JP4324997B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は一眼レフカメラ等のスーパーインポーズ表示機能を有する一眼レフカメラの表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば特開平7−244317号公報や、特開平1−277225号公報に記載されているようなスーパーインポーズ表示機能を有するカメラが知られている。
このような従来のカメラでは、結像光学系によってフォーカシングスクリ−ンに結像された被写体像をペンタプリズムを介して接眼レンズにより観察するファインダー光学系を有すると共に、フォーカシングスクリーン上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上の表示部を、ペンタプリズムを通して照明手段により照明し、表示部の反射光を被写体像と共に接眼レンズで観察可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、スーパーインポーズ表示される表示部は、微小なプリズムの集合体により構成されている。
この表示部の視認性(アイポイントに関する問題)を向上させるには、照明手段から照射された照明光の、微小プリズムへの入射角度が重要な要素となってくる。しかしながら従来技術では、照明光の微小プリズムへの入射角度に関する問題は述べられていなかった。
【0004】
本発明の目的は、表示部(微小プリズム)がどのエリアにあっても、照明光の表示部における反射光をアイポイントに導くことができ、使用者がファインダーを見る目の位置を動かす(目を振る)ことなく容易にファインダー内表示を視認することができるカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するために本発明では、結像光学系によって矩形のフォーカシングスクリーンに結像された被写体像をペンタプリズムを介して接眼レンズより観察するファインダー光学系を有すると共に、該フォーカシングスクリーン上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上の第1および第2の表示部を該ペンタプリズムを通して照明手段により照明し、該表示部の反射光を該被写体像と共に該接眼レンズから観察可能とする表示手段を有するカメラにおいて、前記照明手段は、第1の表示部を照明するための第1の光源と、前記第1の表示部に対して前記フォーカシングスクリーンの長辺方向に垂直な方向側に配置された第2の表示部を照明するための前記第1の光源とは異なる第2の光源と、少なくとも一部が該ペンタプリズム前部に配置され、且つ前記第1の光源からの照明光を折り曲げて該ペンタプリズムの上部面に向けて第1の入射角度で投射し、該照明光を前記第1の表示部に照射する第1のプリズムと、少なくとも一部が該ペンタプリズム前部に配置され、且つ前記第2の光源からの照明光を折り曲げて該ペンタプリズムの上部面に向けて前記第1の入射角度とは異なる第2の入射角度で投射し、該照明光を表示部に照射する第2のプリズムとを前記フォーカシングスクリーンの長辺方向に連結して一体化された投光光学部材とを備え、前記第1の表示部は、前記第1の照射角度に対し、ほぼ垂直となる傾斜角の稜線を有する微小プリズムを備え、前記第2の表示部は、前記第2の照射角度に対し、ほぼ垂直となり且つ前記第1の表示部の稜線の傾斜角とは異なる傾斜角の稜線を有する微小プリズムを備えるように構成した。
【0006】
【作用】
本発明によれば、照明光の微小プリズムへの照射角度を、微小プリズムの稜線に対して直交となるように構成したので、使用者(観察者)は目を振ることなく全ての表示部を確認することができ、ファインダー視野内の視認性を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を一眼レフカメラに適用した場合の一実施形態を説明する。
図1は一眼レフカメラを横から見た断面図である。カメラの上部には、カメラ上部の外観部材となるカメラ上カバー1が設けられている。、
不図示の撮影光学系(結像光学系)を介した被写体光Lは、可動ミラー3が観察位置(図1の位置、ミラーダウン位置)にある時には、可動ミラー3により反射されて、フォーカシングスクリーン11、後述する反射板12、ペンタプリズム13,接眼レンズ5,6、接眼レンズ保護ガラス7(接眼部)を介して、撮影者により観察される。可動ミラー3がミラーアップして不図示の撮影位置(ミラーアップ位置)にある時には、被写体光Lはフィルム2に到達してフィルムを露光する(被写体光Lはフィルム2上に撮影される)。
【0008】
ペンタプリズム13の接眼レンズ近傍(ペンタプリズム13の後部で且つ接眼レンズ5,6の上部)には、被写体輝度を測定するための公知の測光レンズ8と測光センサー9とが配置されている。
電気実装部品を搭載したフレキシブルプリント基板18は、ペンタプリズム13の外周を覆うように配置されている。
【0009】
ペンタプリズム13の前部には、反射板12上に設けられた表示部の表示内容(図4,図5に示した焦点検出枠12a〜12e)を、被写体光Lと重ね合わせて接眼レンズ5,6から撮影者に同時に視認可能とするための、即ち表示部の内容(焦点検出枠12a〜12e)をスーパーインポーズ表示するための投光要素(14〜17)が設けられている。
【0010】
ペンタプリズム13の前部(被写体側、結像光学系側)のスペースには、発光ダイオード(以下LEDと言う)15(照明手段、光源)と、絞りマスク16(照明手段)とを備えた投光ホルダー17(照明手段)と、投光プリズム14(照明手段、投光光学部材)とが配置されている。
フォーカシングスクリーン11、反射板12、ペンタプリズム13は、投光ホルダー17は、不図示のカメラ本体に支持されている。そして投光ホルダー17は、このカメラ本体にネジにより取り付けられている。
【0011】
次に図2を用いて、本実施形態で用いられる投光要素の具体的構成を説明する。
図2は、光源であるLED15と投光プリズム14及びペンタプリズム13の配置を斜視図である。
投光ホルダー17は、5つのLED15a〜15eと、該5つのLEDにそれぞれ対応する5つの開口を備えた絞りマスク16(図2では不図示)とを備えている。本実施形態では、後述するオートフォーカスのための焦点検出領域が5点あるので、おのおのの焦点検出枠12a〜12eにそれぞれ対応するようにLED15を5個設けている(図5にて後述する)。この5つのLED15a〜15eは図2に示す如く平行に配置されている。
【0012】
投光プリズム14は、該5つのLED15a〜15eからの投光を、それぞれペンタプリズム13へ導くために5分割されている。これによりLED15aの投光はプリズム14aにより、LED15bの投光はプリズム14bにより、LED15cの投光はプリズム14cにより、LED15dの投光はプリズム14dにより、LED15e投光はプリズム14eにより、それぞれペンタプリズム13の上面13aに導かれる。
【0013】
なお本実施形態の投光プリズム14は樹脂により成形されている。
各投光プリズム14a〜14eについて、一例として投光プリズム14eを用いて詳述する。
投光プリズム14eは2つの反射面(第1反射面14e1と第2反射面14e2)と、レンズ部14e3とを備えている。第1反射面14e1は全反射面の鏡面として形成されている。もう一方の鏡面である第2反射面14e2は、全反射面でない。第2反射面14e2の、焦点検出枠12a〜12eに導かれるべきLED光の反射に関係する範囲(第2反射面14e2の中央部分)には、アルミニウム等の反射物質が蒸着されている。これにより第2反射面14e2は反射率を上げている。
【0014】
LED15eからのLED光は、投光プリズム14eに入射すると、反射面14e1で全反射し、さらに反射面14e2で反射して先端のレンズ部14e3で集光される。
投光プリズム14a〜14dも、上述した投光プリズム14eと同様な構造となっている。
【0015】
但し5つの投光プリズム14a〜14eのそれぞれの第1反射面14a1〜14e1は,照射する(対応する)焦点検出枠12a〜12eの位置に応じてそれぞれ微妙に反射角度を変えており、第1反射面が5カ所とも同一面とはなっていない。このことは第2反射面14a2〜14e2についても同様である。
そして各投光プリズム14a〜14eより射出した各LED光は、ペンタプリズム13の上面13b(ペンタプリズムの上部面)からペンタプリズム内に入射する。
【0016】
なお、通常ペンタプリズム13の三角形の上面13aの全面は非反射面としている(黒色塗装を施したり、また粗削り面に成形したりすることにより非反射面としている)が、本実施形態では、入射面を確保するために上面13aの一部13b(台形状の面)を鏡面にしている。即ち図2で言うと、13a1の部分が非反射面であり、13bの部分が鏡面となっている
次に図3、図4を用いて、反射板12の構成について説明する。
【0017】
図3は反射板12を横から見た断面拡大図である。
反射板12は、フォーカシングスクリーン11に対向する面上12f(ペンタプリズム13に対向する側とは反対側の面上、プリズム形成面)に、多数の微細なプリズム(微小プリズム)から成る複数のプリズムの集合部分12a〜12e(図3ではこのうち12a〜12cを示している)を備えている。この複数のプリズム集合部分12a〜12eが、焦点検出枠12a〜12e(表示部)をそれぞれ形成する。
【0018】
各プリズム集合部分12a〜12eの断面形状は、図3に示すように微小三角形の集まりである。
不図示の撮影光学系(結像光学系)より入射した光束(被写体光L)は、このプリズム部分12a〜12eで屈折して接眼レンズ5、6方向への至らない。このため通常時(KED光が照射されていない時)に撮影者が接眼部7から観察した場合、この部分12a〜12eは他のファインダー内視野に比べて薄暗く視認される。
【0019】
一方、LED15により、図3中の斜め上方から反射板12の焦点検出枠12a〜12eを照明すると 、例えば中央エリア12aに対応するLED光L1に注目して考えると焦点検出枠12aの一部を構成するプリズムの斜面12a1で全反射しさらに対向する斜面12a2でも全反射して真上に向かうことになる。なお各焦点検出枠を構成するプリズム12a〜12eに入射しなかったLED光は、フォーカシングスクリーンを通って可動ミラー3の方に抜けるので、撮影者には視認されない。
【0020】
なお天エリア12b、地エリア12cにそれぞれ対応するLED光L2、L3は、それぞれ斜面12b1、12c1、及び斜面12b2、12c2で反射する。これらの斜面12b1、12c1、12b2、12c2は、LED光L2,L3を真上でなくアイポイントに導くように、エリアごとに微妙に斜面の角度を変えて形成されている。このことは、他の2エリア12d、12eの微細プリズム(不図示)についても同様である。
【0021】
なお、反射板12上のプリズム集合部分12a〜12e以外の部分(プリズム形成面12fのプリズム部以外の部分と、面12gの全面)は、透明である。このためLED光が照射されると、このLED光は、このプリズム部分12a〜12eで反射される以外は反射板12内で何らの屈折、反射もされることなく接眼レンズ部5〜7に導かれる。これにより、ファインダー内で通常(LED光が照射されていない状態)黒く(薄暗く)視認される焦点検出枠12a〜12eは、LED光に照射されて見える。本実施形態のLED光は赤い光を照射するものを用いているため、選択されている焦点検出枠(12a〜12eのいずれか)は赤く表示される。この赤いLED光により撮影者は、どの焦点検出枠が選択されているかを一目で識別することができる。
【0022】
なお反射板12のプリズム形成面12fを、マット面11aとフレネル面11bとを持つフォーカシングスクリーン11にできるだけ接近させて配置しているので、撮影者がマット面11aと焦点検出枠12a〜12eとの視度の違い感じることはほとんど無い。
図4は反射板12の斜視図であり、プリズム形成面12fを上にした斜視図である。
【0023】
焦点検出枠12a〜12eは、中央エリア12a、天エリア12b、地エリア12c、左エリア12d、右エリア12eの5カ所である。
また本実施形態では、プリズム形成面12fに、測光領域(図4では中央部重点測光の範囲)を示す線12hを設けている。この理由は、従来のカメラでは中央部重点測光の範囲を示す刻線をフォーカシングスクリーン11のマット面11aに設けていたが、この従来の構成を採用すると、刻線12hと反射板12の焦点検出枠12a〜12eとの間に位置ずれ(視差)を生じる可能性がある。このため本実施形態では、刻線12hを、反射板12のプリズム形成面12f上に設けて、上記位置ずれの発生を防止している。
【0024】
本実施形態では線12hを、この線12hに対応する刻みを備えた型を用いて射出成形により形成している。このため反射板12上の線12hは凸状(微小突起状)になっている。
なお、線12hは必ずしもプリズム形成面12f上に設ける必要はない(反射板12の面12g上に形成しても良い)が、しかしながら上記位置ずれの発生(視差の発生)を抑制するためには、できるだけ線12hをフォーカシングスクリーン11のマット面11aに近接させることが好ましいので、本実施形態では線12hをプリズム形成面12f上に形成している。
【0025】
図5は反射板12の焦点検出枠12a〜12eを構成する微細プリズム(微小プリズム)の斜面の向きと、LED15からの入射光の角度の関係を表した図である。
図5中の各検出枠12a〜12eの枠内に記載された斜線は、各微細プリズムの稜線を示している。
【0026】
LED15からの入射光に対し、各プリズムの斜面(稜線)が略直交するように配置構成している。これにより中央エリアの焦点検出枠12a以外の焦点検出枠12b〜12eに対応するLED15b〜15eのLED反射光も、アイポイントに到達することができ、どの焦点検出枠であっても、撮影者は目を振ることなく(目の位置を変えることなく)容易に視認することができる。
【0027】
図5から明らかなように、LED15aのLED光L1は焦点検出枠12aを照明し、LED15bのLED光L3は焦点検出枠12cを照明し、LED15cのLED光L2は焦点検出枠12cを照明し、LED15dのLED光L5は焦点検出枠12eを照明し、LED15eのLED光L4は焦点検出枠12dを照明する。
【0028】
なお、本実施形態では、図5から明らかなように、各焦点検出枠12a〜12eの微細プリズムの稜線(斜面)の角度は、検出枠毎に異なる角度となっているが、本発明はこれに限られるものでは無い。
例えば、検出枠毎の微細プリズムの傾斜角度(稜線の角度)を全て同じにしておく代わりに、各投光プリズム14a〜14eの2つの反射面(第1反射面14a1〜14e1と第2反射面14a2〜14e2)の傾斜角度を調節することで、各照明光の対応する各微細プリズムへの照射角度を、各微細プリズムの稜線に対して直交となるように構成しても良い。
【0029】
ここで、図1乃至図3、図5を用いて、LED15から投光されたLED光の伝達経路について説明する。
LED15からLED光L1〜L5(可視光)が投光されると、該LED光は、まず絞りマスク16に設けられた不図示の開口により絞られる(図1参照)。この絞りマスクで絞られることにより、LED光の光束が広くなって、そのLEDに対応しない他の焦点検出枠を照明することを防いでいる。
【0030】
その後LED光L1〜L5は、投光プリズム14に入射する(図1、図2参照)。投光プリズム14は、入射したLED光L1〜L5を、上述した如く反射、集光しながらペンタプリズム13の上面13a(ペンタプリズムの上部面)へ導く(図1,図2参照)。
ペンタプリズム13に入射したLED光L1〜L5は、図1、図3に示した如き光路(図1,図3ではLED光L1〜L3のみ図示)によりペンタプリズム13を一旦通過し、反射板12に到達する。
【0031】
反射板12に入射したLED光は、上述の如くプリズム形成面12f上の微細プリズム12a〜12eで反射した後、再びペンタプリズム13に入射する(図1,図3参照)。
その後のLED光は、被写体光Lと同様の経路(図1の如くペンタプリズム13内部で反射されて、接眼レンズ5,6、接眼レンズ保護ガラス7へと導かれる経路)をたどった後、撮影者に視認される。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、照明光の微小プリズムへの照射角度を、微小プリズムの稜線に対して直交となるように構成したので、使用者(観察者)は目を振ることなく全ての表示部を確認することができ、ファインダー視野内の視認性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、一眼レフカメラを横から見た縦断面図である。
【図2】図2は、LEDと投光プリズム及びペンタプリズムの配置を示す斜視図である。
【図3】図3は、反射板の断面、及び照明光学系からの光路を示す拡大断面図である。
【図4】図4は、反射板の斜視図である。
【図5】図5は、反射板上の焦点検出枠を構成する微細プリズムの斜面の向きと、LEDからの入射光の角度の関係を表した図である。
【主要部分の符号の説明】
1 カメラ上カバー
3 可動ミラー(ミラー部材)
5,6 接眼レンズ(ファインダー光学系)
7 接眼レンズ保護ガラス(ファインダー光学系、接眼部)
11 フォーカシングスクリーン(焦点板)
12 反射板(表示板、表示部材)
12a〜12e 焦点検出枠(表示部、プリズム集合部分、微小プリズム、微細プリズ ム)
13 ペンタプリズム(ファインダー光学系)
13a 上面(ペンタプリズム上部面)
13a1 非反射面(非鏡面、粗削り面、塗装面、塗膜面)
13b 鏡面(光透過面、透光面)
14 投光プリズム(照明手段、投光要素、投光光学部材)
15 発光ダイオード(LED光源、投光要素、照明手段、光源)
16 絞りマスク(照明手段、投光要素、絞り部材)
17 投光ホルダー(照明手段、投光要素、保持部材)
18 フレキシブルプリント基板(回路基板)
L 被写体光
L1〜L5 LED光(照明光)
Claims (1)
- 結像光学系によって矩形のフォーカシングスクリーンに結像された被写体像をペンタプリズムを介して接眼レンズより観察するファインダー光学系を有すると共に、該フォーカシングスクリーン上あるいは被写体像の予定結像面近傍に配置された反射板上の第1および第2の表示部を該ペンタプリズムを通して照明手段により照明し、該表示部の反射光を該被写体像と共に該接眼レンズから観察可能とする表示手段を有するカメラにおいて、
前記照明手段は、第1の表示部を照明するための第1の光源と、前記第1の表示部に対して前記フォーカシングスクリーンの長辺方向に垂直な方向側に配置された第2の表示部を照明するための前記第1の光源とは異なる第2の光源と、少なくとも一部が該ペンタプリズム前部に配置され、且つ前記第1の光源からの照明光を折り曲げて該ペンタプリズムの上部面に向けて第1の入射角度で投射し、該照明光を前記第1の表示部に照射する第1のプリズムと、少なくとも一部が該ペンタプリズム前部に配置され、且つ前記第2の光源からの照明光を折り曲げて該ペンタプリズムの上部面に向けて前記第1の入射角度とは異なる第2の入射角度で投射し、該照明光を表示部に照射する第2のプリズムとを前記フォーカシングスクリーンの長辺方向に連結して一体化された投光光学部材とを備え、
前記第1の表示部は、前記第1の照射角度に対し、ほぼ垂直となる傾斜角の稜線を有する微小プリズムを備え、
前記第2の表示部は、前記第2の照射角度に対し、ほぼ垂直となり且つ前記第1の表示部の稜線の傾斜角とは異なる傾斜角の稜線を有する微小プリズムを備えることを特徴とするカメラ。
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