JPH0270655A - 用紙を使用する装置の排紙搬送ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、装置本体のソータを装着するソータ装着面
から凹陥した外郭面に近接して用紙を装置外部へ排出す
る排紙部が設けられている複写機。

プリンタ等の用紙を使用する装置の排紙搬送ユニットに
関する。

〔従来の技術〕

近年１例えば複写機では、装置全体の設置スペースをで
きるだけ少なくするために、給紙カセットを装置本体内
へ内蔵することにより装置本体の外郭面からの突出をな
くしたり、第７図に示すように複写機１０の装置本体２
の外郭面を、ソータ６を装着するソータ装着面２ａから
・凹陥した外郭面２ｂに近接する位置に、給紙カセット
１　（装置本体の側面に挿着するタイプを示している）
内から給紙された用紙Ｐを装置外部へ排出する排紙部３
を設けることにより、排紙部３の本体外部側へ取付ける
排紙トレイ（ソータを装着した状態であるため図示され
ていない）の左方への突出量を最少限にする等の工夫が
なされている。

そして、このように外郭面を凹陥した部分に排紙部３が
設けられている複写機１０にソータ６を装着する場合に
は、上下の搬送ガイド板４ａｌ４ｂと、一対の搬送コロ
５と、その搬送コロ５を駆動する駆動系等をケース内に
一体に収納して形成した排紙搬送ユニット７を装置本体
２に装着し、排紙部３から排出される用紙Ｐをソータ６
へ搬送するようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このように装置本体の外郭面が凹陥した
位置に排紙部が設けられている複写機に装着する排紙搬
送ユニットは、ケース内に上下の搬送ガイド板９ｗｉ送
コロ及びそれを駆動する駆動系等が一体に形成されてい
るものであり、それを構成する部品点数が多いため高価
となり、形状も大きいためそれを装置本体へ装着する際
には、その装着作業が面倒であるという問題点があった
。

また、この排紙搬送ユニットは、その内部あるいは装置
本体との接続部において万一ジャムが発生した場合には
、そのジャム紙を取り除くために搬送ガイド板等を開閉
する開閉スペースが十分にないため、それを取り出しに
くいという問題点もあった。

この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
装置本体の外郭面が凹陥した位置に排紙部が設けられて
いる複写機等の用紙を使用する装置にソータを装着する
際に、用紙をその装置の排紙部からソータまで搬送する
排紙搬送ユニットを。

簡単な構成にすることにより安価にして、装置本体への
装着及びジャムが生じた場合のジャム紙の取り出しを容
易に行なえるようにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記の目的を達成するため、上記のような位
置に排紙部が設けられている複写機等の用紙を使用する
装置において、 装置本体のソータ装着面から凹陥した外郭面の上部を固
定の搬送ガイド部として形成し、その搬送ガイド部との
間に所定の間隔を置いて対向配置される搬送ガイド板を
装置本体に対して着脱可能に設けると共に、上記排紙部
によって搬送ガイド部と搬送ガイド板との間へ送り込ま
れる用紙を搬送する搬送コロを上記搬送ガイド板に取付
けたものである。

〔作　用〕

このように構成した排紙搬送ユニットによれば、複写機
等の用紙を使用する装置にソータを装着する際には、搬
送ガイド板を装置本体のソータ装着面から凹陥した外郭
面の上部に対向配置するように取付けると、装置本体の
排紙部から排出さ九る用紙は、その固定側の搬送ガイド
部となる外郭面の上部と搬送ガイド板との間へ送り込ま
れ、それが搬送コロによってソータへ搬送される。

したがって、このように装置本体の外郭面が凹陥した位
置に排紙部が設けられている複写機等の装置にソータを
装着する場合であっても、搬送コロを取付けた簡単な構
成の搬送ガイド板を装置本体に取付けるだけでよいので
、その取付作業が容易である。

また、ジャムが発生した場合には、その搬送ガイド板の
一部あるいは全てを装置本体から取り外せば、そのジャ
ム紙を容易に取り出すことができる。

〔実　施　例〕

以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明する
。

第１図はこの発明を複写機の排紙搬送ユニットに適用し
た例を複写機の取付部周辺と共に示す概略構成図、第２
図は同じくその排紙搬送ユニットを装着する複写機全体
を示す概略構成図である。

この排紙搬送ユニット２０は、第１図に示すように装置
本体２のソータ６を装着するソータ装着面２ａから凹陥
した外郭面２ｂに近接して、コピーが終了した転写紙で
ある用紙Ｐを装置本体２の外部へ排出する排紙部３が設
けられている複写機３０に使用するものである。

その排紙搬送ユニット２０は、外郭面２ｂの上部を固定
の搬送ガイド部８として形成し、その搬送ガイド部８と
の間に所定の間隔を誼いて対向配置される搬送ガイド板
９を装置本体２に対して着脱可能に設けると共に、排紙
部３によって搬送ガイド部８と搬送ガイド板９との間へ
送り込まれる用紙Ｐを搬送する上下に対をなして圧接す
る搬送コロｌｌａ、１１ｂを設け、その一方の従動側の
搬送コロ１１ｂを搬送ガイド板９に取付けている。

搬送ガイド部８は、装置本体２の一部である凹陥した外
郭面２ｂの上部をガイド部として共用するものであり、
用紙搬送方向（第１図で左右方向）に伸びるガイドリブ
８ａを間隔を置いて複数本形成し、そのガイドリブ８ａ
の先端部（下端）で用紙Ｐを案内するようにしている。

排紙部３は、互いに圧接する駆動側の排紙コロ３ａと従
動側の排紙コロ３ｂとによって形成されており、その排
紙コロ３ａと一体に回転する図示しない排紙ギヤに駆動
ギヤ１３が噛み合い、その駆動ギヤ１３にプーリ１５と
一体で回転するプーリ駆動ギヤ１４が噛み合っている。

駆動側となる搬送コロｌｌａは、凹陥した外郭面２ｂの
上部とソータ装着面２ａに近接する装置本体２内に、第
３図に示すように下端が搬送ガイド部８の下面８ｂより
も若干下側に開口部を通って突出するようにコロ軸２７
に間隔を置いて固定され、そのコロ軸２７の両側が軸受
を介して回転可能に軸支されると共に、そのコロ軸２７
の一端にプーリ１２を固定して、第１図に示すようにそ
のプーリ１２とプーリ１５との間に駆動ベルト１日を張
装している。

また、装置本体２に対して着脱可能な搬送ガイド板９は
、搬送ガイド部８のガイドリブ８ａと所定の間隔を置い
て対向配置される形状に形成され。

第４図に示すように後端（図で右方）に形成した２個の
係合爪９ａを、装置本体２の凹陥した外郭面２ｂに形成
した固定用開口部２ｃ、２０へ嵌入し、第３図に示すよ
うに先端側（第４図で左方）の両側部にそれぞれ形成し
た孔ｇｂ、ｇｂにつまみネジ２８，２８をぞれぞれ嵌入
して搬送ガイド部８の両端に螺着することにより、装置
本体２へ容易に取付けられるようになっている。

なお、搬送ガイド板９の用紙搬送面となる上面には、第
４図に明示するように複数本のガイドリブ９ｃを搬送方
向に平行させて形成している。

また、この搬送ガイド板９を装置本体２へ取付けた時に
、第３図に示すように搬送コロ１１ａに用紙の搬送に適
した所定の加圧力で圧接し、搬送ガイド板９に形成した
開口から上方へ突出する２個の搬送コロ−１１ｂを軸２
９に間隔を置いて固定し、その軸２９の両端を搬送ガイ
ド板９の下面に固設した一対の支持ブラケット３１ａ、
５１ｂによって回転可能に支持し、駆動側の搬送コロ１
１ａが回転した時に、その従動側の搬送コロ１１ｂが連
れ−回りされるようにしている。

一方、複写機３０の内部には、第２図に示すように、そ
の下方に装置本体２に対して複写機の前面（図で手前側
）から挿脱可能な給紙カセット１が設けられており、呼
び出しコロ１７によって送り出された用紙Ｐがレジスト
ローラ１８でスキュー補正が行なわれると共にタイミン
グ調整されて感光体ドラム１９へ給送される。

そして、装置本体２の上部に設けられたコンタクトガラ
ス２５上にセットした原稿りを、光学系２６が第２図の
矢示Ａ方向にランプによって照射しながら、その原稿り
からの反射光を感光体ドラム１９の表面に結像する。

その感光体ドラム１日上に形成された静電潜像は、現像
部２１によって現像されてトナー像となり、転写部２２
で用紙Ｐ（転写紙）の正確な位置に転写され、それが定
着部２３で定着されて排紙部３から装置外部へ排出され
る。

その排紙部３に近接する位置には、一端が装置本体２に
第２図の矢示Ｂ方向に回動可能に支持される排紙トレイ
２４が設けられており、大サイズの用紙をスタックする
ときにはそれを仮想線で示す位置まで回動して使用する
ようになっている。

次に、上記のように構成したこの実施例の作用を説明す
る。

第１図に示すように、装置本体２の外郭面が凹陥した位
置に排紙部３が設けられている複写機３０にソータ６を
装着する際には、まず最初に排紙搬送ユニット２０を装
置本体２へ装着する。

すなわち、搬送ガイド板９の後端側の係合爪９ａ（第４
図）を装置本体側の外郭面２ｂに形成した固定用開口部
２ｃへ嵌入すると共に、第３図に示すように先端側の両
側部の孔９ｂ、９ｂにつまみネジ２８．２８をぞれぞれ
嵌入して搬送ガイド部８へ螺着する。

それによって、搬送ガイド板９は搬送ガイド部８のガイ
ドリブ８ａとの間に所定の間隔を置いて対向するように
取付けられると共に、従動側の搬送コロｌｌｂが駆動側
の搬送コロ１１ａに所定の加圧力で接する。

このようにして、搬送ユニット２０を装置本体２へ装着
した後ソータ６を装置本体２のソータ装着面２ａへ装着
し、この装着完了の状態で複写機３０の図示しないコピ
ー釦を押して給紙をスタートさせると、給紙カセット１
から用紙Ｐが呼び出しコロ１７によって給紙され、それ
に前述の画像形成プロセスを経て画像が転写され、それ
が定着される。

そして、その画像が定着された用紙Ｐは、第１図に示す
ように排紙部３から排出されて搬送ガイド部８のガイド
リブ８ａと搬送ガイド板９との間へ送り込まれ、その先
端が矢示方向にそれぞれ回転する搬送コロ１１ａと１１
ｂとの間に達すると。

それらに挾持されながらソータ６内へ搬送され、所定の
仕分は等が行なわれる。

したがって、この排紙搬送ユニット２０は、装置本体２
の外郭面が凹陥した位置に排紙部３が設けられている複
写機３０であっても、このように搬送コロ１１ｂを取付
けただけの簡単な構成の搬送ガイド板９の後端を装置本
体２に嵌入し、その先端側をネジ止めするだけで簡単に
装置本体２に取付けることができるので、このような外
郭面が凹陥した位置に排紙部がある複写機にソータを装
着して使用する場合であっても、それを容易に行うこと
ができる。

また、万一搬送ユニット２０の部分でジャムが発生した
場合には、第３図のつまみネジ２８を一度緩めて搬送ガ
イド板９を第１図で左下がりに回動（全体を取り外して
もよい）させれば、搬送ガイド板９は回動して搬送ガイ
ド部８のガイドリブ８ａとの間が大きく開くので、その
ジャム紙を容易に取り出すことができる。

第５図及び第６図は互いに圧接する駆動側と従動側の搬
送コロを共に搬送ガイド板側に設けるようにした排紙搬
送ユニットの他の実施例を示す簡略化した第１図と同様
な概略構成図及びその排紙搬送ユニットを複写機と共に
下方から見た斜視図であり、第１図に対応する部分には
同一の符号を付しである。

この排紙搬送ユニット４０は、搬送ガイド板９と搬送ガ
イド部８のガイトリ、ブ８ａとの間へ送り込まれる用紙
Ｐを搬送する互いに圧接する駆動側及び従動側の搬送コ
ロ１１ａ及びｌｌｂを、第６図に示すように支持ブラケ
ット４３及び４４によってコロ軸４５及び４６を介して
共に搬送ガイド板９に回転可能に取付けている。

さらに、搬送される用紙と干渉しない搬送ガイド板９の
後端側（第５図で右方）の片側側部に、駆動プーリ４１
を回転可能に軸支し、その駆動プーリ４１と搬送コロｌ
ｌａを支持するコロ軸（第３図のコロ軸２７に相当する
）の一端に固設されるプーリ１２との間に駆動ベルト１
６を張装している。

その駆動プーリ４１は、排紙コロ３ｂと一体で回転する
駆動ギヤ４２と噛み合うギヤ部分を有し、それらが排紙
搬送ユニット４０を複写機５０に装着した時に互いに噛
み合い、排紙コロ３ｂが第５図の矢示Ｃ方向に回転する
と搬送コロ１１ａが矢示Ｅ方向に回転する。

なお、複写機５０の装置本体２は、排紙搬送ユニット４
０を装着した時に、搬送コロ１１ａ及び駆動ベルト１６
と干渉しないようにその凹陥した外郭面２ｂの上部の形
状を、第５図に示すように搬送コロｌｌａ及び駆動ベル
ト１６に沿わせている。

また、ｍ送ガイド板９の先端側には、第６図に明示する
ように補助ガイド板４７を搬送ガイド板９との間に所定
の間隔を形成するように平行させて固設し、用紙Ｐをソ
ータ６へ案内しやすいようにしている。

この実施例によれば、前述の実施例のように駆動側の搬
送コロｌｌａ及びそれを駆動する駆動ベルト１６が複写
機側に装着されていないので、その分複写機を安価にす
ることができると共に重量も軽くなる。

したがって、ソータを購入せずに複写機のみを購入する
ユーザにとってコスト面での負担が少なくなる利点があ
る。

以上、この発明を複写機の排紙搬送ユニットに適用した
場合の実施例について説明したが、この発明はその他プ
リンタ等の排紙搬送ユニットについても同様に適用する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、装置本体の外
郭面が凹陥した位置に排紙部が設けられている複写機等
の用紙を使用する装置にソータを装着して使用する場合
でも、その装置の排紙部とソータとの間に排紙搬送ユニ
ットを簡単な取付は作業によって取付けるだけで、それ
をすぐに使用することができる。

また、排紙搬送ユニットは簡単な構成であるため安価に
製作することができ、その排紙搬送ユニットでジャムが
生じた場合にはそのジャム紙を容易に取り出すこともで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を複写機の排紙搬送ユニットに適用し
た例を複写機の取付部周辺と共に示す概略構成図、 第２図は同じくその排紙搬送ユニットを装着する複写機
全体を示す概略構成図。 第３図は排紙搬送ユニット内に送り込まれる用紙を搬送
する互いに圧接する搬送コロ付近を示す断面図、 第４図は排紙搬送ユニットの複写機への取付構造を示す
斜視図。 第５図及び第６図は互いに圧接する搬送コロを共に搬送
ガイド板側に設けるようにした排紙搬送ユニットの他の
実施例を示す簡略化した第１図と同様な概略構成図及び
その排紙搬送ユニットを複写機と共に下方から見た斜視
図。 第７図は従来の排紙搬送ユニットを使用して複写機にソ
ータを装着した例を示す概略構成図である。 ２・・・装置本体 ２ｂ・・・凹陥した外郭面 ６・・・ソータ ８ａ・・・ガイドリブ １１ａ、ｌｌｂ・・・搬送コロ ２０．４０・・・排紙搬送ユニット ５０．５０・・・複写機　　　Ｐ・・・用紙２ａ・・・
ソータ装着面 ３・・・排紙部 ８・・・搬送ガイド部 ９・・・搬送ガイド板 第１図 第３図 第４図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　装置本体のソータを装着するソータ装着面から凹陥
   した外郭面に近接して用紙を装置外部へ排出する排紙部
   が設けられている複写機等の用紙を使用する装置におい
   て、 前記外郭面の上部を固定の搬送ガイド部として形成し、
   該搬送ガイド部との間に所定の間隔を置いて対向配置さ
   れる搬送ガイド板を前記装置本体に対して着脱可能に設
   けると共に、前記排紙部によつて前記搬送ガイド部と搬
   送ガイド板との間へ送り込まれる用紙を搬送する搬送コ
   ロを前記搬送ガイド板に取付けたことを特徴とする排紙
   搬送ユニット。