278476A - 盛土構造 - Google Patents

盛土構造

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JPH0278476A
JPH0278476A JP63230049A JP23004988A JPH0278476A JP H0278476 A JPH0278476 A JP H0278476A JP 63230049 A JP63230049 A JP 63230049A JP 23004988 A JP23004988 A JP 23004988A JP H0278476 A JPH0278476 A JP H0278476A
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JP
Japan
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waste
space
storage space
disposal site
disposing place
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JP63230049A
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JPH0653271B2 (ja
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Kazuo Toge
和男 峠
Shuichi Sakamoto
秀一 坂本
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、廃棄物処分場の造成方法に関し、特に、廃
棄物処分場が完成する前にその上部を有効に利用できる
造成方法に関する。
(従来の技術) 周知のように、事業活動によって排出される産業廃棄物
や、一般家庭から排出される一般廃棄物の最終処分とし
て、埋立処分が行われている。
このような廃棄物の埋立処分ては、山間の谷間などの内
陸部や海岸部に、廃棄物処分場を造成して埋め立ててい
る。
この種の廃棄物処分場は、一般に以下に説明する方法で
造成されていた。
まず、廃棄物を投入するための凹所を、例えば谷間をそ
のまま利用したり、あるいは地盤を人工的に掘削したり
、さらには海岸を護岸で締切ることにより形成し、この
凹所内の浸出水が外部に漏出するのを防止するために、
凹所が設けられる地盤の条件に応じて、止水壁や遮水シ
ートなどの遮水上を施工する。
そして、廃棄物は、遮水上によって遮水された凹所に底
部側から順次投入し、投入された廃棄物を適宜締固め、
凹所内が廃棄物でほぼ埋め戻された状態になると、最終
覆土を施してその上部を公園などの緑地として利用する
ことになるが、このような廃棄物処分場の造成方法には
、以下に説明する問題があった。
(発明が解決しようとする課題) すなわち、上述したような方法で廃棄物処分場を造成す
る際の最も大きな問題は、処分場の上部が最終覆土を施
すまでは利用できないことである。
このような処分場の上部の利用を疎外する要因としては
、廃棄物の発生量との関係で年月を要し、最終覆土を施
工するまでの期間が長期化されること、廃棄物の地盤は
沈下量が大きいことなどが挙げられる。
また、別の問題としては、上記造成方法では、凹所が覆
われていないので、雨水が処分場内に流入し2、これに
よって廃棄物中の環境汚染物質などが溶出するので、か
なり犬山りな浸出水の処理設備が必要になることである
さらに、凹所が覆われていないので、投入された廃棄物
が飛散したり、臭気公害を起こしたり、景観上の不快感
を与えることがあるので、対住民問題などで用地選定時
に立地面で制約を受けることが多く、これらの防止対策
として、締固めた廃棄物上に中間覆土を適宜施している
が、中間覆土によって、処分できる廃棄物の量が少なく
なるという問題もあった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、処分場の上部
が早期に利用できるとともに、天候に左右されず埋め立
て作業が可能になり、かつ、浸出水の処理設備や中間覆
土が不要になる廃棄物処分場の造成方法を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、廃棄物を搬入
する前に、搬入口を備え、かつ、四周が隔成された中空
状の廃棄物の堆積収納空間を構築し、この堆積収容空間
の少くとも一側面に盛土を行うことを特徴とする。
上記堆積収容空間は、好ましくは、コンクリート構造物
で構築される。
(作用および効果) 上記構成の廃棄物処分場の造成方法によれば、・廃棄物
を搬入する前に、搬入口を備え、かつ、四周か隔成され
た中空状の廃棄物の堆積収納空間が構築されるので、こ
の空間の少くとも一側面に盛土を行えば、処分場の上部
は直ちに利用できる。
また、廃棄物は、四周が隔成された堆積収納空間を構築
した後に、その内部に搬入口から持ち込まれ順次堆積さ
れるので、これらの作業は天候に左右されず何時でもで
きるとともに、投入された廃棄物の飛散が防止されるの
で中間覆土を行う必要がなく、堆積収納空間の全容積を
処分場として利用でき、かつ、雨水の流入も防止される
ので、浸出水の犬山りな処理設備も原則として不要にな
る。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例について添付図面を参照
にして詳細に説明する。
第1図は、この発明にががる廃棄物処分場の造成方法の
第一実施例を示している。
同図に示す廃棄物処分場は、その上部を自動車専用道路
として利用する場合を示している。
廃棄物処分場の造成方法では、まず、廃棄物10を収容
するための収納空間12が、地盤上に構築される。
この収納空間12は、底版12aと、この底版]、 2
 aの両端に立設された一対の側壁12bと、側壁12
b間に渡設された頂板12cとで四周を隔成され、これ
らはいずれも現場打ちないしはプレキャスト鉄筋コンク
リートがら構成されている。
そして、収納空間12は、長平方向に沿った適宜個所に
図外の隔壁が設けられ、隔壁で区画された部分には少な
くとも一個所の搬入口14が、側壁12bと直交するよ
うに設けられている。
このような構造の収納空間12が構築されると、側壁1
2bの外周には盛土16が施され、盛土16の斜面には
歩道18が設けられる。
そしてこの後に、搬入口14を介して、廃棄物10が収
納空間12内に搬入され、ベルトコンベア20によって
適宜個所まで搬送され、底版12a上に順次ブルドーザ
などによって締固めて堆積される。
゛ 以上のようにして廃棄物処分場を造成すると、廃棄
物10を搬入する前に、搬入口14を備え、かつ、四周
が隔成された中空状の廃棄物10の収納空間12が構築
されるので、この空間12の外周に盛土18を行えば、
処分場の上部である頂板12c上は自動車専用道路とし
て直ちに利用できる。
なお、盛土18は側壁12bの両側に必ずしも設ける必
要はない。
また、廃棄物10は、四周が隔成された収納空間12を
構築した後に、その内部に盛土18の斜面に開口する搬
入口14から持ち込まれ順次堆積されるので、頂板12
c上を走行する自動車の邪魔にならず、これらの作業は
何時でもできるとともに、投入された廃棄物10の飛散
が防止されるので中間覆土を行う必要がなく、堆積収納
空間12の全容積を処分場として利用でき、かつ、雨水
の流入も防止されるので、浸出水の犬山りな処理設備も
不要になる。
第2図はこの発明にかかる廃棄物処分場の造成方法の第
二実施例を示している。
同図に示す廃棄物処分場の造成方法は、都市の市街地部
分に処分場を造成する際に適用される方法であって、以
下にその特徴点についてのみ説明する。
この実施例では、廃棄物10の収納空間12が第一実施
例の道路と異なりかなり幅広なので、頂板12cを支持
するために適宜個所に柱21が立設されるとともに、盛
土16は、処分場の上部を緑地、公園、居住地として利
用するために収容空間12の全外周を覆うように施工さ
れている。
また、収納空間12の頂板12cの下面には、廃棄物1
0から放出されるガスを外部に排出するための換気装置
22が設けられている。
さらに、収納空間12内に堆積される廃棄物10は、予
めブロック状に締固められている。
このように構成された廃棄物処分場においても、廃棄物
10の搬入前に、収納空間12が構築され、その外周に
盛土16を施工すれば、処分場の上部を直ちに緑地、公
園、居住地として用いることが、でき、上記実施例と同
様な効果が得られる。
なお、上記実施例では、廃棄物10の収納空間12をい
ずれも地上に構築する場合を例示したが、収納空間12
は半地下に構築しても良い。
また、廃棄物10の収納空間12を隔成する底版12a
、側壁12b、頂板12cのそれぞれの内面には、例え
ば、遮水性の耐薬品性の塗料を塗布しても良く、さらに
、空間12内に浸出水の集水ピットを設けても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で構築した廃棄物処分場の一例を示
す要部断面斜視図、第2図は同第二実施例を示す要部断
面斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)廃棄物を搬入する前に、搬入口を備え、かつ、四
    周が隔成された中空状の廃棄物の堆積収納空間を構築し
    、この堆積収容空間の少くとも一側面に盛土を行うこと
    を特徴とする廃棄物処分場の造成方法。
  2. (2)上記堆積収容空間はコンクリート構造物からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処分場の造成
    方法。
JP63230049A 1988-09-16 1988-09-16 盛土構造 Expired - Lifetime JPH0653271B2 (ja)

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JP63230049A JPH0653271B2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 盛土構造

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JP63230049A JPH0653271B2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 盛土構造

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JPH0278476A true JPH0278476A (ja) 1990-03-19
JPH0653271B2 JPH0653271B2 (ja) 1994-07-20

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ID=16901761

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JP63230049A Expired - Lifetime JPH0653271B2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 盛土構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0540363U (ja) * 1991-10-31 1993-06-01 東陶機器株式会社 水 栓
NL9401249A (nl) * 1994-07-29 1996-03-01 Beton Son Bv Werkwijze voor het inrichten van een stortplaats.
JP2020089837A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 鹿島建設株式会社 半地下式廃棄物処分場及びその管理方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540064A (en) * 1978-09-14 1980-03-21 Kawasaki Steel Corp Blow-hole resistance covered electrode

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JP2020089837A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 鹿島建設株式会社 半地下式廃棄物処分場及びその管理方法

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JPH0653271B2 (ja) 1994-07-20

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