JPH0266118A - 磁気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板の製造方法 - Google Patents

磁気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板の製造方法

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JPH0266118A
JPH0266118A JP21812688A JP21812688A JPH0266118A JP H0266118 A JPH0266118 A JP H0266118A JP 21812688 A JP21812688 A JP 21812688A JP 21812688 A JP21812688 A JP 21812688A JP H0266118 A JPH0266118 A JP H0266118A
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Toshimichi Omori
大森 俊道
Haruo Suzuki
治雄 鈴木
Tetsuya Sanpei
哲也 三瓶
Hisatoshi Tagawa
田川 寿俊
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Nippon Kokan Ltd
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/12Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
    • C21D8/1216Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties the working step(s) being of interest
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄
板の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 近年の電気、電子機器の著しい発展にともない、磁気を
発生する装置あるいは磁気により正常な機能が発揮され
ない可能性を有する装置の普及が顕著になっている。こ
れらの装置は通常、磁気発生装置の場合、不要な空間へ
の磁気の漏洩を防止するための磁気遮蔽が行われており
、また、磁気の影響を受ける可能性のある装置の場合、
外部からの漏洩磁気による誤動作を防ぐための磁気遮蔽
が行われている。
また、磁気遮蔽に用いられる材料としてパーマロイ、ス
ーパーマロイのニッケル基軟磁性合金、純鉄を挙げるこ
とが出来る。その−例として、MRI(磁気共鳴断層診
断装置)の磁気遮蔽に用いられる材料を考えた場合、パ
ーマロイ等のニッケル基合金は、一般に透磁率が極めて
高く地磁気程度の磁気遮蔽を効果的に出来る反面、高価
な材料であり、かつ飽和磁化が低いため遮蔽材の厚内化
が必要であるという欠点をもつ。そこでMRI装置自身
に用いられる磁気遮蔽材料は専ら純鉄が用いらている。
しかし、現状のMHIの磁気遮蔽は、工業的に供給され
ている通常の純鉄板の直流磁化特性に基づいて設計され
ているが、もつとも優れた特性を規定するJIS  C
2504SUYPO規格の純鉄に基づいて磁気遮蔽を行
った場合でさえ、ある程度の磁気遮蔽システムの重厚化
、ある程度の漏洩磁場の広がりは免れない。
すなわち、より効果的な磁気遮蔽を行うためには、より
優れた直流磁化特性を有する純鉄厚板が必要となってく
る。
一般に純鉄板の直流磁化特性は、結晶粒径、内部歪み、
下部組織の影響を強く受ける。高透磁率を得るためには
、結晶粒の粗大化と内部歪みの除去が有効であり、特に
結晶粒の粗大化は保磁力を低減する上でも有効である。
また、Fe以外の不純物元素量を低減することも良好な
直流磁化特性を得る上で重要である。よって、現状の静
磁場遮蔽用純鉄は、極力不純物元素量を低減し、変態点
以上のできるだけ高い温度で圧延を終了し、さらに変態
点を超えない温度域で極力内部歪みを除去すべく熱処理
を施したうえで使用される。特に良好な直流磁化特性が
要求される場合は、変態点を大きく超える温度域で結晶
粒粗大化熱処理を行う、あるいは、日本金属学会第23
巻第5号(1984年発行)r極厚電磁鋼板の開発」に
示されているように、圧延終了直後冷却過程において、
フェライト結晶粒成長を促進すべく該鉄板を特定の温度
域に保温あるいは徐冷することも行われている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の製造法によるこの種の鉄板においては、変態点直
下で熱処理を行い、極力内部歪みを除去しても、JIS
  C25045UYPO規格を遥かに上回る性能は得
られない、特性向上のためには、化学成分における一層
の高純度化、結晶粒の粗大化および内部歪み、下部組織
の低減が必要である。しかし、現状レベル以上の高純度
化はコストが過大になり、また結晶粒粗大化については
、変態点を大きく超える温度域で長時間保持した後徐冷
を要するので、コスト高となる0両者を併用すれば、特
性は向上するが極端なコスト高となり、経済性を喪失す
る。また、圧延終了直後冷却過程において、フェライト
結晶粒成長を促進すべく該鉄板を特定の温度域に保温あ
るいは徐冷する方法は、板厚100 amを超える材料
に対しては比較的簡便に適用可能であるが、本発明の対
象とする板厚2〜100關の鉄板に適用する場合には専
用の設備が必要となる0以上を要約すれば従来の製造法
では、JIS  C25045UYPO規格を遥かに上
回る性能を持つ鉄板を経済的に製造することができない
などの問題点がある。
本発明は以上のような問題点の解決を図ったものであり
、 磁気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板を
安価に製造することの出来る方法の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明に係る磁
気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板の製造方
法は、 重量%でC:0.01%以下、 Si:0.01%以下、Mn:0120%以下、P:0
.015%以下、S:0.01%以下、sol、A、R
:0.015%以下、 N:0.005%以下、残部が実質的にFeよりなる純
鉄を、加熱温度950〜1300℃、910℃以下での
1バス毎の圧下率5〜30%、910℃以下での累積圧
下率を20%以上、圧延仕上温度を600〜900℃な
る熱間圧延を行ない板厚21II!以上100 u+以
下の鉄板となし、該鉄板を圧延終了後直ちに強制冷却し
、かつ最終的に700〜900℃の熱処理を行った、磁
気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板の製造方
法である。
本発明における化学成分の限定理由について以下に説明
する。
一般にこの種の磁性材料としての用途を持つ純鉄におい
ては含有する元素を極力低減することが必要であるが、
経済性から判断して上記の上限値を選択した。但し、M
nについては、M n / Sが10以下になると製造
中に有害な割れが発生する場合があるので、この値が1
0以上になるようにMnおよびSを選択した。
次に圧延条件、熱処理条件についての限定理由について
以下に説明する。
従来の製造法によって、純鉄板を製造する場合には91
0℃以上、概ね1150℃以下すなわちフェライト変態
点以下で圧延を終了するので、オーステナイトから変態
したフェライト結晶粒径は比較的板厚の厚いものでも概
ね150μm以下であり、かつ圧延により導入された歪
みはオーステナイトの再結晶もしくは回復により開放さ
れているのでフェライト変態時に生じた変態歪みが内在
している。したがって内部歪みを除去するための熱処理
を十分行っても、結晶粒が十分粗粒でないこと、および
変態歪みによる回復のため生じた下部組織が存在するた
め、本発明の目的とする良好な直流磁化特性を達成する
ことは出来ない。この圧延終了温度(以下仕上温度)を
極端に高く採った場合は、フェライト変態を起こす前の
オーステナイトが粗粒になるためある程度の粗粒化は可
能となるが、実際的でなく、コスト高となる0本発明に
よる圧延では、従来技術と発想を異にしており、寧ろ圧
延による歪みを圧延中の加工間における再結晶異常粒成
長および最終熱処理における再結晶または再結晶異常粒
成長に利用するので、圧延仕上温度はフェライト変態点
以下である900℃以下のフェライト域に設定する必要
がある。圧延仕上温度を低く設定することは圧延後に残
存する歪みを増大させ、最終で誘起する再結晶をより全
面的なものにするので、結果的に純鉄板に内在する歪み
が少なく、良好な直流磁化特性を具備することが出来る
。しかし圧延仕上温度を600℃未満にとると製造に要
する時間を増大させコスト高となるだけでなく、本発明
における圧延条件によっては、圧延終了後に残存する歪
みを極端に増大させ、再結晶による細粒化を招く場合が
ある。910℃以下のフェライト域における圧下率につ
いては、5%未満の場合は再結晶異常粒成長を誘起する
には不十分であり、30%超えた場合には寧ろ再結晶に
よる細粒化が起こる可能性があり、また製造設備能力の
上でも困難である。
フェライト域での熱間圧延の累積圧下率については、最
終的に実施する熱処理で再結晶異常粒成長を誘起するの
に十分な値は20%である。これ未満では圧延後に残存
する内部歪みが不十分なため最終熱処理において優れた
磁気特性を具備させるに十分な再結晶、あるいは粒成長
を誘起することができない場合がある。 以上の圧延条
件を採ることによって各圧延間での再結晶異常粒成長お
よび最終熱処理における再結晶もしくは再結晶異常粒成
長を誘起することが可能であるが、純鉄板の仕上板厚を
2 m+a未満とした場合は圧下率が極度に増大し易く
、再結晶による細粒化を生じ易い、また仕上板厚を10
0順超えとじた場合は板厚中心部まで、圧延による歪み
を有効に印加することが困難である。上記のことから本
発明では該仕上板厚を2m11〜100ffllに限定
した。
圧延終了後の冷却については、圧延による歪みを有効に
凍結、残存せしめるため強制冷却(空冷より速い冷却速
度による冷却。例;水冷、ミスト冷却)が必要であり、
これによって圧延後に残存する内部歪みが冷却中に回復
により開放される時間が無く、かつ水冷など強制冷却に
よる熱歪みも加わって、再結晶異常粒成長を効果的に誘
起する。冷却速度が強制冷却の場合より遅い場合には内
部歪みが冷却中に開放され易く、最終熱処理での再結晶
異常粒成長を期待することが困難である。
圧延後の熱処理については、圧延後に残存する内部歪み
を駆動力として再結晶あるいは粒成長させるものである
が、熱処理温度の上限はフェライト変態点以下具体的に
は900℃であり、下限としては700℃が必要である
。加熱保持時間については熱処理温度および対象とする
純鉄板の板厚にもよるが少なくとも30分以上保持する
ことが必要である。
[実施例] 以下本発明を実施例によって説明する。
第1表に実施例に用いた純鉄および鋼の化学成分を示す
。第2表に製品の化学成分、圧延条件、冷却条件、熱処
理条件と直流磁化特性との関係を示す、第2表で本発明
例と比較例との対比を行った。この場合直流磁化特性の
優れたものはO印で示し、劣っているものはX印で示し
た。以下にそれらを詳述する。
(実施例1) ここでは鋼種Aを用い圧延仕上り温度、圧延後冷却条件
、そして最終熱処理条件の検討を行ったものである。N
a4〜N[Llo、NIL14は本発明例であり、Na
l 〜N[L3 、 No、11〜Nwl 3 、 N
[Ll 5゜N1L20.Na32は比較例である。比
較例のうちN[L 1 、Nα2は従来技術による比較
例を示す、比較例Nal〜Na 3は仕上温度がフェラ
イト変態点910℃以上で、NILL、N[L2は圧延
後冷却が空冷、N(L 3はミスト冷却の場合である。
これらの場合では、最終熱処理前の鉄板に残存する歪み
がフェライト変態歪みかあるいはそれにミスト冷却によ
る歪みが加わったものであるので、最終熱処理により残
存した内部歪みの開放はあるものの粒成長への寄与はな
く、回復による下部組織形成もあり、顕著な直流磁化特
性の改善は得られながった。
本発明例のN[L 4〜Nil 8は仕上温度が9oo
℃以下のフェライト域で、圧延後冷却がミスト冷却の場
合である。N[L4は仕上温度が850’Cで比較的高
温であるので圧延による歪みが各圧延間における再結晶
異常粒成長を誘起する。その結果、フェライト結晶粒は
著しく粗大化するが、尚も残存した歪みは圧延後冷却に
よって凍結され、この歪みおよび冷却による熱歪みは最
終熱処理において、部分的な再結晶及び回復によって開
放される。そのためNa 4の製品は粗大がっ歪みの少
ないフェライト結晶粒により構成され、優れた直流磁化
特性を具備している。
Nα5は仕上温度を800”Cに設定したものである。
この場合、850℃近傍での圧延により粗大化したフェ
ライト結晶粒は、800℃迄の圧延によりやや伸長化し
相応の歪みが付与される。この歪みは各圧延間、および
圧延終了直後のミスト冷却までの間に多少回復により開
放されるが、ミスト冷却によりその多くは有効に凍結さ
れる。したがって、850℃に30分間保持する最終熱
処理によりほぼ全体的な再結晶を促進することが可能と
なり、Na4よりも更に優れた直流磁化特性が得られる
。  k6.Na7.Nα8においては、仕上温度をそ
れぞれ750℃、700℃、650℃に設定した場合で
ある。これらの場合においてもN05と同様のメカニズ
ムが働き、仕上温度の低減と共に、残存せしめる歪み量
の増加に伴う最終熱処理における再結晶が顕著に起こり
優れた直流磁化特性が得られている。特にNo、 8に
おいては最終熱処理において異常粒成長を誘起しており
、本発明例の中で最高の特性が得られている。第1図は
圧延仕上温度と保磁力HCおよび最大透磁率μm8との
関係をしめずグラフである。ここにおいて・印は圧延直
後の強制冷却を行った場合を示す0強制冷却はミスト冷
却によったものである。○印は圧延直後に強制冷却を行
なわない場合を示す。空冷によったものである0図から
明らかなように本発明の範囲である圧延仕上温度600
 ’C〜900℃では圧延仕上温度の低減と共に、保磁
力HCおよび最大透磁率μm8の改善が認められる。
比較例N1L32では、圧延終了後徐冷を行ったが、こ
こでは圧延により付与された歪みが回復により開放され
最終熱処理で再結晶を促進することができないので、直
流磁化特性が改善されていない。本発明例のNa 9 
、N[L 10は、最終熱処理温度800℃、保持時E
30分の場合であるが、N[L5.N[L6と比べて、
最終熱処理温度が低いので直流磁化特性はやや劣るが比
較例より優れた値を保っている。
比較例のNIILllは圧延仕上温度750″Cで空冷
を行った場合である。従来技術の比較回覧1、N[L2
より良好な直流磁化特性を示しているが、本発明例のN
o、 9に比べて直流磁化特性の低下が認められる。
比較例のNQ、12、Na 20は最終熱処理温度を、
No、13は圧延冷却条件および最終熱処理温度を本発
明の範囲外に採ったものであり、何れも良好な結果が得
られていない。
本発明例のN[L 14は最終熱処理温度を本発明の範
囲の下限に採った場合であるが、満足すべき結果が得ら
れている。
比較例のNα15は最終熱処理温度を950℃に採った
場合であるが、良好な特性は得られていない0本発明例
のNa19は最終熱処理の保持時間を60分に採った場
合であり、N[L7に比べて更に良好な特性が得られて
いる。
(実施例2) ここでは異なった鋼種を用いた場合について検討したも
のであり、本発明例Na16は鋼種Bを用いたものであ
り、比較例N[Ll7は鋼種C,N(Ll8は鋼種りを
用いたものである0本発明例NL 16は鋼種Aに比べ
て不純物元素が多いので、Na 6に比べて直流磁化特
性の劣化がやや認められるが、従来技術の比較例N[L
l、Na2に比べて良好な値を保っている。比較例No
、17.18は本発明の範囲外の鋼板を用いた場合であ
るが、直流磁化特性の凹著な劣化が認められる。第2図
は鋼種A、B、C,Dと保磁力H6および最大透磁率μ
ff1aXとの関係をしめずグラフである。この場合、
仕上温度は750℃、最終熱処理温度850℃、保持時
間30分である8本発明の範囲に化学成分を採ることに
よって良好な直流磁化特性が得られることを示している
(実施例3) ここでは圧延時の圧下条件を主体として検討したもので
ある。比較例N[L21は1パス当たりの圧下率を3%
に設定した場合で、圧下率が低いので、各圧延間での再
結晶異常粒成長、強制冷却による歪みの凍結、および最
終熱処理による十分な再結晶が発生せず、直流磁化特性
の大幅な改善は認められない、比較例Na26.111
[L27は累積圧下率が本発明の範囲に比べて低い場合
、比較例No、25は1パス当たり圧下率を36%に採
ったので再結晶による細粒化が発生した場合、比較例N
[L33は1パス当たり圧下率、累積圧下率いずれも本
発明の範囲を超えて設定したので細粒化が発生した場合
であるが、これらの例においては直流磁化特性の大幅な
改善は認められない。
本発明例N[L22〜NIL 24は本発明の範囲にお
いて圧延条件を定めたもので、何れも良好な結果を示す
(実施例4) ここでは板厚について検討したものであるが、本発明例
Na 28〜N[L31は良好な結果が得られている。
第  1  表 [発明の効果] 以上のように、この発明によれば、熱間圧延条件と後熱
処理条件を限定することにより、JISC25045U
YPOを上回る直流特性を有する純鉄板を安価に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
L、化上五泉 (’C) 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 重量%でC:0.01%以下、 Si:0.01%以下、Mn:0.20%以下、P:0
    .015%以下、S:0.01%以下、sol、Al:
    0.015%以下、 N:0.005%以下、残部が実質的にFeよりなる純
    鉄を、加熱温度950〜1300℃、910℃以下での
    1パス毎の圧下率5〜30%、910℃以下での累積圧
    下率を20%以上、圧延仕上温度を600〜900℃な
    る熱間圧延を行ない、板厚2mm以上100mm以下の
    鉄板となし、該鉄板を圧延終了後直ちに強制冷却し、か
    つ最終的に700〜900℃の熱処理を行うことを特徴
    とする磁気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板
    の製造方法。
JP21812688A 1988-08-31 1988-08-31 磁気シールド特性に優れた高透磁率軟磁性純鉄板の製造方法 Pending JPH0266118A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360094B1 (ko) * 1998-08-07 2002-12-18 주식회사 포스코 자기차폐성이 우수한 브라운관용 냉연강판 및 그 제조방법

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