JPH0439238A

JPH0439238A - 搬送機構

Info

Publication number: JPH0439238A
Application number: JP2142077A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Nakamura; 敏之中村
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1990-05-31
Filing date: 1990-05-31
Publication date: 1992-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、画像形成装置等における縦方向搬送路を有す
る搬送機構に間する。

［従来の技術］一般に、複写機等の画像形成装置においては、転写紙、
ＯＨＰシート及び透明シート等（総称してシートという
）を、収容されている給紙カセットから装置本体の転写
部に搬送するために搬送機構が設けられている。

従来、給紙カセットがフロントローディングタイプの画
像形成装置は、上記搬送機構内に第１の搬送路としての
縦方向搬送路と第２の搬送路としての横方向搬送路を有
している。そして、この搬送機構内では、第７図に示す
ように、それらの搬送路の合流部にｖ字型ガイド板１０
０を用い、このガイド板１００によってシートを搬送し
ている。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、第７図に示す入方向にシートが搬送され
る場合、第２の搬送Ｒ＠ヘシート先端が入り込むという
不都合があり、又シートをＢ方向から搬送する場合は、
その先端がガイド板１０３にまともに衝突してから、無
理に入方向に方向転換させられるので、音が出たり、紙
詰まりの原因になっていた。

そこで、本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、上記課題を解消する搬送機構を提供することを
目的としている。

［課題を解決するための手段］本発明は、シートを直線状に搬送する第１の搬送路と、
この第１の搬送路に実質上傾斜して合流する第２の搬送
路とを有する搬送機構において、第１の搬送路を前記シ
ートが搬送されるときにそのシートの第２の搬送路への
突入を防止する第】の姿勢と、第２の搬送路から第１の
搬送路に前記シートが搬入されるときに前記シートを湾
曲状態で案内する第２の姿勢とを取りうるシート状ガイ
ド部材が設けられたことを特徴とする搬送機構である。

［作用］本発明では、シート状ガイド部材が、第１の搬送路をシ
ートが搬送されるときに、そのシートの第２の搬送路へ
の突入を防止する第１の姿勢をとるので、シートが第２
の搬送路へ入り込むことが防止される。また、第２の搬
送路から第１の搬送路に前記シートが搬送されるときに
は、前記シートを湾曲状態で案内する第２の姿勢をとる
ので、シートが第１の搬送路の搬送面にまともに衝突す
るような不都合は起こらない。

［実施例コ以下に、本発明に係る縦方向搬送路を有する搬送機構の
一実施例を、図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明に係る縦方向搬送路を有する搬送機構
の一実施例を含む画像形成装置の概略斜視図である。

第２図は、上記画像形成装置の略示断面図である。

第３図は、上記画像形成装置の下部の給紙デスクの開放
騨を問いた場合の斜視図である。

第１図に於て、前記画像形成装置ｌは、給紙デスク３に
画像形成装置本体２を搭載して成り、給紙デスクの給紙
カセットがフロントローディングタイプの装置である。

この給紙デスク３は、各給紙カセット５．６．７．８を
収容し、且つ、開放ｊ＠４を有している。

第２図に於て、前記画像形成装置本体２は、その下方隅
部に、下部が開放された給紙路１０を有し、その中央部
に感光体１１を横架し、この感光体１１の周りに帯電装
置１２、現像装置１３、転写装置１４、分離装置１５、
及びクリーニング装置１６を配設し、且つ、給紙路ｌＯ
から転写装置１４にわたって装置本体２側の給紙経路１
７を配し、更にこの給紙経路１７の途中にレジストロー
ラ１８の対を設け、又、転写、分離後のシートを定着装
置１９に給紙する排紙経路２０と、定着後のシートを排
出トレイ２１に排出する排出ローラ２２を設けると共に
、装置本体２の上部空前に光学系移動式の露光装置２３
を配設して成る。

一方、給紙デスク３は、各々がその先端上方に給紙ロー
ラ５９．６９．７９．８９を配設した上下複数個の給紙
カセット５．６．７．８を内部に収容すると共に、装置
本体２例の給紙路１０の下部開放部分に臨ませる状態で
給紙デスク３の上部隅部に給紙間口３０を開設し、且つ
、最下段の給紙カセット８から給紙間口３０にわたって
給紙デスク側の第１の搬送路としての主給紙経路３１を
設けると共に、残りの給紙カセット５．６．７の第２の
搬送路としての給紙経路３２を主給紙経路３１に合流さ
せである。

更に、第３図に示すように、給紙デスク３の閏放扉４を
開いた状態では、紙を搬送するための一方のローラであ
る搬送ローラ５２．６２．７２．８２（尚、このローラ
と共に紙を挟む他方の従動搬送ローラは、間放扉４１１
にある）、この搬送ローラ５２．６２．７２．８２の軸
であるローラ軸５３．６３．７３．８３、後述する紙の
搬送を補助する、弾力性を有するシート状ガイド部材４
０・・・　及びシートを取り除くための切り欠き部５５
．７５．８５が示されており、又、ガイド板５４．６４
．７４．８４が示されている。又、間放扉４倒には、そ
の裏面である補助搬送ガイド板４１、各搬送ローラと対
をなす搬送従動ローラ等が設けられている。そして給紙
デスク３本体とその閏放扉４との閏で、主給紙経路３１
を形成するものである。

次に、本発明に係る縦方向搬送路を有する搬送機構の一
実施例について詳述する。

この縦方向搬送路は、航述した主給紙経路３１に当たり
、弾力性を有するシート状ガイド部材４０は、第４図（
ａ）の簡略斜視図に示すように、ガイド板５４の斜面に
長孔９０を設け、その長孔９０にシート状ガイド部材４
０の下端を挿入し、シートの搬送面に対して裏面側であ
る、ガイド板５４の裏面に、第４図＜ｂ＞に示すように
固着されている（この状態を第１の姿勢という）、尚、
ガイド板６４．７４．８４においても、同様にこの弾力
性を有するシート状ガイド部材４０が、設けられている
。そして、この弾力性を有するシート状ガイド部材４０
は、主給紙経ｖＩｉ３１を形成する一方の補助搬送ガイ
ド板４１と、はぼ平行になっており、補！ｕＪ搬送ガイ
ド板４１に対してシートを通過させうる隙間を有してい
る。このことにより主給紙経路３１を搬送されるシート
とシート状ガイド部材４０との接触する機会を少なくす
ることが可能となり、シートが帯電することを防止でき
る。この弾力性を有するシート状ガイド部材４０は、材
料として透明のＰＥＴ　（ポリエチレンテレフタラート
）フィルムが好適であり、例えば、ルミラー（商品名、
東し社ｌｌ）を用いてもよい。

又、このシート状ガイド部材４０を透明のものにしてい
るとシートのＪＡＭが発生した場合、確認がしやすいと
いう利点がある。

次に、本発明に係る縦方向搬送路を有する搬送機構の一
実施例の動作について、説明する。

例えば、第５図に示す給紙デスク３の一部断面図におい
て、給紙カセット５からの給紙の場合、シートは、給紙
ローラ５９により、給紙カセット５から給紙経路３２に
搬送され、その後、シートは、−点鎖線で示すようにシ
ート状ガイド部材４０に当たり、少し状態を持ち上げて
、搬送ローラ５２と搬送従動ローラ４２１の間に入り、
それによって、縦方向搬送路である主給紙経路３１を垂
直に上方向に搬送する。そして、シートは、第２図に示
したように給紙開口３０から装置本体２の給紙部１０を
経て、転写装置１４へと搬送されて行く。この場合、シ
ート状ガイド部材４０は、シートが給紙経路３２から主
給紙経路３１に進む途中に於て、その弾力性により、た
わみ（その状態を第２の姿勢という）、シートの向きを
水平方向から垂直方向へと湾曲するように変化させる役
目を担っている。

第６図に示す給紙デスク３の一部断面図は、給紙カセッ
ト６からシートが給紙される場合を示している。この場
合ミ　給紙カセット５の方のシート状ガイド部材４０は
、主給紙経路３１の補助搬送ガイド板４１との間に、隙
間を有して静止している。そして給紙カセット６から搬
送されるシートが、給紙経路３２から主給紙経路３１へ
と搬送されるのは、前述の給紙カセット５の場合と同じ
である。そして、給紙経路３２から主給紙経路３１に進
んだシートは、−点鎖線で示すように、主給紙経路３１
を上方向に進み、給紙カセット６の所のシート状ガイド
部材４０と補助搬送ガイド板４１との隙間を通過して、
前述の搬送順序と同様に装置本体２の転写装置１４へと
搬送される。このように、給紙カセット５の所のシート
吠ガイド板４０は、補助搬送ガイド板４１の搬送面に対
してシートを通過させうる隙間を有しているので、シー
トは、何等抵抗も受けずに上方向に搬送されることにな
る。

尚、本発明は縦方向に限らず、鉛直方向以外に水平方向
、傾斜方向等の方向でのシートの搬送にも適用可能であ
る。

又、本実施例は、給紙デスクの給紙カセットがフロント
ローディングタイプの画像形成装置について述べたが、
それ以外の画像形成装置でも、もちろん、本発明は利用
できるものである。

［発明の効果］本発明は、第１の搬送路を前記シートが搬送されるとき
にそのシートの第２の搬送路への突入を防止する第１の
姿勢と、第２の搬送路から第１の搬送路に前記シートが
搬入されるときに前記シートを湾曲状態で案内する第２
の姿勢とを取りうるシート状ガイド部材が設けられいる
ので、３１！１の搬送路をシートが通過する際に、第２
の搬送路に入り込むような不都合はなく、また、第１の
搬送路から第２の搬送路にシートが入り込む際、湾曲し
ながら入り込むので、まともに第１の搬送路の搬送面に
衝突することなく、スムーズに方向変換するので、紙詰
まりなどを起こす心配が無い。

また、シート状ガイド部材が第１搬送路の搬送面に対し
て隙間を有している場合は、第１搬送路を通過するシー
トの搬送を妨害しないので、帯電したり、斜め搬送を起
こすような不都合を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る縦方向搬送路を有する搬送機構の
一実施例を含む画像形成装置の概略斜視図、第２囚は上
記画像形成装置の略示断面図、第３図は上記画像形成装
置の下部の給紙デスクの開放扉を閏いた場合の斜視図、
第４図（ａ）は同実施例の弾力性を有するシート状ガイ
ド部材の取り付は状態を示す簡略斜視図、第４図（ｂ）
は上記第４図（ａ）の矢視Ｃ−Ｃ断面図、第５図、第６
図は同実施例の給紙デスクの一部断面図、第７図は従来
の弾性部材の取り付は断面図である。３・・・給紙デスク、５．６．７．８・・・給紙カセッ
ト、３１・・・第１の搬送路、３２・・・第２の搬送路
、４０・・・シート状ガイド部材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シートを直線状に搬送する第１の搬送路と、この
第１の搬送路に実質上傾斜して合流する第２の搬送路と
を有する搬送機構において、第１の搬送路を前記シート
が搬送されるときにそのシートの第２の搬送路への突入
を防止する第１の姿勢と、第２の搬送路から第１の搬送路に前記シートが搬入され
るときに前記シートを湾曲状態で案内する第２の姿勢と
、を取りうるシート状ガイド部材が設けられたことを特徴
とする搬送機構。
（２）前記シート状ガイド部材は弾性を有し、自然状態
において前記第１の姿勢を取り、変位状態において前記
第２の姿勢を取ることを特徴とする請求項１記載の搬送
機構。
（３）前記シート状ガイド部材は、第１の搬送路の搬送
面に対して隙間を有し、第１の搬送路への第２の搬送路
の合流口を被覆するように設けらていることを特徴とす
る請求項２記載の搬送機。
（４）前記第１の搬送路は縦方向の搬送路であることを
特徴とする請求項１又は２記載の搬送機構。