JPH026985Y2 - - Google Patents

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JPH026985Y2
JPH026985Y2 JP11998084U JP11998084U JPH026985Y2 JP H026985 Y2 JPH026985 Y2 JP H026985Y2 JP 11998084 U JP11998084 U JP 11998084U JP 11998084 U JP11998084 U JP 11998084U JP H026985 Y2 JPH026985 Y2 JP H026985Y2
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JP
Japan
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cutting
band saw
workpiece
movable
saw
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JP11998084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は帯鋸盤の切込み行程の下限を設定する
装置に関する。
〈従来技術〉 従来の帯鋸盤の切込み行程の下限を設定する装
置は、例えば第5図に示す如く、基台1に設けら
れたリミツトスイツチ2と鋸フレーム3に配設さ
れたドグ4とによつて、鋸フレーム3が基台1に
対して所定の位置まで到来したことを検知し、そ
の検知信号によつて切込み行程を停止させる方法
が採られていた。ところが、この従来方式による
と、図の如く帯鋸刃5が水平線に対して所定角度
の傾きを保ちつつ切込みが与えられるような帯鋸
盤においては、被削材Wの幅寸法に応じて切断完
了時における帯鋸刃5の位置、すなわち鋸フレー
ム3の位置が異なり、その為、被削材Wの幅寸法
が変わるたびにドグ4の上下方向位置を調節する
必要があつた。
〈考案の目的〉 本考案の目的は、上述の如き帯鋸刃が水平線に
対して所定角度の傾きを保ちつつ切込みが与えら
れるような帯鋸盤において、任意の幅寸法の被削
材で一旦切込み下限を適切に設定しておくことに
より、後は被削材の幅寸法がどのように変わろう
とも全く調整することなく、常に適切な切込み位
置で切込み停止信号を発生することのできる、切
込み行程下限設定装置を提供することにある。
〈考案の構成〉 本考案の特徴とするところは、被削材の左・右
近傍位置に配設され、帯鋸刃を挟持案内する為の
固定・可動両鋸ガイドのうち、可動側の鋸ガイド
を支持して被削材の幅寸法に応じて帯鋸刃の走行
線に沿つて位置調整されるブラケツトに、基台に
対する切込み方向への位置を検出する手段を設
け、その位置検出手段の出力に基づき、可動側の
鋸ガイドが基台に対して所定の位置に到達したと
き、切込み行程停止指令を発するよう構成したこ
とにある。
本考案の原理は次の通りである。
帯鋸刃が水平線に対して所定角度の傾きを保ち
つつ切込みが与えられるような帯鋸盤において、
被削材の幅寸法が変われば切断完了時における帯
鋸刃の切込み位置が変化するのは、被削材はその
一側面が常に基台上の基準位置に位置決めされ、
他側面の位置が幅寸法に応じて変化するので、そ
の変化する他側面の最下端を通過し終えるまで帯
鋸刃を切込ませなければならないためである。
ところで、この種の帯鋸盤においては、鋸ガイ
ドは帯鋸刃が横ぶれせず切削平面を正しく走行す
るよう、被削材のなるだけ近く、すなわち被削材
の両側面よりもわずかに外側に位置させる必要が
あるが、これは可動側の鋸ガイドの位置を調整す
ることによつて行われる。すなわち、可動側の鋸
ガイドは常に上記した被削材の他側面に対して常
にほぼ一定の位置関係に調整される。
本考案はこの点を利用したもので、被削材の幅
寸法が変化して上述の他側面の位置が変わつて
も、それに合わせて位置が調整される可動側の鋸
ガイドとともに位置検出手段の水平面上での位置
を変化させることにより、被削材の幅寸法の変化
による切込み下限の再調整を省略しようとするも
のである。
〈実施例〉 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案実施例の正面図である。基台1
1上に直立されたコラム12には、鋸フレーム1
3が上下方向に摺動自在に支持されている。鋸フ
レーム13にはループ状の帯鋸刃14を掛回して
走行させる為の駆動・従動両ホイール15,16
が配設されており、帯鋸刃14の走行線は水平線
に対して所定の傾斜角を有している。この傾斜角
を保つた状態で、図示しないフイードシリンダに
より鋸フレーム13を下方向に駆動することによ
り、切込みが与えられる。
帯鋸刃14は、鋸フレーム13に配設された固
定ブラケツト17と、鋸フレーム13上を帯鋸刃
14の走行方向に沿つて移動・固定自在の可動ブ
ラケツト18の、それぞれ下端部に設けられてい
る固定側鋸ガイドおよび可動側鋸ガイド32とに
よつて、切削平面に正しく沿うよう挟持案内され
る。
被削材Wは、基台11上で一対のバイスジヨー
19および20によつて挟持される。被削材Wの
幅寸法が変化したときには、一方のバイスジヨー
19を基準として、他方のバイスジヨー20の挟
持位置を変更することによつて対処される。同時
に、可動ブラケツト18を帯鋸刃14の走行方向
に沿つて移動させることにより可動側鋸ガイド3
2を変位させ、被削材Wの近傍位置に両鋸ガイド
がくるよう調節される。
可動ブラケツト18には、スライドブツシユ2
1,21によつて摺動変位自在の検出桿22が支
持されており、その検出桿22の上方にはリミツ
トスイツチ23が配設されている。検出桿22
は、鋸フレーム13の切込み運動に伴つて下降
し、可動ブラケツト18が基台11に対して上下
方向所定の位置に到達したときに、例えば基台1
1の上面によつて上方に押し上げられて、リミツ
トスイツチ23に当接してその接点を作動させる
よう構成されている。このリミツトスイツチ23
の接点信号により、切込み行程を停止させ、ある
いは鋸フレーム13を上方に駆動して初期位置に
復帰させる等のシーケンスが実行される。
以上の本考案実施例によれば、まず、任意の幅
寸法の被削材Wの切断において、切断完了時に検
出桿22がリミツトスイツチ23を押すよう、リ
ミツトスイツチ23の位置に対する検出桿22の
長さ等を調節しておくことにより、以後、被削材
幅寸法がどのように変化しても、常に切断完了時
にリミツトスイツチ23の接点信号が得られる。
すなわち、例えば第2図は本考案実施例により幅
寸法の大きな被削材Wを切断したときの正面図で
あるが、被削材Wの幅寸法に対応して可動ブラケ
ツト18の位置が被削材Wの左端面に対して一定
の関係となるよう調節されるから、その可動ブラ
ケツト18が基台11に対して上下方向所定位置
に到達して検出桿22がリミツトスイツチ23を
押したときには、図に示す如く被削材Wの切断完
了と一致することになる。
第3図および第4図は、本考案の他の実施例の
要部の具体的構造を示す正面図および側面断面図
である。この実施例では、可動ブラケツト18の
下部に検出桿22′およびリミツトスイツチ2
3′をコンパクトにまとめている。検出桿22′は
可動ブラケツト18に固着されたスライドブツシ
ユ21′により上下方向に摺動自在に支承されて
おり、通常の状態においては圧縮コイルばね30
および止め輪31によつてその位置が規制されて
いる。検出桿22′の下端が基台11の上面に当
接すると、検出桿22′は圧縮コイルばね30の
弾性力に抗して上方に押し上げられ、リミツトス
イツチ23′のアクチユエータを押圧し、接点信
号を得る。なお、図において32は可動側鋸ガイ
ドである。この実施例によると、装置がコンパク
トであると同時に、従来の可動ブラケツトに若干
の部品を付加するだけで本考案を適用することが
できる。
なお、以上の実施例では、リミツトスイツチ2
の接点信号によつて切込み停止等の指令を発生し
たが、リミツトスイツチは近接スイツチやフオト
セル等、他のセンサであつても良いことは勿論で
ある。更に、例えば検出桿の変位を連続的に検出
し、その検出値が所定値に達したときに上述の指
令を発するよう構成することもできる。
〈効果〉 以上説明したように、本考案によれば、被削材
幅寸法に応じて、被削材の近傍に位置するよう固
定側鋸ガイドに対して接近・離反される可動側鋸
ガイドを支持する可動ブラケツトに、基台に対す
る切込み方向位置を検出する手段を設け、その検
出信号によつて切込み行程停止指令を発するよう
構成したから、被削材幅寸法が如何に変化しても
全く調節を要することなく、常に適切な切込み行
程停止信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図、第2図は同じ
く本考案実施例の正面図で、被削材の幅寸法が大
きい場合の説明図、第3図および第4図はそれぞ
れ本考案の他の実施例の要部正面図および側面断
面図、第5図は従来装置を示す図である。 11……基台、12……コラム、13……鋸フ
レーム、14……帯鋸刃、17……固定ブラケツ
ト、18……可動ブラケツト、22,22′……
検出桿、23,23′……リミツトスイツチ、3
2……可動側鋸ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯鋸刃の走行線が水平線に対して所定角度の傾
    きを保ちつつ切込みが与えられるよう構成された
    帯鋸盤において、切込み行程の下限を設定する装
    置であつて、被削材の右・左近傍位置に配設され
    帯鋸刃を挟持案内する為の固定・可動両鋸ガイド
    のうち、可動側の鋸ガイドを支持して被削材の幅
    寸法に応じて帯鋸刃の走行線に沿つて位置調整さ
    れるブラケツトに、基台に対する切込み方向への
    位置を検出する手段を設け、その位置検出手段の
    出力に基づき、上記可動側の鋸ガイドが基台に対
    して所定の位置に到達したとき、切込み停止指令
    を発するよう構成したことを特徴とする、帯鋸盤
    の切込み行程下限設定装置。
JP11998084U 1984-08-01 1984-08-01 帯鋸盤の切込み行程下限設定装置 Granted JPS6135716U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11998084U JPS6135716U (ja) 1984-08-01 1984-08-01 帯鋸盤の切込み行程下限設定装置

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JP11998084U JPS6135716U (ja) 1984-08-01 1984-08-01 帯鋸盤の切込み行程下限設定装置

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Publication Number Publication Date
JPS6135716U JPS6135716U (ja) 1986-03-05
JPH026985Y2 true JPH026985Y2 (ja) 1990-02-20

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ID=30678827

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JP11998084U Granted JPS6135716U (ja) 1984-08-01 1984-08-01 帯鋸盤の切込み行程下限設定装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026986Y2 (ja) * 1985-02-01 1990-02-20
JPH0661652B2 (ja) * 1985-06-29 1994-08-17 株式会社アマダ 帯鋸盤

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Publication number Publication date
JPS6135716U (ja) 1986-03-05

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