JPH01142028A - 磁気特性の優れた厚肉鋼材の製造方法 - Google Patents

磁気特性の優れた厚肉鋼材の製造方法

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JPH01142028A
JPH01142028A JP30301087A JP30301087A JPH01142028A JP H01142028 A JPH01142028 A JP H01142028A JP 30301087 A JP30301087 A JP 30301087A JP 30301087 A JP30301087 A JP 30301087A JP H01142028 A JPH01142028 A JP H01142028A
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JP
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less
thick
magnetic
steel
steel plate
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JP30301087A
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English (en)
Inventor
Osamu Masuko
増子 修
Yutaka Oka
裕 岡
Hiroshi Otsubo
宏 大坪
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/12Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
    • C21D8/1216Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties the working step(s) being of interest
    • C21D8/1222Hot rolling

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く発明の目的〉 産業上の利用分野 本発明は磁気特性の優れた厚肉鋼材の製造方法に係り、
詳しくは、人体の精密断層撮影装置であるNMR−CT
の磁気シールドあるいは加速器の電磁石の鉄芯なと直流
磁化条件で使用される高磁気特性を有する厚肉鋼材の製
造方法に係る。
なお、ここで言う厚肉鋼材とは熱間加工後、コイル状に
巻取らない鋼材で、例えば、厚み101ml以上の厚板
などをさす。
従  来  の  技  術 従来、直流磁化条件で使用される磁気特性の優れた鉄鋼
材料としてはJIS C 2503、C 2504に規
定される電磁軟鉄棒、電磁軟鉄板がある。これらのJI
Sで規定されている寸法は、電磁軟鉄棒の場合1.0〜
16mmφ径の棒で、電磁軟鉄板の場合0.6〜4,s
+nm厚の薄板であり、何れも小型の物に限定されてい
る。ところが、NMR − CTの磁気シールド用ある
いは加速器の電磁石の鉄芯用としては20mm前後〜数
百mm厚までの厚物が必要となる。この場合、薄板を積
層して製作する方法があるが、非常にコストアップにな
り、また、製作技術の点から実質的には不可能と考えら
れる。
一方、機械構造用炭素鋼材の8100あるいはそれを若
干改良した鋼材が上述した用途に使用されている例があ
るが、もともと磁気特性用に設計されていないため、そ
れほど良好な磁気特性が得られない。
また、高透磁率の熱間圧延鉄板を製造する方法としては
、特開昭60−208417号公報などで提案されてい
る。この場合の熱処理温度は800〜910℃であるが
、この成分系では800〜910℃に加熱した場合、変
態白を越え、冷却時に細粒化し、低磁場での磁気特性を
低下させ、さらに、熱処理温度が高いので製造コス]・
アップにつながる問題があった。
前述した用途、例えば、NMR−CTの磁気シールド用
材としては、本体の強力な磁場による外部の電子機器へ
の影響を除くことと、NMR−CT自体も外部からの低
磁場の影響を敏感に受けるので、この影響を除く必要が
ある。従って、要求される性能としては、高い透磁率と
低磁場から高磁場にわたって高い磁束密度を有すること
である。ところが、このような性能を有する材料は薄鋼
板のみで、厚内鋼材では児受けられなかった。
発明が解決しようとする問題点 本発明はこれらの問題点の解決を目的とし、具体的には
、最大透磁率6000以上、磁場10eで磁束密度0.
8■以上、磁場250eで1.[35T以上である磁気
特性の優れた厚肉鋼材の製造方法を提供することを目的
とする。
〈発明の構成〉 問題点を解決するための 手段ならびにその作用 本発明は、重量%でC: 0.02%以下、Si:0.
3%以下、Mn:0.5%以下、P:0,01%以下、
S:0.01%以下、A l : 0.005〜0.0
(i%、Cu:0.1%以下、Cr : 0.05%以
下、Mo:0.1%以下、0:0.010%以下、N 
: 0.01%以下、残部Feおよび不可避的不純物か
らなる組成の鋼を加熱し、仕上温度がAr、点以下の条
件で1パス当りの圧下率が5%以上、合計圧下率が10
%以上の熱間加工を行ない、冷却11(350℃〜Ac
、点の湯度範囲で1時間以上焼なましすることを特徴と
する。
以下、図面によって本発明の手段たる構成ならびに作用
を説明すると、次の通りである。
第1図は実施例における本発明鋼および比較鋼のそれぞ
れの磁界の強さと磁束密度の関係を示すグラフでaる。
本発明者等は前述したような高い透磁率、低磁場から高
磁場にわたって高い磁束密度を有する厚鋼板を得るため
には、1)減磁率を大きくする元素および磁壁の移動を
妨げる析出物や介在物を形成するような元素を極力少な
くする。
2)磁壁の移動を妨げる粒界を少なくする□。すなわち
、フェライI・結晶粒径を靭性を損なわない間開で大き
くすること。3)磁壁の移動を妨げる転位、空孔をなく
することが有効である口とを確認し、そのためには成分
の制御および熱間圧延条件と焼鈍条件を適切に組合わせ
ることが重要であることを見出した。
以下に本発明の詳細な説明する。
+51 まず、本発明厚肉鋼材の化学成分組成の限定理由につい
て説明する。
C: Cは減磁率が大きく、析出物をも形成するため、
磁気特性に悪影響を及ぼすので極力下げた方がよいが、
あまり下げすぎると製鋼時のコストアップ、強度不足に
なるので0.02%以下と限定した。
Si:Siは強度および透磁率を大きくする元素である
が、添加しすぎると飽和磁束密度を低下させるので0.
3%以下と限定した。
Mn:Mnは強度を大きくするが、減磁率が大きい元素
なので0.5%以下と限定した。
P、S:P、Sは鋼中において非金属介在物を形成し、
かつ偏析することにより磁気特性を低下させるので、0
.01%以下とした。
AI:Alは脱酸剤として用いるので0.005%以上
添加するが、多くなりすぎると介在物を生成し、磁気特
性に悪影響を及ぼすので0.06%以下とした。
Cu、Or、 Mo :  Cu、 Or、 Moは磁
気特性の減磁率を大きくする元素なので少ないほど良い
。従って、G +tは0.1%以下、Crは0.05%
以下、MOは0.1%以下とした。
0: 0は鋼中において非金属介在物を作り磁気特性を
低下させるので0.010%以下とした。
N: Nは磁気特性の減磁率を大きくする元素なので少
ない程好ましく0.01%以下とした。
次に、製造方法について説明する。
まず、熱間加工における加工前の加熱温度は特に規定し
ないが、1100℃〜1300℃の温度範囲に加熱する
ことが望ましい。すなわち、1100℃以上にするのは
、AINなどを十分固溶させるためであり、1300℃
以下にするのは、1300℃を越えて加熱するとスケー
ルが多量に生成するし、製造コストも高くなるためであ
る。仕上げ温度をAr、点以下とするのは、Ar、点を
越える領域で熱間加工を斡了すると、加工歪が僅かしか
残存しないため、次工程の熱処理で粗粒が得られないし
、変態により細粒化してしまう。そこで、Ar、点以下
で最終加工を行なうことにより熱間加工歪が残存し、次
工程の焼なましで粒成長が生じ易(なる。
また、Ar1点以下での1パス当りの圧下率、合計圧下
率が小さすぎると、残存する加工歪が小さく、次工程の
焼なましで粒成長が生じにくくなるので、1パス当りの
圧下率、合計圧下率をそれぞれ5%以上、10%以上と
した。
また、焼鈍条件を650〜Ac、点の温度範囲で1時間
以上とするのは、(350℃未満あるいは1時間未満で
は粒成長が不十分であり、Ac1点を越えて加熱すると
、冷却時、変態が起り、細粒化して低磁場での磁気特性
を低下させるからである。
なお、焼鈍後の冷却は徐冷が望ましい。
実施例 以下、実施例によって更に説明する。
第1表に示す化学組成の鋼について転炉溶製後、連続鋳
造でスラブを製造した。これらのスラブを1200℃に
加熱後、第1表に示す製造条件で厚さ25〜75mmの
厚鋼板を製造し、引張試験、20℃でのシャルピー衝撃
試験および磁気特性試験を実施した。なお、従来法は他
社特許の一例をあげたものであり、また、比較法は本発
明法の条件外の方法である。その測定結果を第2表に、
また、磁場10eおよび250eでの磁束密度をJIS
 C25040種の規格値とともに第1図に示す。
第2表および第1図より本発明の範囲内の化学組成、製
造条件下で製造した場合、最大透磁率6000以上、磁
場10eで磁束密度0.8■以上、磁場250eで1.
65T以上の結果を得ることができる口とが分る。これ
に反して比較法は一般に最大透磁率が低く、また、磁束
密度については磁場10eにおける磁束密度が低く本発
明法との差が・、゛発明の効果〉 以上説明したように、本発明は、重量%でG:0.02
%以下、Si:013%以下、Mn:0.5%以下、p
 : o、oi%以下、S : 0.01%以下、Al
:0.005〜0.06%、Cu:0.1%以下、Or
、:0.05%以下、MO=0.1%以下、O: 0.
010%以下、N : 0.01%以下、残部Feおよ
び不可避的不純物からなる組成の鋼を加熱し、仕上温度
がAr、点以下の条件で1パス当りの圧下率が5%以上
、合計圧下率が10%以トの熱間110工を行ない、冷
却後G50’C〜Ac。
点の温度節回で1時間以上焼なましすることを特徴とし
、これにより最大透過率6000以上、磁場10eで磁
束密度0.8T以ト、磁場250eで1.55T以トの
磁気特性の優れた厚肉IA+4を得ることができ、 N
MR−CTの磁気シールドあるいは加速器の電磁石の鉄
心など直流磁化条件で使用される厚内鋼材を容易に供給
することができるようになつ1こ 。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例における本発明鋼および比較鋼のそれぞ
れの磁界の強さと磁束密度の関係を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  重量%でC:0.02%以下、Si:0.3%以下、
    Mn:0.5%以下、P:0.01%以下、S:0.0
    1%以下、Al:0.005〜0.06%、Cu:0.
    1%以下、Cr:0.05%以下、Mo:0.1%以下
    、O:0.010%以下、N:0.01%以下、残部F
    eおよび不可避的不純物からなる組成の鋼を加熱し、仕
    上温度がAr_1点以下の条件で1パス当りの圧下率が
    5%以上、合計圧下率が10%以上の熱間加工を行ない
    、冷却後650℃〜Ac_1点の温度範囲で1時間以上
    焼なましすることを特徴とする磁気特性の優れた厚肉鋼
    材の製造方法。
JP30301087A 1987-11-30 1987-11-30 磁気特性の優れた厚肉鋼材の製造方法 Pending JPH01142028A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009131635A (ja) * 2001-04-11 2009-06-18 Philippe Landa 少なくとも1人の着座使用者用デスクまたは製図テーブルとして機能するワークステーション

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