JPH027515Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027515Y2 JPH027515Y2 JP1987054788U JP5478887U JPH027515Y2 JP H027515 Y2 JPH027515 Y2 JP H027515Y2 JP 1987054788 U JP1987054788 U JP 1987054788U JP 5478887 U JP5478887 U JP 5478887U JP H027515 Y2 JPH027515 Y2 JP H027515Y2
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- JP
- Japan
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- decorative board
- molded body
- ferrite
- radio wave
- leg pieces
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 12
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電波吸収壁体に適用される電波吸収
プレキヤスト板に係るものである。
プレキヤスト板に係るものである。
(従来の技術)
本考案者等は曩に特願昭60−284372号におい
て、化粧板の背面に複数の脚片を突設するとも
に、相隣る脚片間にフエライト系成形体を嵌着し
てなる、電波吸収壁体コンクリートに一体に層着
される電波吸収用化粧ブロツクを提案した。
て、化粧板の背面に複数の脚片を突設するとも
に、相隣る脚片間にフエライト系成形体を嵌着し
てなる、電波吸収壁体コンクリートに一体に層着
される電波吸収用化粧ブロツクを提案した。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、通常の化粧板の背面には凹凸あ
り、フエライト系成形体の面と密着することがな
いため、同成形体面に水が浸入することがある。
り、フエライト系成形体の面と密着することがな
いため、同成形体面に水が浸入することがある。
このような状態になると電波吸収性能が阻害さ
れることとなる。
れることとなる。
(問題点を解決するための手段)
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、化粧板の背面に複数の脚
片が突設されたプレキヤスト板における前記脚片
間に、フエライト系成形体を嵌着するとともに、
同成形体と前記化粧板との間隙に、樹脂系接着剤
を水密に充填してなることを特徴とする電波吸収
プレキヤスト板に係るものである。
案されたものであつて、化粧板の背面に複数の脚
片が突設されたプレキヤスト板における前記脚片
間に、フエライト系成形体を嵌着するとともに、
同成形体と前記化粧板との間隙に、樹脂系接着剤
を水密に充填してなることを特徴とする電波吸収
プレキヤスト板に係るものである。
(作用)
本考案に係る電波吸収プレキヤスト板は、前記
したように化粧板の裏面に突設された複数の脚片
間に、フエライト系成形体を嵌着し、この際生起
した同成形体と化粧板背面の凹凸面との間の隙間
に樹脂系接着剤を充填したので、同接着剤によつ
て前記化粧板及びフエライト系成形体間の隙間に
対する水分の進入が防止されると同時に、フエラ
イト系成形体が化粧板に密着するものである。
したように化粧板の裏面に突設された複数の脚片
間に、フエライト系成形体を嵌着し、この際生起
した同成形体と化粧板背面の凹凸面との間の隙間
に樹脂系接着剤を充填したので、同接着剤によつ
て前記化粧板及びフエライト系成形体間の隙間に
対する水分の進入が防止されると同時に、フエラ
イト系成形体が化粧板に密着するものである。
(実施例)
以下本考案を図示の実施例について説明する。
1はタイル等の化粧板で、その背面に一双の脚
片2が突設され、同脚片2間にフエライト系成形
体3が嵌着されている。
片2が突設され、同脚片2間にフエライト系成形
体3が嵌着されている。
この際、前記化粧板1の背面における凹凸部
と、前記フエライト系成形体3との間に間隙が生
起するので、同間隙に防水性と接着性とを具えた
樹脂系接着剤4を充填し、前記脚片2間には化粧
板1の背面の壁体コンクリート内に埋設され、同
コンクリートからの化粧板1の剥離防止と反射体
としての用を兼ねる鉄筋メツシユ5が取付けられ
る。
と、前記フエライト系成形体3との間に間隙が生
起するので、同間隙に防水性と接着性とを具えた
樹脂系接着剤4を充填し、前記脚片2間には化粧
板1の背面の壁体コンクリート内に埋設され、同
コンクリートからの化粧板1の剥離防止と反射体
としての用を兼ねる鉄筋メツシユ5が取付けられ
る。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記化粧板1の背面に突設された脚片2を
介して化粧板1とその背面に打設された壁コンク
リートとが一体化され、前記脚片2間に嵌着され
たフエライト成形体3によつて電波吸収効果が発
揮される。
ので、前記化粧板1の背面に突設された脚片2を
介して化粧板1とその背面に打設された壁コンク
リートとが一体化され、前記脚片2間に嵌着され
たフエライト成形体3によつて電波吸収効果が発
揮される。
而して前記フエライト成形体3と化粧板1との
間隙に、樹脂系接着剤4が充填されているので、
同間隙より水分が侵入してフエライト成形体3の
電波吸収性能を低減させることのないようにする
とともに、フエライト成形体3を化粧板1に確実
に接着するものである。
間隙に、樹脂系接着剤4が充填されているので、
同間隙より水分が侵入してフエライト成形体3の
電波吸収性能を低減させることのないようにする
とともに、フエライト成形体3を化粧板1に確実
に接着するものである。
第2図は前記電波吸収プレキヤスト板の製造工
程を示し、型枠基盤6上に化粧板打込用のゴム製
の型マツト7を敷並べ、背面より脚片2が突設さ
れた化粧板1を前記型枠7に嵌合し、重錘8を載
架して浮上がりを防止し、化粧板1間の間隙より
高流動性モルタル9を流し込み、同モルタル9の
硬化後、前記重錘8を除去し、化粧板1の裏面に
おける相隣る脚片2,2間に樹脂系接着剤4を塗
布し、同接着剤4上にフエライト成形体3を配列
し、同成形体3上に重錘10を載架して前記化粧
板1と十分に密着させ、しかるのち重錘10を除
去して脚片2,2間に鉄筋メツシユ5を取付け
る。
程を示し、型枠基盤6上に化粧板打込用のゴム製
の型マツト7を敷並べ、背面より脚片2が突設さ
れた化粧板1を前記型枠7に嵌合し、重錘8を載
架して浮上がりを防止し、化粧板1間の間隙より
高流動性モルタル9を流し込み、同モルタル9の
硬化後、前記重錘8を除去し、化粧板1の裏面に
おける相隣る脚片2,2間に樹脂系接着剤4を塗
布し、同接着剤4上にフエライト成形体3を配列
し、同成形体3上に重錘10を載架して前記化粧
板1と十分に密着させ、しかるのち重錘10を除
去して脚片2,2間に鉄筋メツシユ5を取付け
る。
なおこの後、前記化粧板背面に所要の壁鉄筋を
配筋し、埋込金物を取付けて壁体コンクリートを
打設して電波吸収壁を構成する。
配筋し、埋込金物を取付けて壁体コンクリートを
打設して電波吸収壁を構成する。
(考案の効果)
本考案に係る電波吸収プレキヤスト板は前記し
たように、化粧板の背面より突設された複数の脚
片間に嵌着されたフエライト系成形体と前記化粧
板との間に樹脂系接着剤が充填されているので、
同接着剤によつてフエライト系成形体と化粧面と
の間に水が浸入するのを防止して、電波吸収性能
が低下するのを防止するとともに、フエライト系
成形体を前記化粧板に確実に接着するものであ
る。
たように、化粧板の背面より突設された複数の脚
片間に嵌着されたフエライト系成形体と前記化粧
板との間に樹脂系接着剤が充填されているので、
同接着剤によつてフエライト系成形体と化粧面と
の間に水が浸入するのを防止して、電波吸収性能
が低下するのを防止するとともに、フエライト系
成形体を前記化粧板に確実に接着するものであ
る。
第1図は本考案に係る電波吸収プレキヤスト板
の一実施例を示す縦断面図、第2図はその製造工
程を示す説明図である。 1……化粧板、2……脚片、3……フエライト
系接着剤、4……樹脂系接着剤。
の一実施例を示す縦断面図、第2図はその製造工
程を示す説明図である。 1……化粧板、2……脚片、3……フエライト
系接着剤、4……樹脂系接着剤。
Claims (1)
- 化粧板の背面に複数の脚片が突設されたプレキ
ヤスト板における前記脚片間に、フエライト系成
形体を嵌着するとともに、同成形体と前記化粧板
との間隙に、樹脂系接着剤を水密に充填してなる
ことを特徴とする電波吸収プレキヤスト板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987054788U JPH027515Y2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987054788U JPH027515Y2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63162594U JPS63162594U (ja) | 1988-10-24 |
JPH027515Y2 true JPH027515Y2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=30882104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987054788U Expired JPH027515Y2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027515Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2804716B2 (ja) * | 1994-05-27 | 1998-09-30 | 株式会社ノザワ | 電波吸収パネル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619437U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-20 | ||
JPS6234498B2 (ja) * | 1981-10-30 | 1987-07-27 | Nitto Seiko Kk |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5540574U (ja) * | 1978-09-11 | 1980-03-15 | ||
JPH0140231Y2 (ja) * | 1985-08-16 | 1989-12-01 |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP1987054788U patent/JPH027515Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5619437U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-02-20 | ||
JPS6234498B2 (ja) * | 1981-10-30 | 1987-07-27 | Nitto Seiko Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63162594U (ja) | 1988-10-24 |
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