JPH027165A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH027165A JPH027165A JP63156872A JP15687288A JPH027165A JP H027165 A JPH027165 A JP H027165A JP 63156872 A JP63156872 A JP 63156872A JP 15687288 A JP15687288 A JP 15687288A JP H027165 A JPH027165 A JP H027165A
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- JP
- Japan
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- abnormality
- inspection
- maintenance
- banknotes
- maintenance information
- Prior art date
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 47
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、たとえば定期的に保守員による保守がなさ
れるような電子機器に関する。
れるような電子機器に関する。
(従来の技術)
近年、電子機器は複雑化の一途をたどり、その点検作業
にもそれなりの専門的知識が要求されている。特に、定
期点検を必要とするような複雑な機器においては、異常
の要因を検査してみても、機器の1台1台がそれぞれに
特有の不具合を示すことが多々ある。
にもそれなりの専門的知識が要求されている。特に、定
期点検を必要とするような複雑な機器においては、異常
の要因を検査してみても、機器の1台1台がそれぞれに
特有の不具合を示すことが多々ある。
そこで、限られた短い点検時間内に各機器特有の不具合
を把握し、効率良く保守が行えるようにするために、前
回の点検時から現在までに機器に生じたエラー(異常)
を記録しておき、その記録にしたがって作業が行えるよ
うにした機器が開発されている。この種の電子機器では
、エラーログ出力方式により、生じたエラーのコード情
報(エラーコード)を、発生回数(頻度)の高い順に、
発生回数とともに出力するようになっている。
を把握し、効率良く保守が行えるようにするために、前
回の点検時から現在までに機器に生じたエラー(異常)
を記録しておき、その記録にしたがって作業が行えるよ
うにした機器が開発されている。この種の電子機器では
、エラーログ出力方式により、生じたエラーのコード情
報(エラーコード)を、発生回数(頻度)の高い順に、
発生回数とともに出力するようになっている。
しかしながら、この方式では、エラーコードから異常の
種類などを判断し、点、検マニュアルなどを参照して不
具合の存在しそうな調整箇所を特定した上で、保守にあ
たらなければならない。このため、保守員は、常に点検
マニュアルなどを持ち歩かなければならず、また調整箇
所などの特定にある程度の経験が必要とされていた。
種類などを判断し、点、検マニュアルなどを参照して不
具合の存在しそうな調整箇所を特定した上で、保守にあ
たらなければならない。このため、保守員は、常に点検
マニュアルなどを持ち歩かなければならず、また調整箇
所などの特定にある程度の経験が必要とされていた。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は、エラーコードから異常の種類を判断し、点
検マニュアルなどを参照して不具合の存在しそうな調整
箇所を特定した上で、保守を行うようにしているもので
は、保守員は常に点検マニュアルなどを持ち歩かなけれ
ばならず、また調整箇所などの特定にある程度の経験が
必要とされていたという問題点を解決すべくなされたも
ので、点検マニュアルなどを携帯することなく、調整箇
所などを容易に判断することができ、点検時間の大幅な
短縮および点検作業の安定化が図れる電子機器を提供す
ることを目的とする。
検マニュアルなどを参照して不具合の存在しそうな調整
箇所を特定した上で、保守を行うようにしているもので
は、保守員は常に点検マニュアルなどを持ち歩かなけれ
ばならず、また調整箇所などの特定にある程度の経験が
必要とされていたという問題点を解決すべくなされたも
ので、点検マニュアルなどを携帯することなく、調整箇
所などを容易に判断することができ、点検時間の大幅な
短縮および点検作業の安定化が図れる電子機器を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
この発明の電子機器にあっては、定期的に点検を必要と
する電子機器において、前記電子機器に生じた異常を記
憶する第1の記憶手段と、異常に対する各種の保守情報
を記憶する第2の記憶手段と、定期点検時に、前記第1
の記憶手段で記憶されている異常を、前記第2の記憶手
段に記憶されている上記異常に対応する保守情報ととも
に、その発生回数の多い順に出力せしめる制御手段とか
ら構成されている。
する電子機器において、前記電子機器に生じた異常を記
憶する第1の記憶手段と、異常に対する各種の保守情報
を記憶する第2の記憶手段と、定期点検時に、前記第1
の記憶手段で記憶されている異常を、前記第2の記憶手
段に記憶されている上記異常に対応する保守情報ととも
に、その発生回数の多い順に出力せしめる制御手段とか
ら構成されている。
(作用)
この発明は、前回の定期点検時から現在までに生じた異
常を記憶しておき、定期点検時に上記異常を発生回数の
多い順に出力するとともに、各異常に対応する保守情報
を一緒に出力することにより、保守の必要な調整箇所な
どを機器側で特定するようにしたものである。
常を記憶しておき、定期点検時に上記異常を発生回数の
多い順に出力するとともに、各異常に対応する保守情報
を一緒に出力することにより、保守の必要な調整箇所な
どを機器側で特定するようにしたものである。
(実施例)
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第2図および第3図は、この発明の電子機器、たとえば
紙葉類としての銀行券を種類(金種または券種)別に区
分して収納する紙幣処理装置を示すものである。すなわ
ち、この紙幣処理装置の本体1は、供給される銀行券の
金種、真偽、その他の鑑査判別および計数を行う銀行券
計数部と、鑑査判別および計数を行った銀行券を所定の
ポケットに区分して収納する銀行券収納部とからなって
いる。
紙葉類としての銀行券を種類(金種または券種)別に区
分して収納する紙幣処理装置を示すものである。すなわ
ち、この紙幣処理装置の本体1は、供給される銀行券の
金種、真偽、その他の鑑査判別および計数を行う銀行券
計数部と、鑑査判別および計数を行った銀行券を所定の
ポケットに区分して収納する銀行券収納部とからなって
いる。
紙幣処理装置の本体1の前面(銀行券計数部)には、多
数枚の銀行券P・・・を積層状態でセットできる供給部
3が設けられており、この供給部3の上方には銀行券P
・・・を押圧する上下動可能な押え部材4が設けられて
いる。
数枚の銀行券P・・・を積層状態でセットできる供給部
3が設けられており、この供給部3の上方には銀行券P
・・・を押圧する上下動可能な押え部材4が設けられて
いる。
紙幣処理装置の本体1の上部(銀行券収納部)には、後
述する鑑査部25で判別された銀行券Pを判別結果にも
とづいてそれぞれ区分集積するオーブンポケット5,6
,7.8が設けられている。各オーブンポケット5,6
,7.8には、区分集積された銀行券P・・・の取出し
が容易に行えるように中央部が切欠れ、かつ開閉自在な
カバー9゜10.11.12が設けられている。なお、
オーブンポケット5はリジェクト用である。
述する鑑査部25で判別された銀行券Pを判別結果にも
とづいてそれぞれ区分集積するオーブンポケット5,6
,7.8が設けられている。各オーブンポケット5,6
,7.8には、区分集積された銀行券P・・・の取出し
が容易に行えるように中央部が切欠れ、かつ開閉自在な
カバー9゜10.11.12が設けられている。なお、
オーブンポケット5はリジェクト用である。
また、本体1の上部左右端部には、それぞれ操作部13
.14が設けられている。操作部13は、動作の開始、
停止、係員番号の入力、および定期点検時に保守員によ
り行われるモード設定などを行うためのものである。操
作部14は、操作部13の一部の機能、つまり動作の開
始、停止などを行う主要スイッチをそのまま左側に設け
た別体の操作部である。これにより、操作部13.14
は、紙幣処理装置に対して左右2人の係員が操作できる
ようになっている。なお、操作部14には、損券レベル
(銀行券の汚損、破損、テープ貼付など)の程度を設定
するための19段階のロータリスイッチ(図示しない)
が備えられている。
.14が設けられている。操作部13は、動作の開始、
停止、係員番号の入力、および定期点検時に保守員によ
り行われるモード設定などを行うためのものである。操
作部14は、操作部13の一部の機能、つまり動作の開
始、停止などを行う主要スイッチをそのまま左側に設け
た別体の操作部である。これにより、操作部13.14
は、紙幣処理装置に対して左右2人の係員が操作できる
ようになっている。なお、操作部14には、損券レベル
(銀行券の汚損、破損、テープ貼付など)の程度を設定
するための19段階のロータリスイッチ(図示しない)
が備えられている。
さらに、本体1には、小型のプリンタ15が電気的に接
続されていて、処理データや保守情報(エラーに対する
処置の仕方)などをプリントアウトできるようになって
いる。
続されていて、処理データや保守情報(エラーに対する
処置の仕方)などをプリントアウトできるようになって
いる。
一方、本体1の最上部には、表示装置16、表示ランプ
(発光ダイオード)31a、31b。
(発光ダイオード)31a、31b。
31C1およびブザー32が設けられている。表示装置
16は、枚数、金額、異常(エラー)などの表示を行う
表示部と、計数、表裏、正損、収納、金種、入金、整理
、手元全収納およびポケット指定などのモードを設定す
るスイッチとで構成されており、操作する係員の方向へ
首振りできるように構成されている。表示ランプ31a
、31b。
16は、枚数、金額、異常(エラー)などの表示を行う
表示部と、計数、表裏、正損、収納、金種、入金、整理
、手元全収納およびポケット指定などのモードを設定す
るスイッチとで構成されており、操作する係員の方向へ
首振りできるように構成されている。表示ランプ31a
、31b。
31cは、前記オーブンポケット6.7.8にそれぞれ
対応して設けられており、各オーブンポケット6.7.
8が満杯とされたときに点灯されるようになっている。
対応して設けられており、各オーブンポケット6.7.
8が満杯とされたときに点灯されるようになっている。
ブザー32は、各オーブンポケット5,6,7.8が満
杯とされたとき、または本体、1における異常の発生時
に鳴動されるようになっている。
杯とされたとき、または本体、1における異常の発生時
に鳴動されるようになっている。
また、17は本体1の前面に設けられ、券詰まりを生じ
たとき、または清掃のために機構部分を引出すときに使
用する把手である。
たとき、または清掃のために機構部分を引出すときに使
用する把手である。
次に、第3図を用いて、内部構造を詳細に説明する。前
記供給部3の下部には、セットされた銀行券P・・・と
当接して摩擦力により銀行券Pを1枚ずつ取出す取出ロ
ーラ22が設けられていて、この取出ローラ22によっ
て取出された銀行券Pは、ベルトおよびローラによって
構成される搬送路23で搬送される。搬送路23の始端
部には、取出された銀行券Pが2枚取りされているか否
かを検出するための厚さ検知部24と、搬送される銀行
券Pに対する金種、真偽、正損、表裏などの判別および
計数を行うための鑑査部25が設けられている。鑑査部
25は、たとえば光学的および磁気的な検知装置を用い
ている。
記供給部3の下部には、セットされた銀行券P・・・と
当接して摩擦力により銀行券Pを1枚ずつ取出す取出ロ
ーラ22が設けられていて、この取出ローラ22によっ
て取出された銀行券Pは、ベルトおよびローラによって
構成される搬送路23で搬送される。搬送路23の始端
部には、取出された銀行券Pが2枚取りされているか否
かを検出するための厚さ検知部24と、搬送される銀行
券Pに対する金種、真偽、正損、表裏などの判別および
計数を行うための鑑査部25が設けられている。鑑査部
25は、たとえば光学的および磁気的な検知装置を用い
ている。
搬送路23は、鑑査部25より下流側で、オーブンポケ
ット5,6,7.8へ銀行券Pを搬送する搬送路26と
、必要に応じて連結される収納金庫(図示していない)
へ銀行券Pを搬送する搬送路27とに分岐しており、こ
の分岐部には銀行券Pを振分ける区分ゲート28が設け
られている。
ット5,6,7.8へ銀行券Pを搬送する搬送路26と
、必要に応じて連結される収納金庫(図示していない)
へ銀行券Pを搬送する搬送路27とに分岐しており、こ
の分岐部には銀行券Pを振分ける区分ゲート28が設け
られている。
搬送路26には、オーブンポケット5,6,7゜8へ銀
行券Pを振分けるための区分ゲート29a。
行券Pを振分けるための区分ゲート29a。
29b、29cが設けられている。また、搬送路23.
26.27の途中には、発光素子と受光素子とからなり
、銀行券Pの通過を検知する通過検知器30a、30b
、30c、・・・が複数設けられているとともに、所要
部位には搬送される銀行券Pを案内するガイド48a、
48b、48c・・・が搬送路23,26.27に沿っ
て複数設けられている。
26.27の途中には、発光素子と受光素子とからなり
、銀行券Pの通過を検知する通過検知器30a、30b
、30c、・・・が複数設けられているとともに、所要
部位には搬送される銀行券Pを案内するガイド48a、
48b、48c・・・が搬送路23,26.27に沿っ
て複数設けられている。
上記オーブンポケット5,6,7.8には、発光素子と
受光素子とからなり、内部に銀行券Pがあるか否かを検
知する検知器44,45,46゜47がそれぞれ設けら
れている。
受光素子とからなり、内部に銀行券Pがあるか否かを検
知する検知器44,45,46゜47がそれぞれ設けら
れている。
次に、操作部13について第4図を参照して説明する。
操作部13には、たとえば7セグメント10桁の表示器
131が設けられているとともに、返却キー132、照
会キー133、完了キー134、枚数キー135、円キ
ー136、#キー137、テンキー138、表示切換キ
ー139、本装置の動作開始および停止を指示する開始
/停止キー140、継続キー141、リセットキー14
2などが設けられている。照会キー133は、各種集計
を行うときに押下するキーである。枚数キー135は、
オーブンポケット6.7.8に銀行券が所定枚数集積さ
れるごとに処理動作を一時停正させる枚数区分を行うと
きの所定枚数を設定する際に操作するキーである。そし
て、この枚数キー135を1回押下すると100枚、2
回押下すると200枚、またそれ以外であればテンキー
138で置数した後に枚数キー135を押下すると、テ
ンキー138で入力された枚数が設定される。表示切換
キー139は、前記表示装置16の表示を切換えるキー
であり、枚数を表示するか金額を表示するかを切換える
ようになっている。#キー137は、たとえば定期点検
時に点検モードを設定するためのキーであり、保守員に
よって操作されるものである。
131が設けられているとともに、返却キー132、照
会キー133、完了キー134、枚数キー135、円キ
ー136、#キー137、テンキー138、表示切換キ
ー139、本装置の動作開始および停止を指示する開始
/停止キー140、継続キー141、リセットキー14
2などが設けられている。照会キー133は、各種集計
を行うときに押下するキーである。枚数キー135は、
オーブンポケット6.7.8に銀行券が所定枚数集積さ
れるごとに処理動作を一時停正させる枚数区分を行うと
きの所定枚数を設定する際に操作するキーである。そし
て、この枚数キー135を1回押下すると100枚、2
回押下すると200枚、またそれ以外であればテンキー
138で置数した後に枚数キー135を押下すると、テ
ンキー138で入力された枚数が設定される。表示切換
キー139は、前記表示装置16の表示を切換えるキー
であり、枚数を表示するか金額を表示するかを切換える
ようになっている。#キー137は、たとえば定期点検
時に点検モードを設定するためのキーであり、保守員に
よって操作されるものである。
第5図は制御系の構成を示すものである。すなわち、制
御手段としてのCPU (セントラル・プロセッシング
・ユニット)151は本装置全体の制御を司るもので、
このCPU151には第、2の記憶手段としてのROM
(リード・オンリ・メモリ)152、およびRAM
(ランダム串アクセス・メモリ)153が接続されてい
る。上記ROM152には、CPU151の制御プログ
ラムの他、エラーコードに対応する各種の保守情報(エ
ラーに対する処置の仕方)が各コードごとに記憶されて
いる。上記RAM15Bには、処理した銀行券の金種ご
との枚数および正損枚数などが記憶されるようになって
いる。また、このRAM153内には、本装置において
生じた異常を示すエラーコードを累積記憶するためのメ
モリ(第1の記憶手段)154が設けられている。この
メモリ154には、エラーコードがその発生回数ととも
に記憶されるようになっており、その内容は点検時に読
出されることによりクリアされる。
御手段としてのCPU (セントラル・プロセッシング
・ユニット)151は本装置全体の制御を司るもので、
このCPU151には第、2の記憶手段としてのROM
(リード・オンリ・メモリ)152、およびRAM
(ランダム串アクセス・メモリ)153が接続されてい
る。上記ROM152には、CPU151の制御プログ
ラムの他、エラーコードに対応する各種の保守情報(エ
ラーに対する処置の仕方)が各コードごとに記憶されて
いる。上記RAM15Bには、処理した銀行券の金種ご
との枚数および正損枚数などが記憶されるようになって
いる。また、このRAM153内には、本装置において
生じた異常を示すエラーコードを累積記憶するためのメ
モリ(第1の記憶手段)154が設けられている。この
メモリ154には、エラーコードがその発生回数ととも
に記憶されるようになっており、その内容は点検時に読
出されることによりクリアされる。
また、前記CPU151には、インタフェイス回路15
7を介して前記厚さ検知部24および鑑査部25、搬送
制御部158を介して前記搬送路2B、26.27や区
分ゲート28.29a・・・などの搬送系159、イン
タフェイス回路160を介して前記各種検知器30a、
30b、30c。
7を介して前記厚さ検知部24および鑑査部25、搬送
制御部158を介して前記搬送路2B、26.27や区
分ゲート28.29a・・・などの搬送系159、イン
タフェイス回路160を介して前記各種検知器30a、
30b、30c。
・・・および44,45,46.47などの入力機器1
65が接続されており、CPU151はこれらからの信
号により銀行券の搬送制御や状態判断などを行うように
なっている。
65が接続されており、CPU151はこれらからの信
号により銀行券の搬送制御や状態判断などを行うように
なっている。
さらに、CPU151には、インタフェイス回路161
を介して前記プリンタ15が接続されていて、CPU1
51の制御にもとづいて集計データや保守情報などをプ
リントアウトできるようになっている。すなわち、保守
員によって操作部13の#キー137が操作されると、
メモリ154よりエラーコードが読出されるとともに、
読出されたエラーコードに対応する保守情報がROM1
52内より読出される。これらエラーコードと保守情報
とはそれぞれに対応され、上記プリンタ15によってそ
の発生回数の多い順にプリントアウトされる。したがっ
て、保守員は、上記プリントアウトされた保守情報より
容易に保守の必要な箇所などを判断することができると
ともに、上記保守情報にしたがって調整または交換など
を行うことで、点検マニュアルなどを必要とすることな
く、短時間で、かつ安定した作業が行い得る。
を介して前記プリンタ15が接続されていて、CPU1
51の制御にもとづいて集計データや保守情報などをプ
リントアウトできるようになっている。すなわち、保守
員によって操作部13の#キー137が操作されると、
メモリ154よりエラーコードが読出されるとともに、
読出されたエラーコードに対応する保守情報がROM1
52内より読出される。これらエラーコードと保守情報
とはそれぞれに対応され、上記プリンタ15によってそ
の発生回数の多い順にプリントアウトされる。したがっ
て、保守員は、上記プリントアウトされた保守情報より
容易に保守の必要な箇所などを判断することができると
ともに、上記保守情報にしたがって調整または交換など
を行うことで、点検マニュアルなどを必要とすることな
く、短時間で、かつ安定した作業が行い得る。
また、CPU151には、表示制御部162を介して前
記表示装置16および表示ランプ31a。
記表示装置16および表示ランプ31a。
31b、31c、操作制御部163を介して前記操作部
13,14、動作制御部166を介して前記ブザー32
、および計数装置164が接続されている。すなわち、
上記計数装置164では、前記鑑査部25により判別さ
れて各オーブンボケツ1−5.6,7.8に集積されて
いる銀行券の枚数などが計数されるようになっており、
この計数装置164による計数および前記鑑査部25に
よる鑑査判別などは、CPU151によって管理される
ようになっている。
13,14、動作制御部166を介して前記ブザー32
、および計数装置164が接続されている。すなわち、
上記計数装置164では、前記鑑査部25により判別さ
れて各オーブンボケツ1−5.6,7.8に集積されて
いる銀行券の枚数などが計数されるようになっており、
この計数装置164による計数および前記鑑査部25に
よる鑑査判別などは、CPU151によって管理される
ようになっている。
次に、上記のような構成における動作について説明する
。たとえば今、紙幣処理装置の定期点検を行うにあたっ
て、保守員によって操作部13の#キー137が操作さ
れたとする。すると、装置が点検モードに設定されるこ
とにより、CPU151はメモリ154に記憶されてい
るエラーコードを読出す。この場合、上記メモリ154
内には、前回の定期点検時より現在までに本装置におい
て生じた異常に対するエラーコードが累積されて記憶さ
れている。たとえば、搬送路26を搬送される銀行券P
が通過検知器30cによって正常なタイミングで通過さ
れたにもかかわらず、通過検知器’30 dの位置に規
定時間内に到達しない場合、CPU151では、通過検
知器30c。
。たとえば今、紙幣処理装置の定期点検を行うにあたっ
て、保守員によって操作部13の#キー137が操作さ
れたとする。すると、装置が点検モードに設定されるこ
とにより、CPU151はメモリ154に記憶されてい
るエラーコードを読出す。この場合、上記メモリ154
内には、前回の定期点検時より現在までに本装置におい
て生じた異常に対するエラーコードが累積されて記憶さ
れている。たとえば、搬送路26を搬送される銀行券P
が通過検知器30cによって正常なタイミングで通過さ
れたにもかかわらず、通過検知器’30 dの位置に規
定時間内に到達しない場合、CPU151では、通過検
知器30c。
30dの区間内でジャム(券詰まり)が生じたと判断す
る。すると、この通過検知器30C230d間で発生し
たジャムに対応するエラーコード、たとえばr123−
45Jが、前記表示装置16において表示されるととも
に、メモリ154に記憶され、その発生回数に「1」が
加算される。
る。すると、この通過検知器30C230d間で発生し
たジャムに対応するエラーコード、たとえばr123−
45Jが、前記表示装置16において表示されるととも
に、メモリ154に記憶され、その発生回数に「1」が
加算される。
続いて、CPU151は、上記メモリ154より読出し
たエラーコードに対する保守情報をROM152内より
読出す。そして、エラーコードと保守情報とを、その異
常の発生回数(頻度)の高い順に並び変えるとともに、
これを印字データとしてプリンタ15を動作せしめる。
たエラーコードに対する保守情報をROM152内より
読出す。そして、エラーコードと保守情報とを、その異
常の発生回数(頻度)の高い順に並び変えるとともに、
これを印字データとしてプリンタ15を動作せしめる。
この結果、プリンタ15により、エラーコードとともに
、このエラーコードに対応する異常に対する処置の仕方
を示す保守情報が印字されて出力される。
、このエラーコードに対応する異常に対する処置の仕方
を示す保守情報が印字されて出力される。
第1図は、上記プリンタ15によりプリントアウトされ
る保守情報(エラーログ)の出力例を示すものである。
る保守情報(エラーログ)の出力例を示すものである。
この場合、本装置においては、前回の点検時より現在ま
での間に、たとえばエラーコードr12B−45Jで示
す異常が最も多く発生されていることが示されており、
またこの異常に対する処置の仕方として、 「ガイド48b/トリツケイチ カクニン」、「ゲート
29a/センタンイチ カクニン」が明示されている。
での間に、たとえばエラーコードr12B−45Jで示
す異常が最も多く発生されていることが示されており、
またこの異常に対する処置の仕方として、 「ガイド48b/トリツケイチ カクニン」、「ゲート
29a/センタンイチ カクニン」が明示されている。
すなわち、本装置においては、たとえば通過検知器30
c、30dの区間内でジャムが生じ易いものであり、そ
の対処の仕方として、ガイド48bおよび区分ゲート2
9aの調整または交換が要求されている。
c、30dの区間内でジャムが生じ易いものであり、そ
の対処の仕方として、ガイド48bおよび区分ゲート2
9aの調整または交換が要求されている。
これに対して、保守員は、上記エラーコードおよび保守
情報を参照することにより、特定されている調整箇所、
つまりガイド48bおよび区分ゲ−I・29 aに適切
な処置を施すべく作業を開始する。
情報を参照することにより、特定されている調整箇所、
つまりガイド48bおよび区分ゲ−I・29 aに適切
な処置を施すべく作業を開始する。
以下、同様にして、点検要求の高い調整箇所から順に、
それぞれ適切な作業が施されることになる。
それぞれ適切な作業が施されることになる。
このようにして、保守員は、プリンタ15によりプリン
トアウトされる保守情報を参照することにより、常に適
切な作業を施すことが可能となるため、点検マニュアル
などを必要とすることなく、短時間で、かつ安定した保
守が行い得るものである。
トアウトされる保守情報を参照することにより、常に適
切な作業を施すことが可能となるため、点検マニュアル
などを必要とすることなく、短時間で、かつ安定した保
守が行い得るものである。
上記したように、前回の定期点検時から現在までに生じ
た異常を記憶しておき、定期点検時に上記異常を発生回
数の多い順に出力するとともに、各異常に対応する保守
情報を一緒に出力することにより、保守の必要な調整箇
所などを機器側で特定するようにしている。
た異常を記憶しておき、定期点検時に上記異常を発生回
数の多い順に出力するとともに、各異常に対応する保守
情報を一緒に出力することにより、保守の必要な調整箇
所などを機器側で特定するようにしている。
すなわち、装置に生じた異常に対応するエラーコードを
、その異常の発生回数の多い順に出力するとともに、上
記異常の発生の要因と考えられる原因を取除くための情
報を一緒に出力することにより、保守の必要な箇所を特
定することができ、かつ適切な作業が施せるような処置
の仕方が容易に理解できるようにしている。これにより
、コード表から異常の内容を認識したり、点検マニュア
ルを用いて認識した異常に対する対処の方法を調べるこ
となく、最も点検の必要性のある箇所から順に適切な作
業を行い得るようになる。このため、コードの見落しや
判断の誤りによる点検ミスなどを未然に防止することが
できるとともに、保守員の経験の差異による保守状態の
ばらつきをも防止できる。したがって、点検マニュアル
などを携帯しなくてもすむものであり、しかも点検時間
の大幅な短縮および点検作業の安定化を図ることが可能
となるものである。
、その異常の発生回数の多い順に出力するとともに、上
記異常の発生の要因と考えられる原因を取除くための情
報を一緒に出力することにより、保守の必要な箇所を特
定することができ、かつ適切な作業が施せるような処置
の仕方が容易に理解できるようにしている。これにより
、コード表から異常の内容を認識したり、点検マニュア
ルを用いて認識した異常に対する対処の方法を調べるこ
となく、最も点検の必要性のある箇所から順に適切な作
業を行い得るようになる。このため、コードの見落しや
判断の誤りによる点検ミスなどを未然に防止することが
できるとともに、保守員の経験の差異による保守状態の
ばらつきをも防止できる。したがって、点検マニュアル
などを携帯しなくてもすむものであり、しかも点検時間
の大幅な短縮および点検作業の安定化を図ることが可能
となるものである。
なお、上記実施例においては、銀行券を処理する紙幣処
理装置に適用した場合について説明したが、この発明は
これに限定されるものでなく、たとえば定期点検を必要
とする各種の電子機器に適用できる。
理装置に適用した場合について説明したが、この発明は
これに限定されるものでなく、たとえば定期点検を必要
とする各種の電子機器に適用できる。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果]
以上、詳述したようにこの発明によれば、点検マニュア
ルなどを携帯することなく、調整箇所などを容易に判断
することができ、点検時間の大幅な短縮および点検作業
の安定化が図れる電子機器を提供できる。
ルなどを携帯することなく、調整箇所などを容易に判断
することができ、点検時間の大幅な短縮および点検作業
の安定化が図れる電子機器を提供できる。
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図は保守情報の出力例を示す平面図、第2図は紙幣処
理装置の外観を示す斜視図、第3図は紙幣処理装置の内
部構造を示す側面図、第4図は操作部を詳細に示す正面
図、第5図は制御系の構成を概略的に示すブロック図で
ある。 P・・・銀行券、1・・・本体、15・・・プリンタ、
137・・・#キー 151・・・CPU (制御手段
)、152・・・ROM (第2の記憶手段) 153
・・・RAM、154・・・メモリ(第1の記憶手段)
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図
1図は保守情報の出力例を示す平面図、第2図は紙幣処
理装置の外観を示す斜視図、第3図は紙幣処理装置の内
部構造を示す側面図、第4図は操作部を詳細に示す正面
図、第5図は制御系の構成を概略的に示すブロック図で
ある。 P・・・銀行券、1・・・本体、15・・・プリンタ、
137・・・#キー 151・・・CPU (制御手段
)、152・・・ROM (第2の記憶手段) 153
・・・RAM、154・・・メモリ(第1の記憶手段)
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 定期的に点検を必要とする電子機器において、前記電子
機器に生じた異常を記憶する第1の記憶手段と、 異常に対する各種の保守情報を記憶する第2の記憶手段
と、 定期点検時に、前記第1の記憶手段で記憶されている異
常を、前記第2の記憶手段に記憶されている上記異常に
対応する保守情報とともに、その発生回数の多い順に出
力せしめる制御手段とを具備したことを特徴とする電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156872A JPH027165A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156872A JPH027165A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027165A true JPH027165A (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=15637235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63156872A Pending JPH027165A (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH027165A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04106661A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-08 | Pfu Ltd | 原因解析処理方式 |
JPH0836507A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Nec Corp | 障害究明システム |
JP2006099159A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 現金自動入出金機 |
WO2006135045A1 (ja) | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Hipep Laboratories | バイオチップ用基板及びバイオチップ |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP63156872A patent/JPH027165A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04106661A (ja) * | 1990-08-28 | 1992-04-08 | Pfu Ltd | 原因解析処理方式 |
JPH0836507A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Nec Corp | 障害究明システム |
JP2006099159A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 現金自動入出金機 |
WO2006135045A1 (ja) | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Hipep Laboratories | バイオチップ用基板及びバイオチップ |
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