JP4418607B2 - ファインダ表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の測距ポイントを有するAFシステムとTTL方式のファインダを有するカメラのファインダ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一眼レフカメラなどでは、撮影レンズで結像されるピント面と等価な位置にフォーカシングスクリーンを配置し、その部分に測距ターゲットなどの表示体を設けファインダで被写体像と測距ターゲットなどを同時に観察できるファインダ装置が実用に供されている。
上記装置において、複数の測距ポイントを表示する場合、微細なプリズムアレイを透明アクリル板上に形成し、これをフォーカシングスクリーン近傍に配置する方式が提案されている。
これは、透明アクリル板上に形成されたプリズムアレイ部に、光源からの光を投光し、その全反射光をアイポイントへ導く方式である。
【0003】
ところで、上記従来のファインダ表示装置では、フォーカシングスクリーンとは別に設けられている透明アクリル部材にごみが付着しやすく,傷が付き易い。そのため、一旦ごみが付着したり、傷が発生すると、ファインダ内に大きく表示されてしまうという欠点がある。例えば、ファインダの倍率は通常5〜6倍であるため、0.1mmのゴミがつけば、0.6mmに拡大され、傷,ゴミが目立つこととなる。
そのため、製造工程においては透明アクリル板にゴミなどが付着しないように管理する必要がある。しかしながら、0.1mm程度のゴミが付着しないように管理することは容易なことではなく、そのため、生産工程での歩留まりが低下するという問題がある。
【0004】
図5は、従来のファインダ表示装置の一例を示す図である(特開平8−62703)。
この例によれば、ペンタダハプリズム38の上部にSI照明レンズ32およびSI−LED31を配置し、SI照明レンズ32の端面に対面するペンタダハプリズム38の上面に窓を設けてSI−LED31から光を取り入れている。
ピント等価部分には下面にフレネルレンズ35aを、上面に焦点結像面35bを有するフォーカシングスクリーン35と表示板36が配置され、表示板に刻まれている測距範囲を照明し、接眼レンズ群39により観察できるようになっている。
【0005】
この例は、照明機構をペンタダハプリズムの上部に配置しているため、ペンタダハプリズム上面に窓を設ける必要があり、ペンタダハプリズムのコストアップ要因になるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、複数の測距ポイントから選択された測距ポイントをファインダの視野画面内に重ねて表示できるTTL方式のファインダを有するカメラにおいて、上記諸問題を解決するもので、その目的は、ファインダ内にゴミや傷などが発生しにくく、しかもペンタプリズムなどに追加加工を施すことのない、安価で信頼性の高いファインダ表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明によるファインダ表示装置は、複数の測距ポイントを有するAFシステムとTTL方式のファインダを有するカメラにおいて、前記複数の測距ポイントに対応する複数の測距ターゲットを有するフォーカシングスクリーンと、前記フォーカシングスクリーンの後方に配置された鏡面を有するペンタプリズムまたはコンデンサレンズと、前記フォーカシングスクリーンの側面に配置された光源とからなり、前記光源は前記ペンタプリズムまたはコンデンサレンズの下面の鏡面に対し、光線が所定の角度で入射するように配置し、前記鏡面で反射した光が前記フォーカシングスクリーン上の前記測距ターゲットを照射するように構成し、前記複数の測距ポイントから選択された測距ポイントに対応する前記測距ターゲットをファインダの視野画面内に重ねて表示するように構成されている。
本発明において前記所定の角度は、15°〜30°に設定される。
本発明は、上記構成において前記フォーカシングスクリーン上の前記測距ターゲットには前記光源からの光線をアイポイント方向に偏光させる反射面を有し、前記反射面には反射率を高める蒸着層を有している。
本発明は、上記構成において前記反射面はプリズムアレイで形成され、当該プリズムアレイのピッチxは以下の条件を満たしている。
0.015mm<x<0.025mm
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。
図1は、本発明によるファインダ表示装置の実施の形態を示す図である。(a)は、光学部材がペンタプリズムであり,(b)は光学部材がコンデンサレンズの例である。
(a)において、ペンタプリズム1の下面1aは鏡面を有している。ペンタプリズム1の下方のピント面にはフォーカシングスクリーン3が配置されている。
フォーカシングスクリーン3の側面にはLED4が測距点の数だけ配置されている。
【0009】
LED4は、その光軸が下面1aに対し角度θ1 になるように固定されている。下面1aへの光線の入射角θ1 は次の条件を満たしている。
15°<θ1 <30°・・・(1)
LED4から出射した光は、下面1aの鏡面で反射され、フォーカシングスクリーン3のマット面3aに達する。マット面の測距ターゲットの反射光は、ペンタプリズム1で光線の方向が変えられるとともに被写体像の向きが反転させられ、アイピース2に入射し、撮影者は被写体像と測距ターゲットを同時に観察することができる。
【0010】
(b)において、ペンタプリズム1とフォーカシングスクリーン3の間にコンデンサレンズ5が挿入されている。コンデンサレンズ5の下面5aは鏡面仕上げが施されている。
LED4は、フォーカシングスクリーン3の側面に配置され、その光軸はコンデンサレンズ5の下面5aに入射する位置の接線に対し、上記(1)式と同様、θ1 になるような角度となっている。
LED4から出射した光は、コンデンサレンズ5の下面5aの鏡面で反射され、フォーカシングスクリーン3のマット面に達する。マット面の測距ターゲットの反射光は、コンデンサレンズ5で集光された後、ペンタプリズム1で光線の方向および被写体像の向きが変えられ、アイピース2に入射する。
【0011】
図2は、フォーカシングスクリーンのターゲットの反射率と角度の関係を示す図である。ペンタプリズム1またはコンデンサレンズ5の下面1a又は5aの反射率は30パーセント程度確保できれば良く、そのためには入射面に対し、光源の光軸の角度が15°〜30°の角度を確保する必要がある。
【0012】
図3は、照明ポイントと光源の位置関係を示す図である。
測距システムは、中央部と各角に配置された5点測距であり、各測距点に対しそれぞれLEDが設けられている。中央の測距ターゲット10aに対しLED8が対応する。左上部の測距ターゲット10bに対しLED11が、右上部の測距ターゲット10cに対しLED9が、右下部の測距ターゲット10dに対しLED7が、左下部の測距ターゲット10eに対しLED10がそれぞれ対応する。
各LEDはその光軸の延長上に不要な測距ポイントが存在しないような配置関係にしてある。このように配置することにより選択した測距ターゲットのみが明瞭にファインダで確認することができる。
【0013】
図4は、フォーカシングスクリーン形状の例を示す図である。
(a)は、フォーカシングスクリーン12の中央にカッコ形状の測距ターゲット6が形成された例である。測距ターゲット6は、光源からの光線をアイポイント方向へ偏光させるため一定の角度を持った反射面6aを有している。この反射面は反射率を高めるため蒸着が施されている。
(b)は、フォーカシングスクリーン13の中央に測距ターゲット7がピッチxのプリズムアレイで形成された例である。このプリズムアレイが光源からの光線をアイポイント方向へ偏光させるための反射面となっている。反射率を高めるため蒸着が施されている。ここで、ピッチは以下に示す条件を満たしている。
0.015mm<x<0.025mm・・・(2)
【0014】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、複数の測距ポイントを有するAFシステムとTTL方式のファインダを有するカメラにおいて、複数の測距ポイントに対応する複数の測距ターゲットを有するフォーカシングスクリーンと、フォーカシングスクリーンの後方に配置された鏡面を有するペンタプリズムまたはコンデンサレンズと、フォーカシングスクリーンの側面に配置された光源とからなり、光源はペンタプリズムまたはコンデンサレンズの下面の鏡面に対し、光線が所定の角度で入射するように配置し、鏡面で反射した光がフォーカシングスクリーン上の測距ターゲットを照射するように構成し、複数の測距ポイントから選択された測距ポイントに対応する測距ターゲットをファインダの視野画面内に重ねて表示するものである。
したがって、ゴミの付着,傷の発生を低減でき、生産工程において歩留りの良好な信頼性の高いファインダ表示装置を実現できる。また、ペンタプリズム等に追加加工を施す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファインダ表示装置の実施の形態を示す図である。
【図2】フォーカシングスクリーンのターゲットの反射率と角度の関係を示す図である。
【図3】照明ポイントと光源の位置関係を示す図である。
【図4】フォーカシングスクリーン形状の例を示す図である。
【図5】従来のファインダ表示装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 ペンタプリズム
2 アイピース
3,12,13 フォーカシングスクリーン
4,7,8,9,10,11 LED
5 コンデンサレンズ
6,10a,10b,10c,10d,10e ターゲット
7 プリズムアレイ(測距ターゲット)

Claims (4)

  1. 複数の測距ポイントを有するAFシステムとTTL方式のファインダを有するカメラにおいて、
    前記複数の測距ポイントに対応する複数の測距ターゲットを有するフォーカシングスクリーンと、
    前記フォーカシングスクリーンの後方に配置された鏡面を有するペンタプリズムまたはコンデンサレンズと、
    前記フォーカシングスクリーンの側面に配置された光源とからなり、
    前記光源は前記ペンタプリズムまたはコンデンサレンズの下面の鏡面に対し、光線が所定の角度で入射するように配置し、前記鏡面で反射した光が前記フォーカシングスクリーン上の前記測距ターゲットを照射するように構成し、
    前記複数の測距ポイントから選択された測距ポイントに対応する前記測距ターゲットをファインダの視野画面内に重ねて表示することを特徴とするファインダ表示装置。
  2. 前記所定の角度は、15°〜30°に設定されることを特徴とする請求項1記載のファインダ表示装置。
  3. 前記フォーカシングスクリーン上の前記測距ターゲットには前記光源からの光線をアイポイント方向に偏光させる反射面を有し、前記反射面には反射率を高める蒸着層を有することを特徴とする請求項1または2記載のファインダ表示装置。
  4. 前記反射面はプリズムアレイで形成され、当該プリズムアレイのピッチxは以下の条件を満たすことを特徴とする請求項3記載のファンダ表示装置。
    0.015mm<x<0.025mm
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