JPH0271276A - フラッシュ定着用電子写真用トナー - Google Patents
フラッシュ定着用電子写真用トナーInfo
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- JPH0271276A JPH0271276A JP1118813A JP11881389A JPH0271276A JP H0271276 A JPH0271276 A JP H0271276A JP 1118813 A JP1118813 A JP 1118813A JP 11881389 A JP11881389 A JP 11881389A JP H0271276 A JPH0271276 A JP H0271276A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/09—Colouring agents for toner particles
- G03G9/0902—Inorganic compounds
- G03G9/0904—Carbon black
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子写真方式においてフラッシュ定着を行う
ときに使用するトナーに関する。
ときに使用するトナーに関する。
プリンター、ファクシミリ、複写機には電子写真方式に
より画像を形成することが行われている。
より画像を形成することが行われている。
この電子写真方式は、ドラム表面を帯電させ、これを露
光して原稿の画像部に対応する電荷の潜像を形成し、こ
れに帯電トナーを付着させ、このトナーを紙に転写させ
て定着させるものである。
光して原稿の画像部に対応する電荷の潜像を形成し、こ
れに帯電トナーを付着させ、このトナーを紙に転写させ
て定着させるものである。
この定着方法としては、熱ロールの間を通してトナーを
紙に圧着させるヒートロール方式や、加熱オーブンを通
すだけで、その熱で定着させるオーブン方式も用いられ
ているが、定着部で紙詰まりを起こすと、紙に圧力の後
が残ったり、火災の危険性がある等の理由により、フラ
ッシュ定着法を使用することも知られている。
紙に圧着させるヒートロール方式や、加熱オーブンを通
すだけで、その熱で定着させるオーブン方式も用いられ
ているが、定着部で紙詰まりを起こすと、紙に圧力の後
が残ったり、火災の危険性がある等の理由により、フラ
ッシュ定着法を使用することも知られている。
ヒートロール方式又は、オーブン方式に適するトナーは
、結着樹脂として主にスチレン・アクリル酸エステル共
重合体を用いている為、高エネルギーのフラッシュ光の
照射を受けると、その構成材料が分解して気体となり、
悪臭を放つため、フラッシュ定着用トナーには不適切で
あった。
、結着樹脂として主にスチレン・アクリル酸エステル共
重合体を用いている為、高エネルギーのフラッシュ光の
照射を受けると、その構成材料が分解して気体となり、
悪臭を放つため、フラッシュ定着用トナーには不適切で
あった。
このような問題点を解決する方法として、特開昭56−
30139号(USP4352877号)公報には、結
着樹脂として特定のビスフェノールA/エピクロルヒド
リン型エポキシ樹脂を使用し、着色剤としてカーボン及
び染料を使用したフラッシュ定着用トナーが提案されて
いる。
30139号(USP4352877号)公報には、結
着樹脂として特定のビスフェノールA/エピクロルヒド
リン型エポキシ樹脂を使用し、着色剤としてカーボン及
び染料を使用したフラッシュ定着用トナーが提案されて
いる。
しかしながら、本発明者等の試験によれば、上記提案の
トナーを用いても、なお、フラッシュ定着時に人体に感
じる悪臭の発生が認められ、そのため、フラッシュ定着
装置に悪臭除去装置を設置したり、フラッシュ定着装置
の設置場所に悪臭除去設備を設ける必要があった。
トナーを用いても、なお、フラッシュ定着時に人体に感
じる悪臭の発生が認められ、そのため、フラッシュ定着
装置に悪臭除去装置を設置したり、フラッシュ定着装置
の設置場所に悪臭除去設備を設ける必要があった。
本発明が解決しようとする課題は、フラッシュ定着時に
、人体に惑じる悪臭の発生が認められず、定着性に優れ
たフラッシュ定着用電子写真トナーを提供することにあ
る。
、人体に惑じる悪臭の発生が認められず、定着性に優れ
たフラッシュ定着用電子写真トナーを提供することにあ
る。
本発明は、上記課題を解決するために、結着剤樹脂とカ
ーボンブラックを含有するトナーにおいて、トナー中の
イオウの含有量が0.06重量%以下であるフラッシュ
定着用電子写真トナーを提供する。
ーボンブラックを含有するトナーにおいて、トナー中の
イオウの含有量が0.06重量%以下であるフラッシュ
定着用電子写真トナーを提供する。
本発明者等は、フラッシュ定着時に発生する悪臭の原因
が、トナー中に含まれるイオウ、特にカーボンブラック
に含まれるイオウにあることを見い出し本発明に至った
。
が、トナー中に含まれるイオウ、特にカーボンブラック
に含まれるイオウにあることを見い出し本発明に至った
。
本発明で使用する結着剤樹脂としては、ビスフェノール
A/エピクロルヒドリン等のエポキシ樹脂、ポリエステ
ル樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、単独又は混合し
て用いてもよいが、さらに他の樹脂や添加剤を併用する
こともできる。
A/エピクロルヒドリン等のエポキシ樹脂、ポリエステ
ル樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、単独又は混合し
て用いてもよいが、さらに他の樹脂や添加剤を併用する
こともできる。
これらの樹脂又は樹脂混合物は、その軟化点が80〜1
60℃の範囲にあるものが好ましい。軟化点が、160
℃より高いと、紙に転移したトナーがフラッシュ光を吸
収した際に熔融せず、特に低フラッシュエネルギー(例
えば、0.8〜1.2ジユール/ Ca )に対して定
着強度を大きくできなくなる傾向にあるので、好ましく
ない。また、軟化点が、80℃より低いと、トナーの貯
蔵中に粒子が融着して、いわゆるブロッキング現象を起
こしやすくなる傾向にあるので、好ましくない。
60℃の範囲にあるものが好ましい。軟化点が、160
℃より高いと、紙に転移したトナーがフラッシュ光を吸
収した際に熔融せず、特に低フラッシュエネルギー(例
えば、0.8〜1.2ジユール/ Ca )に対して定
着強度を大きくできなくなる傾向にあるので、好ましく
ない。また、軟化点が、80℃より低いと、トナーの貯
蔵中に粒子が融着して、いわゆるブロッキング現象を起
こしやすくなる傾向にあるので、好ましくない。
なお、本発明では、軟化点を、環球法又はデユラン法に
よって測定した樹脂等が容易に変形しはじめる温度で示
した。
よって測定した樹脂等が容易に変形しはじめる温度で示
した。
本発明で使用する結着剤樹脂の市販品としては、例えば
、大日本インキ化学工業(樽製の「エピクロン3050
J (軟化点94〜102℃)、[エピクロン405
0」(軟化点96〜104℃)、[エピクロン7050
J(軟化点122〜131°C)、油化シェルエポキ
シ■製の「エピコート1002J (軟化点83℃)、
「エピコート1003J (軟化点89℃)、「エピコ
ート1004」(軟化点98°C)、[エピコート10
07J (軟化点128℃)、「エピコート1009j
(軟化点148°C)、チバガイギー社製の「アラルダ
イト7072J (軟化点75〜85°C)、[アラ
ルダイト6084J (軟化点96〜104℃)、[
アラルダイト7097J (軟化点115〜125℃
)等のエポキシ樹脂、大日本インキ化学工業■製の「ポ
リザイザーR32J (軟化点110〜115℃)、
荒用化学工業■製の1ルナペール1416」(軟化点1
01℃)、「ルナペール1447J (軟化点128
℃)、「ルナペール1431J (軟化点133℃)
等のポリエステル樹脂が挙げられる。これらの結着剤樹
脂は、複数混合して用いることもでき、また、他のエポ
キシ樹脂又はポリエステル樹脂と混合して用いることも
できる。
、大日本インキ化学工業(樽製の「エピクロン3050
J (軟化点94〜102℃)、[エピクロン405
0」(軟化点96〜104℃)、[エピクロン7050
J(軟化点122〜131°C)、油化シェルエポキ
シ■製の「エピコート1002J (軟化点83℃)、
「エピコート1003J (軟化点89℃)、「エピコ
ート1004」(軟化点98°C)、[エピコート10
07J (軟化点128℃)、「エピコート1009j
(軟化点148°C)、チバガイギー社製の「アラルダ
イト7072J (軟化点75〜85°C)、[アラ
ルダイト6084J (軟化点96〜104℃)、[
アラルダイト7097J (軟化点115〜125℃
)等のエポキシ樹脂、大日本インキ化学工業■製の「ポ
リザイザーR32J (軟化点110〜115℃)、
荒用化学工業■製の1ルナペール1416」(軟化点1
01℃)、「ルナペール1447J (軟化点128
℃)、「ルナペール1431J (軟化点133℃)
等のポリエステル樹脂が挙げられる。これらの結着剤樹
脂は、複数混合して用いることもでき、また、他のエポ
キシ樹脂又はポリエステル樹脂と混合して用いることも
できる。
本発明のフラッシュ定着用電子写真用トナー中のイオウ
の含有量を0.06重量%以下に抑えるために、本発明
で使用するカーボンブラックとしては、カーボンブラッ
ク中のイオウ含有量が0.6重量%以下であるものを使
用することが好ましいが、カーボンブラック中のイオウ
含有量が0.6重量%よりも多いカーボンブラックであ
っても、本発明のフラッシュ定着用電子写真用トナーの
光エネルギー吸収感度を落とさない範囲で、トナー中の
カーボンブラックの使用割合を制限することによって、
トナー中のイオウの含有量を0.06重量%以下に抑え
ることもできる。
の含有量を0.06重量%以下に抑えるために、本発明
で使用するカーボンブラックとしては、カーボンブラッ
ク中のイオウ含有量が0.6重量%以下であるものを使
用することが好ましいが、カーボンブラック中のイオウ
含有量が0.6重量%よりも多いカーボンブラックであ
っても、本発明のフラッシュ定着用電子写真用トナーの
光エネルギー吸収感度を落とさない範囲で、トナー中の
カーボンブラックの使用割合を制限することによって、
トナー中のイオウの含有量を0.06重量%以下に抑え
ることもできる。
イオウ含有量が0.6重量%以下であるカーボンブラッ
クの市販品としては、例えば、キャブラック■製の「パ
ルカンPJ(イオウ含有量0.12重量%)、「コロン
ビアン・カーボン日本■製の「シーヘン12550−サ
アルフア」(イオウ含有i0.40重量%)、ケッチン
ブランクインターナショナル■製の「ケッチンブランク
ECJ(イオウ含有量0.10重量%)、三菱化成工業
■製のr#30BJ(イオウ含有量0.22重量%)
、r#40BJ (イオウ含有量0.16重量%)等が
挙げられる。
クの市販品としては、例えば、キャブラック■製の「パ
ルカンPJ(イオウ含有量0.12重量%)、「コロン
ビアン・カーボン日本■製の「シーヘン12550−サ
アルフア」(イオウ含有i0.40重量%)、ケッチン
ブランクインターナショナル■製の「ケッチンブランク
ECJ(イオウ含有量0.10重量%)、三菱化成工業
■製のr#30BJ(イオウ含有量0.22重量%)
、r#40BJ (イオウ含有量0.16重量%)等が
挙げられる。
本発明のi・ナーに、着色剤として染料を使用すること
もできる。
もできる。
また、本発明のトナーに、帯電制御剤も併用することが
できる。帯電制御剤としては、P型帯電制御剤としてニ
グロシンベース系染料、N型帯電制御剤として重金属含
有酸性染料等が挙げられる。
できる。帯電制御剤としては、P型帯電制御剤としてニ
グロシンベース系染料、N型帯電制御剤として重金属含
有酸性染料等が挙げられる。
P型帯電制御剤の市販品としては、例えば、オリエント
化学■製の「ボントロンN−03J、[ボントロンN−
07J等が挙げられ、N型帯電制御剤の市販品としては
、例えば、オリエント化学■製の[ボントロンS−32
J等が挙げられる。
化学■製の「ボントロンN−03J、[ボントロンN−
07J等が挙げられ、N型帯電制御剤の市販品としては
、例えば、オリエント化学■製の[ボントロンS−32
J等が挙げられる。
更に、本発明のトナーに、定着画像の「ハジケ」、すな
わち紙に転写されたトナー層が定着する時にスポンジの
穴のような抜けた部分が生じる現象、の発生を防止する
ために、モンクン酸エステルワックスの如き天然ワック
ス;高圧法ポリエチレン、ポリプロピレンの如きポリオ
レフィン系ワックスを併用することもできる。
わち紙に転写されたトナー層が定着する時にスポンジの
穴のような抜けた部分が生じる現象、の発生を防止する
ために、モンクン酸エステルワックスの如き天然ワック
ス;高圧法ポリエチレン、ポリプロピレンの如きポリオ
レフィン系ワックスを併用することもできる。
ポリエチレンワックスとしては、例えば、ヘキストジャ
パン■製のrPA 130J (軟化点120℃)等
が挙げられ、ポリプロピレンワックスとしては、例えば
、三洋化成工業■製の「ビスコール550P J(軟化
点150℃)、「ビスコール66叶」 (軟化点145
℃)等が挙げられる。
パン■製のrPA 130J (軟化点120℃)等
が挙げられ、ポリプロピレンワックスとしては、例えば
、三洋化成工業■製の「ビスコール550P J(軟化
点150℃)、「ビスコール66叶」 (軟化点145
℃)等が挙げられる。
本発明のトナーの組成は、結着剤樹脂77〜99重量部
、カーボンブラック1〜15重量部の混合割合が好まし
く、これに帯電制御剤0.5〜5重量部、上記ワックス
0〜3重量部を加えることも好ましい。
、カーボンブラック1〜15重量部の混合割合が好まし
く、これに帯電制御剤0.5〜5重量部、上記ワックス
0〜3重量部を加えることも好ましい。
本発明のトナーは、上記の各成分を加熱ニーダ−等の混
練手段により混練し、ジェットミルのような粉砕機で粉
砕し、風力分級機などの分級手段により分級して製造す
る。
練手段により混練し、ジェットミルのような粉砕機で粉
砕し、風力分級機などの分級手段により分級して製造す
る。
このようにして得た本発明のトナー中のイオウの含有量
は、0.06重量%以下であることが好ましい。
は、0.06重量%以下であることが好ましい。
なお、本発明のトナー中及びカーボンブラック中のイオ
ウの含有量は、日本工業規格の螢光X線分析方法通則(
JIS KO119)に従って、測定することができ
る。
ウの含有量は、日本工業規格の螢光X線分析方法通則(
JIS KO119)に従って、測定することができ
る。
本発明のトナーは、鉄粉キャリヤと混合されて摩擦帯電
され、電荷の潜像を形成したドラムに転移され、さらに
紙に転写、定着される。
され、電荷の潜像を形成したドラムに転移され、さらに
紙に転写、定着される。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1
[エピクロン4050J 43重量部(大
日本インキ化学工業■製エポキシ樹脂)[エピクロン7
050J 43重量部(大日本インキ化学
工業■製エポキシ樹脂)「パルカンP」
10重量部(キャブラック■製カーボンブラック)「
ボントロンN−03J 2重量部(オリエ
ント化学■製P型帯電制御剤)「ビスコール660 P
4 2重量部(三洋化成工業■製ポリプロ
ピレンワックス)以上を加熱混混練したのち、粗粉砕し
、さらに分級して、5〜20μmの粒径のトナーを得た
。
日本インキ化学工業■製エポキシ樹脂)[エピクロン7
050J 43重量部(大日本インキ化学
工業■製エポキシ樹脂)「パルカンP」
10重量部(キャブラック■製カーボンブラック)「
ボントロンN−03J 2重量部(オリエ
ント化学■製P型帯電制御剤)「ビスコール660 P
4 2重量部(三洋化成工業■製ポリプロ
ピレンワックス)以上を加熱混混練したのち、粗粉砕し
、さらに分級して、5〜20μmの粒径のトナーを得た
。
このトナー中のイオウ含有量を上記JIS KO11
9の規格に従って測定したところ0.02重量%であっ
た。
9の規格に従って測定したところ0.02重量%であっ
た。
実施例2
下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.05重量%であった
。
。
「エピクロン4050J 43重量部「
エピクロン7050J 43重量部「シ
ーペン12550−サルフアJ 1Ofiit部(コ
ロンビアカーボン日本社製カーボンブラック) (l O) [ボントロンN−03J 2重量部[ビス
コール660PJ 2重量部比較例1 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
エピクロン7050J 43重量部「シ
ーペン12550−サルフアJ 1Ofiit部(コ
ロンビアカーボン日本社製カーボンブラック) (l O) [ボントロンN−03J 2重量部[ビス
コール660PJ 2重量部比較例1 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.23重重量であった
。
。
[エピクロン4050J 43重量部[エ
ピクロン7050J 43重量部「エルフ
テソクス8」 10重量部(キャブラック■製
カーボンブラック;イオウ含有量2.35重量%) [ボントロンN−03J 2重量部[ビ
スコール660P] 2重量部比較例2 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
ピクロン7050J 43重量部「エルフ
テソクス8」 10重量部(キャブラック■製
カーボンブラック;イオウ含有量2.35重量%) [ボントロンN−03J 2重量部[ビ
スコール660P] 2重量部比較例2 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.18重量%であった
。
。
「エピクロン4050J 43重量部[エ
ピクロン7050J 43重量部「モーガ
ルし」 10重量部(キャブラック■製
カーボンブラック;イオウ含有量1.73重量%) 「ボントロンN−03J 2重量部[ビス
コール660 P 4 2重量部実施例3 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
ピクロン7050J 43重量部「モーガ
ルし」 10重量部(キャブラック■製
カーボンブラック;イオウ含有量1.73重量%) 「ボントロンN−03J 2重量部[ビス
コール660 P 4 2重量部実施例3 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.02重量%であった
。
。
「ルナペール1416J 88重量部(荒
用化学工業■製ポリエステル樹脂)「パルカンP」
10重量部[ボントロンN−03J
2重量部比較例3 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
用化学工業■製ポリエステル樹脂)「パルカンP」
10重量部[ボントロンN−03J
2重量部比較例3 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.17重量%であった
。
。
[ルナペール1416J 88重量部「モ
ナーク880J 10重量部(キャブラ
ック■製カーボンブラック;イオウ含有量1.47重量
%) 「ボントロンN−03J 2重量部実施例
4 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
ナーク880J 10重量部(キャブラ
ック■製カーボンブラック;イオウ含有量1.47重量
%) 「ボントロンN−03J 2重量部実施例
4 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.05重量%であった
。
。
「ポリサイザーR32J 88重量部(大日
本インキ化学工業■製ポリエステル樹脂)「シーベン1
2550−サルフアJ 10重量部(コロンビアカー
ボン日本社製カーボンブラック) [ボントロンN−03J 、 2重量部比
較例4 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
本インキ化学工業■製ポリエステル樹脂)「シーベン1
2550−サルフアJ 10重量部(コロンビアカー
ボン日本社製カーボンブラック) [ボントロンN−03J 、 2重量部比
較例4 下記組成の材料を用いた以外は、実施例1と同様にして
トナーを得た。
このトナー中のイオウ含有量は0.26重量%であった
。
。
「ポリサイザーR32J 88重量部[パル
カンXC−72RJ 10重量部(キャブラ
ック■製カーボンブラック;イオウ含有量2.63重量
%) [ボントロンN−03J 2重量部各実施
例及び各比較例で得たトナー5部と平均粒径50〜10
0μmの鉄粉キャリヤ100部の割合で混合した現像剤
を用い、印字速度1000cm/分のレーザープリンタ
ーにウシオ電気■製のキセノンフラッシュランプを取り
つけて、1ジユール/ cnlパルスで普通紙にフラッ
シュ定着を行い、悪臭の発生の程度を第1表に示した。
カンXC−72RJ 10重量部(キャブラ
ック■製カーボンブラック;イオウ含有量2.63重量
%) [ボントロンN−03J 2重量部各実施
例及び各比較例で得たトナー5部と平均粒径50〜10
0μmの鉄粉キャリヤ100部の割合で混合した現像剤
を用い、印字速度1000cm/分のレーザープリンタ
ーにウシオ電気■製のキセノンフラッシュランプを取り
つけて、1ジユール/ cnlパルスで普通紙にフラッ
シュ定着を行い、悪臭の発生の程度を第1表に示した。
得られた転写定着した画像は、濃度も高く、かぶりもな
く、また、画像周辺のトナーの飛び塵もなく解像力の高
いものであった。
く、また、画像周辺のトナーの飛び塵もなく解像力の高
いものであった。
なお、悪臭の発生の程度は、次の評価方法に従って行っ
た。
た。
即ち、上記の方法でフラッシュ定着を行った時に、フラ
ッシュ定着装置の排気ファンの近くで通常の事務業務を
行った男女各10人のパネラ−の内−人でも、業務に支
障がある程の悪臭を惑した場合に「悪臭有り−1と評価
し、それ以外を「悪臭無し」と評価した。
ッシュ定着装置の排気ファンの近くで通常の事務業務を
行った男女各10人のパネラ−の内−人でも、業務に支
障がある程の悪臭を惑した場合に「悪臭有り−1と評価
し、それ以外を「悪臭無し」と評価した。
第 1 表
人体に感じる悪臭の発生を少なくできることが理解でき
る。
る。
本発明のフラッシュ定着用電子写真用トナーは、フラッ
シュ定着時に人体に感じる悪臭の発生が少ないので、フ
ラッシュ定着装置に悪臭除去装置の設置が不要となり、
その結果、フラッシュ定着装置が安価に提供できるとい
う利点がある。また、フラッシュ定着装置の設置場所に
悪臭除去設備の設置が不要となり、フラッシュ定着装置
の設置場所が限定されないという利点がある。
シュ定着時に人体に感じる悪臭の発生が少ないので、フ
ラッシュ定着装置に悪臭除去装置の設置が不要となり、
その結果、フラッシュ定着装置が安価に提供できるとい
う利点がある。また、フラッシュ定着装置の設置場所に
悪臭除去設備の設置が不要となり、フラッシュ定着装置
の設置場所が限定されないという利点がある。
代理人 弁理士 高 橋 勝 利
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、結着剤樹脂とカーボンブラックを含有するトナーに
おいて、トナー中のイオウの含有量が、0.06重量%
以下であることを特徴とするフラッシュ定着用電子写真
トナー。 2、結着樹脂がエポキシ樹脂又はポリエステル樹脂であ
る請求項1記載のフラッシュ定着用電子写真トナー。 3、カーボンブラック中のイオウの含有量が、0.6重
量%以下である請求項1又は2記載のフラッシュ定着用
電子写真トナー。 4、トナー中のカーボンブラックの使用割合が1〜15
重量%である請求項1、2又は3記載のフラッシュ定着
用電子写真トナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1118813A JPH0271276A (ja) | 1988-06-02 | 1989-05-15 | フラッシュ定着用電子写真用トナー |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-136235 | 1988-06-02 | ||
JP1118813A JPH0271276A (ja) | 1988-06-02 | 1989-05-15 | フラッシュ定着用電子写真用トナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0271276A true JPH0271276A (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=14745771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1118813A Pending JPH0271276A (ja) | 1988-06-02 | 1989-05-15 | フラッシュ定着用電子写真用トナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0271276A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120258396A1 (en) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | Xerox Corporation | Method for Preparing Toner Containing Carbon Black Pigment With Low Surface Sulfur Levels |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1118813A patent/JPH0271276A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120258396A1 (en) * | 2011-04-06 | 2012-10-11 | Xerox Corporation | Method for Preparing Toner Containing Carbon Black Pigment With Low Surface Sulfur Levels |
JP2012220949A (ja) * | 2011-04-06 | 2012-11-12 | Xerox Corp | 表面の硫黄濃度が低いカーボンブラック顔料を含有するトナーを調製する方法 |
US8603721B2 (en) * | 2011-04-06 | 2013-12-10 | Xerox Corporation | Method for preparing toner containing carbon black pigment with low surface sulfur levels |
DE102012205386B4 (de) | 2011-04-06 | 2023-10-19 | Xerox Corporation | Verfahren zum Herstellen von Tonerteilchen |
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