JPH0277458A - エチレン・α―オレフィン共重合系加硫ゴム組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はエチレン・α−オレフィン共重合系加硫ゴム組
成物に関するものである。

更に詳しくは、高硬度を有するエチレン・α−オレフィ
ン共重合系加硫ゴム組成物に関するものである。

〈従来の技術〉 エチレン・α−オレフィン共’ＩＬ　合Ｍ　加Ｈゴム組
成物は、天然ゴムやスチレン・ブタジェンゴム、ブタジ
ェンゴム、イソプレンゴム等の汎用ゴムに比較して耐候
性、耐熱性に浸れており。

その特性を活かして自動車部品、工業用品、電気部品等
として広く用いられている。

従来、かかるエチレン・α−オレフィン共重合系加硫ゴ
ム組成物に実用上要求される高硬度を持たせるためには
、多量のカーボンブラックと少量のプロセスオイルの組
合せ添加２反応型アルキルフェノール樹脂添加、ポリオ
レフィン樹脂添加等の方法が行なわれている。

〈発明が解決しようとする課題〉 かかる現状にお（・て１本発明が解決しようとする課題
、即ち目的は、高硬度を有する新規なエチレン・α−オ
レフィン共重合系加硫ゴム組成物を提供することにある
。

〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは高硬度を有するエチレン・α−オレフィン
共重合系加硫ゴム組成物について鋭意検討を行ない、エ
チレン・α−オレフィン共重合系ゴム、α、β不飽和カ
ルボン酸もしくはその誘導体を含有したエチレン・ａ−
オレフィン共重合系ゴムおよびポリアミド樹脂からなる
新規な加硫ゴム組成物を見い出し１本発明に到達した。

即ち本発明は、エチレン・ａ−オレフィン共重合系ゴム
０〜９９重量％と、α、β不飽和カルボン酸もしくはそ
の誘導体を含有したエチレン・α−オレフィン共重合系
ゴム１００〜１１量％からなるゴム組成物１００重量部
に対し、ポリアミド樹脂を５〜１００重量部加えること
を特徴とするエチレン・α−オレフィン共重合系加硫ゴ
ム組成物に関するものである。

本発明におけるエチレン・α−オレフィン共重合系ゴム
（以下ｒＥＯＲＪと略す）とは、エチレン・α−オレフ
ィン共重合体及びエチレン・α−オレフィン−非共役ジ
エン共重合体から選ばれろ少くとも１種の共重合体を言
い、α−オレフィンとしては炭素数３〜ｌＯのものが好
適に用（・られ、具体例としてはプロピレン、１−ブテ
ン、１−ペンテン、１−ヘキセンなどが例示される。

非共役ジエンとしてはジシクロペンタジェン。

エチリテンノルボルネン、１．４−ヘキサジエン。

メチルテトラヒドロインデン、メチルノルボルネン等が
例示される。

また本発明におけるα、β不飽和カルボン酸としては、
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸。

シトラコン酸、ナジック酸などが示めされ、その誘導体
・とじては、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水
ナジック酸などの酸無水物が例示される。

α、β不飽和カルボン酸もしくはその誘導体を含有した
エチレン・α−オレフィン共重合系ゴム（以下［変性Ｅ
ＯＲＪ　　と略す）は、公知な方法１例えば特公昭５８
−５３００５号公報、特公昭５８−４４５号公報に従が
ってグラフト共重合法等により製造される。さら°に本
発明の変性ＥＯＲには、特開昭６２−１１２６１４号公
報及び本発明者らが発明し、出頭している特願昭６１−
２７９４２２号公報などに従がって製造されるα、β不
飽和カルボン酸及びその誘導体とともにスチレン、メチ
ルスチレンなどのアルケニル芳香族単量体を含有させた
ものも含まれる。

変性ＥＯＲにおける。α、β不飽和カルボン酸及びその
誘導体の含有量は、変性ＥＯＲＧ二対し０、１−１０重
量％の範囲が望ましく、さらには、　　く０．３〜７重
量％の範囲がより望ましい。この範囲以下では、硬度の
向上効果が小さく、この範囲以上では、加工性及び加硫
ゴム物性等の他の特性が低下するためである。

本発明４こおけるポリアミド樹脂は特に制約されるもの
ではなく、ポリ−ε−カプロアミド（６−ナイロン）、
ポリー〇−ウンデカアミド（１１−ナイロン）、ポリヘ
キサメチレンアシハミド（６，６−ナイロン）、ホリヘ
キサメチレンセバカミド（６，１０−ナイロン）が例示
される。また分子量の大小、アミン基の有無に関係なく
使用することかできる。

さらに１本発明には、ゴム業界において公知の補強剤、
充填剤、軟化剤、可塑剤、加工助剤。

加硫促進剤、加硫剤などを使用することができる。

本発明のゴム組成物には、ゴム業界において広〈実施さ
れている加工法、加硫法が適用でき。

自動車用または工業用ゴム部品に使用できる。

（実施例〉 以下に実施例で本発明を具体的に説明する。

但し１本実施例は本発明を限定するものではない。

表１のＡ欄に示す処方に従がって、２５０℃にコントロ
ールされたブラベンダープラストグラフ（混練容量３５
０　ｃｃ　）を用いて、６０ｒｐｍのローター回転数で
５分間混練を行なった。冷却後。

表１のＢ欄に示す処方に従がりてカーボンブラック、プ
ロセスオイル、ステアリン酸を加え。

１００℃にコントロールされたブラミンダープラストグ
ラフを用いて、６０ｒｐｍのローター回転数で４分間混
線を行たった。さらをこ６インチローＭを用いて１表１
のＣ欄に示す処方に従がって。

加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤等を混練した。

得られた未加硫ゴム組成物を１７０℃の加硫プレスを用
いて１０分間加熱して加硫し、２−のンートを得た。加
硫ゴム物性をＪＩＳ　Ｋ６３０１　ｉこよって測定した
。その結果を表１に示す。

〈発明の効果〉 以上に述べたように１本発明により、高硬度を有するニ
チレン・α−オレフィン共重合系加硫ゴム組成物を提供
することができる。

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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エチレン・α−オレフィン共重合系ゴム０〜９９
   重量％と、α，β不飽和カルボン酸もしくはその誘導体
   を含有したエチレン・α−オレフィン共重合系ゴム１０
   ０〜１重量％からなるゴム組成物１００重量部に対し、
   ポリアミド樹脂を５〜１００重量部加えることを特徴と
   するエチレン・α−オレフィン共重合系加硫ゴム組成物
   。