JPH0266218A - Pcパイルの製造方法 - Google Patents

Pcパイルの製造方法

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JPH0266218A
JPH0266218A JP15037489A JP15037489A JPH0266218A JP H0266218 A JPH0266218 A JP H0266218A JP 15037489 A JP15037489 A JP 15037489A JP 15037489 A JP15037489 A JP 15037489A JP H0266218 A JPH0266218 A JP H0266218A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なPCパイルの製造方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、PCパイル(プレストレストコンクリート抗)は
、パイルのひび割れ発生防止と剛性及び曲げ強さを向上
させる目的から高張力筋材を軸筋に使用し、この高張力
筋材を円周上に所要間隔に配置し、その外周に螺旋鉄筋
をスポット溶接して鉄筋籠を製作し、次いで高張力筋材
に引張強さの70%相当の引張張力を導入し、かつ形枠
内に配置し、コンクリート原料を形枠内に投入して遠心
成型し、蒸気養生後プレストレストを導入している。
そしてその高張力筋材として、一般に、JIS G31
09の異形PC鋼線、特に0種1号の降伏点130kg
 / mm ”以上、引張強さ140 kg/mm”以
上、破断伸び5%以上の線材が使用されていた。
しかし、このようにJISで鋼張力線材の破断伸びが5
%以上に規定されているものの、−aにそのスポット溶
接に際して螺旋鉄筋を400℃〜500℃に予熱し電極
に通電してスポット溶接されていた等の理由で、実際に
使用されPCパイルに埋設された高張力線材の破断伸び
5%を少し越える程度のものであったに過ぎず、また現
実にこの状態で8%を越える高張力線材は存在していな
かった。
それ故、PCパイル中に埋設された線材の破断伸びは高
いものでも6%程度であった。
また、従来の製造方法によって得られたPCパイルは、
応力損失が多かった。
(解決しようとする問題点) 従来のPCパイルは上述のように、PCパイル中に埋設
された線材の破断伸びにも限度があり、また応力の損失
が高いものであった。そのためであろうか、従来のパイ
ルは運搬時や施工時に落下や衝突等により衝撃を受けた
場合に高張力筋材が脆性破断し、パイルが切損する事故
を起こし易いという欠点があった。
本発明は、従来の耐衝撃特性の欠点を改善した新規なP
Cパイルを提供するための製造方法を提供しようとする
ものである。
(問題を解決するための手段) 本発明は、炭素量を0.4%以下含有する線材を熱間圧
延後、後700℃以下の温度から調整冷却によってマル
テンサイト化し、脱スケール工程を経ることなく、ロー
ラーダイズで伸線した後、焼戻した高張力筋材を円周上
に所要間隔に配置し、その外周に螺旋筋を巻回し、可動
電極スポット溶接用電極に2.500〜3.250 A
の電流を2〜4サイクル通電させるとともに、高張力筋
材に螺旋鉄筋を一定圧で加圧してスポット溶接し、その
直後焼戻し用電極に2.750〜3,500 Aの電流
を2〜4サイクル通電させて前記スポット溶接により高
張力筋材に生じた硬化層の焼戻しを行い、次いで以上の
ようにして製作された鉄筋能の高張力筋材を緊張状態に
してコンクリート中に埋設定着した後蒸気養生すること
を特徴とするPCパイルの製造方法である。
本発明のPCパイルの製造方法において使用される高張
力筋材は、炭素量0.4%以下を含有する線材を熱間圧
延後700℃以下の温度から調整冷却によってマルテン
サイト化し、脱スケール工程を経ることなく、ローラー
ダイズで伸線した後、焼戻した高張力筋材である。
熱間圧延においては、少なくとも仕上圧延機群により偏
径差0.1 mm以内及び寸法精度±0.1 mm以内
の範囲内に精密圧延することが重要である。
通常この種の鋼線は、伸線加工後に焼入れ処理が施され
るが、本発明において使用される筋材は、熱間圧延時の
線材の保有熱を利用し、臨界冷却速度以上の冷却速度で
衝風冷却されたものであることが好ましい。熱間圧延後
の線材を水冷などの強制冷却によって700℃以下(7
00℃〜500℃の範囲がこのましい)に急冷した後、
調整冷却を行えば、通常のステルモア方式の装置での衝
風冷却でも集束までに十分にマルテンサイト化し、薄く
てそのまま伸線可能なスケールしか生成させ得ない。
かかる低温からの調整冷却によって、高強度のマルテン
サイト化した鋼線を得るのに好ましい組成は、次のもの
である。Cを0.IO〜0.40%、Siを0.05〜
1.50%、Mnを0.70〜2.50%、C,rを0
.10〜1.50%含有することが好ましく、更に微量
成分としてTi:0.0050 = 0.030%、B
:0.0002〜0.005%の1種または2種を含有
することがより好ましい。
残部はPaおよび不純物である。
上記の組成を持つ鋼線は、衝風冷却による比較的遅い冷
却速度でも十分にマルテンサイト化し、しかも生成する
スケールは前述の如き好ましいものとなる。
調整冷却によってマルテンサイト化した鋼線は、脱スケ
ール工程を経ずに、直接、伸線工程に送られる。このよ
うに脱スケール工程を経ないことも本発明方法の特徴の
一つである。また、この鋼線の伸線をローラダイズによ
って行うことも特徴の一つとしている。ローラダイズは
一般の圧延と同様の原理で、V−Hのロール群の組合せ
によって線材に圧力を加えて伸線するものである。
ローラダイズによって所定の径まで伸線された鋼線は、
そのまま焼戻し工程に送られるが、又は異形加工を施さ
れた後に焼戻しされる。
なお、従来の高張力筋材は、焼入れ一焼戻しの熱処理を
必須とするが、本発明方法では、既に圧延工程に直結し
た調整冷却によって鋼線がマルテンサイト化されている
ので、伸線或いは異形加工後の熱処理は、焼入れの必要
がなく、焼戻しだけでよい。
マルテンサイト化しただけでは、引張強さはJISOP
C鋼棒の所定の値は満足するが、降伏点が低い。焼戻し
は、この降伏点を向上させるために実施する。加熱は高
周波誘導加熱によるのが望ましい。
一般にPC鋼棒には、直線性と耐しラクゼーション性が
重要であり、本発明に使用する線材にこれらの特性を安
定してもたらせるために、焼戻し後にその冷却過程で温
間矯正を行うことが更に好ましい。
上記の高張力筋材をPCパイルに応用するためには、ま
ず鉄筋前を編成する必要がある。以下その鉄筋前の編成
方法について一例を挙げて説明する。
本発明において使用される螺旋鉄筋はJIS G350
5の軟鋼線材で特にSWRM 8が好ましい。そして鉄
筋前を編成するときは、第1図に示すように、高張力筋
材1を円周上に所要間隔に配置し、その外周に螺旋鉄筋
2を巻回し、それらの各交点をスポット溶接し、直ちに
焼戻しする。その溶接焼戻し装置の一例を示せば第2図
の通りである。この例では、高張力筋材は陰極となる固
定電極リング3上に固定された筋材ガイド4間にセット
され、その外周に螺旋鉄筋2を巻回し得るようにしであ
る。スポット溶接用の可動電極5と焼戻し用の可動電極
6はその螺旋鉄筋2の外側に圧接するようにされている
。またこの可動電極5.6は回転して遠心力と自重が作
用しても常に一定に圧接するよう溶接ベツドの自重を小
さくし、押し付けるバネの力を強くして構成されている
本発明の製造方法においては、炭素量を0.4%以下含
有する線材を熱間圧延後700℃以下の温度から調整冷
却によってマルテンサイト化し、脱スケール工程を経る
ことなく、ローラーダイズで伸線した後、焼戻しだ高張
力筋材を円周上に所要間隔に配置し、その外周に螺旋筋
を巻回し、可動電極のスポット溶接用電極に2.500
〜3.250 Aの電流を2〜4サイクル通電させると
ともに、高張力筋材に螺旋鉄筋を一定圧で加圧してスポ
ット溶接し、その直後可動電極の焼戻し用電極に2,7
50〜3.500 Aの電流を2〜4サイクル通電させ
て前記スポット溶接により高張力筋材に生じた硬化層の
焼戻しを行い、次いで以上のようにして製作された鉄筋
前の高張力筋材を緊張状態にしてコンクリート中に埋設
定着した後蒸気養生するのであり、スポット溶接用電極
と焼戻し用電極に可動電極を使用するのは、溶接直接後
に焼戻しを行うことが可能であるからである。そして最
初に可動電極5のスポット溶接用電極に2.500〜3
.250 Aの電流を2〜4サイクル通電し、高張力筋
材1に螺旋鉄筋2を一定圧で加圧してスポット溶接し、
次いで可動電極5を回転移動し、前記スポット溶接部に
可動電極6の焼戻し用電極を位置させ、前記スポット溶
接の直後、例えば約0.5秒後に可動電極6の焼戻し用
電極に2.750〜3.500 Aの電流を2〜4サイ
クル通電させて前記スポット溶接により高張力筋材に生
した硬化層の焼戻しを行う。
以下にこれらの数値を限定した根拠を示す。まず後記す
る実施例の方法により製造された高張力筋材Bについて
、溶接電流と電極の加圧力と通電量の関係によって生ず
る伸びの変化を試験した結果を第1表に示す。なお、ス
ポット溶接と焼戻しは同じ2サイクルで実験し、焼戻し
は溶接電流よりも250A高くして実施した。
(以下余白) (注 引張強度が5900 kg/本のときは、141
.8kg/mm”に対応する。) なお、第2表中の絞りは7.28mm径の高張力筋材が
切断した箇所の径であり、破断位置の「平行部」とは、
スポット溶接間に切断部があったことを示し、「スポッ
ト部」とはスポット溶接位置で破断したことを示す。こ
の第2表から破断部が何処で通電サイクル数を2〜4サ
イクルの範囲内で変化させても、この表の結果と大差無
かった。従って、この表の結果より溶接は2.500〜
3.250 Aの電流を2〜4サイクル通電させ、焼戻
しは2,750〜3.500 Aの電流を2〜4サイク
ル通電させることが高緊張鋼材の高破断伸び(8,1%
以上、通常8.5%以上の破断伸び)を確保する上で必
要であることが判った。なお、本発明では破断伸びの測
定はJTS Z 2241に規定された方法であった。
ところで、電極の加圧力を適宜調節することは困難であ
るから加圧力を一定値、例えば40kgに設定すること
が好ましい。
次に電極の加圧力を40kgとし、電流2,700 A
で2サイクル通電して溶接し、約0.5秒後、3.00
OAの通電で焼戻して編成した10個の鉄筋籠の高張力
線材の試験結果は第2表の通りである。同様な実験を条
件を変えて実施したが、第2表の結果と大差がなかった
以下家自 あれ、鉄筋籠の高張力筋材の破断伸びは8.1%以上に
なっていることが判る。
このような試験を繰り返して高張力筋材の溶接条件を前
記のように決定した。
そして本発明方法は、このような条件で編成した鉄筋籠
を型枠内に入れ、かつ、その高張力筋材を緊張し、コン
クリートを型枠内に投入し、遠心力成型し、所定の強度
にコンクリートが硬化すると脱型してプレストレスを導
入し、蒸気養生してPCパイルを得るものである。この
養生の際に第1・クレープ養生するとコンクリートの養
生時間が短くなり、安定した強度が短時間に得られるの
で好ましい。
また、本発明において、得られたPCパイルのコンクリ
ートは高強度であることが望ましく、圧縮強さでいえば
800 kg / trm ”以上とす′ることが好ま
しい。そのためにも養生方法とし高温高圧蒸気養生(オ
ートクレーブ養生)を採用することが有効である。
ところで以上のようにして製造したPCパイルは、特殊
な鋼材を使用し、高張力筋材の破断伸びが大きいととも
に、後述するように、応力損失も少なく、これらが相ま
ってパイルの衝撃性能が顕著に優れたものとなる。
言葉を変えて表現すれば、炭素量0.4%を越える線材
を用いては本発明によって製造されるPCパイルの性能
を得ることは不可能であり、更に、炭素量0.4%以下
の線材を用いても、その処理方法を誤れば製品パイル中
に埋設された高張力筋材の破断伸びが、8.1%以上と
ならなかったり、パイルの応力損失量比率が0.75%
以下とならなかったりして、やはり本発明によって製造
されたPCパイルが発揮する性能を発揮できなくなる。
即ち、従来のPCパイルでは、プレストレス導入時のス
トレス量に比し、オートクレーブ養生後のパイルの応力
損失は27%程度であったが、本発明で得たPCパイル
の応力損失は20%以下であり、本発明で得たPCパイ
ルの応力損失量比率は20÷27=0.75以下という
優れた値を示す。
従って、本発明において従来パイルと同量の筋材を使用
した場合には有効プレストレス量がはるかに大きく、前
記破断伸びとこの有効プレストレスが相乗的に作用し、
PCパイルとして格段の耐衝撃性を示す。また、従来品
と同程度の有効プレストレス量でよしとする場合には、
高緊張筋材の使用量を減らすことができる。
なお、プレストレス量の測定は、筋材に発生している力
をワイヤーストレインゲージで測定し、コンクリート断
面に換算して算出される。筋材の緊張力(型枠に定着す
るときの初期緊張力)は、ワイヤーストレインゲージで
発生している引張歪から算出し、養生後の有効プレスト
レスの測定は、この筋材を切断し、ワイヤーストレイン
ゲージにより残留歪量を測定する。
応力損失率は、下記の式により算出される。
以下に本発明の実施例を記載する。
実施例 鋼種A(組成: CO,10,Si 0.49. Mn
 1.5LP O,021,S 0.01B、  Ti
  O,010゜B O,000%)および 鋼種B(組成: CO,30,St O,55,Mn 
1.4飢P O,020,S O,018,Ti  O
,035゜B O,000%)および の2種の鋼材を熱間圧延によって直径7.5 mの線材
とし、強制水冷によって、650℃に急冷した。
これをレーイングコーンによってリング状となし、コン
ベア上に展開して、0.4℃/seeの冷却能力をもつ
衝風によって調整冷却した。コンベアの長さは40m、
冷却時間は100秒である。
これらの線材をスケール付きのままローラーダイズ(2
セツト、タンデム)を用い、加工速度90m /min
、無潤滑で、直径7.5〜7.28価に冷間伸線した。
伸線した線材に冷間で小判形の異形加工を施し、高周波
(250KW、 3 K11z)による焼戻しく450
℃)を行った。更に、高周波コイルの出側約5mの位置
にスピンナー型矯正機を置き、線材の曲がりが2 mm
/ 1.5 m以内となるように矯正加工した。矯正機
の入口温度は440℃とした。
なお、ローラーダイズ伸線から温間矯正まで同一のライ
ンで連続処理したが、その加工速度は90m/分であっ
た。
前記の如くして製造された直径7.28n++++の高
張力筋材A、Bおよび比較例として在来の径7.28+
+u++規格の製品(JIS G 3109の異形PC
鋼棒、特にD種1号の降伏点130 kg/M”以上、
引張強さ145 kg/lrrm ”以上、伸び5%以
上)を各6本づづ軸筋として使用し、これを円周上に一
定間隔を保持して配置し、その外周に螺旋鉄筋(SWR
M 8)をスポット溶接して鉄筋籠を製作した。スポッ
ト溶接は螺旋筋を軸筋に一定の加圧力(40kg)で押
圧しつつ、可動電極のスポット溶接用電極に2.750
 Aの電流を2サイクル通電させることにより行い、そ
の直後、焼戻し用電極に3,000 Aの電流を2サイ
クル通電して焼戻した。このようにして径250M、長
さ10mの鉄筋籠を製造した。
また比較例として前記の高張力筋材A、Bを使用して、
溶接電流を2.000 Aおよび3,500 Aとした
以外は上記と同じ方法により同じ寸法の鉄筋顛を製造し
た。
このようにして製作した各種の鉄筋部を用いてPCパイ
ルを製造した。即ち、型枠内に上記の鉄筋能の一つを配
置し、初期張力4,06t/本で型枠に筋材を緊張定着
し、常法に従い遠心力成型し、65℃の常圧蒸気養生を
5時間行った後、型枠から緊張を解き、パイルにストレ
スを導入した。これをオートクレーブ(ゲージ圧10k
g/cn)に入れ、9時間(昇圧3時間、定圧4時間、
降圧2時間)の養生を行い、径300 mm、肉厚55
鵬、長さ10mの製品を得、それぞれ有効プレストレス
量を測定し、パイルの応力損失率(%)を算出した。結
果は第3表に示す通りである。なお、第3表にはパイル
の応力損失量比率も示した。但し、応力損失量比率は在
来規格品の3種の平均応力損失率の26.0パーセント
を100とした。鋼線の破断伸びはJIS Z 224
1の規定に従って測定し、測定結果を第3表に示した。
また、パイルの耐衝撃性を試験するために、第3図に示
すように、PCCバイルの一端を支持架台7で支持し、
他端をワイヤーロープ8で吊り、落下高さHを適宜定め
、ワイヤーロープ8を切断し、PCCバイルを落下させ
た。そして破壊に至る落下高さを測定した。その結果を
第3表に示す。
(以下余白) (発明の効果) 本発明の製造方法は、特殊な高張力筋材を特定条件で使
用することによって、従来のPCパイルの耐衝撃性が著
しく改善された新規なPCパイルを製造することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は鉄筋能の概要を示した正面図、第2図は溶接装
置の概要図、第3図は衝撃試験状態の側面図である。 1−高張力筋材、2・・・螺旋鉄筋、3−・・固定電極
リング、4・・−筋材ガイド、5−固定電極、6・−・
固定電極、7−・−支持架台、8−ワイヤーロープ、A
・・・PCパイル。 特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素量を0.4%以下含有する線材を熱間圧延後
    700℃以下の温度から調整冷却によってマルテンサイ
    ト化し、脱スケール工程を経ることなく、ローラーダイ
    ズで伸線した後、焼戻した高張力筋材を円周上に所要間
    隔に配置し、その外周に螺旋筋を巻回し、可動電極スポ
    ット溶接用電極に2,500〜3,250Aの電流を2
    〜4サイクル通電させるとともに、高張力筋材に螺旋鉄
    筋を一定圧で加圧してスポット溶接し、その直後可動電
    極の焼戻し用電極に2,750〜3,500Aの電流を
    2〜4サイクル通電させて前記スポット溶接により高張
    力筋材に生じた硬化層の焼戻しを行い、次いで以上のよ
    うにして製作された鉄筋籠の高張力筋材を緊張状態にし
    てコンクリート中に埋設定着した後蒸気養生することを
    特徴とするPCパイルの製造方法
  2. (2)蒸気養生が、高温高圧蒸気養生を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲1項記載のPCパイルの製造方法
JP15037489A 1989-06-15 1989-06-15 Pcパイルの製造方法 Granted JPH0266218A (ja)

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