JP2009187487A - 紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法 - Google Patents

紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッダカードの検知漏れを検出することができる紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法を提供する。
【解決手段】紙葉類処理装置1は、被処理媒体P中に配置されている仕切カード41の一覧を予め記憶部11aに記憶する。前記被処理媒体Pを投入し、前記投入された前記被処理媒体Pを1枚ずつ取り込み、前記取り込んだ前記仕切カード41の識別情報を検知し、検知した前記仕切カード41の識別情報の一覧と、前記記憶している前記仕切カード41の識別情報の一覧とが一致するか否か判定し、前記判定結果に基づいて、仕切カード41の検知漏れを検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、識別情報が付与された複数の仕切カードと複数の紙葉類とを含む被処理媒体を処理する紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法に関する。
紙葉類処理装置は、投入部にセットされた紙幣などの紙葉類を1枚ずつ取込んで検知部に送る。検知部は、取り込んだ紙幣を検知して券種を判定し、判定結果を集計し、合計金額の情報(計数情報)を得ている。紙葉類処理装置で扱う紙幣は、例えば顧客が銀行口座に入金するための現金である。この現金の計数情報を銀行口座の金額情報に加算することにより入金が行なわれる。
従来、入金毎に計数を行う方法として、1回の入金毎に紙幣を投入部にセットし、口座の情報などを入力し、計数処理を紙葉類処理装置に行わせる方法があった。しかし、この方法では、装置を操作する係員が紙幣をセットする間装置が停止した状態となるため、スループットが低くなる。
そこで、予め、入金する口座情報と対応付けられた識別情報がバーコードとして印刷されたヘッダカードを仕切カードとして複数組の入金紙幣の間に挟んで投入部にセットすることにより、ヘッダカードを入金の区切りであると認識して入金毎に計数情報を得る紙葉類処理装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−334362号公報
上記した紙葉類処理装置は、複数枚束ねられて投入された紙幣、或いはヘッダカードなどの被処理媒体を1枚ずつ取り込んで撮像し、正規の紙幣であるか否か、再使用可能であるか否か、などを鑑査する。しかし、紙葉類処理装置は、被処理媒体を2枚同時に取り込んでしまう場合がある。このような場合、2枚の被処理媒体は重なって搬送されている為、紙葉類処理装置は、この被処理媒体に対して鑑査を行なうことができない。
例えば、2枚重なった被処理媒体のうちの1枚がヘッダカードである場合、紙葉類処理装置は、ヘッダカードを検知することができない。即ち、ヘッダカードの検知漏れが生じる。この場合、ヘッダカードに印刷されている口座情報と対応付けられている識別情報を読み取ることが出来ない為、紙葉類処理装置は、被処理媒体のうちの紙幣の計数情報と口座情報とを正確に対応付けることができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、ヘッダカードの検知漏れを検出することができる紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法を提供することにある。
本発明の一実施形態としての紙葉類処理装置は、識別情報が付与された複数の仕切カードと複数の紙葉類とを含む被処理媒体を処理する紙葉類処理装置であって、前記被処理媒体中に配置される仕切カードの識別情報の一覧を予め記憶する第1の記憶手段と、前記被処理媒体が投入される投入部と、前記投入部に投入された前記被処理媒体を1枚ずつ取り込む取込手段と、前記取込手段により取り込んだ前記被処理媒体のうち紙葉類を計数して計数情報を取得する計数処理を行なう計数手段と、前記取込手段により取り込んだ前記仕切カードの識別情報を検知するカード検知手段と、前記カード検知手段により検知した前記仕切カードの識別情報の一覧と、前記第1の記憶手段により記憶されている識別情報の一覧とが一致するか否か判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、仕切カードの検知漏れを検出する検出手段と、を具備する。
また、本発明の一実施形態としての紙葉類処理方法は、片面に識別情報が付与された複数の仕切カードと複数の紙葉類とを含む被処理媒体を処理する紙葉類処理装置に用いられる紙葉類処理方法であって、前記被処理媒体中に配置される仕切カードの識別情報の一覧を予め記憶し、前記被処理媒体が投入しと、前記投入された前記被処理媒体を1枚ずつ取り込み、前記取り込んだ前記被処理媒体のうち紙葉類を計数して計数情報を取得する計数処理を行ない、前記取り込んだ前記仕切カードの識別情報を検知し、前記検知した前記仕切カードの識別情報の一覧と、前記記憶されている識別情報の一覧とが一致するか否か判定し、前記判定結果に基づいて、仕切カードの検知漏れを検出する。
この発明の一形態によれば、ヘッダカードの検知漏れを検出することができる紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る紙葉類処理装置1の有する機能をブロックとして示すブロック図である。
紙葉類処理装置1は、紙幣などの他に、仕切カードとしてのヘッダカードを処理する機能を有する。紙葉類処理装置1は、制御部11、カード検知器12、及びアラーム17を備えている。制御部11は、予め設定した動作プログラムに従って紙葉類処理装置1の全体動作を制御する。また、制御部11は、取り込んだ紙幣の金種を判別し、計数情報を算出する計数手段として機能する。制御部11は、記憶手段としての記憶部11aを備えている。記憶部11aには、当該紙葉類処理装置1で処理する被処理媒体内に配置されているヘッダカードの配置順が記憶される。また、記憶部11aは、各種の設定データ及び処理結果の記憶用にも用いられる。
カード検知器12は、ヘッダカードを検知するカード検知手段である。ヘッダカードには識別情報がバーコードなどにより印字されている。カード検知器12は、例えばバーコードリーダからなり、ヘッダカードが搬送されてきた場合に、ヘッダカードに印刷されているバーコードからヘッダカードの識別情報を検知する。アラーム17は、制御部11による処理結果及び、紙葉類処理装置1において生じた異常状態を係員に報知するための放置手段として機能する。
なお、紙葉類処理装置1は、紙葉類の投入部、及び、装置内部の搬送路に複数のセンサを有しており、逐次紙葉類の有無を検知している。これにより、紙葉類処理装置1は、装置内における紙葉類の搬送位置、鑑査した情報と紙葉類との対応付け、及び未処理の紙葉類の有無などを判断することができる。
紙葉類処理装置1は、カード検知器12によりヘッダカードを検知した場合、紙幣の計数情報とヘッダカードの識別情報とを対応付ける。紙葉類処理装置1は、鑑査する紙幣の束とヘッダカードとを1組として、複数組の被処理媒体を1処理単位として連続して処理する。
紙葉類処理装置1は、紙葉類に対する鑑査を行う鑑査モードの他に、当該紙葉類処理装置1で処理する被処理媒体内に配置されているヘッダカードの配置順を記憶する記憶モードを有している。記憶モードにおいて、紙葉類処理装置1は、カード検知器12によりヘッダカードを検知して識別情報を読み取り、読み取った順でヘッダカードの識別情報を蓄積して記憶部11aに記憶する。記憶モード及び鑑査モードは、係員による操作によって適宜切り替えられる。
紙葉類処理装置1は、操作表示部2、及び準備装置7に接続されている。操作表示部2は、紙葉類処理装置1の制御部11の表示制御に基づいて係員に対する操作案内などを表示するものである。また、操作表示部2は、係員による操作指示を受け付ける。操作表示部2は、たとえば、タッチパネル内蔵のディスプレイ装置により構成されている。
準備装置7は、複数顧客の口座情報が記憶されている顧客情報記憶部7aを備えており、予め、入金する口座情報とヘッダカードの識別情報とを対応付けて記憶する。
また、操作表示部2に、バーコードリーダなどにより構成されるハンドスキャナ3が接続されていてもよい。ハンドスキャナ3は、係員の操作によりヘッダカードに印刷されているバーコードを連続して検知し、ヘッダカードの識別情報を取得するデータ取得手段として機能する。操作表示部2は、ハンドスキャナ3により取得したヘッダカードの識別情報を順次紙葉類処理装置1に送信する。紙葉類処理装置1は、操作表示部2から受信した順に識別情報を記憶部11aに記憶する。また、記憶部11aにヘッダカード41の識別情報を記憶する手段は、ヘッダカード41の識別情報の一覧を予め記憶しており、係員が識別情報を選択することにより、選択した識別情報を記憶部11aに一覧として記憶する外部装置などであってもよい。
図2は、一実施形態に係る紙葉類処理装置1の内部の構成例を概略的に示す図である。
紙葉類処理装置1は、区分集積装置1Aと施封装置1Bとを有している。区分集積装置1Aは、紙幣を種類あるいは状態に応じて区分し、区分した紙幣を種類、あるいは状態ごとに集積し、その計数情報を得る集積処理を行なう。施封装置1Bは、集積した紙幣を所定数毎に施封する。なお、この施封装置1Bは、省略してもよい。
区分集積装置1Aには、1処理単位分の被処理媒体Pが一括して投入される。被処理媒体Pが投入されると、区分集積装置1Aは、投入された被処理媒体を種類、及び状態に応じて分類する。区分集積装置1Aは、分類した被処理媒体の内、紙幣を集積手段としての各集積庫(カセット)141−146あるいは施封装置1Bへ搬送する。
区分集積装置1Aには、被処理媒体Pが投入される投入部4が設けられている。投入部4は、処理トレイ5、バックアッププレート6、および、取出しローラ10を有している。処理トレイ5には、複数枚の紙幣とヘッダカードとを含む被処理媒体Pがその上端或いは下端に当接して整位された状態で投入される。
処理トレイ5に投入される被処理媒体Pは、それぞれ長手方向と幅方向とを有する。被処理媒体Pは、その長手方向の上端、或いは下端が下を向く姿勢で処理トレイ5に投入される。
図2に示すように、バックアッププレート6は、処理トレイ5に対して垂直方向に立設されている。バックアッププレート6は、ばね8により処理トレイ5に沿って取出しローラ10側(図中a方向)に移動するようになっている。取出しローラ10は、1対のローラにより構成される。取出しローラ10は、所定方向に回転することにより、処理トレイ5上にセットされた被処理媒体Pを順に1枚ずつ取り込む取込手段として機能する。したがって、投入部4に投入された被処理媒体Pは、バックアッププレート6によって、処理トレイ5に沿って矢印aの方向に移動され、取出しローラ10(取出し部)に押し付けられる。
取出しローラ10の後段には、搬送路13が設けられている。搬送路13は、複数の搬送ローラ15と搬送ベルト14、16により構成されている。搬送路13では、複数の搬送ローラ15により駆動する搬送ベルト14、16により被処理媒体Pが搬送される。搬送路13には、取出しローラ10により取り出された被処理媒体Pが順に供給される。たとえば、取出しローラ10は、被処理媒体Pをその上端或いは下端を先頭にして幅方向に搬送路13に供給する。また、取出しローラ10により搬送路13上に供給される被処理媒体Pは、表裏がばらばらの状態となっている。図2に示す構成例では、投入部4から取出される被処理媒体Pの取出し方向は下向きとなっている。
搬送路13上に、検知器30が設けられている。検知器30は、種々のセンサを有し、搬送路13を搬送される被処理媒体Pから種々の情報、例えば、被処理媒体Pの券種、表裏、天地、汚れや破損の有無等の特徴を読み取る。検知器30は、たとえば、被処理媒体Pの表面の画像を読み取るイメージセンサ、被処理媒体Pの厚さを検知するセンサ、被処理媒体Pに含まれる磁性体を検知するセンサなどを備えている。検知器30の各センサにより読み取った情報に基づいて、後述する判定部は、例えば画像、厚さ、磁気情報のような被処理媒体Pの特徴を判定する。
図2に示す区分集積装置1Aでは、表裏および天地がばらばらの状態の複数の被処理媒体Pが投入部4に投入される。このため、検知器30を通過する各被処理媒体Pも、表裏および天地がばらばらな状態となっている。
ここで、検知器30を通過する被処理媒体Pの表裏および天地に関する向きは4種類ある。以下の説明では、表面が上方を向いて搬送方向前方に対して上端を向けて取出された被処理媒体Pを表上(FF)券と称し、表面が上方を向いて搬送方向前方に対して下端を向けて取出された被処理媒体Pを表下(FR)券と称し、裏面が上方を向いて搬送方向前方に対して上端を向けて取出された被処理媒体Pを裏上(BF)券と称し、裏面が上方を向いて搬送方向前方に対して下端を向けて取出された被処理媒体Pを裏下(BR)券と称する。つまり、検知器30を通過して搬送される被処理媒体Pは、これら4種類の搬送姿勢のうちいずれかの姿勢で搬送されることになる。
検知器30の後段に延設された搬送路13上には、ヘッダカード41を検知するカード検知手段として機能するカード検知器12が設けられている。制御部11は、カード検知器12により、ヘッダカード41が搬送されてきた場合に、ヘッダカード41に印刷されているバーコードからヘッダカード41の識別情報を読み取る。
カード検知器12の後段に延設された搬送路13上には、検知器30における検知結果に基づいて被処理媒体Pの搬送方向を選択的に切換えるための複数のゲートG1乃至G9が設けられている。
ゲートG1は、被処理媒体Pを後段の処理が可能なものとリジェクトするものとに振り分ける。たとえば、制御部11は、紙葉類判定手段として機能し、紙葉類が再使用が可能であるか否かを検知器30による検知結果に基づいて判定する。この判定において、後段の処理が不可能、即ち、再使用が不可能であることが判定された被処理媒体P(排除券)は、ゲートG1を介してリジェクト箱32へ搬送される。排除券としては、例えばヘッダカード41、2枚取りが判定された紙幣、所定のレベルを超えて大きくスキューしたことが判定された紙幣、或いは再流通可能な正券と判定されなかった損券や、偽券などがある。即ち、リジェクト箱32には、図2に示すように、ヘッダカード41と、各ヘッダカード41の間で再使用不可であると判定された排除券である被処理媒体Rとが蓄積される。
リジェクト箱32には、必要に応じて、被処理媒体がリジェクトされたことを検知する排除検知器を設けることもできる。リジェクト箱32は、紙葉類処理装置1の外部からアクセスが可能となっているので、リジェクト箱32に集積された被処理媒体Rは、係員が取り出すことができるようになっている。
一方、検知器30において後段の処理が可能であると判定された被処理媒体P、即ち紙幣Pは、ゲートG1を介してゲートG2へ搬送される。ゲートG2は、表裏に応じて紙幣Pを振り分けるようになっている。ゲートG2の下流側の搬送路は、2方向に分岐されている。すなわち、ゲートG2は、表裏の状態に応じて紙幣Pの搬送方向を2方向に選択的に切換える。
ゲートG2の下流側で分岐された一方の搬送路上には、紙幣Pの表裏を反転させるための表裏反転機構34(表裏反転部)が設けられている。また、ゲートG2の下流側で分岐された他方の搬送路36は、紙幣Pの表裏を変化させずに、単に紙幣Pを通過させる搬送パスとなっている。すなわち、ゲートG2の後段では、紙幣Pの表裏を取り揃えられるようになっている。
表裏反転機構34は、2組の搬送ベルト33、35を備えている。搬送ベルト33および35は、その入口から出口に向けて中心軸の回りで180°回転されたねじり搬送路を形成している。したがって、ゲートG2により表裏反転機構34へ振り分けられた紙幣Pは、表裏反転される。たとえば、FF券は、表裏反転機構34により表裏反転され、裏面を上にしたBF券に反転される。
表裏反転機構34を通過して表裏反転された紙幣P、および、表裏反転機構34を通過せずに搬送路(搬送パス)36を通過した紙幣Pは、いずれも合流部38を介してゲートG3に送り込まれる。
ゲートG2から表裏反転機構34を介して合流部38に至る紙幣Pの処理時間(搬送時間)とゲートG2から搬送路36を介して合流部38に至る紙幣Pの搬送時間とが同じになるように設定されている。これにより、表裏反転機構34を介して搬送された紙幣Pと搬送路36を通過された紙幣Pとが同じタイミングで合流部38を通過する。その結果、全紙幣PがBF券に合わせられてゲートG3へ送られる。
ゲートG3は、合流部38を通過した紙幣Pを振り分けるようになっている。ゲートG3の下流側の搬送路は、2方向に分岐されている。ゲートG3は、紙幣Pの種類(あるいは状態)に応じて紙幣Pの搬送方向を2方向に選択的に切換える。
ゲートG3の下流側で分岐された一方の搬送路は、紙幣Pを例えば施封装置1Bへ搬送するための搬送路である。また、ゲートG3の下流側で分岐された他方の搬送路(水平搬送路)40は、紙幣Pを区分集積装置1A内の各集積庫141乃至146に集積するための搬送路であり、複数の集積庫141乃至146の上方で略水平方向に延びた搬送路を形成している。水平搬送路40上には、紙幣Pを6つの集積庫141乃至146のうちのいずれか1つに振り分けて集積するための5つのゲートG5乃至G9が設けられている。
水平搬送路40の最も上流側にあるゲートG5によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積庫141に集積される。ゲートG6によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積庫142に集積される。ゲートG7によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積庫143に集積される。ゲートG8によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積庫144に集積される。ゲートG9によって選択的に振り分けられた紙幣Pは集積庫145或いは集積庫146に集積される。これらの、搬送路、ゲートG1乃至G9、及び集積庫141乃至146により被処理媒体Pの集積手段が構成されている。
施封装置1Bは、区分集積装置1Aから搬送される紙幣Pを集積庫(カセット)51−52に集積し、所定数毎に紙帯で施封する。施封装置1Bは、図2に示すように、集積庫51、集積庫52、供給部53、施封機構54、印刷機構55、帯供給部56を有している。集積庫51、52は、それぞれゲートG4を介して送り込まれた紙幣Pを集積する。各集積庫51、52には、それぞれ紙幣Pの蓄積枚数を検知するセンサが設けられている。
供給部53は、集積庫51あるいは52に集積された所定枚数(たとえば100枚)の紙幣Pを施封機構54に供給する。施封機構54は、供給部53によって供給される集積庫51あるいは52に集積された所定枚数(たとえば100枚)の紙幣Pを紙帯で施封する施封機構である。印刷機構55は、施封機構54で使用する紙帯に所望の印刷データを印刷する。帯供給部56は、施封機構54で使用する紙帯を供給する。
施封装置1Bには、区分集積装置1AのゲートG3により図中左方向に分岐された搬送路によって紙幣Pが供給される。区分集積装置1Aから供給された紙幣Pは、施封装置1B内においてゲートG4により搬送方向が2方向に選択的に切換えられる。ゲートG4によって分岐搬送される紙幣Pは、施封装置1B内の集積庫51あるいは集積庫52に選択的に集積される。
ゲートG4を介していずれかの集積庫51あるいは52に集積された紙幣Pは、供給部53によって施封機構54へ送り込まれる。施封機構54では、帯供給部56から供給された紙帯によって供給部53により供給された所定枚数の紙幣Pを施封する。所定枚数毎に施封された紙幣Pの束は、図示しないコンベアを介して装置外へ搬出される。
区分集積装置1Aでは、必要に応じて特定の券種を施封装置1Bへ供給し得る。一方、施封装置1Bにて施封すべき券種以外の券種の紙幣Pは、区分集積装置1A内の集積庫141乃至146のいずれかに集積される。
処理トレイ5に設置されたセンサにより、1処理単位分の被処理媒体Pの取り込みが終わったことが検知されると、区分集積装置1Aは、自動で被処理媒体Pの取込みを停止し、集積庫に紙幣Pを収納して電子ロックし、集積処理を終了する。
また、ここで、2枚取りなどにより排除券であると判定され、リジェクト箱32に蓄積された被処理媒体Pが係員により再度処理トレイ5に投入され、上記した集積処理が行なわれる。
次に、紙葉類処理装置1の制御系について説明する。
図3は、図2に示す紙葉類処理装置1の制御系を示すブロック図である。
紙葉類処理装置1の区分集積装置1Aの制御系は、図3に示すように、例えば制御部11、記憶部11a、カード検知器12、取出し制御部62、搬送制御部63、ゲート制御部64、及び、判定部65などを備えている。
取出し制御部62は、制御部11の制御に基づいて取出しローラ10の駆動を行うものである。
搬送制御部63は、制御部11の制御に基づいて搬送ローラ15の駆動を行うものである。
判定部65は、判定手段として機能し、検知器30の検知結果に基づいて、例えば紙幣Pなどの紙葉類の状態を判定し得る。判定部65では、各センサにより読み取った情報と基準となる情報とを比較することにより紙幣Pの特徴を判定する。
たとえば、判定部65は、当該紙幣Pの券種を判定するとともに、紙幣Pの表裏および天地を判定する。さらに、判定部65は、当該紙幣Pが正券か損券かを判定する。正券とは、再流通が可能な券であり、損券とは、再流通が不可な券である。つまり、正券か損券かは、紙幣Pの状態(質)の良し悪しにより判定されるものである。判定部65では、紙幣Pの汚れ、破れ、折れ、紙質、テープ貼り等の度合いによって正券か損券かを判定する。
ここで、制御部11は、検知器30により正券であると判定された紙幣Pを計数する。
また、判定部65は、偽券等を検知し、その検知結果を制御部11に送ることができる。
ゲート制御部64は、制御部11の制御に基づいてゲートG1乃至G3、G5乃至G9の駆動を行うものである。例えば、ヘッダカード41及び偽券等の検知結果を受けて、制御部11がゲートG1を駆動することにより、ヘッダカード41及び偽券等をリジェクト箱32に排除することができる。即ち、制御部11およびゲートG1は、被処理媒体を装置外部から取り出し可能な状態で排除する排除手段として機能する。
さらに、記憶部11aは、区分集積装置1Aの動作プログラムの実行に使用される設定情報例えば取出し制御部62における取出しトルクの設定値、判定部にて各検知器の検知結果の判定に使用される基準値、搬送制御部63における搬送センサレベル、適正な搬送方向に対する被処理媒体Pの角度のずれの許容限度となる整位角、ゲート制御部64における集積庫の選択及び集積される券種の設定等の情報が各々複数種ずつ記憶される。
また、制御部11は、取り出し制御部62に取込みの停止を指示することができる。取込みの停止の指示を受けて、取り出し制御部62は、取り出しローラ10の駆動をOFFすることができる。
被処理媒体Pが投入部4に投入された場合、区分集積装置1Aは、投入された被処理媒体Pを集積すると同時に、投入された被処理媒体Pのうちの紙幣を計数し、計数情報を記憶部11aに記憶する。
紙葉類処理装置1の施封装置1Bの制御系は、制御部70、記憶部71、搬送制御部72、ゲート制御部73、移動機構74、施封機構54、印刷機構55などを備えている。
制御部70は、予め設定した動作プログラムに従って施封装置1Bの全体動作を制御する。記憶部71には、制御部70により実行される動作プログラムが記憶される。また、記憶部71には、施封装置1Bの動作プログラムを実行するための設定情報例えば施封装置の台数、施封に用いられる紙帯の印刷パターン等の情報が各々複数種ずつ記憶される。
搬送制御部72は、制御部70の制御に基づいて搬送ローラを駆動するものである。ゲート制御部73は、制御部70の制御に基づいてゲートG4の駆動を行うものである。移動機構74は、制御部70の制御に基づいて集積庫51あるいは52に集積された所定枚数の紙幣Pを移動(搬送)するものである。
操作表示部2の制御系は、制御部20、表示部21、操作部22などを備えている。制御部20は、予め設定した動作プログラムに従って、操作表示部2全体の制御を司るものである。たとえば、制御部20は、係員からの操作指示に基づいて区分集積装置1Aに対する各種の動作設定などを行う機能を有する。制御部20は、紙葉類処理装置1から各種のデータを受信する。制御部20は、受信したデータに基づいて表示制御を行う。
表示部21は、係員に対する操作案内などを表示する。操作部22は、係員が操作指示を入力するものである。表示部21と操作部22とは、たとえば、タッチパネル内蔵のディスプレイ装置により構成されるようにしても良い。
図4は、記憶モードにおいて紙葉類処理装置1の投入部4に投入される被処理媒体Pとしてのヘッダカード41の例を説明するための説明図である。
図4に示すように、ヘッダカード41は、紙幣Pと同様に矩形状の本体42を有している。ヘッダカード41の本体42の表面には、図4に示すように、カード固有の識別情報がバーコードとして印刷されている。即ち、ヘッダカード41A、41B、41C、41D・・・には、それぞれ異なるパターンでバーコードが印刷されている。
紙葉類処理装置1は、カード検知器12によりこのバーコードを読み取ることにより、ヘッダカード41を認識する。即ち、図4に示すように、紙葉類処理装置1は、ヘッダカード41A、41B、41C、41D・・・を順に取り込み、取り込んだヘッダカード41をカード検知器12により順次検知し、それぞれの識別情報を記憶部11aに順に記憶する。なお、ヘッダカード41の本体42の厚さは、紙幣Pとの識別を容易にするため、紙幣Pと異ならせてある。
また、ヘッダカード41は、識別情報がバーコードとして印刷を有するとしたが、これに限定されない。ヘッダカード41に、カード固有の識別情報を記憶したICチップを埋設してもよい。この場合、カード検知器12にICリーダを設け、紙葉類処理装置1にICチップに記憶されている識別情報を読み取らせることが出来る。この場合、カード検知器12は、IC読取手段として機能する。
図5は、記憶モードにおける紙葉類処理装置1の処理を説明するためのフローチャートである。
記憶モードにおいて紙葉類処理装置1を動作させる前に、係員は、図4に示すような1処理単位分の被処理媒体としてのヘッダカード41の束を紙葉類処理装置1に投入する。紙葉類処理装置1は、投入部4にセットされているヘッダカード41の束から1枚ずつヘッダカード41を取り込む。
紙葉類処理装置1は、取り込んだヘッダカード41を搬送し、カード検知器12により、ヘッダカード41のバーコードを検知し、ヘッダカード41の識別情報を取得する(ステップS11)。紙葉類処理装置1の制御部11は、ヘッダカード41の識別情報を取得する毎に、逐次取得した識別情報を記憶部11aに記憶する(ステップS12)。
紙葉類処理装置1は、投入部4に設置されているセンサにより次に処理すべきヘッダカード41の有無を判定する(ステップS13)。処理すべきヘッダカード41があると判定した場合(ステップS13、YES)、紙葉類処理装置1は、ステップS11にループし、次のヘッダカードを取り込み、バーコードを検知し、識別情報を取得する。
処理すべきヘッダカード41がないと判定した場合(ステップS13、NO)、紙葉類処理装置1は、ヘッダカード41の配置順を確定し(ステップS14)、処理を終了する。
図6は、記憶部11aに記憶されたヘッダカード41の配置順の例を説明するための説明図である。
図6に示すように、記憶部11aには、記憶部11a内の記憶領域の端からヘッダカード41を検知した順に識別情報が連続して記憶されている。ヘッダカード41の識別情報は、所定のビット数により構成されており、紙葉類処理装置1の制御部11は、記憶部11aを所定のビットずつ読み込むことにより、ヘッダカード41の配置順をその識別情報により判断することができる。
図7は、鑑査モードにおいて紙葉類処理装置1の投入部4に投入される被処理媒体Pの例を説明するための説明図である。
図7に示すように、被処理媒体Pは、複数枚の紙幣とヘッダカード41とを1組とする紙葉類の束を複数含んでいる。図7に示す例では、ヘッダカード41Aと紙幣P1とが1組となっており、また、ヘッダカード41Bと紙幣P2とが1組となっている。鑑査モードによりこの被処理媒体Pを処理した場合、紙葉類処理装置1の制御部11は、ヘッダカード41Aの識別情報と紙幣P1の計数情報とを対応付ける。また、紙葉類処理装置1の制御部11は、ヘッダカード41Bの識別情報と紙幣P2の計数情報とを対応付ける。
図8は、鑑査モードにおける紙葉類処理装置1の処理を説明するためのフローチャートである。
鑑査モードにおいて紙葉類処理装置1を動作させる前に、係員は、図7に示すような1処理単位分の被処理媒体Pを紙葉類処理装置1に投入する。紙葉類処理装置1は、投入部4にセットされている被処理媒体Pを1枚ずつ装置内部に取り込む(ステップS21)。
紙葉類処理装置1の制御部11は、検知器30により取り込んだ被処理媒体Pを検知緒する(ステップS22)。ここでは、制御部11は、検知器30により被処理媒体Pの両面を撮像する、被処理媒体Pの厚さを検知する、などして、被処理媒体Pの券種、表裏、天地、汚れや破損の度合等の特徴を検知する。
制御部11は、検知器30による検知が完了した被処理媒体Pに対してカード検知器12によりバーコードを読み取る処理を行なう(ステップS23)。
制御部11は、カード検知器12による処理結果に応じて被処理媒体Pがヘッダカードであるか否か判定する(ステップS24)。即ち、制御部11は、カード検知器12によりバーコードを読み取り、識別情報を取得した場合、被処理媒体Pがヘッダカードであると判定する。また、検知器30による厚さの検知によって紙幣とヘッダカードとを判別するようにしてもよい。
被処理媒体Pがヘッダカードではないと判定した場合(ステップS24、NO)、制御部11は、検知器30による処理結果に応じて被処理媒体Pが紙幣であり、且つ、再使用が可能であるか否かを判定する(ステップS25)。
被処理媒体Pが再使用可能な紙幣であると判定した場合(ステップS25、YES)、制御部11は、検知器30による処理結果に応じて計数処理を行なう(ステップS26)。即ち、制御部11は、処理した被処理媒体Pとしての紙幣Pの券種から額面を判定し、集計する。計数処理を実行すると、制御部11は、搬送制御部63及びゲート制御部64により搬送ローラ15及び各ゲートG1−G9を制御し、紙幣Pを金種ごとに対応する集積庫141−146のいずれかへ搬送する(ステップS27)。
紙幣Pを集積湖へ搬送すると、制御部11は、装置内部のセンサにより後続の被処理媒体Pが存在するか否か判定する(ステップS28)。後続の被処理媒体Pが存在する場合(ステップS28、YES)、制御部11は、次に取り込んだ被処理媒体Pの処理に移行する。
被処理媒体Pが再使用可能な紙幣ではないと判定した場合(ステップS25、NO)、制御部11は、搬送制御部63及びゲート制御部64により搬送ローラ15及びゲートG1を制御し、被処理媒体Pをリジェクト箱32へ搬送する(ステップS29)。制御部11は、次の被処理媒体Pの処理に移行する。
被処理媒体Pがヘッダカードであると判定した場合(ステップS24、YES)、制御部11は、搬送制御部63及びゲート制御部64により搬送ローラ15及びゲートG1を制御し、ヘッダカード41をリジェクト箱32へ搬送する(ステップS30)。
制御部11は、ヘッダカード41の検知が初回であるか否か判定する(ステップS31)。即ち、制御部11は、紙葉類処理装置1による鑑査処理を開始して最初のヘッダカード41の検知であるか否か判定する。
ヘッダカード41の検知が初回である場合(ステップS31、YES)、制御部11は、検知したヘッダカード41の識別情報と一致する識別情報を記憶部11aから検索し(ステップS32)、次の被処理媒体Pの処理に移行する。この場合、制御部11は、検索手段として機能する。
ヘッダカード41の検知が初回でない場合(ステップS32、NO)、制御部11は、今回検知したヘッダカード41の識別情報と一致する識別情報を記憶部11aから検索し、検索した識別情報と、前回のヘッダカード41の検知時に検索した識別情報とが連続して記憶部11aに記憶されているかどうか判定する連続性判定処理を行う(ステップS33)。即ち、制御部11は、連続性判定手段として機能する。即ち、図9に示すように、ヘッダカード41を検知した場合、検知したヘッダカード41の識別情報と一致する識別情報を記憶部11aから検索する。検索した識別情報が、前回検索した識別情報のすぐ後ろに記憶されているか否かに応じて、記憶部11aに記憶されている配置順のとおりにヘッダカード41を検知しているか否か判定する。
今回検知したヘッダカード41の識別情報と一致する識別情報を記憶部11aから検索し、検索した識別情報と、前回のヘッダカード41の検知時に検索した識別情報とが連続して記憶部11aに記憶されていると判定した場合(ステップS33、YES)、制御部11は、正確な順番でヘッダカード41を検知していると判断し、次の被処理媒体Pの処理に移行する。
今回検知したヘッダカード41の識別情報と一致する識別情報を記憶部11aから検索し、検索した識別情報と、前回のヘッダカード41の検知時に検索した識別情報とが連続して記憶部11aに記憶されていると判定した場合(ステップS33、NO)、制御部11は、エラーと判定する(ステップS34)。即ち、制御部11は、ヘッダカード41の検知漏れが生じたと判定する。
エラーと判定した場合、制御部11は、紙葉類処理装置1の動作をエラー時動作に切り替える(ステップS35)。即ち、制御部11は、紙葉類処理装置1の制御手段として機能し、ヘッダカード41の検知漏れを検出した場合、紙葉類処理装置1の動作を停止させる。または、制御部11は、報知手段として機能し、ヘッダカード41の検知漏れを検出した場合、ヘッダカード41の検知漏れを検出したことを、例えば、アラーム17を鳴らす、若しくは、操作表示部2に表示させることにより係員に報知する。または、制御部11は、ヘッダカード41の検知漏れを検出した場合、後から係員が操作表示部2を操作することにより検索可能な状態でヘッダカード41の検知漏れを検出したことを記憶部11aに記憶する。
上述したように、本発明の一実施形態によると、予め、処理する被処理媒体中に配置されるヘッダカードの配置順を記憶しておき、鑑査処理時にヘッダカードを読み取った場合、記憶しているヘッダカードの配置順を参照し、常に前回読み取ったヘッダカードとの連続性をチェックする。
このように、ヘッダカードの配置順をチェックすることにより、ヘッダカードと紙幣との2枚取りなどで、ヘッダカードの検知漏れが生じた場合、ヘッダカードの検知漏れが生じたことを検出することができる。この結果として、ヘッダカードの検知漏れを検出することができる紙葉類処理装置、及び、紙葉類処理方法を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は、一実施形態に係る紙葉類処理装置の有する機能をブロックとして示すブロック図である。 図2は、一実施形態に係る紙葉類処理装置の内部の構成例を概略的に示す図である。 図3は、図2に示す紙葉類処理装置の制御系を示すブロック図である。 図4は、記憶モードにおいて紙葉類処理装置の投入部に投入される被処理媒体としてのヘッダカードの例を説明するための説明図である。 図5は、記憶モードにおける紙葉類処理装置の処理を説明するためのフローチャートである。 図6は、記憶部に記憶されたヘッダカードの配置順の例を説明するための説明図である。 図7は、鑑査モードにおいて紙葉類処理装置の投入部に投入される被処理媒体の例を説明するための説明図である。 図8は、鑑査モードにおける紙葉類処理装置の処理を説明するためのフローチャートである。 図9は、鑑査モードにおけるヘッダカードを検知した場合の突合処理を説明するための説明図である。
符号の説明
1…紙葉類処理装置、1A…区分集積装置、1B…施封装置、2…操作表示部、3…ハンドスキャナ、4…投入部、7…準備装置、11…制御部、11a…記憶部、12…カード検知器、30…検知器、41…ヘッダカード、141−146…集積庫。

Claims (10)

  1. 識別情報が付与された複数の仕切カードと複数の紙葉類とを含む被処理媒体を処理する紙葉類処理装置であって、
    前記被処理媒体中に配置される仕切カードの識別情報の一覧を予め記憶する第1の記憶手段と、
    前記被処理媒体が投入される投入部と、
    前記投入部に投入された前記被処理媒体を1枚ずつ取り込む取込手段と、
    前記取込手段により取り込んだ前記被処理媒体のうち紙葉類を計数して計数情報を取得する計数処理を行なう計数手段と、
    前記取込手段により取り込んだ前記仕切カードの識別情報を検知するカード検知手段と、
    前記カード検知手段により検知した前記仕切カードの識別情報の一覧と、前記第1の記憶手段により記憶されている識別情報の一覧とが一致するか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、仕切カードの検知漏れを検出する検出手段と、
    を具備する紙葉類処理装置。
  2. 前記第1の記憶手段は前記被処理媒体中において仕切カードが配置されている配置順で前記仕切カードの識別情報を予め記憶する第2の記憶手段を具備し、前記判定手段は、前記カード検知手段により仕切カードを検知した検知順と、前記第2の記憶手段により記憶されている配置順とが一致するか否か判定する判定手段を具備する請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 外部から前記被処理媒体中に配置される仕切カードの識別情報の一覧を取得し前記第1の記憶手段に記憶するデータ取得手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  4. 前記判定手段は、
    前記カード検知手段により前回検知した仕切カードの識別情報と一致する識別情報を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索した識別情報の次の記憶領域に記憶されている識別情報と、今回検知した仕切カードの識別情報とが一致するか否かを判定する連続性判定手段と、
    をさらに具備する請求項2に記載の紙葉類処理装置。
  5. 前記検出手段により仕切カードの検知漏れを検出した場合に当該紙葉類処理装置の動作を停止させる制御手段をさらに具備する請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  6. 前記検出手段により仕切カードの検知漏れを検出した場合に仕切カードの検知漏れを検出したことを報知する報知手段をさらに具備する請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  7. 前記検出手段により仕切カードの検知漏れを検出した場合に仕切カードの検知漏れを検出したことを検索可能な状態で記憶する第3の記憶手段をさらに具備する請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  8. 前記仕切カードは、識別情報を記憶したICチップを具備し、
    前記カード検知手段は、前記仕切カードが有するICチップから前記仕切カードの識別情報を読み取るIC読取手段を具備する請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  9. 前記検知手段により検知した前記仕切カードの識別情報と前記計数手段により前記仕切カードを検知してから次の仕切カードを検知するまでに処理した紙葉類の計数情報とを対応付けて記憶する第4の記憶手段をさらに具備する請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  10. 片面に識別情報が付与された複数の仕切カードと複数の紙葉類とを含む被処理媒体を処理する紙葉類処理装置に用いられる紙葉類処理方法であって、
    前記被処理媒体中に配置される仕切カードの識別情報の一覧を予め記憶し、
    前記被処理媒体が投入し、
    前記投入された前記被処理媒体を1枚ずつ取り込み、
    前記取り込んだ前記被処理媒体のうち紙葉類を計数して計数情報を取得する計数処理を行ない、
    前記取り込んだ前記仕切カードの識別情報を検知し、
    前記検知した前記仕切カードの識別情報の一覧と、前記記憶されている識別情報の一覧とが一致するか否か判定し、
    前記判定結果に基づいて、仕切カードの検知漏れを検出する、
    ことを特徴とする紙葉類処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017062862A (ja) * 2017-01-17 2017-03-30 株式会社東芝 紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システム
CN113646810A (zh) * 2019-03-29 2021-11-12 劳雷尔银行机械株式会社 介质处理装置以及介质处理装置的单元连接方法

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