JP2017062862A - 紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システム - Google Patents

紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システム Download PDF

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【課題】 より効率的に紙葉類を処理することができる紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムを提供する。【解決手段】 一実施形態に係る紙葉類処理方法は、複数の処理モードを有する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、識別情報を有するバッチカードと、被検査媒体とが重ねられた紙葉類の束から紙葉類を1枚ずつ取り込み、取り込まれた前記紙葉類を搬送し、前記バッチカードの種類を識別し、識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを切り替え、前記バッチカードの後続の前記紙葉類を識別及び計数し、前記紙葉類の計数の結果を前記識別情報に対応付けて記憶し、前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する。【選択図】 図9

Description

本発明の実施形態は、紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムに関する。
従来、例えば紙葉類の計数及び判別を行う紙葉類処理装置が実用化されている。紙葉類処理装置は、投入部に投入された紙葉類を1枚ずつ取り込み、紙葉類の検査装置に搬送する。検査装置は、紙葉類に対して種々の処理を行い紙葉類の券種、汚損度、及び真偽などを判別する。
また、計数の結果をより効率的に処理する為に、紙葉類処理装置は、識別番号が印刷されたバッチカードを処理する。紙葉類処理装置は、計数結果をバッチカードの識別番号に対応付けることができる。
特開2006−99391号公報
紙葉類処理装置は、例えば、全正モード、通常モード、全損モード、及び保守モードなどの処理モードを有する。しかし、従来の紙葉類処理装置は、処理モードを切り替える為、紙葉類処理装置を停止させる必要があるという課題がある。
本発明の目的は、より効率的に紙葉類を処理することができる紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムを提供することである。
一実施形態に係る紙葉類処理方法は、複数の処理モードを有する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、識別情報を有する第1のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第1の紙葉類の束と、識別情報を有する第2のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第2の紙葉類の束とから紙葉類を1枚ずつ取り込み、取り込まれた前記紙葉類を搬送し、前記第1の紙葉類の束に重ねられた前記第1のバッチカードの種類を識別し、前記第1のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数し、前記第2の紙葉類の束に重ねられた前記第2のバッチカードの種類を識別し、前記第2のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数し、前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第1のバッチカードの前記識別情報に対応付け、前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第2のバッチカードの前記識別情報に対応付けてそれぞれ記憶し、前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する。
図1は、一実施形態に係る紙葉類検査システムについて説明する為の図である。 図2は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図3は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図4は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図5は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図6は、一実施形態に係るバッチカードについて説明する為の図である。 図7は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図8は、一実施形態に係る保守用カードについて説明する為の図である。 図9は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図10は、一実施形態に係る紙葉類処理装置について説明する為の図である。 図11は、一実施形態に係るバッチカードについて説明する為の図である。
以下、図面を参照しながら紙葉類の紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムの実施形態について、詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る紙葉類処理システム1の構成の例を示す。
紙葉類処理システム1は、少なくとも1台以上の紙葉類処理装置100、再検査装置200、及びサーバ300を備える。紙葉類処理装置100、再検査装置200、及びサーバ300は、ネットワークを介して互いにデータを送受信可能な状態で接続されている。
紙葉類処理装置100は、投入された複数枚の紙葉類(被検査媒体)を一枚ずつ高速で取り込み、取り込んだ紙葉類の券種(category)、正損(fitness)、及び真偽(authentication)などを検査する。また、紙葉類処理装置100は、紙葉類を計数する。さらに、紙葉類処理装置100は、検査済みの再使用可能な紙葉類を結束して排出する。
また、紙葉類処理装置100は、各紙葉類毎に再検査が必要であるか否か判断する。紙葉類処理装置100は、再検査が必要であると判断された紙葉類を排除券として排出する。
なお、紙葉類処理装置100は、紙葉類の束に重ねられたバッチカードを処理する。バッチカードには、固有の識別情報(ID)がバーコード、二次元コードまたは他の方法により印刷されている。紙葉類処理装置100は、バッチカードの画像を読み取り、バッチカードの識別情報を認識することができる。
紙葉類処理装置100は、紙葉類の計数結果と、バッチカードの識別情報とを検査結果として対応付ける。紙葉類処理装置100は、検査結果をサーバ300に送信する。
また、紙葉類処理装置100は、バッチカードを排除券として排出する。即ち、紙葉類処理装置100は、再検査が必要であると判断された紙葉類と、バッチカードとの束を排除券として排出する。
サーバ300は、紙葉類処理装置100から送信された検査結果にインデックスを付し、サーバ300内の記憶媒体に格納する。
また、紙葉類処理装置100、及び再検査装置200を操作するオペレータは、紙葉類処理装置100から排出された排除券を再検査装置200に投入する。再検査装置200は、投入された排除券を再検査する。
再検査装置200は、紙葉類の計数結果と、バッチカードの識別情報とを再検査結果として対応付ける。再検査装置200は、対応付けられた再検査結果をサーバ300に送信する。
サーバ300は、再検査装置200から送信された再検査結果を紙葉類処理装置100から送信された検査結果に組み合わせ、組み合わされた検査結果をサーバ300内の記憶媒体に格納する。例えば、サーバ300は、再検査結果を、再検査結果に含まれている識別情報と一致する識別情報を含む検査結果に加算する。
図2は、一実施形態に係る紙葉類処理装置100の外観を示す。
図2に示すように、紙葉類処理装置100は、装置外部に、投入部112、操作部136、操作表示部137、ドア138、取出口139、及びキーボード140を備えている。
投入部112は、紙葉類Pを投入するための構成である。投入部112は、重ねられた状態の紙葉類Pをまとめて受け入れる。なお、上記したように、紙葉類Pの束には、バッチカードが重ねられている。
操作部136は、オペレータによる各種操作入力を受け付ける。操作表示部137は、オペレータに対して各種の操作案内、及び処理結果などを表示する。なお、操作表示部137は、タッチパネルとして構成されていてもよい。この場合、紙葉類処理装置100は、操作表示部137に表示されるボタンと、操作表示部137に対するオペレータによる操作と、に基づいて、各種の操作入力を検知する。
ドア138は、投入部112の投入口を開閉する為のドアである。取出口139は、紙葉類処理装置100により再流通不可と判断された紙葉類Pがスタックされる集積部から紙葉類Pを取り出す為の構成である。キーボード140は、オペレータによる各種操作入力を受け付ける入力部として機能する。
図3は、図2の紙葉類処理装置100の構成例を示す。
紙葉類処理装置100は、装置内部に、バッチカード検知部111、投入部112、取出部113、吸着ローラ114、搬送路115、検査部116、ゲート120乃至125、排除搬送路126、排除集積部127、集積・結束部128乃至131、裁断部133、及びスタッカ134を備える。また、紙葉類処理装置100は、主制御部151を備える。主制御部151は、紙葉類処理装置100の各部の動作を統合的に制御する。
取出部113は、投入部の上部に設けられる。取出部113は、吸着ローラ114を備えている。吸着ローラ114は、投入部112にセットされた紙葉類Pを集積方向の上端に接するように設けられている。即ち、吸着ローラ114は、回転することにより、投入部112にセットされた紙葉類Pを集積方向の上端から1枚ずつ装置内部に取り込む。吸着ローラ114は、たとえば、1回転するごとに1枚の紙葉類Pを取出すように機能する。これにより、吸着ローラ114は、紙葉類Pを一定のピッチで取出す。吸着ローラ114により取り込まれた紙葉類Pは、搬送路115に導入される。また、吸着ローラ114は、例えば真空ポンプによる吸引力を使って紙葉類の表面に吸着して取り出す吸着ロータを備える構成であってもよい。
バッチカード検知部111は、バッチカードの種類を判別するセンサである。バッチカード検知部111は、例えば、色を認識するセンサを備える。例えば、バッチカード検知部111は、「赤」、「青」、「緑」、「黄」、及び「白」などの色を認識することができる。バッチカード検知部111は、吸着ローラ114により紙葉類Pを取り込む前に、紙葉類Pの色を検知する。バッチカード検知部111は、検知結果を主制御部151に供給する。これにより、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pがバッチカードであるのか否か、及びバッチカードの種類を識別することができる。
搬送路115は、紙葉類Pを紙葉類処理装置100内の各部に搬送する。搬送路115は、図示しない搬送ベルト及び駆動プーリなどを備えている。搬送路115は、図示しない駆動モータ及び駆動プーリにより搬送ベルトを動作させる。搬送路115は、吸着ローラ114により取り込まれた紙葉類Pを搬送ベルトにより一定速度で搬送する。なお、搬送路115における取出部113に近い側を上流側、スタッカ134に近い側を下流側として説明する。
取出部113から延びた搬送路115上には、検査部116が設けられている。検査部116は、画像読取装置117、画像読取装置118、及び厚み検査部119を備えている。検査部116は、紙葉類Pの光学的特徴情報、機械的特徴、及び磁気的特長情報を検出する。これにより、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pの種類(券種)、汚損度、及び真偽などを検知する。
画像読取装置117、及び118は、それぞれ搬送路115を挟んで対面するように設けられている。画像読取装置117、及び118は、搬送路115を搬送される紙葉類Pの両面の画像を読み取る。画像読取装置117、及び118は、それぞれ、Charge
Coupled Device(CCD)またはComplimentary Metal Oxide Semiconductor(CMOS)などの受光素子が複数配列された構成と光学系とを備える。受光素子は、受光した光を電気信号、即ち画像に変換する。光学系は、例えばレンズ、または導光部材などの、光を受光し、受光した光を受光素子に結像させる構成を備える。
紙葉類処理装置100は、画像読取装置117、及び118により撮像した画像に基づいて、紙葉類Pの表面及び裏面の模様画像を取得する。また、画像読取装置117、及び118は、バッチカードに印字された識別情報を含む画像(バッチカード画像)を取得し、取得した画像を主制御部151に送信する。
画像読取装置117、及び118は、読み取った画像を検査部116内の図示しないメモリに一時的に記憶する。紙葉類処理装置100は、このメモリに記憶されている画像を操作入力に応じて操作表示部137に表示することができる。
厚み検査部119は、搬送路115を搬送される紙葉類Pの厚みを検査する。例えば、検出した厚みが規定値以上である場合、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pの2枚取りを検出する。
また、検査部116は、図示しない磁性検査部などを備えている。磁性検査部は、紙葉類Pの磁気的な特徴情報を検出する。また、検査部116は、図示しない蛍光検査部などを備えている。蛍光検査部は、紙葉類Pの蛍光画像を検出する。
主制御部151は、画像読取装置117、118、厚み検査部119、及び磁気センサなどによる検出結果に基づいて、各種の判別を行う。例えば、主制御部151は、紙葉類Pの券種(denomination)またはカテゴリを判定する。
また、主制御部151は、紙葉類Pの真偽(authentication)を判定する。すなわち、主制御部151は、紙葉類Pが真券(genuine)であるか、偽券(counterfeit)であるかを判定する。
また、主制御部151は、紙葉類Pの正損(fitness)を検知する。即ち、主制御部151は、紙葉類Pが再流通可能な正券(fit sheet)であるか、再流通不可能な損券(unfit sheet)であるかを判定する。
さらに、主制御部151は、紙葉類Pが排除券であるか否か判定する。すなわち、主制御部151は、偽券と判定された紙葉類P、または厚み検査部119により重なりが検知された紙葉類P、または判別が不可能であった紙葉類Pを排除券と判定する。例えば、主制御部151は、バッチカードを排除券と判定する。
また、主制御部151は、搬送経路中で前の紙葉類Pと後ろの紙葉類Pとの間隔が短い為に各検出器による検出が正しく行われないショートピッチが発生した紙葉類Pを排除券と判定する。
紙葉類処理装置100は、正券と判定した紙葉類Pを集積・結束部128乃至131に搬送する。また、紙葉類処理装置100は、損券と判定した紙葉類Pを裁断部133に搬送する。裁断部133は、搬送される損券を裁断する。なお、紙葉類処理装置100は、損券をスタッカ134に搬送し集積してもよい。例えば、スタッカ134は、集積した損券が例えば100枚に到達するごとに施封を行う。
紙葉類処理装置100は、排除券と判定した紙葉類Pを排除集積部127に搬送する。排除券は、例えば、2枚取り券などの搬送異常券、折れまたは破れなどが存在する不良券、及び適用外券種または偽券などの判別不能券を含む。また、紙葉類処理装置100は、紙葉類P及び紙葉類Pの間に挿入されたバッチカードを排除券として排除集積部127に搬送する。
検査部116の下流側の搬送路115上には、ゲート120乃至125が順に配設されている。ゲート120乃至125は、それぞれ、主制御部151により制御される。主制御部151は、検査部116による検査の結果に基づいて各ゲート120乃至125の動作を制御する。これにより、主制御部151は、搬送路115を搬送されている紙葉類Pを所定の処理部に搬送するように制御する。
検査部116の直後に配設されたゲート120は、搬送路115を排除搬送路126に分岐する。即ち、ゲート120は、検査部116による検査の結果、真券ではないと判定された排除券、または、検査部116による検査を行うことができない検査不能券等を排除搬送路126に搬送するように切り替えられる。
排除搬送路126の終端部には、排除集積部(排除部)127が設けられている。排除集積部127は、取出部113にて取出した姿勢のまま、上記したような排除券、及び検査不能券を集積する。排除集積部127に集積された紙葉類Pは、取出口139から取り出すことができる。
また、ゲート121乃至124により分岐される先には、集積・結束部128乃至131(総じて集積結束部132と称する)がそれぞれ設けられている。集積・結束部132には、再流通可能であると判定された紙葉類Pが券種及び表裏毎に区別されて集積される。集積・結束部132は、集積した紙葉類Pを所定枚数毎に結束して格納する。
ゲート125により分岐される先には、裁断部133が配設されている。裁断部133は、紙葉類Pを裁断して収納する。ゲート125に搬送される紙葉類Pは、正規の紙葉類Pであり、且つ、再流通が不可能であると判定された紙葉類P(損券)である。
また、ゲート125により分岐される他方の搬送路の先には、スタッカ134が配設されている。主制御部151は、損券裁断モードが選択されている場合、紙葉類Pを裁断部133に搬送するようにゲート125を制御する。また、主制御部151は、損券裁断モードが選択されていない場合、紙葉類Pをスタッカ134に搬送するようにゲート125を制御する。
なお、オペレータは、操作部136、操作表示部137、及びキーボード140などを操作することにより、紙葉類処理装置100に処理させる紙葉類Pの種類(券種)を任意で設定させることができる。
図4は、図2及び図3の紙葉類処理装置100の制御系の構成例を示す。
紙葉類処理装置100は、主制御部151、バッチカード検知部111、検査部116、搬送制御部152、裁断制御部156、操作表示部137、キーボード140、などを備える。また、紙葉類処理装置100は、プリンタ141、USBハブ161、トランスポートコントローラ162、バンダーコントローラ163、及び検知コントローラ164などを備える。
主制御部151は、紙葉類処理装置100の全体的な制御を司る。主制御部151は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)等の一部により実現することができる。
主制御部151は、操作表示部137により入力される操作、及び検査部116による検査結果に基づき、搬送制御部152及び裁断制御部156を制御する。また、主制御部151は、バッチカード検知部111による検知結果に基づき、紙葉類処理装置100の処理モードを切り替える。また、主制御部151は、検査結果などをプリンタ141により帳票として出力することができる。さらに、主制御部151は、検査結果をLANなどのネットワークを介してサーバ300に送信することができる。
また、主制御部151には、USBハブ161が接続されている。また、USBハブ161には、トランスポートコントローラ162、バンダーコントローラ163、及び検知コントローラ164などが接続されている。
主制御部151は、トランスポートコントローラ162を介して、搬送制御部152、裁断制御部156、及び取出部113などの動作を制御することができる。また、主制御部151は、バンダーコントローラ163を介して、集積・結束部128乃至131の動作を制御することができる。また、主制御部151は、検知コントローラ164を介して、検査部116の各検出機器及びバッチカード検知部111の動作を制御することができる。
例えば、操作員は、操作表示部137またはキーボード140により、処理する紙葉類Pに対する各種の判定における処理項目毎の閾値、及び処理方法などを入力する。
バッチカード検知部111は、上記したように、取り込んだ紙葉類Pの色を検知する。検査部116は、上記したように、画像読取装置117、及び118、及び厚み検査部119などを備える。
搬送制御部152は、主制御部151の制御に基づき、取出部113、搬送路115、排除搬送路126、及びゲート120乃至125を制御する。これにより、搬送制御部152は、紙葉類Pの取り込み及び搬送を制御する。また、搬送制御部152は、判定した紙葉類Pの券種毎に区分する区分処理を行う。即ち、搬送制御部152は、区分処理部として機能する。
例えば、搬送制御部152は、損券と判定された紙葉類Pを裁断部133、またはスタッカ134に搬送するようにゲート120乃至125を制御する。また、搬送制御部152は、排除券と判定された紙葉類P、及びバッチカードを排除集積部127に搬送するようにゲート120乃至125を制御する。
バンダーコントローラ163は、主制御部151の制御に基づき、排除集積部127及び集積・結束部128乃至131を制御する。これにより、バンダーコントローラ163は、紙葉類Pの集積、及び結束の制御を行なう。
裁断制御部156は、主制御部151の制御に基づき、裁断部133の動作を制御する。これにより、裁断部133は、搬送される紙葉類Pの裁断を行う。
また、主制御部151は、画像読取装置117及び118により取得されたバッチカードの識別情報の画像に基づいて、バッチカードの識別情報を認識することができる。
なお、主制御部151は、集積・結束部132または裁断部133に搬送された紙葉類Pの計数結果と、バッチカードの識別情報とを対応付けて検査結果として記憶する。また、主制御部151は、検査結果をサーバ300に送信する。
また、主制御部151は、検査部116の各検査器による検査項目毎の閾値を予め記憶するメモリ151aを備える。主制御部151は、検査部116の各検査器により検出された検出値と、メモリ151aに記憶されている閾値とを比較し、比較結果に基づいて紙葉類Pの券種、真偽、正損、紙葉類Pが排除券であるか否かなどを判定する。
なお、メモリ151aに記憶されている閾値は、操作部136、操作表示部137、及びキーボード140などに対する入力に基づいて変更されてもよい。
また、主制御部151は、紙葉類Pの計数結果と、バッチカードの識別情報とを対応付けた検査結果を記憶するメモリ151bを備える。
なお、紙葉類処理装置100は、全正モード、通常モード、全損モード、及び保守モードなどの処理モードを有する。通常モードで処理を行う場合、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pの正損を判定する。全正モードで処理を行う場合、紙葉類処理装置100は、すべての紙葉類Pを正券であると判定する。また、全損モードで処理を行う場合、紙葉類処理装置100は、すべての紙葉類Pを損券であると判定する。保守モードで処理を行う場合、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pから検知した検知結果に基づいて、検査部116の各構成の動作を修正(キャリブレーション)する。
また、図4に示されるように、サーバ300は、制御部310、通信部320、及びストレージ330を備える。
制御部310は、サーバ300の各部の動作を制御する制御部として機能する。制御部310は、CPU311、ROM312、及びRAM313などを備えている。制御部310は、通信部320を介して入力された情報に基づいて種々の処理を行う。
CPU311は、種々の演算処理を実行する演算素子などを備える。CPU311は、ROM312に記憶されているプログラムを実行することにより種々の機能を実現する。ROM312は、サーバ300を制御する為のプログラム、及び各種の機能を実現する為のプログラムなどを記憶する。RAM313は、CPU311のワークメモリとして機能する。即ち、RAM313は、CPU311の演算結果、CPU311により読み込まれたデータなどを記憶する。
通信部320は、LANによりインターネットなどのネットワーク上の他の機器と通信を行なうことができる。これにより、サーバ300は、ネットワーク上に設置された紙葉類処理装置100と通信することができる。
ストレージ330は、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステイトドライブ(SSD)、または他の記憶装置を備える。制御部310は、通信部320を介して受け取った種々の情報をストレージ330に記憶させることができる。
上記したように、サーバ300は、紙葉類処理装置100から送信された検査結果をストレージ330に記憶する。またさらに、サーバ300は、再検査装置200から送信された再検査結果を紙葉類処理装置100から送信された検査結果に組み合わせ、組み合わされた検査結果をストレージ330に記憶する。
図5乃至図8は、バッチカード、紙葉類Pの束、及び保守用のキャリブレーションカード(修正用カード)の例を示す。図5は、紙葉類Pの束55の例を示す。図6は、バッチカード53の例を示す。図7は、複数の束55の例を示す。図8は、キャリブレーションカードの例を示す。
図5に示されるように、紙葉類Pの束55は、所定の枚数(例えば1000枚)の紙葉類Pと、バッチカード53とが重ねられたものである。例えば、紙葉類Pの束55は、バッチカード53が複数枚の紙葉類Pの上に重ねられて束ねられる。即ち、紙葉類Pの束55は、バッチカード53、所定の枚数(例えば1000枚)の紙葉類Pの順で束ねられる。
バッチカード53は、紙葉類Pと同一の外径寸法、あるいは、紙葉類Pよりも大きな外径寸法に形成され、且つ表面または裏面に識別情報を示す印刷が施された紙葉類である。
図6に示されるように、バッチカード53は、例えば、券面が緑色であるバッチカード53A、券面が黄色であるバッチカード53B、券面が赤色であるバッチカード53C、及び券面が青色であるバッチカード53Dなどの券面の色が異なる複数の種類がある。なお、バッチカード53A乃至バッチカード53Dを総じてバッチカード53を称する。各バッチカード53は、識別情報がコード化されたバーコード531、及び識別情報を示す文字列532などの印刷を有する。また、各バッチカード53の裏面にもバーコード531、及び文字列532などが印刷されている。
紙葉類処理装置100の主制御部151は、バッチカード画像のバーコード531または文字列532を解析することにより、バッチカード53の識別情報を取得することができる。なお、バッチカード53の識別情報は、バーコードに限らず二次元コードまたは他の方法によりコード化されて印刷されてもよい。なお、バッチカード53は、紙葉類処理装置100または再検査装置200によりバッチカード53であることが識別可能なパターンが印刷されている。
紙葉類処理装置100は、取り込んだ紙葉類Pがバッチカードであるか否かを識別することができる。さらに、紙葉類処理装置100は、バッチカード検知部111によりバッチカードの種類を識別することができる。即ち、紙葉類処理装置100は、取り込み前に紙葉類がバッチカード53A、53B、53C、53D、または検査対象である紙葉類Pであるかを認識することができる。
例えば、紙葉類処理装置100は、取り込んだ紙葉類の色が緑色である場合、バッチカード53Aを取り込んだことを認識する。また、紙葉類処理装置100は、取り込んだ紙葉類の色が黄色である場合、バッチカード53Bを取り込んだことを認識する。紙葉類処理装置100は、取り込んだ紙葉類の色が赤色である場合、バッチカード53Cを取り込んだことを認識する。紙葉類処理装置100は、取り込んだ紙葉類の色が青色である場合、バッチカード53Dを取り込んだことを認識する。
紙葉類処理装置100は、バッチカード53Aを取り込んだことを認識した場合、全正モードで紙葉類を処理する。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Bを取り込んだことを認識した場合、通常モードで紙葉類を処理する。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Cを取り込んだことを認識した場合、全損モードで紙葉類を処理する。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Dを取り込んだことを認識した場合、保守モードで紙葉類を処理する。
図7は、紙葉類処理装置100に投入される紙葉類の束55の例を示す。束55Aは、券面が緑色であるバッチカード53Aが重ねられた紙葉類Pの束である。束55Bは、券面が黄色であるバッチカード53Bが重ねられた紙葉類Pの束である。束55Cは、券面が赤色であるバッチカード53Cが重ねられた紙葉類Pの束である。束55Dは、券面が青色であるバッチカード53Dが重ねられたキャリブレーションカード56の束である。
紙葉類処理装置100は、バッチカード53Aを検出した場合、全正モードで紙葉類を処理する。即ち、紙葉類処理装置100は、束55Aを全正モードで処理する。この場合、紙葉類処理装置100は、束55A内の紙葉類Pの真偽及び正損を識別し、真券であり正券である紙葉類Pの枚数を計数する。なお、紙葉類処理装置100は、全正モードで動作する場合、正券を所定枚数毎に施封し、排除券、損券、及びバッチカード53Aを排除する。
また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Bを取り込んだことを認識した場合、通常モードで紙葉類を処理する。即ち、紙葉類処理装置100は、束55Bを通常モードで処理する。この場合、紙葉類処理装置100は、束55B内の紙葉類Pの真偽、正損、及びカテゴリを識別し、真券である紙葉類Pの枚数を計数する。なお、紙葉類処理装置100は、通常モードで動作する場合、正券を所定枚数毎に施封し、損券を裁断し、排除券及びバッチカード53Bを排除する。
また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Cを取り込んだことを認識した場合、全損モードで紙葉類を処理する。即ち、紙葉類処理装置100は、束55Cを全損モードで処理する。この場合、紙葉類処理装置100は、束55C内の紙葉類Pの真偽、正損、及びカテゴリを識別し、真券である紙葉類Pの枚数を計数する。
なお、紙葉類処理装置100は、全損モードで動作する場合、正券及び損券を裁断し、排除券及びバッチカード53Cを排除する。
また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Dを取り込んだことを認識した場合、保守モードで紙葉類を処理する。即ち、紙葉類処理装置100は、束55Dを保守モードで処理する。この場合、紙葉類処理装置100は、束55D内のキャリブレーションカード56を用いて検査部116の各種のモジュールの各構成の動作を修正する。なお、紙葉類処理装置100は、保守モードで動作する場合、束55D内のバッチカード53D及びキャリブレーションカード56を排除する。
図8は、キャリブレーションカード56の例を示す。
キャリブレーションカード56は、紙葉類Pと同一の外径寸法、あるいは、紙葉類Pよりも大きな外径寸法に形成され、且つ表面または裏面に種々の判定に用いる為のセキュリティが施された紙葉類である。
図8に示されるように、キャリブレーションカード56は、白基準561、厚さ基準562、磁性基準563、蛍光基準564、RGB比基準565、及びフォーカシングパターン566などのセキュリティアイテムを有する。
紙葉類処理装置100の検査部116の各モジュールは、キャリブレーションカード56の各セキュリティアイテムの検知結果に基づいて、種々の補正(キャリブレーション)を行う。例えば、検査部116の画像読取部117及び118は、キャリブレーションカード56の白基準561及びRGB比基準565に基づいて、画像を取得する際のホワイトバランス及び明度などが適正値になるように補正する。
また、例えば、検査部116の画像読取部117及び118は、キャリブレーションカード56のフォーカシングパターン566に基づいて、画像を取得する際のフォーカスを補正する。
また、例えば、検査部116の厚み検査部119は、キャリブレーションカード56の厚さ基準562に基づいて、紙葉類Pの厚さを検出する際の基準を補正する。
また、例えば、検査部116の磁性検査部は、キャリブレーションカード56の磁性基準563に基づいて、紙葉類Pから磁性を検出する際の基準を補正する。
また、例えば、検査部116の蛍光検査部は、キャリブレーションカード56の蛍光基準564に基づいて、紙葉類Pから蛍光画像を取得する際の基準を補正する。
紙葉類処理装置100は、保守モードで動作する場合、複数枚のキャリブレーションカード56を用いて統合的に補正を行う。
図9は、紙葉類処理装置100の処理の例を示す。
操作員は、紙葉類処理装置100を起動し、種々の設定を行う。操作員は、束55を紙葉類処理装置100の投入部112にセットし、操作表示部137により処理を開始させる。なお、紙葉類処理装置100は、バッチカードで区切られた複数の束55を連続して処理することができる。
処理を開始した場合、紙葉類処理装置100は、取り込み前に紙葉類Pがバッチカード53であるか否かバッチカード検知部111により検知する(ステップS11)。取り込んだ紙葉類Pがバッチカード53ではないと識別した場合、紙葉類処理装置100は、ステップS14の処理に移行する。
紙葉類Pがバッチカード53であると識別した場合、紙葉類処理装置100は、バッチカードの種類を識別する(ステップS12)。即ち、紙葉類処理装置100は、バッチカード53がバッチカード53A、53B、53C、または53Dであるかを識別する。
紙葉類処理装置100は、識別したバッチカード53の種類に基づいて処理モードを切り替える(ステップS13)。即ち、紙葉類処理装置100は、バッチカード53がバッチカード53Aであると認識した場合、処理モードを全正モードに切り替える。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53がバッチカード53Bであると認識した場合、処理モードを通常モードに切り替える。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53がバッチカード53Cであると認識した場合、処理モードを全損モードに切り替える。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53がバッチカード53Dであると認識した場合、処理モードを保守モードに切り替える。
紙葉類処理装置100は、紙葉類を一枚ずつ取り込む(ステップS14)。紙葉類処理装置100は、取り込んだ紙葉類Pを検査部116に搬送する。
さらに、紙葉類処理装置100は、処理モードが保守モードであるか否か判断する(ステップS15)。処理モードが保守モードではないと判断した場合、紙葉類処理装置100は、検査部116の各モジュールにより検査を行う(ステップS16)。即ち、紙葉類処理装置100は、検査部116の各モジュールにより、紙葉類Pの光学的特徴情報、機械的特徴、及び磁気的特長情報を検出する。
紙葉類処理装置100の主制御部151は、検査部116により紙葉類Pから検出した特徴に基づいて、紙葉類Pを識別する(ステップS17)。即ち、主制御部151は、紙葉類Pのカテゴリ、真偽、及び正損を判別する。また、主制御部151は、紙葉類Pが排除券であるか否か判定する。
なお、紙葉類処理装置100に投入される各束55の先頭にはバッチカード53が重ねられている。この為、紙葉類処理装置100は、バッチカード53を最初に検査する。紙葉類処理装置100は、検査部116の画像読取部117及び118により取得された画像に基づいて、バッチカード53の識別情報を取得する。さらに、紙葉類処理装置100は、バッチカード53を排除券であると判定する。
紙葉類処理装置100は、識別処理の結果に基づいて、区分処理を行う(ステップS18)。なお、紙葉類処理装置100は、排除券であると判定したバッチカード53を排除集積部127に搬送する。また、紙葉類処理装置100は、紙葉類Pの真偽、正損、及びカテゴリなどの識別結果に応じて紙葉類Pを集積庫に区分する。また、例えば、紙葉類処理装置100は、偽券と判定された紙葉類P、厚み検査部119により重なりが検知された紙葉類P、または判別が不可能であった紙葉類Pを排除券と判定する。紙葉類処理装置100は、排除券であると判定した紙葉類Pを排除集積部127に搬送する。
紙葉類処理装置100は、後続の紙葉類Pの有無を判断する(ステップS19)。後続の紙葉類Pが存在すると判断した場合、紙葉類処理装置100は、ステップS11に移行し、後続の紙葉類Pを処理する。即ち、紙葉類処理装置100は、バッチカード53の後続の紙葉類Pを処理することになる。
また、ステップS15で、処理モードが保守モードであると判断した場合、紙葉類処理装置100は、検査部116の各モジュールにより紙葉類を検知する(ステップS20)。なお、処理モードが保守モードである場合、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Dまたはキャリブレーションカード56を処理することになる。取り込んだ紙葉類がバッチカード53Dである場合、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Dを排除集積部127に搬送し、後続のキャリブレーションカード56の処理に移行する。
また、取り込んだ紙葉類がキャリブレーションカード56である場合、紙葉類処理装置100は、キャリブレーションカード56から検知した特徴に基づいてキャリブレーションを行い(ステップS21)、ステップS19の処理に移行する。
また、紙葉類処理装置100は、ステップS19で後続の紙葉類Pが存在しないと判断した場合、バッチカード53から読み取った識別情報と、紙葉類Pの計数結果とを対応付け、検査結果を取得する。紙葉類処理装置100の主制御部151は、計数結果をバッチカードの識別情報と対応付けて検査結果としてメモリ151bに記憶する。また、紙葉類処理装置100は、検査結果をサーバ300に送信する。
なお、操作員は、排除券束を確認し、排除券束内の紙葉類Pを確認する。操作員は、排除券束内の真券の枚数を確認し、操作表示部137により真券の枚数を入力する。これにより、紙葉類処理装置100は、機械的に計数した紙葉類Pの枚数と、操作員が確認した紙葉類Pの枚数との合計である計数結果を得ることができる。
さらに、紙葉類処理装置100は、入力された枚数をバッチカード53の識別情報と対応付けてサーバ300に送信する。これにより、サーバ300は、機械的に計数した紙葉類Pの枚数と、操作員が確認した紙葉類Pの枚数との合計である計数結果を得ることができる。
上記したように紙葉類処理装置100は、バッチカード53の種類を識別し、識別したバッチカード53の種類に応じて処理モードを切り替える。これにより、紙葉類処理装置100は、停止することなく自動的に処理モードを切り替える事ができる。この結果、より効率的に紙葉類を処理することができる紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムを提供することができる。
なお、上記の実施形態では、1枚のバッチカード53と複数枚の紙葉類Pとにより束55が構成されると説明したが、この構成に限定されない。束55は、2枚のバッチカード53により複数枚の紙葉類Pが挟まれる形で構成されていてもよい。
図10は、紙葉類処理装置100に投入される紙葉類の束57の例を示す。束57Bは、券面が黄色である2枚のバッチカード53Bの間に複数枚の紙葉類Pが挿入された束である。なお、束57Bの間には、束57Dが挿入されている。束57Dは、券面が青色である2枚のバッチカード53Dの間に複数枚のキャリブレーションカード56が挿入された束である。
図10に示されるような紙葉類の束が投入された場合、紙葉類処理装置100は、まずバッチカード53Bを識別し、通常モードで紙葉類Pを処理する。次に、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Dを検出した場合に保守モードに処理モードを切り替える。この場合、紙葉類処理装置100は、通常モードに切り替えてからの紙葉類Pの計数結果を保持する。例えば、紙葉類処理装置100は、メモリ151bに計数結果を退避させる。
紙葉類処理装置100は、バッチカード53Dの後続のキャリブレーションカード56を用いてキャリブレーションを行う。さらに、紙葉類処理装置100は、次にバッチカード53Dを検出した場合に、処理モードを元の処理モードに戻す。即ち、紙葉類処理装置100は、次にバッチカード53Dを検出した場合に、処理モードを元の処理モードである通常モードに戻す。さらに、紙葉類処理装置100は、メモリ151bに退避させていた計数結果を再度呼び出す。これにより、紙葉類処理装置100は、通常モードの続きの計数を再開することができる。
紙葉類処理装置100は、次にバッチカード53Bを検出した場合、計数結果をバッチカード53Bの識別情報と対応付けて検査結果としてサーバ300に出力する。
このような紙葉類処理装置100は、ある処理モードで処理を行っている途中で、他の処理モードによる処理を割り込ませることができる。この結果、より効率的に紙葉類を処理することができる紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムを提供することができる。
なお、紙葉類処理装置100は、処理モード毎に計数結果を退避させる構成であってもよい。これにより、紙葉類処理装置100は、より複数の処理モードによる処理を割り込みさせることができる。
また、バッチカード53が他の紙葉類Pと二枚取りされた場合、紙葉類処理装置100がバッチカードを検出することができない可能性がある。そこで、バッチカード検知部111は、バッチカード53の表面と裏面の両方の色を検出する構成であってもよい。またさらに、紙葉類処理装置100は、画像読取部117及び118により、バッチカード53の表面と裏面の両方の色を検出する構成であってもよい。この場合、紙葉類処理装置100は、画像読取部117及び118により表面と裏面とで異なる色が検出された場合、二枚取りであると判断し、処理を停止する。これにより、バッチカードが検出されずに処理モードが正しく切り替わらないということを防ぐことができる。
またさらに、上記の実施形態では、紙葉類処理装置100は、色によりバッチカード53の種類を識別する構成であると説明したが、この構成に限定されない。紙葉類処理装置100は、バッチカード53の形状、穿孔、または他の構造的な特徴に基づいてバッチカード53の種類を識別する構成であってもよい。
図11は、他のバッチカード53の他の例を示す。図11は、穿孔533の数により種類を紙葉類処理装置100に識別させるバッチカード53の例を示す。
図11に示されるように、バッチカード53は、例えば、穿孔533が無いバッチカード53E、穿孔533が1つであるバッチカード53F、穿孔533が2つであるバッチカード53G、及び穿孔533が3つであるバッチカード53Hなどの複数の種類がある。また、各バッチカード53は、識別情報がコード化されたバーコード531、及び識別情報を示す文字列532などの印刷を有する。
紙葉類処理装置100は、バッチカード検知部111によりバッチカードの種類を識別することができる。この場合、バッチカード検知部111は、バッチカード53に施された穿孔533の数を検出することができる構成を備える。即ち、バッチカード検知部111は、バッチカード53の穿孔533の数を検出することにより、取り込まれたバッチカード53が、バッチカード53E、53F、53G、または53Hであるかを認識することができる。
例えば、紙葉類処理装置100は、取り込んだバッチカード53に穿孔533が無い場合、バッチカード53Eを取り込んだことを認識する。また、紙葉類処理装置100は、取り込んだバッチカード53の穿孔533の数が1つである場合、バッチカード53Fを取り込んだことを認識する。紙葉類処理装置100は、取り込んだバッチカード53の穿孔533の数が2つである場合、バッチカード53Gを取り込んだことを認識する。紙葉類処理装置100は、取り込んだバッチカード53の穿孔533の数が3つである場合、バッチカード53Hを取り込んだことを認識する。
例えば、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Eを取り込んだことを認識した場合、全正モードで紙葉類を処理する。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Fを取り込んだことを認識した場合、通常モードで紙葉類を処理する。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Gを取り込んだことを認識した場合、全損モードで紙葉類を処理する。また、紙葉類処理装置100は、バッチカード53Hを取り込んだことを認識した場合、保守モードで紙葉類を処理する。
このような構成によっても、より効率的に紙葉類を処理することができる紙葉類処理方法、紙葉類処理装置、及び紙葉類処理システムを提供することができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
なお、以下に本願の出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1]
複数の処理モードを有する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、
識別情報を有するバッチカードと、被検査媒体とが重ねられた紙葉類の束から紙葉類を1枚ずつ取り込み、
取り込まれた前記紙葉類を搬送し、
前記バッチカードの種類を識別し、
識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを切り替え、
前記バッチカードの後続の前記紙葉類を識別及び計数し、
前記紙葉類の計数の結果を前記識別情報に対応付けて記憶し、
前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する、
紙葉類処理方法。
[C2]
識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを保守モードに切り替え、
前記バッチカードの後続の修正用カードを用いて、前記紙葉類の識別処理を修正する、
C1に記載の紙葉類処理方法。
[C3]
前記紙葉類処理装置の処理モードを保守モードに切り替える場合、切り替え前の処理モードでの計数結果を保存し、
識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを保守モードから切り替え前の処理モードに戻し、保存した前記計数結果を読み出し、前記紙葉類の識別及び計数を再開する、
C2に記載の紙葉類処理方法。
[C4]
前記バッチカードの色を検出し、前記バッチカードの色に基づいて前記バッチカードの種類を識別するC1に記載の紙葉類処理方法。
[C5]
前記バッチカードの穿孔の数を検出し、前記バッチカードの穿孔の数に基づいて前記バッチカードの種類を識別するC1に記載の紙葉類処理方法。
[C6]
複数の処理モードを有する紙葉類処理装置であって、
識別情報を有するバッチカードと、被検査媒体とが重ねられた紙葉類の束から紙葉類を1枚ずつ取り込む取り込み部と、
取り込まれた前記紙葉類を搬送する搬送部と、
前記バッチカードの種類を識別するバッチカード識別部と、
識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを切り替える処理モード切替部と、
前記バッチカードの後続の前記紙葉類を識別及び計数する紙葉類識別部と、
前記紙葉類の計数の結果を前記識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する区分処理部と、
を具備する紙葉類処理装置。
[C7]
複数の処理モードを有する紙葉類処理装置と前記紙葉類処理装置による計数結果を記憶するサーバとを備える紙葉類処理システムであって、
前記紙葉類処理装置は、
識別情報を有するバッチカードと、被検査媒体とが重ねられた紙葉類の束から紙葉類を1枚ずつ取り込む取り込み部と、
取り込まれた前記紙葉類を搬送する搬送部と、
前記バッチカードの種類を識別するバッチカード識別部と、
識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを切り替える処理モード切替部と、
前記バッチカードの後続の前記紙葉類を識別及び計数する紙葉類識別部と、
前記紙葉類の計数の結果を前記識別情報に対応付けて検査結果として前記サーバに送信する送信部と、
前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する区分処理部と、
を具備し、
前記サーバは、
前記紙葉類処理装置から送信された前記検査結果を受信する受信部と、
前記検査結果を記憶する記憶部と、
を具備する紙葉類処理システム。
1…紙葉類処理システム、53…バッチカード、54…デポジットカード、55…束、100…紙葉類処理装置、112…投入部、113…取出部、114…吸着ローラ、115…搬送路、116…検査部、117…画像読取装置、118…画像読取装置、119…厚み検査部、120…ゲート、125…ゲート、126…排除搬送路、127…排除集積部、132…集積・結束部、133…裁断部、134…スタッカ、136…操作部、137…操作表示部、140…キーボード、151…主制御部、151a…メモリ、151b…メモリ、152…搬送制御部、156…裁断制御部、200…再検査装置、300…サーバ、310…制御部、311…CPU、312…ROM、313…RAM、320…通信部、330…ストレージ。
一実施形態に係る紙葉類処理方法は、複数の処理モードを有する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、識別情報を有する第1のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第1の紙葉類束から紙葉類を1枚ずつ取り込み、第1の紙葉類束からの紙葉類の取り込みが完了すると識別情報を有する第2のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第2の紙葉類束とから紙葉類を1枚ずつ取り込み、取り込まれた前記紙葉類を搬送し、前記第1の紙葉類束に重ねられた前記第1のバッチカードの種類を識別し、前記第1のバッチカードの種類を識別すると、処理モードを前記第1のバッチカードの種類に対応した処理モードに切り替えて前記第1のバッチカードを含む前記第1の紙葉類束の前記被検査媒体を識別及び計数し、前記第2の紙葉類束に重ねられた前記第2のバッチカードの種類を識別し、前記第2のバッチカードの種類を識別すると、処理モードを前記第1のバッチカードの種類に対応した処理モードから前記第2のバッチカードの種類に対応した処理モードに切り替えて前記第2のバッチカードを含む前記第2の紙葉類束の前記被検査媒体を識別及び計数し、前記第1の紙葉類束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第1のバッチカードの前記識別情報に対応付け、前記第2の紙葉類束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第2のバッチカードの前記識別情報に対応付けてそれぞれ記憶し、前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する紙葉類処理方法。

Claims (6)

  1. 複数の処理モードを有する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、
    識別情報を有する第1のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第1の紙葉類の束と、識別情報を有する第2のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第2の紙葉類の束とから紙葉類を1枚ずつ取り込み、
    取り込まれた前記紙葉類を搬送し、
    前記第1の紙葉類の束に重ねられた前記第1のバッチカードの種類を識別し、
    前記第1のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数し、
    前記第2の紙葉類の束に重ねられた前記第2のバッチカードの種類を識別し、
    前記第2のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数し、
    前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第1のバッチカードの前記識別情報に対応付け、前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第2のバッチカードの前記識別情報に対応付けてそれぞれ記憶し、
    前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する、
    紙葉類処理方法。
  2. 前記第1及び第2のバッチカードの色をそれぞれ検出し、前記第1及び第2のバッチカードの色に基づいて前記第1及び第2のバッチカードの種類をそれぞれ識別する請求項1に記載の紙葉類処理方法。
  3. 前記第1及び第2のバッチカードの穿孔の数をそれぞれ検出し、前記第1及び第2のバッチカードの穿孔の数に基づいて前記第1及び第2のバッチカードの種類をそれぞれ識別する請求項1に記載の紙葉類処理方法。
  4. 複数の処理モードを有する紙葉類処理装置であって、
    識別情報を有する第1のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第1の紙葉類の束と、識別情報を有する第2のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第2の紙葉類の束とから紙葉類を1枚ずつ取り込む取り込み部と、
    取り込まれた前記紙葉類を搬送する搬送部と、
    前記第1の紙葉類の束に重ねられた前記第1のバッチカードの種類、及び前記第2の紙葉類の束に重ねられた前記第2のバッチカードの種類をそれぞれ識別するバッチカード識別部と、
    前記第1のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数し、前記第2のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数する紙葉類識別部と、
    前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第1のバッチカードの前記識別情報に対応付け、前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第2のバッチカードの前記識別情報に対応付けてそれぞれ記憶する記憶部と、
    前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する区分処理部と、
    を具備する紙葉類処理装置。
  5. 複数の処理モードを有する紙葉類処理装置と前記紙葉類処理装置による計数結果を記憶するサーバとを備える紙葉類処理システムであって、
    前記紙葉類処理装置は、
    識別情報を有する第1のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第1の紙葉類の束と、識別情報を有する第2のバッチカードと被検査媒体とが重ねられた第2の紙葉類の束とから紙葉類を1枚ずつ取り込む取り込み部と、
    取り込まれた前記紙葉類を搬送する搬送部と、
    前記第1の紙葉類の束に重ねられた前記第1のバッチカードの種類、及び前記第2の紙葉類の束に重ねられた前記第2のバッチカードの種類をそれぞれ識別するバッチカード識別部と、
    前記第1のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数し、前記第2のバッチカードの種類に対応した処理モードで前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体を識別及び計数する紙葉類識別部と、
    前記第1の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第1のバッチカードの前記識別情報に対応付け、前記第2の紙葉類の束の前記被検査媒体の計数の結果を前記第2のバッチカードの前記識別情報に対応付けて検査結果として前記サーバに送信する送信部と、
    前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分する区分処理部と、
    を具備し、
    前記サーバは、
    前記紙葉類処理装置から送信された前記検査結果を受信する受信部と、
    前記検査結果を記憶する記憶部と、
    を具備する紙葉類処理システム。
  6. 複数の処理モードを有する紙葉類処理装置の紙葉類処理方法であって、
    識別情報を有するバッチカードと、被検査媒体とが重ねられた紙葉類の束から紙葉類を1枚ずつ取り込み、
    取り込まれた前記紙葉類を搬送し、
    前記バッチカードの種類を識別し、
    識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを切り替え、
    前記バッチカードの後続の前記紙葉類を識別及び計数し、
    前記紙葉類の計数の結果を前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記紙葉類の識別の結果に基づいて、前記紙葉類を集積庫に区分し、
    識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを保守モードに切り替える場合、切り替え前の処理モードでの計数結果を保存し、前記バッチカードの後続の修正用カードを用いて、前記紙葉類の識別処理を修正し、識別された前記バッチカードの種類に基づいて前記紙葉類処理装置の処理モードを保守モードから切り替え前の処理モードに戻し、保存した前記計数結果を読み出し、前記紙葉類の識別及び計数を再開する、
    紙葉類処理方法。
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