JPH0266538A - ファインダー内情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファインダー内情報表示装置に関し、特にファ
インダー内の一部に配置した情報表示体をファインダー
視野内に表示し、ファインダー像と共に観察するように
した、例えば銀塩カメラ、ビデオカメラ等の撮影カメラ
のファインダー系に好適なファインダー内情報表示装置
に関するものである。

（従来の技術） 従来よりＪｒｔｔ　影カメラにおけるファインダー内情
報表示装置において、ファインダー内の一部に配置した
情報表示体をファインダー視野内に表示する場合、該情
報表示体からの光束を反射鏡等の光学部材を介してファ
インダー視野内に導いている。そしてファインダー像と
共に該情報表示体を観察している。

第４図は従来のファインダー内情報表示装置において用
いられる情報表示体の一部分の要部概略図である。

同図において４１は表示基板でありビス４２により表示
ホルダー４６に取り付けられている。表示基板４１には
表示素子４０としてのＬＥＤが設けられている。４４は
透明保護カバーであり表示基板４１の上面側に接着配置
されている。４５ａは反射鏡４５の反射面である。４６
ａは孔であり不図示の軸に回動自在に取り付けられてお
り、反射鏡４５の部分がファインダー内に挿脱可能とな
るように構成されている。

同図において情報表示素子４０からの光束は透明保護カ
バー４４を通過し反射ｔ、！、４５の反射面４５ａでフ
ァインダー系の接眼レンズ方向に反射されており、これ
によりファインダー視野内において情報表示を行ってい
る。

このように従来のファインダー内情報表示装置ではＪ？
＋報表示体からの光束を光学部材４５（反射鏡）を介し
てファインダー視野内に導いて表示を行いファインダー
像と共に観察している。

しかしながら同図に示す構成においては、該透明保護カ
バー４４の上面４４ａと反射１！４５の反射面４５ａ迄
の光路間の空間が比較的広い為にカメラ内のゴミやチリ
等が潜入し、保護カバーの上面４４ａや反射鏡４５の反
射面４５ａに付着し観察され易くなるという問題があっ
た。

特に透明保護カバー４４の上面４４ａは情報表示素子４
０から通常１〜２ｍｍ程度しか踵れていない為ファイン
ダー視野をのぞいた際に前記のゴミやチリ等がファイン
ダー視野内において情報表示素子４０と共に良好に観察
されてしまうという問題点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明はファインダー内の一部に配置した情報表示体か
らの光束をファインダー視野内へ導く為の光学部材の形
状を適切に構成することにより、カメラ内のゴミやチリ
等が光学部材の面に付着し、ファインダー観察が悪化す
るのを防止し、又ゴミ等が例え光学部材の一部に付着し
ても該ゴミが見え難いようにし、常に良好なる観察を可
能としたファインダー内情報表示装置の提供を目的とす
る。

（問題点を解決するための手段） ファインダー系の一部に配置した情報表示体からの光束
を光学部材を介してファインダー視野内に導き、該情報
表示体をファインダー視野内に表示するファインダー内
情報表示装置において、前記情報表示体の表示面側には
透明保護カバーが設けられており、前記光学部材は入射
面と射出面そして少なくとも１つの反射面を有するプリ
ズム体より成っており、該プリズム体はその入射面が前
記透明保護カバーの上面側の前記情報表示体から発した
光束が通過する領域を覆うように固定されており、該情
報表示体から発した光束が該透明保護カバーを通過し該
プリズム体の入射面から入射し該反射面で反射した後、
該射出面よりファインダー系の接眼レンズ側へ射出する
形状より構成されていることである。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例のファインダー内情報表示装
置の斜視図、第２図は第１図の表示部の拡大概略図、第
３図は第２図の表示部の側面図である。

第１図において２１はクイックリターンミラーであり、
不図示の撮影レンズから入射した光束をファインダー光
学系に導光させている。２２はファインダーブロックで
あり、該ファインダーブロック２２にはピント板２３、
反射鏡２４が組み込まれている。２２ａは筒部であり、
該筒部２２ａ内には不図示のエレクタ−レンズや接眼レ
ンズが組み込まれており、全体として２次結像式ファイ
ンダー光学系を構成している。２５は表示ホルダーであ
り、軸２６，２７により筒部２２ａに回転自在に取り付
けられている。２８はビスであり、表示ホルダー２５を
筒部２２ａに固定している。

次に第２図において２５ａ、２５ｂは各々孔であり、表
示ホルダー２５の軸２６．２７に取り付ける為に設けら
れている。２５ｃはビス２８の為の孔であり、後述する
調整の為にビス２８のネジ部外径より少し大きめになっ
ている。３１は表示基板であり、ビス３２．３３により
表示ホルダー２５に取り付けられている。該表示基板３
１はガラスエポキシ等によって製造され回路パターンが
形成され情報表示素子３０としてのＬＥＤ　（発光タイ
オード）等が取り付けられている。３４は透明保護カバ
ーであり、透明アクリル製より成り前記情報表示素子３
０のＬＥＤ等を保護するものであり表示基板３１に接着
されている。

第３図において１は本発明に係るファインダー視野方向
へ導く為の光学部材であり、１つの反射面を有するプリ
ズムより構成されている。１ａはプリズム１の反射面、
１ｃはプリズム１の入射面、１ｂはプリズム１の射出面
である。情報表示素子３０からの光束が少なくとも透明
保護カバー３４の上面３４ａを通過する領域を覆うよう
にして透明保護カバー３４の上面３４ａとプリズム１の
入射面１ｃか接着されている。

本実施例において情報表示素子３０からの光束は透明保
護カバー３４を通過しプリズム１の入射面ＩＣに入射し
た後、反射面１ａによフてファインダー視野方向へ反射
され、射出面１ｂより射出しファインダー視野内の一部
に導光されている。

そして情報表示素子３０をファインダー像と共に観察し
ている。

本実施例においてはプリズム１の入射面１ｃは透明保護
カバー３４の上面３４ａの少なくとも情報表示素子３０
からの光束が通過する領域を覆うようにして透明保護カ
バー３４の上面３４ａと接着させている。この為カメラ
内のゴミやチリ等か透明保護カバー３４の上面３４ａに
付着するのを防止し見易いファインダー視野を提供して
いる。

又、例えばゴミやチリ等かプリズム１の射出面１ｂに付
着していても射出面１ｂは透明保護カバー３４の上面３
４ａからさらにプリズム１内の光路長だけ離れている為
、情報表示素子３０とは視度が大きくずれておりゴミが
射出面１ｂに付着していても見え難いファインダー内情
報表示装置を達成している。

第５図は本発明のファインダー内情報表示装置を実像式
のファインダー系に適用したときの一実施例の光学系の
要部概略図である。

同図において５１は撮影レンズ、５２はクイックリター
ンミラーであり、ｉ影しンズ５１からの光束をファイン
ダー光学系、あるいは撮影光学系に選択的に導いている
。５３はピント板であり、撮影レンズ５１によるファイ
ンダー像が形成されている。５４はコンデンサーレンズ
、５５は全反射ミラーであり、コンデンサーレンズ５４
により集光されたピント板５３からの光束をファインダ
ー視野方向へ９０°曲げて反射させている。

５６はエレクタ−レンズ、５７はファインダー系の２次
結像面の位置、５８は接眼レンズ、５９は第３図に示す
構成と同様の本発明に係るファインダー内情報表示装置
の表示部近傍の各要素を示している。情報表示装置の表
示部５９を構成する光学部材により表示素子からの光束
を接眼レンズ５８側へ導いている。そして２次結像面５
７に形成されたファインダー像と共に情報表示素子によ
る情報を観察している。

（発明の効果） 本発明によればファインダー視野内の一部に配置した情
報表示体からの光束をファインダー視野内へ導く光学部
材の形状を前述の如く適切に構成することにより、情報
表示体を保護する透明保護カバーの上面にカメラ内のゴ
ミやチリ等が付着するのを防止し、かつ情報表示体とフ
ァインダー像の双方がファインダー視野内で常に良好に
観察することができるファインダー内情報表示装置を達
成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−実り転倒のファインダー内情報表示
装置の斜視図、第２図は第１図の表示部分の拡大概略図
、第３図は第２図の表示部の（！−１面図である。第４
図は従来のファインダー内情報表示装置のファインダ一
部を示す概略図、第５図は本発明のファインダー内情報
表示装置を実像式のファインダー系に適用したときの一
実施例の光学系の要部概略図である。 図中、１は光学部材、１ａは反射面、２１はクイックリ
ターンミラー、２２はファインダーブロック、２２ａは
筒部、２３はピント板、２４は全反射鏡、２５は表示ホ
ルダー、２６．２７は各々軸、２８はビス、３０は表示
素子、３１は表示基板、３２．３３は各々ビス、３４は
透明保護カバーである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファインダー系の一部に配置した情報表示体から
   の光束を光学部材を介してファインダー視野内に導き、
   該情報表示体をファインダー視野内に表示するファイン
   ダー内情報表示装置において、前記情報表示体の表示面
   側には透明保護カバーが設けられており、前記光学部材
   は入射面と射出面そして少なくとも１つの反射面を有す
   るプリズム体より成っており、該プリズム体はその入射
   面が前記透明保護カバーの上面側の前記情報表示体から
   発した光束が通過する領域を覆うように固定されており
   、該情報表示体から発した光束が該透明保護カバーを通
   過し該プリズム体の入射面から入射し該反射面で反射し
   た後、該射出面よりファインダー系の接眼レンズ側へ射
   出する形状より構成されていることを特徴とするファイ
   ンダー内情報表示装置。
2. （２）前記情報表示体の表示面は該ファインダー系の第
   ２次結像面と光学的に等価な位置でかつ該ファインダー
   系の光軸と略平行に配置されていることを特徴とする請
   求項１記載のファインダー内情報表示装置。