JPH0212585A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JPH0212585A
JPH0212585A JP63163974A JP16397488A JPH0212585A JP H0212585 A JPH0212585 A JP H0212585A JP 63163974 A JP63163974 A JP 63163974A JP 16397488 A JP16397488 A JP 16397488A JP H0212585 A JPH0212585 A JP H0212585A
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JP
Japan
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storage
banknotes
time
section
counting
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Application number
JP63163974A
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English (en)
Inventor
Hideto Mimura
英人 三村
Takeo Hashimoto
橋本 丈夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0212585A publication Critical patent/JPH0212585A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば混合された紙幣、硬貨を監査した後、
計数処理などを行なう紙葉類処理装置に関する。
(従来の技術) この種の紙葉類処理装置としては従来から種々のものが
考案されており、例えば銀行券の種類を鑑査判別して入
金処理を行なう紙葉類処理装置が実用化されている。こ
のような紙葉類処理装置は、供給される銀行券の種類を
鑑査判別した後、対応する収納部に区分収納するように
なっている。
したがって、処理中にある収納部が満杯状態になると、
他の収納部が空の状態にあっても、この満杯状態の収納
部を取替えなければ、次の入金処理が行なうことができ
ないものであった。
ところで、このような紙葉類処理装置では、その処理さ
れた銀行券が何枚であるかを知るためには、例えば前記
処理装置が駆動している時間を測定し、この駆動時間に
対して概略の枚数を算出していた。また、メカニカルカ
ウンタを使用し、所定の場所を通過した紙葉類の枚数を
カウントして枚数を知るものもあった。
しかしながら、上述のように、装置の駆動時間に対する
紙葉類の枚数を算出するものでは、処理がなされた紙葉
類の枚数が正確に把握できないものであった。また、メ
カニカルカウンタを使用したものでは、装置が大型化し
てコストが高価になるうえ、実際のカウント値が、リジ
ェクト、ジャム等の処理は他のモード処理となるため、
正確に把握できないものであった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように、処理がなされた紙葉類の枚
数が正確に把握できないという問題点や、装置が大型化
してコストが高価になるうえ、実際の処理がなされた紙
葉類の枚数が正確に把握できないという問題を解決する
ためのもので、処理がなされた紙葉類の枚数を正確に把
握することができるうえ、コストも安価である紙葉類処
理装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、供給される紙葉類の種類を鑑査してこの鑑査
結果に基づき前記紙葉類を所定の収納部に収納する紙葉
類処理装置であって、前記紙葉類の種類を監査する監査
手段と、この監査手段の監査結果に基づき前記紙葉類を
所定の収納部に区分収納する収納手段と、前記監査手段
によって監査された前記紙葉類の枚数を計致す名計数手
段と、この計数手段によって計数された前記紙葉類の枚
数を一時的に記憶する第1の記憶手段と、日付時刻を計
■1する時計装置と、前記計数手段で計数された前記紙
葉類の枚数及び前記時計装置で計測された第1の日付時
刻を一時的に記憶する第2の記憶手段と、前記収納手段
による収納動作の修了時に前記第2の記憶手段に記憶さ
れた第1の日付時刻と前記時計装置で計測された第2の
日付時刻とを読出して比較する手段と、この比較手段で
比較した結果前記第1の日付時刻と前記第2の日付時刻
が異なっている場合、前記第2の記憶手段に記tαされ
た前記紙葉類の枚数を前記第1の記憶手段に、、C!憶
された前記紙葉類の枚数に加算すると共に該紙葉類の総
枚数として前記第1の記憶手段に書込む指令をする指令
手段とを具備することを特徴とする。
(作用) 本発明の紙葉類処理装置では、不揮発性メモリと時計と
を備え、装置の主電源がオフにされた日付時刻を第1の
記憶手段に記憶し、前記不揮発性メモリに書込んだ日付
時刻を第2の記憶手段に記憶する。そして、第1の記憶
手段に記憶された電源オフ時の日付時刻と、電源がオン
された日付時刻とを第1の比較手段で比較し、また第2
の記憶手段に記憶された日付時刻と現在の日付時刻を第
2の比較手段で比較する。そして、前記第1及び第2の
比較手段の比較結果で日付が変化していると判断された
場合に前記不揮発性メモリに処理された紙葉類の枚数を
書込むようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は本発明に係る紙葉類処理装置を示
すものである。すなわち、この紙葉類処理装置は、供給
される銀行券の金種(種類)、真偽、その他の鑑査判別
および計数を行なう銀行券計数部1と、鑑査判別および
計数を行なった銀行券を収納金庫に区分収納する銀行券
収納部2とからなっていて、これらは上下に重合させた
状態で連結しており、必要に応じて銀行券計数部1と銀
行券収納部2とは分離することができる構造になってい
る。
銀行券計数部1の前面には、多数枚の銀行券P・・・を
積層状態で供給する供給部3が設けられており、この供
給部3の上方には銀行券P・・・を抑圧する上下動可能
な押え部材4が設けられている。
銀行券計数部1の上部には、後述する鑑査部25で判別
された銀行券Pを判別結果に基づきそれぞれ区分集積す
るオーブンポケット5,6,7゜8が設けられている。
オーブンポケット5,6゜7.8には、区分集積された
銀行券Pの取出しが容易に行なえるように中央部が切欠
れ、かつ開閉自在なカバー9.10,11.12が設け
られている。なお、オーブンポケット5はリジェクト用
である。
銀行券計数部1の上部左右端部には、それぞれ操作部1
3.14が設けられている。操作部13は、動作の開始
、停止、係員番号の入力などを行なうためのものである
。操作部14は、操作部13の一部の機能、すなわち動
作の開始、停止などを行なう主要スイッチをそのまま左
側に設けた別体の操作部である。これにより、各操作部
13゜14は、紙葉類処理装置に対して左右2人の係員
が操作できるようになっている。なお、操作部14には
、損券レベル(銀行券の汚損、破損、テープ貼付など)
の程度を設定するための10段階のロークリスイッチ(
図示しない)が備えられている。
銀行券計数部1には、小型のプリンタ15が電気的に接
続されていて、処理データなどをプリントアウトできる
ようになっている。
銀行券計数部1の最上部には、表示装置16が設けられ
ている。表示装置16は、枚数、金額、異常などの表示
を行なう表示部と、計数、表裏、正損、収納、金種、入
金、整理、手元全収納およびポケット指定などのモード
を設定するスイッチとで構成されており、操作する係員
の方向へ首撮りできるように構成されている。
なお、17は銀行券計数部1の前面に設けられ、券詰ま
りを生じたとき、または清掃のために機構部分を引出す
ときに使用する把手、18は銀行券収納部2の前面に設
けられ、後述する一時集積部32の引出し用の把手、1
9は銀行券収納部2の前面に設けられ、後述する金庫部
38の引出し用の把手、20.21は後述する電磁ロッ
ク機構43.44を解除するために設けられた鍵の目隠
し用小扉である。
次に、内部構造を第2図を用いて詳細に説明する。供給
部3の下部には、セットされた銀行券Pと当接して摩擦
力により銀行券Pを1枚ずつ取出す取出ローラ22が設
けられていて、この取出ローラ22によって取出された
銀行券Pは、ベルトおよびローラによって構成される搬
送路23で搬送される。搬送路23の始端部には、取出
された銀行券Pが2枚取りされているか否かを検出する
ための厚さ検知部24と、搬送される銀行券Pに対する
金種、真偽、正損、表裏などの判別および計数を行なう
ための鑑査部25が設けられている。
鑑査部25は、例えば光学的および磁気的な検知装置を
用いている。
搬送路23は、鑑査部25より下流側で、オーブンポケ
ット5,6,7.8へ銀行券Pを搬送する搬送路26と
、後述する収納金庫へ銀行券Pを搬送する搬送路27と
に分岐しており、この分岐部には銀行券Pを振分ける区
分ゲート28が設けられている。搬送路26には、オー
ブンポケット5.6.7.8へ銀行券Pを振分けるため
の区分ゲート29・・・が設けられている。そして、搬
送路23.26.27には、発光素子と受光素子とから
なり、銀行券Pの通過を検知する検知器30が複数設け
られている。
搬送路27には、区分ゲート31・・・が設けられてお
り、銀行券Pはこの区分ゲート31・・・によって振分
けられ、−時集積部32の一時集積庫33゜34.35
にそれぞれ一時集積されるようになっている。−時集積
庫3B、34.35の上部には、それぞれ対応して上下
動可能なブツシャ36・・・が設けられ、下部にはそれ
ぞれ対応してシャッタ37・・・が設けられていて、シ
ャッタ37が開くとともにブツシャ36が下降すること
により、−時集積庫33.34.35内に一時集積され
ている銀行券P・・・を、金庫部38にそれぞれ対応し
て設けられた収納金1i139,40.41へ強制的に
押込むようになっている。そして、ブツシャ36の上昇
時には、収納金庫39,40.41に設けられた回動可
能な爪42によって押込まれた銀行券P・・・が逆戻り
しないよう収納される。ブツシャ36が上昇するとシャ
ッタ37が閉じられ、初期状態に復帰するように構成さ
れている。
なお、43は一時集積部32引出し用の電磁ロック機構
、44は金庫部38引出し用の電磁ロック機構であり、
それぞれ必要に応じて動作し、引出し可能時期を限定で
きるようになっている。
−時集積庫33.34.35には、発光素子と受光素子
とからなり、内部に銀行券Pがあるか否かを検知する検
知器45.46.47がそれぞれ設けられている。検知
器45.46.47の上方には、ブツシャ36が動作し
たか否かを検知するマイクロスイッチ48,49.50
が設けられている。収納金庫39,40.41には、発
光素子と受光素子とからなり、内部に銀行券Pがあるか
否かを検知する検知器51,52.53がそれぞれ設け
られている。
第3図は銀行券収納部2における一時集積部32および
金庫部38を保持する可動部分を示すものである。すな
わち、−時集積部32は、電磁ロック機構43を解除動
作させることにより、スライドレール54に沿って矢印
X1方向へ引出しが可能となり、各−時集積庫33,3
4.35に一時集積された銀行券Pを手で取出すことが
できるようになっている。
一時集積部32が矢印X1方向に引出されているとき、
−時集積部32の上方に位置して銀行券Pを送り込む搬
送部55は、スライドレール56に沿って矢印X2方向
へ引出し可能となっており、引出した後、搬送路27の
上部を形成する上部搬送ユニット57を第1の支点58
を中心に矢印X3で示す反時計方向へ、ついで第2の支
点59を中心に矢印X4で示す時計方向へ回動させるこ
とにより、搬送部55に詰りを生じた銀行券Pの除去が
可能となり、かつ検知器30などの掃除も容易に行なう
ことができるように構成されている。
収納金14139.40.41を有する金庫部38は、
電磁ロック機構44を解除動作させることにより、スラ
イドレール60に沿って矢印X5方向へ引出しが可能と
なっている。金庫部38を引出すことにより、収納金庫
39.40.41に設けられている蓋体61.62.6
3は、それぞれ時計方向に回動して収納金庫39.40
.41の入口部を自動的に閉塞するように構成されてい
る。
なお、収納金庫39.40.41は、金庫部38を引出
した後に上方へ取出し得るようになっている。
金庫部38は、さらに第4図および第5図に示すように
構成されている。すなわち、収納金庫39.40.41
は、内側にバックアツプ体64゜65.66を有してお
り、これらバックアツプ体64.65.66は図示しな
いスライド軸に支持されて上下移動するようになってい
る。バックアップ体64.65.66は、駆動部材67
.68゜69によって駆動されるもので、これら駆動部
材67.68.69にはマグネット70,71゜72が
設けられているとともに、金庫部38側にはリードスイ
ッチ73.74.75が設けられている。そして、各リ
ードスイッチ73,74゜75は、収納金庫39.40
.41がほぼ空のときマグネット70,71.72によ
ってオンされるように配置されている。収納金庫39.
40゜41の下方には、マグネット76.77.78が
設けられているとともに、これらと対応する金庫部38
側にはリードスイッチ79,80.81が設けられてお
り、各収納金庫39.40.41が正しくセットされた
とき、マグネット76.77゜78によってリードスイ
ッチ79.80.81がオンされる°よう配置されてい
る。そして、リードスイッチ73.74.75がオンで
、かつリードスイッチ79,80.81がオンのとき、
各収納金庫39.40.41は正しくセットされている
と判定されるようになっている。
金庫部38の上面には、収納金庫39,40゜41にそ
れぞれ対応して表示器(発光ダイオード)82,83.
84が設けられており、収納金庫39.40.41が正
しくセットされているときに点灯するようになっている
。したがって、第4図に示すように、例えば収納金庫3
9内には銀行券Pが収納されているので、リードスイッ
チ73はオンとならず、表示器82は点灯しない。第5
図に示すように、収納金jl[39内が空で、収納金庫
39が正しくセットされているときは、表示器82は点
灯する。係員は、収納金庫の交換を行なうときには、金
庫部38を第6図に示すように引出して、各収納金庫3
9,40.41の交換を行なう。このとき、表示器82
.83.84が点灯していなければ、収納金1139.
40.41のセットが正しくなかったことが直ちに判別
できる。
次に、前記シャッタ37に、ついて第7図を参照して説
明する。シャッタ37は、プレート85と86とから構
成されており、プレート85はスライドレール87.8
Bによって支持されている。
プレート86も、図示しないがスライドレールによって
支持されている。プレート85.86’の各端部は、開
閉部材89.90の各端部にそれぞれ支持されている。
開閉部材89.90は、互いに中央で軸支し合っていて
、互いに逆方向に連動して回動するようになっている。
そして、開閉部材90およびプレート85の端部は、そ
れぞれスプリング91.92によって矢印入方向へ付勢
されている。なお、第7図に示した状態はシャッタ37
が閉じている状態であり、プレート85が矢印入方向に
移動すると、プレート86が連動して逆方向に移動する
。開閉部材89.90は、モータ93によって回転させ
られているローラ94によって付勢されて開閉動作を行
ない、矢印B方向に回転しているローラ94が図中位置
から外れるとスプリング91.92の付勢力によってプ
レート85.86が移動し、シャッタ37が開くように
なっている。
開閉部材90の端部には、マグネット95が取着されて
いるとともに、シャツタ閉位置とシャツタ開位置にそれ
ぞれリードスイッチ96.97が設けられている。そし
て、リードスイッチ96によってシャッタ37が閉じて
いることを検知し、リードスイッチ97によってシャッ
タ37が開いていることを検知している。
次に、前記表示装置16について第8図を参照して説明
する。表示装置16は、大別してモード設定キ一部と表
示部とからなっている。表示装置16の左側上方には、
オンライン処理であるかオフライン処理であるかを選択
するオンライン/オフライン選択キー101が設けられ
ている。この選択キー101の下方には、業務選択スイ
ッチ102が設けられており、入金処理を行なうか、整
理処理を行なうか、手元金収納処理を行なうかを選択で
きるようになっている。
ここに、入金処理とは、例えば店舗などにおいては当日
の売上などを適宜入力していき、後で集計できるように
データを保存しておく処理である。
整理処理とは、単に金種ごとに計数したり、表裏で区分
したり、正券と損券とに区分するような処理である。手
元金収納処理とは、−度入金処理を行なっており、かつ
収納金庫39.40.41内に収納されていない銀行券
を、入金処理で集計したデータを変化させることなしに
収納金庫39゜40.41内に収納する処理である。
業務選択スイッチ102の下方には、処理内容を設定す
るキー群が設けられており、例えば計数キー103、表
裏キー104、正損キー105、正損表裏キー106が
設けられている。これらキー103〜106の下方には
、券種を設定するための万円キー107、五千円キー1
08、千円キー109、五百円キー110が設けられて
いて、それぞれ−万円券、五千円券、千円券、五百円券
に券種設定を行なうようになっている。
ここで、計数キー103、表裏キー104、正損キー1
05、正損表裏キー106を押下したときの処理内容の
設定について説明する。
(1)計数モード 投入された銀行券を金種ごとに区分、計数するモードで
、−万円券、五千円券、千円券はそれぞれオーブンポケ
ット6.7.8に集積される。
(2)表裏モード キー107〜110で指定された銀行券につ(1て表、
裏ごとに区分、計数するモードで、表券はオーブンポケ
ット6に、真券はオーブンポケット7に、その他の券は
オーブンポケット8に集積される。
(3)正損モード キー107〜110で指定された銀行券を正券と損券と
に区分し、計数するモードで、正券、損券、その他の券
の順でそれぞれオーブンポケット6.7.8に集積され
る。
(4)正損表裏モード キー107〜110で指定された銀行券の正損および表
裏を判定し、正券で表の券、正券で裏の券、損券の順で
それぞれオーブンポケット6.7.8に集積される。
正損表裏キー106の右側には収納キー111が設けら
れており、この収納キー111を押下すると、入金処理
または手元全収納処理で銀行券を収納金庫39.40.
41に収納するモードとなる。収納キー111の下方に
は、収納モードを切換える収納モード切換キー112.
113゜114およびクリアキー115が設けられてい
る。
収納キー1.11を押下した後、これらキー112.1
13.114.115を押下すると、それぞれ「収納1
」、「収納2」、「収納3」、「収納0」が設定される
。これらのモードについて以下に説明する。
(1)収納1モード 収納金庫39.40.41にそれぞれ一万円券、千円券
、その他の券を収納させるモードである。
(2)収納2モード 収納金庫39.40.41にそれぞれ一万円券、−万円
券、その他の券を収納させるモードである。
(3)収納3モード 収納金庫39,40.41にそれぞれ千円券、千円券、
その他の券を収納させるモードである。
(4)収納Oモード 銀行券を混合状態で収納金庫39,40゜41へ収納す
るモードで、収納金庫39が満杯状態となったときは収
納金庫40へ収納先を切換え、収納金庫40が満杯状態
となったときは収納金庫41へ収納先を切換える。
なお、収納モードの設定は、収納金庫39゜40.41
の交換時のみ行なえる。すなわち、収納金庫39,40
.41が正しくセットされていて、収納金[39,40
,41が空であることが横加されていなければモード設
定が行なえないようになっている。また、−度収納モー
ドが設定されると、このモードを後述するRAMに記憶
しておき、収納モードで処理中に割込みで計数処理を行
なっても、その後刻込みが解除されると、再び元の収納
モードが自動的に設定されるようになっている。
さらに、収納モード切換えキー114の上方には、割込
みキー111 a、が設けられている。この割込みキー
111aは、例えば収納モード中に整理を行ないたいと
きや、入金・計数の処理を行ないたいときに、現在処理
中の券の収納が終了してから押下する。すると、処理中
のデータは記憶したまま、他のモードで処理が行なえる
。そして、処理が終了したときは、再度割込みキー11
1aを押下するか、収納キー111を押下することによ
り、元の収納モードに復帰する。こうして、再び収納モ
ードで残りの券を処理すれば、割込み前の計数値に再び
加算されていく。さらに、割込みではなくても、例えば
収納モードでの収納が完了しているときは、計数等の゛
整理処理を行なうことができ、この場合も計数処理が終
了して収納キー111を押下すると、再び元の収納モー
ドに戻るようになる。
また、上述した以外に、業務選択スイッチ102で入金
処理に設定し、かつ計数が設定されているときは、オー
ブンポケット6.7.8を用いて入金処理を行なう。す
なわち、収納モードであれば、銀行券は収納金庫39.
40.41に収納されるが、入金・計数のときは銀行券
はオーブンポケット6.7.8に集積されて、計数デー
タなどは収納モード時と同じ様に扱われる。これは、例
えば出納係などが直接入金を行なうときなどで、収納金
庫39,40.41に収納しなくてもよい場合などであ
る。
表示装置16の略中央部には、表示器116゜117.
118,119,120が設けられている。表示器11
6,117,118,119゜120は、鑑査部25の
鑑査結果に基づき計数された銀行券の枚数または金額を
表示するもので、表示器116は正券の枚数または金額
および一万円券の枚数または金額を、表示器117は損
券の枚数または金額および五千円券の枚数または金額を
、表示器118は表券の枚数または金額および千円券の
枚数または金額を、表示器119は真券の枚数または金
額および五百円券の枚数または金額を、表示器120は
合計金額をそれぞれ表示する。なお、表示器116,1
17,118゜119は銀行券の処理中にも常に計数値
を表示している。
表示器120の右側には本装置の状態をコードで表示す
る表示器121が設けられているとともに、この表示器
121の上方には本装置の各ユニットごとに表示を行な
う表示部122が設けられている。表示部122におい
て、例えば123゜124.125は発光ダイオードで
、中身が空でない収納金庫39,40.41をセットし
たときに点灯するようになっている。
表示装置16の右側には、本装置の状態および異常状態
が各項目ごとに表示される表示部126が設けられてい
る。表示部126は、準備完了、運転中、ポケット満杯
、収納庫満杯、供給部確認、搬送部確認、ポケット確認
、収納庫確認、操作確認、扉開/ユニット引出、収納不
良、収納装置異常、センサ清掃、機器異常などの表示を
行なう。
表示部126において、例えば127,128はそれぞ
れ収納不良、収納装置異常を表示する発光ダイオードで
ある。収納不良とは、−時集積庫33.34.・35に
集積されてる銀行券の収納動作を行なっているときの不
良であり、例えばシャッタ37が開いてタイムオーバと
なったとき、ブツシャ36が下降したまま復帰せずタイ
ムオーバとなったとき、シャッタ37が閉じなくなって
タイムオーバとなったときである。収納装置異常とは、
上述した 収納動作の指令が出ていないときにシャッタ37が開い
たり、ブツシャ36が動作したときである。
次に、操作部13について第9図を参照して説明する。
操作部13には、例えば7セグメント10桁の表示器1
31が設けられているとともに、返却−1−−132、
ltJ会!−133,完了キー134、枚数キー135
、円キー136、#キー137、テンキー138、表示
切換キー139、本装置の動作開始および停止を行なう
開始/停止キー140、継続キー141、リセットキー
142などが設けられている。照会キー133は、各種
集計を行なうときに押下するキーである。枚数キー13
5は、オーブンポケット5,6.7に銀行券が所定枚数
集積されるごとに処理動作を一時停止させる枚数区分を
行なうときの所定枚数を設定するキーである。そして、
 この枚数キー135を1回押下すると100枚、2回
押下すると200枚、また200枚以下であればテンキ
ー138で置数した後に枚数キー135を押下すると、
テンキー138で入力された枚数が設定される。表示切
換キー139は、表示器116〜119の表示を切換え
るキーであり、枚数を表示するか金額を表示するかを切
換えるようになっている。#キー137は、係員番号を
入力するためのキーであり、テンキー138で係員番号
を入力する前に押下される。
第10図は制御系統の構成を示すものである。
すなわち、CPU (セントラル・プロセッシング・ユ
ニット)151は本装置全体の制御を司るもので、これ
にはROM (リード・オンリ・メモリ)152および
RAM (ランダム・アクセス・メモリ)153が接続
されている。ROM152は、CPU151の制御プロ
グラムを記憶している。
RAM153は、処理した銀行券の金種ごとの枚数およ
び正損枚数などを記憶する。また、CPU151には、
本紙葉類処理装置によって処理された銀行券の総枚数を
記憶するE2 FROM (エレクトリカリ舎イゼーザ
ブル・プログラマブル会リード・オンリ・メモリ)15
4と、時計装置155が接続されている。そして、RA
M153と時計装置155は、これらをバックアップす
る電源156と接続している。
また、CPU151には、インクフェイス回路157を
介して前記厚さ検知部24および鑑査部25が接続され
ている。CPU151には、搬送制御部158を介して
前記搬送路23,26゜27などの搬送系159が接続
されている。
CPU151には、インタフェイス回路160を介して
検知器30をはじめとする前記各種検知器、マイクロス
イッチおよびリードスイッチなどが接続されており、C
PU151はこれらからの信号により銀行券の搬送制御
や状態判断などを行なうようになっている。CPU15
1には、インタフェイス回路161を介して前記プリン
タ15が接続されていて、CPU151の制御に基づき
集計データなどをプリントアウトするようになっている
。CPU151には、表示制御部162を介して前記表
示装置16が接続されている。CPU151には一操作
制御部163を介して右側及び左側操作部13.14が
接続されている。CPU151には、計数装置164が
接続されている。
計数装置164は、検知器30によって検知された銀行
券の枚数を計数すると共に、−時集積庫33.34.3
5に集積されている銀行券の枚数、および収納金庫39
,40.41に収納している銀行券の枚数などを計数す
るものである。
なお、CPU151には、デイツプスイッチ165が接
続されていて、このデイツプスイッチ165の操作によ
って本装置の特定の機能を停止させることができるよう
になっている。
次に、この紙幣処理装置の通常の動作を説明する。まず
、オペレータは収納金庫39.40゜41を金庫部38
ヘセットする。すなわち、金庫部38を!f16図に示
すように引出すことにより収納金庫39.40.41を
装填する。このとき、全ての収納金庫39.40.41
が正しくセットされていれば、リードスイッチ73,7
4.75および79,80.81がオンとなる。これに
より、CPU151は全ての収納金庫39.40゜41
が正しくセットされたと判断し、表示器82゜83.8
4を点灯させる。次に、金庫部38を本装置内に収納す
ると、各収納金庫39.40゜41内が空であれば、そ
れぞれ検知器51,52゜53にて検知される。そして
、もしいずれかの収納金庫が空でなかったときは、CP
U151は発光ダイオード123,124.125のう
ち対応する発光ダイオードを点灯させる。このように、
収納金庫39,40.41のセット状態と中身の状態と
を表示しているので、オペレータは各状態に応じて収納
金庫39,40.41のセットをやり直すか、別の収納
金庫をセットすべきかを直ちに判断できる。
次に、オペレータは業務選択スイッチ102で処理業務
を選択し、モード設定を行なうが、収納金庫が正しくセ
ットされていなかったり、いずれかの収納金庫が空でな
かったときは、収納モードを指定しても無効となるよう
CPU151によって制御される。すなわち、空の収納
金庫が正しくセットされているときのみ収納モードを指
定きる。
なお、計数モード、表裏モード、正損モード、表裏正損
モードを指定するときには、収納金庫の状態に関係なく
モード指定を行なうことができる。
このように、収納モードを指定するときは、収納金庫が
正しくセットされていて、かつ中身が空のときにしか指
定できないようになっている。したがって、収納金庫内
に銀行券が残っていた場合、この銀行券とこれから処理
する銀行券とが混入することがなくなる。これにより、
収納金庫内の銀行券の枚数と処理した銀行券の枚数との
不一致などが生ずる恐れもなく、単金種で収納したいに
もかかわらず残留銀行券のために混合状態になるといっ
た虞れもない。
さて、例えば業務選択スイッチ102で「入金処理」を
選択し、モード設定で収納キー111を押下した場合、
次に収納モードを指定する。このとき、何も指定しない
か、クリアキー115を押下したときには「収納0モー
ド」となる。ここで、例えば収納モード切換キー112
が押下されて「収納1モード」が設定されたときには、
収納金庫39に一万円券、収納金庫40に千円券、収納
金庫41にその他の券(五千円券、五百円券)を収納す
るよう設定されるとともに、設定されたモードはRAM
153に記憶される。そして、オペレータは銀行券Pを
一括して供給部3にセットした後、操作部13の開始/
停止キー140を押下する。すると、供給部3内の銀行
券Pは泡出ローラ22によって取出され、鑑査部25に
よって鑑査され、区分ゲート28を介して搬送路27を
通り、−時集積庫33.34.35に一時集積されると
ともに、表示装置16の表示器116〜119にて金種
ごとの計数データ、すなわち金額が表示され、かつ表示
器120にて合計金額が表示される。このとき、収納モ
ードが設定されているので、−時集積庫33には一万円
券、−時集積庫34には千円券、−時集積庫35にはそ
の他の券(五千円券、五百円券)が集積される。
なお、表示器116〜119は、鑑査、計数中には計数
結果すなわち枚数を順次表示していき、−括セットされ
た銀行券Pの鑑査、計数が全て終了した時点で金種ごと
の合計金額を表示する。このとき、操作部13の表示切
換キー139が押下されると、表示器116〜119は
金額ではなく、銀行券の枚数を表示する。したがって、
処理中に鑑査および計数動作が停止しているか否かが一
目で判別できる。
供給部3にセットされた銀行券Pの鑑査、計数が全て終
了すると、オペレータは、表示器116〜120に表示
された各金種ごとの計数データおよび合計金額と入金伝
票との照合を行ない、両データが一致している場合には
操作部13の完了キー134を押下する。すると、CP
U151は、搬送制御部158に収納動作指令を送る。
これを受けた搬送制御部158は、モータ93を駆動す
るとともにブツシャ36の図示しない駆動源を駆動する
ように制御を行なう。これにより、シャッタ37が開く
とともにブツシャ36が下降し、−時集積庫33〜35
内の銀行券がそれぞれ収納金庫39,40.41内に収
納される。
このとき、マイクロスイッチ48,49.50によって
ブツシャ36の動作が検知されているとともに、検知器
45,46.47によって一時集積庫33.34.35
内における銀行券の有無が検知されている。そして、検
知器45,46゜47のうちいずれかの検知器に出力が
ないときは、銀行券が一時集積庫33.34.35内の
対応する一時集積庫内に残っているので、CPU151
は収納不良と判定する。
また、マイクロスイッチ48,49.50によって、ブ
ツシャ36の動作後、所定時間内にブツシャ36の復帰
が検知されなかったときは、ブツシャ36のタイムオー
バであり、したがってCPU151は収納不良と判定す
る。さらに、リードスイッチ96.97によってシャッ
タ37の開閉動作も検知されており、所定時間内にシャ
ッタ37が閉じなかったときは、シャッタ37のタイム
オーバであり、したがってCPU151は収納不良と判
定する。
収納不良と判定したときは、CPU151は表示装置i
!f16の表示部126における発光ダイオード127
を点灯させてオペレータに知らせる。
上述した収納動作以外でも、ブツシャ36およびシャッ
タ37の動作は検知されており、CPU151から収納
動作指令が出ていないときにシャッタ37が開いたり、
ブツシャ36が動作したことが検知されると、CPU1
51は収納装置異常と判定し、表示装置16の表示部1
26における発光ダイオード128を点灯させてオペレ
ータに知らせる。
このように、金庫部38に異常が発生したとき、収納不
良および収納装置異常の表示が行なわれているため、本
装置の状態を知ることができ、オペレータは次の仕事に
移ることができる。
前記入金伝票との照合の際、表示されているデータと入
金伝票との照合の結果、データが不一致の場合には操作
部13の返却キー132を押下することにより、電磁ロ
ック機構43が解除され、−時集積部32が第3図に示
すように矢印X1方向へ引出し可能となる。したがって
、オペレータは一時集積部32の一時集積庫33.34
.35内に集積されている銀行券Pを度出すことができ
る。このとき、CPU151は、表示装置16に表示さ
れれているデータおよびRAM153に記憶されている
データをクリアする。
上述した一時集積庫33.34.35および収納金庫3
9,40.41には、それぞれ200枚および2000
枚の銀行券が集積可能であり、処理中には計数装置16
4によって現在何枚集積されているかを計数している。
そして、例えば上述した「収納1モード」の処理中に、
例えば−時集積庫33が200枚に達して満杯状態にな
ったときには、それ以降の銀行券Pはオーブンポケット
6へ導かれて集積されるようCPU151によって制御
される。また、他の一時集積庫の場合も同様である。し
たがって、入金処理中に一時II 11庫が満杯となっ
ても入金処理を継続して行なえ、処理効率が向上する。
こうして、入金処理が終了すると、CPU151は、そ
の入金処理で処理した各金種別枚数および合計金額をR
AM153内の入金処理総累計メモリ155に累計加算
する。また、CPU151は、この入金処理でオーブン
ポケット6゜7.8に集積された各金種別枚数および合
計金額をRAM153内の金庫外券総累計メモリ156
に累計加算する。
次に、上述した「収納1モード」の処理が終了して整理
処理を行なう場合、オペレータはまず業務選択スイッチ
102で「整理処理」を選択し、モード設定を行なう。
例えば計数キー103を押下して計数モードを設定した
場合、オペレータは次に銀行券Pを一括して供給部3に
セットし、その後、操作部13の開始/停止キー140
を押下する。すると、供給部3内の銀行券Pは取出ロー
ラ22によって取出され、厚さ検知部24および鑑査部
25を経て区分ゲート28を通り、搬送路26および区
分ゲート29を介してオーブンポケット6.7.8に金
種ごとに区分集積される。この場合、操作部13であら
かじめ枚数キー135を押下して100枚の枚数区分の
指定を行なうと、オーブンポケット6に一万円券が10
0枚集積されると同時に搬入を停止し、集積した一万円
券をオーブンポケット6から取去ることにより、再び搬
入を開始して集積が行なわれる。同様にして、オーブン
ポケット7には五千円券が、オーブンポケット8には千
円券がそれぞれ集積される。そして、これらのデータは
表示装置16に表示される。
なお、鑑査部25で鑑査判別できなかった銀行券や2枚
取りされた銀行券はりジエクト用オープンポケット5に
排除して集積される。
そして、整理処理が終了して再び収納モードで処理する
ときには、業務選択スイッチ102で「入金処理」を選
択し、収納キー111を押下する。すると、最初の設定
時にRAM153に記憶されていた「収納1モード」が
自動的に設定される。このモードは収納金庫の交換を行
なうときまで変更されず、以後、収納キー111を押下
すると「収納1モード」が自動的に設定される。したが
って、誤ってモード変更をしてしまい、収納金庫39,
40.41内に他の金種の銀行券が割込みすることがな
く、また再びモード設定する必要もなく、オペレータの
作業を軽減できる。
次に、割込みを行ないたいとき、例えば入金が大量で入
金完了まで待てないときには、割込みキー111 aを
押下する。すると、処理中のデータはRAM153に記
憶されたまま、他の処理を行なうことができる。すなわ
ち、オペレータは、処理したい作業モードを設定して作
業を行なう。そして、その処理が終了したときは、再度
割込みキ111aを押下するか、または収納キー111
を押下することにより、元の「収納1モード」に復帰す
る。そして、再び収納モードで残りの銀行券を処理すれ
ば、割込み前の計数値に割込み後の計数結果が再び加算
されていく。さらに、収納モードではなく、計数などの
整理処理のモードであっても、割込んで計数等の整理処
理を行なうことができる。この場合も、割込みの計数処
理が終了して割込みキー111aを押下すると、自動的
に再び元のモードに戻る。したがって、モード指定を再
び行なう必要がなく、オペレータの作業を軽減すること
ができる。また、誤ってモード変更をする虞れもない。
なお、収納モードの設定の際、「収納0モード」を設定
すると銀行券を混合状態で収納金庫へ収納する。すなわ
ち、銀行券を混合状態で収納金庫39へ収納してゆき、
収納金庫39が満杯状態となったときは収納金庫40へ
収納先を切換え、収納金庫40が満杯状態となったとき
は収納庫41へ収納先を切換える。これにより、収納金
庫を有効に使用することができ、収納金庫交換の頻度が
減少し、作業効率がよくなる。
また、上述した以外に、例えば業務選択スイッチ102
で「入金処理」を選択し、かつ計数キー103を押下し
て計数モードを設定した場合、オーブンポケット6.7
.8を用いて入金処理を行なう。このとき、銀行券はオ
ーブンポケット6゜7.8に集積されて、計数データな
どは収納モード時と同様に扱われる。これは、例えば出
納係などが直接入金を行なうときなどで、収納金庫39
゜40.41に収納しなくても良い場合などである。
また、例えば入金処理で表裏キー104が押下された場
合も、上記入金・計数時と同様にオーブンポケット6.
7.8を用いて表裏区分を行なうとともに、計数データ
などは収納モード時と同様に扱われる。
次に、このような構成の紙葉類処理装置に於いて、処理
がなされた紙葉類総枚数を記憶させる動作について第1
1図乃至第13図のフローチャートを参照して説明する
先ず、装置が通電中の場合について説明する。
供給部3から、取出しローラ22によって銀行券P・・
・が1枚ずつ取出されると、供給部3を通過した直後の
位置に設けられている検知器30によって、通過した銀
行券P・・・が検知されると、計数装置164によって
その枚数が計数され、RAM153内に記憶されていく
。そして、前記装置の動作が停止したときに、前回E2
 PROM154に書込まれた日付時刻をRAM153
内より読出す(ステップ5TI)。次に、現在の日付時
刻を時計装置155から読出す(ステップ5T2)。
そして、RAM153及び時計装置155より読出され
た日付時刻を比較しくステップ5T3)、比較した結果
、日付時刻に変化がなければ何も処理を行なわずに終了
する。これに対し、ステップST3で、日付時刻に変化
があった場合は、E2 PROM154により記憶され
ている銀行券の総処理枚数を読出す(ステップ5T4)
次いで、RAM153により、検知器30によって検知
されて計数装置164で計数されたもので、記憶されて
いる銀行券の枚数を読出しくステップ5T5)、銀行券
の枚数のデータを加算する(ステップ5T6)。次に、
加算されたデータをE2 PROM154に書込んで(
ステップ5T7) 、その後RAM153に記憶されて
いるもので、計数装置164で計数された銀行券の枚数
を消去する(ステップ5T8)。そして、時計装置15
5から、現在の日付時刻を読出して、RAM153にそ
の日付時刻を記憶する(ステップ5T9)。すると、こ
の記憶された日付時刻が、前回E2 PROM154に
書込まれた日付時刻として扱われる。
このように、紙葉類処理装置が通電中は、銀行券の処理
がなされていないときに、上述したような処理を常時行
なっている。
次に、第11図を参照して、本紙葉類処理装置の主m源
がオフにされた場合の記憶動作について説明する。
装置の主7ISRがオフにされた場合は、図示されない
主?1!源よりアラーム信号がCPU151に送られる
。そして、このCPU151がアラーム信号を受取ると
、CPU151は前記主電源がオフにされたものと判断
する。そして、現在の日付時刻を時計装置155から読
出しくステップ5T11)、RAM153に記憶する(
ステップ5T12)。この記憶された日付時刻が、前記
主電源がオフにされたときの日付時刻として扱われる。
二こで、RAM153及び時計装置155については、
バックアップ用の電[156に接続されている。このた
め、主電源がオフにされてもRAM153に記憶されて
いる内容は破壊、消去されることがなく、また時計装置
155の動作にも影響を及ぼすことはない。
次に、主電源がオンにされたとき、すなわち主電源の投
入時について第13図を参照して説明する。
はじめに、主電源がオンにされると、前回主電源がオフ
にされたときの日付時刻をRAM153から読出す(ス
テップ5T21)。次に、現在の日付時刻を時計装置1
55から読出して(ステップ5T22) 、RAM15
3と時計装置155から読出された両方の日付時刻を比
較する(ステップ5T23)。ここで、日付時刻が変化
していなければ何も処理を行なわずに終了し、日付時刻
が変化していれば、E2 PROM154により記憶さ
れている銀行券の総枚数を読出す(ステップ5T24)
。次いで、検知器30によって検知され、計数装置16
4で計数された銀行券の枚数をRAM153より読出し
くステップ5T25)、銀行券の枚数のデータを加算す
る(ステップ5T26)  そして、加算されたデータ
をE2 PROM154に書込み(ステップ5T27)
、その後RAM153に記憶されている銀行券の枚数を
消去する(ステップ5T28)。次いで、時計装置15
5によって現在の日付時刻を読出して、RAM153に
日付時刻を記憶する(ステップ5T29)。この記憶さ
れた日付時刻が、前回E2 PROM154に書込まれ
た日付時刻として扱われる。
この後、第11図に示されるように、通電中の処理に移
行する。
また、E2 PROM154に記憶されている銀行券の
総処理枚数と、RAM153に記憶されているもので検
知器30によって検知されて計数袋fffi164で計
数された銀行券の枚数は、次のようにしてプリンタ15
にプリントアウトされるようになっている。すなわち、
操作部13の照会キー133を押下し、テンキー138
の中からr000Jキーを押下した後、完了キー134
を押下する。すると、インタフェイス回路161を介し
てプリンタ15にプリントアウトされる。
また、図示されないプリント基板上の押し釦スィッチを
押下したままの状態で主電源を投入すると、E2 PR
OM154、RAM153に記憶されているデータが消
去されるようになっているものである。
以上のような構成により、紙葉類処理装置によって処理
された紙葉類の枚数が正確に把握できるようになる。ま
た、日付時刻の変化がない場合は、E2 FROMにデ
ータを書込まないため、使用しているE2 PROMが
書込みの回数が規定されている場合は、そのE2 PR
OMを保護するという利点もある。
なお、上記した実施例では、銀行券を処理する紙葉類処
理装置に適用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、銀行券以外の有逼証券等
、他の紙幣を処理する紙葉類処理装置にも適用できるも
のである。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、処理がなされた紙
葉類の枚数を正確に2握することができるうえ、コスト
も安価である紙葉類処理装置を提供することができ、更
に処理がなされた紙葉類の枚数を正確に把握することに
より、装置自体の寿命、使用部品の交換時期を正確に把
握できるようになり、装置の保守性も向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのちので、第1図
は紙葉類処理装置の外観を示す斜視図、第2図は紙葉類
処理装置の内部構造を示す側面図、第3図は銀行券収納
部における一時集積部および金庫部を保持する可動部分
を説明する側面図、第4図および第5図は金庫部を説明
する図、第6図は金庫部を引出した状態を示す外観斜視
図、第7図はシャッタおよびその開閉機構を詳細に示す
平面図、第8図は表示装置を詳細に示す正面図、第9図
は操作部を詳細に示す正面図、第10図は制御系統の構
成を概略的に示すブロック図、第11図乃至第13図は
銀行券の処理の総枚数の記憶動作を説明するためのフロ
ーチャートである。 P・・・・・・銀行券(紙葉類)、1・・・・・・銀行
券計数部、2・・・・・・銀行券収納部、3・・・・・
・供給部、6.7.8・・・・・・オーブンポケット(
満杯時用集積部)、16・・・・・・表示装置、25・
・・・・・鑑査部(鑑査手段)、23.26.27・・
・・・・搬送路、28.29.31・・・・・・区分ゲ
ート、32・・・・・・−時集積部、33゜34.35
・・・・・・−時集積庫、38・・・・・・金庫部、3
9.40.41・・・・・・収納金庫(収納庫)151
・・・・・・CPU($制御手段) 153・・・・・
・RAM、154・・・・・・E2 PROM、155
・・・・・・時計装置、156・・・・・・電源、16
4・・・・・・計数装置。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 供給される紙葉類の種類を鑑査してこの鑑査結果に基づ
    き前記紙葉類を所定の収納部に収納する紙葉類処理装置
    であって、 前記紙葉類の種類を監査する監査手段と、 この監査手段の監査結果に基づき前記紙葉類を所定の収
    納部に区分収納する収納手段と、前記監査手段によって
    監査された前記紙葉類の枚数を計数する計数手段と、 この計数手段によって計数された前記紙葉類の枚数を一
    時的に記憶する第1の記憶手段と、日付時刻を計測する
    時計装置と、 前記計数手段で計数された前記紙葉類の枚数及び前記時
    計装置で計測された第1の日付時刻を一時的に記憶する
    第2の記憶手段と、 前記収納手段による収納動作の修了時に前記第2の記憶
    手段に記憶された第1の日付時刻と前記時計装置で計測
    された第2の日付時刻とを読出して比較する手段と、 この比較手段で比較した結果前記第1の日付時刻と前記
    第2の日付時刻が異なっている場合、前記第2の記憶手
    段に記憶された前記紙葉類の枚数を前記第1の記憶手段
    に記憶された前記紙葉類の枚数に加算すると共に該紙葉
    類の総枚数として前記第1の記憶手段に書込む指令をす
    る指令手段とを具備することを特徴とする紙葉類処理装
    置。
JP63163974A 1988-06-30 1988-06-30 紙葉類処理装置 Pending JPH0212585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018088216A1 (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 グローリー株式会社 紙幣処理機および紙幣処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018088216A1 (ja) * 2016-11-08 2018-05-17 グローリー株式会社 紙幣処理機および紙幣処理方法

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