JPH0276508A - テープ苗作成装置の収納部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープ苗作成部から繰り出される一連のテー
プ苗を収納するだめのテープ苗作成装置の収納部に関す
る。

〔従来の技術〕

先行技術におけるテープ苗作成装置の収納部は、テープ
苗作成部から繰り出されてくるテープ苗をロール等に巻
き取っていく構造になっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、作物苗は一般的に先端側よりも根本側の方が太
くなっているので、上述した構造ではテープ苗を巻き取
っていくと次第に根本側の方が嵩張ってきて不安定な状
態になり、形崩れを起こす難点があった 本発明では、繰り出される一連のテープ苗を絡まったり
形崩れしない状態で収納可能にすることを目的としてい
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を解決するために、本発明では、テープ苗を収
納する収納容器と、往復移動しながらテープ苗を収納容
器の一端から他端に送るガイド装置と、ガイド装置の向
き変更動作に連動してテープ苗の折り返し部を押え込む
押え装置とを備えである。

〔作　用〕

テープ苗作成部から繰り出されるテープ苗は、移動する
ガイド装置によって案内されながら収納容器の一端から
他端へと送られていく。テープ苗が収納容器の端部に達
してガイド装置の向きが変わると、押え装置が作動して
テープ苗の折り返し部が押さえ込まれる。そして今度は
繰り出されるテープ苗は反対方向に移動するガイド装置
によって案内されながら収納容器の一端から他端へと送
られていく。それによって一連のテープ苗は収納容器内
に蛇行状に積み重ねられていく。

〔発明の効果〕

したがって、本発明に係わるテープ苗作成装置の収納部
では、作物苗の根本側の方が先端側よりも太くなってい
るテープ苗であっても、形崩れを起こすこともなく収納
しておくことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図に示されているのは、藺草のテープ苗
作成部（ＩＡ）と収納部（ＩＢ）から成るテープ苗作成
装置である。前記テープ苗作成部（ＩＡ）は、ベルト表
面に一定間隔の突起（２ａ）を形成した左右一対のベル
トコンベア（２）、　（２）　、左右ベルトコンベア（
２）、　（２）の間に位置してベルト面と同一高さ位置
に配設された藺草菌株受は止め搬送用の第１テープ（３
）、左右のベルトコンベア（２）、（２）間に亘って載
置された藺草菌株（Ａ＞を上方より作用させて第１テー
プ（３）と協働で挾持する第２テープ（４）、左右ベル
トコンベア（２）、（２）を同期駆動するベルト駆動装
置（５）、第１１第２テープ用繰出しドラム（６）、　
（７）、ベルトコンベア（２＞、　（２）の終端で第１
、第２テープ（３）、　（４）を重ね合わせる押えロー
ラ（８）、藺草苗株（Ａ）を挾んで上下に重なった第１
、第２テープ（３）、　（４）を−」上向き進行経路に
変えるアイドルローラ（９）、このアイドルローラ（９
）より進行方向下手側に位置し、第１、第２テープ（３
）、　（４）を重合状態に張り合わせる一対の押圧ロー
ラ（ＩＯＡ）、　（ＩＯＢ）　　とで構成しである。こ
のテープ苗作成部（ＩＡ）の終端側の下方には、押圧ロ
ーラ（１〇八＞、　（１０Ｂ＞から繰り出される一連の
テープ苗（Ｔ）を収納するための収納部（ＩＢ）を配備
しである。

前記ベルトコンベア（２）は、ベルト上面に略矩形の樹
脂製突起（２ａ）を一定間隔でベルト進行方向に取り付
け、相隣接する突起（２ａ）、　（２ａ）間に藺草苗株
（Ａ）を落し込み、左右の突起（２ａ）。

（２ａ）で終端まで搬送する構造になっている。このベ
ルトコンベア（２）、（２）間で藺草菌株（Ａ）を支持
して進行する第１テープ（３）には粘着剤が塗布されて
おらず、藺草苗株（八）を支持しているだけである。こ
の場合、藺草菌株（八）を載置した状態で、ベルトコン
ベア（２）の移動速度と押圧ローラ（１’ＯＡ）、　（
ＩＯＢ）での回転速度とのズレが生じた場合においても
、藺草苗株（Ａ）　は第１テープ（３）　に対しては相
対移動可能であるから姿勢乱れが少ない。一方、第２テ
ープ（４）は下面に粘着剤が塗布され、藺草苗株（八）
を第１テープ（３）と挾持する際に接着固定するように
なっている。

このベルトコンベア（２）、（２）の前後突起（２ａ）
。

（２ａ）間に藺草苗株（Ａ）を投入する部位は、ベルト
コンベア（２）始端側の旋回部で前記前後突起（２ａ）
、　（２ａ＞間隔が広がる位置に設定しである。

また、前記第２テープ（４）の下面側に剥離紙（１１）
を設けであるが、この剥離紙（１１）は前記ドラム（７
）より繰出される際に剥離紙用巻取ドラム（１２）によ
って巻き取られていく。

第１図に示すように、前記ベルトコンベア（２）の横外
側方は、搬送される藺草苗株い）の株元に作用する株元
揃え板（１３）を立設してあり、ベルトコンベア（２）
で搬送される藺草苗株（Ａ＞の株端に接触して、第１テ
ープ（３）と藺草苗株（Ａ）との相対位置関係が一定に
なるように補正している。つまり、藺草菌株（Ａ）　に
対するテープ挟持位置を、植付後に朽ちてしまう茎部分
に設定し、新芽の出ている株元側近くが挟持位置に移行
するのを阻止している。

その他付属部品として、第１テープ（３）の両横外側方
に左右一対の押え棒（１４）が設けである。

この押え棒（１４）は、コンベア（２）と第１テープ（
３）とで搬送される藺草菌株（Ａ）の浮き上がりを抑え
、第２テープ（４）で挟持する際に藺草菌株（Ａ＞をま
とまりよく挾持できるようにする前処理機能を有してい
る。図中（１５）は第２テープ（４）に対するテンンヨ
ンローラである。

次に前記ベルトコンベア（２）を駆動する駆動装置（５
）について説明する。

前記ベルトコンベア（２）の終端に駆動プーリ（図示せ
ず）を配してあり、この駆動プーリの駆動軸（１６）を
横側方に延出して、その端部に人カブ−ＩＪ（１７）を
取り付けである。また、入カブ−ＩＪ　（１７）の下方
に大小２枚の中間ブーＩＪ（１８）。

（１９）を、これら中間プーリ（１８）、　（１９）　
の下方には、モータ（Ｍ）で回転駆動される出力プーリ
（１９）を配しである。そして出カブ−ＩＪ（２０）の
駆動力を下部伝動ベル）　（２１）を介して中間プーリ
（１８）に伝達した後、この中間ブーＩＪ（１８）から
上部伝動ベル）　（２２）を介して前記人カブ−ＩＪ（
１７）に動力を伝達するようにしである。

また、前記駆動軸（１６）には上部チェーン（２３）を
巻回してあり、この上部チェーン（２３）を介して前記
押圧ローラ（ＩＯＢ）に動力を伝達するように、更に、
中間プーリ（１８）、　（１９）の軸（２４）には下部
チェーン（２５）を巻回してあり、この下部チェーン（
２５）を介して前記収納部（ＩＢ）に動力を伝達するよ
うにしである。

前記収納部（ＩＢ）は、第３図に示すように、テープ苗
作成部（ＩＡ）から繰り出されるテープ苗（Ｔ）を収納
する収納容器（２６）と、往復移動しながらテープ苗（
Ｔ）を収納容器（２６）に一端から他端に案内するガイ
ド装置（２７）と、ガイド装置（２７）の向き変更動作
に連動してテープ苗（Ｔ）の折り返し部（Ｔａ）を押さ
え込む押さえ装置（２８）とから成る。

前記収納部（ＩＢ）のフレーム部分（２９）に前記収納
容器（２６）を設置しである。収納容器（２６）は細長
い器形をしており、この収納容器（２６）に沿うように
してガイドレール（３０）をフレーム部分（２９）の上
部に設けである。第４図に示すように、このガイドレー
ル（３０）の両端にはスプロケット（３１）を配備して
あり、前記下部チェーン（２５）から動力を得て駆動さ
れる搬送チェーン（３２）をこれらスプロケッ）　（３
１）に亘って巻回しである。

搬送チェーン（３２）のリンクプレートの一個には内側
に向けて屈曲した反転レバー（３３）を固着しであり、
この反転レバー（３３）の先端にガイド装置（２７）を
枢支しである。

前記ガイド装置（２７）は、繰り出されるテープ苗（Ｔ
）を弛ませることなく確実に下方に案内できるように、
テープ苗（Ｔ）を通ずスリット状の通過口（３４）を挟
んで傾斜案内板（３５）を谷形に配置して構成しである
。傾斜案内板（３５）の上辺には、テープ苗（Ｔ）の案
内を補助するためのロッド（３６）をフォーク状に突設
しである（第１図参照）。尚、（３７）は、ガイド装置
（２７）の移動を円滑にするためのガイドローラである
。

前記モータ（Ｍ）が駆動されてテープ苗作成部（ＩＡ）
からテープ苗（Ｔ）が繰り出されてくると、それに伴っ
て搬送チェーン（３２）が回動し、搬送チェーン（３２
）に設けられた反転レバー（３３）が移動し、この反転
レバー（３３）の先端が往復直線運動する。そして反転
レバー（３３）の先端に取り付けられたガイド装置（２
７）がガイドレール（３０）上に沿って直線移動し、テ
ープ苗（Ｔ）を収納容器（２６）の一端から他端に向け
て案内していく。このガイド装置（２７）は、搬送チェ
ーン（３２）の回動にともなって何度も往復移動し、そ
の結果テープ苗（Ｔ）を収納容器（２６）内に蛇行状に
折り畳んでいく。

前記収納部（ＩＢ）の両端側には、操作レノ＼−（３８
）と押えレバー（３９）とから成る押え装置り２８）を
それぞれ配備しである。操作レバー（３８）は、反転レ
バー（３３）の移動経路中に位置しており、上方の支点
周りで揺動自在にしである。また、押えレバー（３９）
は、外方に揺動付勢されており、その先端を収納容器（
２６）内に臨ませである。この押えレバー（３９）に連
接した接当片（３９ａ）　は揉作レバー（３８）に接当
させである。

前記搬送チェーン（３２）の回動に伴って反転レバー（
３３）が移動限界付近に達し、ガイド装置（２７）が−
時的に静止すると、反転レバー（３３）が操作レバー（
３８）に接当してそれを外方に揺動させる。そして操作
レバー（３Ｂ）に接当する押えレバー（３９）を弾性力
に抗して上方に持ち上げ揺動し、その状態を一時的に維
持する。反転レバー（３３）が反対方向の移動を開始す
るに伴ってガイド装置（２７）が移動し、テープ苗（Ｔ
）　に折り返し部（Ｔａ）が形成されだす頃になると、
操作レバー（３８）への接当が解除される。それに連動
して押えレバー（３９）が下方に揺動し、新しくできた
折り返し部（Ｔａ）を押さえつける。それにより、ガイ
ド装置り２７）が収納部のテープ苗（Ｔ）を引きずり、
折り畳まれたテープ苗（Ｔ）の形を崩すことが防止され
るのである。テープ苗（Ｔ＞を折り畳んでいく経過は第
３図（イ）から（ロ）に示すとおりである。

〔別実施例〕

第５図と第６図に示されているのは、本発明の第１別実
施例である。

押圧ローラ（ＩＯＢ）の上方に伸縮自在なアーム（４０
）を揺動自在に設けてあり、このアーム（４０）を、押
圧ローラ（ＩＯＢ）な端面に付設された回動部材（４１
）に係合しである。アーム（４０）の下端部には、一対
のガイドバー（４２）とガイドローラ（４３）とから成
るガイド装置（２７）を設けである。

つまり押圧ローラ（１０Ｂ）が回転すると、それに連動
してアーム（４０）が大きく揺動し、ガイド装置（２７
）を収納容器り２６）の端から端び往復移動させる構造
になっている。

第７図と第８図に示されているのは、本発明の第２別実
施例である。

押圧ローラ（ＩＯＢ）の端面にアーム（４４）を軸支し
てあり、このアーム（４４）の下端部に長孔（４４ａ）
を設けである。ま、た、押圧ローラ（ＩＯＢ）に連動し
て回動する駆動チェーン（４５）を設けてあり、この駆
動チェーン（４５）の他端側に設けられたクランクアー
ム（４６）と前記アーム（４４）とをロッド（４７）を
介して連結しである。長孔（４４ａ）には、一対のガイ
ドバー（４８）とガイドローラ（４９〉とから成るガイ
ド装置（２７）を係合しである。つまり押圧ローラ（Ｉ
ＯＢ）が回転して駆動チェーン（４５）が回動すると、
クランクアーム（４６）によってロッド（４７）が押し
引きされ、アーム（４４）が揺動するように、モしてガ
イド装置（２７）を収納容器（２６〉の端から端へ往復
移動させる構造になっている。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るテープ苗作成装置の収納部の実施例
を示し、第１図はテープ苗作成装置の全体平面図、第２
図はテープ苗作成装置の全体正面図、第３図（イ）、　
（０）、　（ハ）はガイド装置の動作状態を経時的に示
す正面図、第４図は側面図であり、第５図はガイド装置
の送り構造の第１別実施例を示す正面図、第６図は同側
面図、第７図はガイド装置の送り構造の第２別実施例を
示す正面図、第８図は同側面図である。 （ＩＡ）・・・・・・テープ苗作成部、（２６）・・・
田収納容器、（２７）・・・・・・ガイド装置、（２８
）・・印・押え装置、（Ｔ）・・・・・・テープ苗、（
Ｔａ）・・・・・・折り返し部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープ苗作成部（１Ａ）から繰り出される一連のテープ
   苗（Ｔ）を収納するためのテープ苗作成装置の収納部で
   あって、テープ苗（Ｔ）を収納する収納容器（２６）と
   、往復移動しながらテープ苗（Ｔ）を収納容器（２６）
   の一端から他端に送るガイド装置（２７）と、ガイド装
   置（２７）の向き変更動作に連動してテープ苗（Ｔ）の
   折り返し部（Ｔａ）を押さえ込む押え装置（２８）とを
   備えたテープ苗作成装置の収納部。