JPH026519A - 高分子ゲルの製造方法 - Google Patents

高分子ゲルの製造方法

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JPH026519A
JPH026519A JP63156701A JP15670188A JPH026519A JP H026519 A JPH026519 A JP H026519A JP 63156701 A JP63156701 A JP 63156701A JP 15670188 A JP15670188 A JP 15670188A JP H026519 A JPH026519 A JP H026519A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、非水分散重合法によるポリウレタン系高分子
ゲルの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
非水分散重合法による熱可塑性ポリウレタン粉末の製造
法は、特公昭57−29485号公報などで公知である
。この重合法の最も重要な技術は分散剤の選択である。
特に、ポリウレタン系の高分子ゲルの製造においては、
分散剤の性能が高分子ゲル生成の成否に大きな影響を与
える。従来知られていた分散剤、例えば、メタクリル酸
ラウリルとメタクリル酸メチルとの共重合体を用いた場
合、分散能力が低く、ポリウレタンの組成によっては分
散が不十分で、粒子状の高分子ゲルが生成されないとい
う欠点があった。
本発明者は、従来の分散剤の分散性能の不良の欠点を改
善するため、分散剤組成および分散方法について鋭意研
究検討を重ねた結果、ポリウレタンの原料の一つである
ポリオールに不飽和結合をもたせ、炭化水素側鎖を有す
るエチレン性不飽和単体をグラフ)jll1合させた分
散剤を用い、ポリウレタンの原料と有機媒体を高シェア
ー攪拌機を用いて微細に分散させることにより、分散性
のすぐれたポリウレタン系高分子ゲルを製造することが
出来ることを見出し、本発明を完成するに至りた。
即ち、本発明は、 ポリイソシアネート、分子内に2個以上の活性水素基を
有する化合物、および分散安定剤を有機媒体中で分散さ
せて反応せしめるに際し、分散安定剤として、分子内に
不飽和結合を有するポリオール100重量部に対して炭
素数6以上の炭化水素基からなる側鎖を有するエチレン
性不飽和単量体20から400重量部を反応せしめて得
られる化合物を用いることを特徴とする高分子ゲルの製
造方法である。
本発明における高分子ゲルの製造は、有機媒体中でポリ
イソシアネート、活性水素化合物および分散安定剤を重
合させ、有機媒体を連続相として重合体を不連続の粒子
状で生成させる方法で行うことができる。
本発明で用いることのできるポリイソシアネートとして
は、少なくとも2個のインシアネート基を有する化合物
である。これらの例としては、トリレンジインシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イノシアネートなどおよびこれらの異性体からなる芳香
族ジイソシアネート、1.6−へキサメチレンジイソシ
アネート、1.12−ドデカンジインシアネート々どの
脂肪族ジイソシアネート、シクロヘキサン1.4−ジイ
ソシアネート、インホロンジイソシアネートなどの脂環
式ジイソシアネートなどがあげられる。tた、これら化
合物と活性水素基含有化合物との反応によるイソシアネ
ート基末端化合物、カルボジイミド化反応、インシアヌ
レート化反応などによるイソシアネート変性体、アニリ
ンとホルムアルデヒドとの縮合物をホスゲン化して得ら
れるポリイソ/アネートなどもあげられる。また、メタ
ノール、ルーフタノール、ベンジルアルコール、ε−カ
フロラクタム、メチルエチルケトンオキシム、フェノー
ル、クレゾールなどの活性水素を分子内に1個有するブ
ロック剤で一部または全部を安定化したポリイソシアネ
ートなども使用することが出来る。
本発明に用いることのできる分子内に2個以上の活性水
素基を有する化合物としては、(イ)分子ff1400
〜5000の範囲内にある高分子量の化合物として、ポ
リエステルポリオール、ポリアルキレンエーテルポリオ
ール、ポリアクリルポリオール、ポリアミン、ポリカー
ボネートポリオールなどが挙げられる。
(ロ)分子量400以下の低分子量の化合物として、エ
チレングリコール、1.4−ブタンジオール、プロピレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミンなどおよび通常鎖
延長剤として使用されている活性水素基含有化合物が挙
げられる。
これらは、分子内に3個以上の活性水素基を有する高分
子量の化合物(イ)を使用するときは、(イ)の分子内
に2個の活性水素基を有する化合物または、(ロ)の分
子内に2個以上の活性水素基を有する低分子量の化合物
を併用することができる。
更に、(イ)の分子内に2個の活性水素基を有する高分
子量の化合物を使用するときは、(ロ)の分子内に3個
以上の活性水素基を有する化合物を併用することか必要
である。
ポリイソシアネートおよび分子内に2個以上の活性水素
基を有する化合物(以下略して活性水素化合物という)
の官能基数は生成する高分子ゲルの性能に応じて自由に
選択出来る。通常、ポリイソシアネートと活性水素化合
物の官能基数が両方とも2.0の場合は生成する高分子
は線状となるのでゲルとはならない。従って、活性水素
基が3個以上の活性水素化合物が必要であり、必要に応
じてポリイソ/アネートも官能基数3以上のものを使用
することが出来る。
本発明の分散安定剤に用いられる分子内に不飽和結合を
有するポリオールとしては、例えば、ポリエステルポリ
オールの場合、原料のグリコール類、二塩基酸類などの
一部に不飽和基含有グリコールあるいは不飽和基含有ジ
カルボン酸を使用して製造することができる。
また、ポリエーテルポリオールの場合、出発物質として
不飽和基含有グリコールを用いて製造したものなどがあ
げられる。
更に、分子量2000以下の水酸基末端ポリエステル、
ポリエーテル、ポリカーボネートなどと不飽和基含有ジ
カルボン酸とのエステル化によってえられるポリオール
などもあげられる。ここで述べ九不飽和基含有グリコー
ルの例としては、2−フテンー1.4−ジオール、グリ
セリンモノアリルエーテルなどがあけられる。また、不
飽和基含有ジカルボン酸の例としては、マレイン酸、イ
タコン酸などがあげられる。本発明に用いることのでき
る分子内に不飽和結合を有するポリオールの分子量およ
び不飽和結合濃度は、特に制限はないが、分好ましくは
1分子当91〜3個の範囲内である。
本発明の分子内に不飽和結合を有するポリオールの製造
は、通常のポリエステル、ポリエーテルなどの方法で行
うことができる。
本発明の分散安定剤に用いられる炭素数6以上の炭化水
素基からなる側鎖を有するエチレン性不飽和単量体とし
ては、例えば、1−オクテン、1−または2−ノネン、
1−または2−デセン、1−または2−へブタデセン、
2−メチル−1−ノネン 2−メチル−1−デセン、2
−メチル−1−トチセン、2−メチル−1−へキサデセ
ン、2−メチル−1−ヘプタデセyなどのビニル、クロ
ベニルまたはイソグロペニル基台有脂肪族直鎖屋不飽和
炭化水素、アクリル酸またはメタクリル酸と2−エチル
ヘキシルアルコール、ヘキシルアルコールなどの炭素数
6以上の脂肪族アルコールまたはシクロヘキサノール、
ノルボルナノール、アダマンタノールなどの炭素数6以
上の脂環族アルコールとのエステルなどがあけられる。
これらは単独あるいは2糧以上を併用することができる
本発明に用いられる分散安定剤は、不飽和結合を有する
ポリオールとエチレン性不飽和単量体との反応により得
られる。これらの反応は特に制限はなく、反応開始剤と
してラジカル開始剤などを用いる通常のエチレン性単量
体の重合法が利用できる。この反応に際しては、必要に
応じて溶媒を用いることができる。溶媒としては、例え
ば、酢酸ブチル、シクロヘキサン、ルーへブタンなど通
常のエチレン性単量体の重合に用いる溶媒はすべて用い
ることができる。更に、不飽和結合を有するポリオール
と本発明のエチレン性不飽和単量体の量比は100/2
0〜100/400 (重量)が望ましい。ポリオール
100重量部に対してエチレン性不飽和単量体が20重
量部未満の場合は分散剤としての性能が低下し、高分子
ゲルを製造する際、分散剤の仕込み量を多くする必要が
生じ、経済的に不利となる。ポリオール100重量部に
対してエチレン性不飽和単量体が400重量部を超える
と極性と非極性のバランスが失なわれ、分散剤として性
能が低下する傾向を示すようになる。
本発明における有機媒体は、生成する高分子ゲルに対し
て不溶性で、重合反応を阻害しない不活性な性質を有す
るものを用いることができる。これらは例えば、ルーへ
キサン、オクタン、ドデカン、流動パラフィンなどの脂
肪族または、シクロヘキサンのような脂環族炭化水素類
などが挙げられる。これら溶媒は、反応温度を考慮する
と沸点が60°C以上のものが好ましい。これらは単独
または2種以上の混合物で用いることが出来る。また、
必要に応じ、酢酸エチルのようないくぶん極性溶媒も併
用することが出来る。
高分子ゲルを製造するためのポリイソシアネート、活性
水素化合物および分散安定剤の配合内容は、高分子ゲル
の使用目的により異なるので限定出来ないが、ポリイソ
シアネートと該ポリオールにおけるインシアネート基と
ヒドロキシル基のモル比は、通常1.5から0.8の範
囲であることが好ましい。また、分散安定剤はポリイソ
シアネートと該ポリオールの合計に対して1から30重
ffi%が好ましい。本発明の高分子ゲルの製造時、連
続相となる有機媒体と分散相となる高分子ゲルとの量比
は、総量に対して高分子ゲルが10〜80重量%となる
範囲が好ましい。生産効率、コスト上から40重flチ
以上が特に好ましい。
本発明における高分子ゲルは、ポリイソシアネート、活
性水素化合物および分散安定剤からなる反応体を有機媒
体に分散させるために公知のあらゆる形式の乳化装置を
使用してもよい。ただし、乳化装置の攪拌様部分は高ン
エアーがかがる構造が好ましく、回転数も高速(150
0rpm以上)が好ましい。分散方法としては、分散初
期に出来るだけ微細に分散させることが好”ましい。
この場合仕込み方法は、活性水素化合物と分散安定剤を
仕込み均一に混合し、次にポリイソシアネートを加え均
一に混合後、有機媒体を加え、微細に分散させてポリウ
レタン化反応を行なわせることが好ましい。
高分子ゲルの製造において、反応速度を増加し、かつ反
応を完全にするため、触媒を使用することができる。こ
の触媒の例としては、ジブチルスズジラウレート、第1
スズオクトエート、N−メチルモルホリンおよびトリエ
チルアミンのような第三アミ/、ナフテン酸鉛、鉛オク
トエートなどである。
これら触媒は、触媒作用を与えるのに必要な量を用いる
が、その量は、反応体に対しで通常0.01〜のが好ま
しい。
このようにして得られる粒子状高分子ゲルは、反応中ま
たは反応前後に必要に応じてメタノールε−カプロラク
タム、メチルエチルケトンオキシムフェノールなどの活
性水素を分子内VC1個有する適当なブロック剤を添加
反応させることが出来る。
このようにして得られた粒子状高分子ゲル分散液は、濾
過またはデカンテーションし、次いで常圧または減圧下
で乾燥する仁とによって高分子ゲル粉体を回収すること
ができる。得られた高分子ゲルの粉末は平均粒子が0.
1〜2000μ7nおよびそれ以上の範囲にある粒子体
である。
〔実施例〕
次に本発明について、実施例、比較例にょシ詳細に説明
する。
実施例1゜ (1)  分子内に不飽和結合を有するポリオールの合
成 21の4つロフラスコに、攪拌機、温度計、留出塔、N
2ガス導入管を付け、分子量1oooのポリブチレンア
ジペート(商品名ニラポラン4009 、日本ホlJ’
7L/タン工業製、水酸基価110 m9KO)し’9
) 1000gおよび無水マレイン酸49.9を計)と
勺、N2ガスを流しながら加熱混合する。140〜16
0″Cで縮合水を系外に出した後、系内を徐々に減圧し
ながら反応を続け、最終的に190”Q、30朋Hgの
条件で4時間反応した後反応終了とした。ポリエステル
は水酸基価5371g KOH/′g、酸価4.11Q
KOVi テ;h ッfc ◎このポリエステルは分子
−i 2100で、1分子中に平イ(茎〕 均1?21−の2型詰合を有する。
(2)分散安定剤の合成 500m1の4つ目フラスコに攪拌機、温度計、滴下ロ
ート、冷却器を付け、(1)で合成したポリオールを4
4gおよび酢酸ブチル99!!を計とる。N、ガスを滴
下ロートの上部から系内に流しながら加熱混合する。1
10°Cになりたとき、滴下ロートから2−エチルへキ
シルメタアクリレ−)51,9、ラウリルメタアクリレ
ート51gおよびベンゾイルパーオキサイド2gの溶解
混合物を滴下開始する。1時間半で滴下終了し、その後
130°Cで2時間反応させ反応終了とした。この分散
安定剤の水酸基価は11m9KOH/gであった。
(3)高分子ゲルの合成 HV−M型ホモミキサー(特殊機化工業製)の上蓋に温
度計、冷却器を付けllの胴長のフラスコをセットした
。このフラスコに(2)で得られた分散安定剤17.8
g、60℃に加熱した多官能ポリエステルポリオール(
商品名工ツボランSOO、日本ポリウレタン工業製、水
酸基価290■KOH/g、平均官能基数3以上)62
g、ヘキサメチレンジイソシアネート27.49を仕込
み均一に混合する。シェルゾール71(シェル化学製、
沸点170〜200″Cのパラフィン、以下同じ)92
.9gを加え、高速(約1500τpm)に攪拌し分散
させる。次いでジブチルスズジラウレートを0.05,
9添加し、攪拌回転数をおとして(約1000rprr
L) 60 ”01時間反応させた。90’Cに昇温し
5時間反応させて、シェルゾール71中に分散した粒子
状の高分子ゲルを得た。この分散液を静置し、デカ/チ
ージョンによシ上澄液を除去し、減圧下で乾燥して高分
子ゲル粉末を得た。この粉末はテトラヒドロフランに溶
解せず、200’Cで溶融しないゲルで、主粒子径約1
00〜300μmであった。
実施例2゜ (1)高分子ゲルの合成 実施例11、(3)で用いたフラスコに、実施例10、
(2)で得られた分散安定剤9.8g、アデカボリエー
テ# GR−2505(旭を化ff1.tJt基価69
.arp、gKc)H/g。
トリオール) 85.2,9、コロネートT−80(日
本ポリウレタン工業製、トリレンジイソシアネート)9
.1gを仕込み、均一に混合する。シェルゾール719
6.2gを加え、高速(約1500τpm)に攪拌し分
散させる。次いでジブチルスズジラウレートを0.05
g添加し、攪拌回転数をおとして(約100Orpm 
)、室温で1時間反応させた。60°Cに昇温し4時間
反応させて、シェルゾール71中に分散した粒子状の高
分子ゲルを得た。この分散液を静置し、デカンテーショ
ンによシ上澄液を除去し、減圧下で乾燥して高分子ゲル
粉末を得た。この粉末は吸水性の強いゲルで、主粒子径
約50〜200μmであった。
実施例3゜ (1)分散安定剤の合成 実施例11、(2)で用いた装置のフラスコに、実施例
10、(1)で合成したポリオールを74.6g、およ
び酢酸ブチル99.4/を計りとる。N2ガスを滴下ロ
ートの上部から系内に流しながら加熱混合する。110
″Cになったとき、滴下ロートから2−エチルへキシル
メタアクリレ−)74.6,9およびベンゾイルパーオ
キサイド1.59の溶解混合物を滴下開始する。1時間
半で滴下終了し、その後、130″Cで2時間反応させ
反応終了とした。この分散安定剤の水酸基価は15mt
p KO)りであった。
(2)高分子ゲルの合成 実施例18、(3)で用いた装置のフラスコに、(1)
で得られた分散安定剤13.0y、 )リメテロールプ
ロパ76.7gと分子i 1000のポリエチレンアジ
ペートジオール(商品名ニッポラン4002.日本ポリ
ウレp7エ業製、水酸基価56myKOH/g) so
、o go加熱混合物、および液状MDI(商品名ミリ
オネー)MTL、日本ポリウレタン工業製、NGO含有
29.0%)305gを仕込み、均一に混合する。シェ
ルゾール71100gを加え、高速(約150077)
771)K攪拌し分散させる。次いでジブチルスズジラ
ウレートを0.02 jj添加し、攪拌回転数を訃とし
て(約1000y7+m)、60’(:!1時間反応さ
せた。80゛Cに昇温し、2時間反応させて、シェルゾ
ール71中に分散した粒子状の高分子ゲルを得た。この
分散液を静置し、デカンテーションにより上澄液を除去
し、減圧下で乾燥して高分子ゲル粉末を得た。この粉末
はテトラヒドロフランに溶解せず、200°Cで溶融し
ないゲルで、主粒子径50〜250μmであった。
比較例1゜ 【1)分散安定剤 実施例12、(2)で用いたのと同様のフラスコに、シ
ェルゾール7197.7/iを仕込み、N2ガスを滴下
ロートの上部から系内に流しながら加熱した。あらかじ
め調製したラウリルメタクリレート119.!9(0,
47モル)、メチルメタクリレート27.5 、p (
0,28モル)およびベンゾイルパーオキサイド2.5
gの混合物を攪拌しながら同温度で2時間かけて滴下し
た。140”Cに昇温し、4時間反応させて分散安定剤
を得た。
(2)高分子ゲルの合成 分散安定剤として(1)の分散剤を178g用いた以外
は実施例10、(3)と同じ方法で分散させた。この結
果、反応体はシェルゾール71に分散が悪く塊状となっ
た。
〔発明の効果〕
本発明によって得られる高分子ゲルは、高分子ゲル分散
液のままで塗料、接着剤などに添加して、有機フィラー
、艶消し剤、防眩剤などの各種改質剤として利用するこ
とができる。
本発明によって得られる高分子ゲル粉体は、有機フィラ
ー、各種改質剤、吸水性、吸湿性などの機能性高分子な
ど広範囲な用途がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリイソシアネート、分子内に2個以上の活性水素基を
    有する化合物および分散安定剤を有機媒体中で分散させ
    て反応せしめるに際し、分散安定剤として、分子内に不
    飽和結合を有するポリオール100重量部に対して炭素
    数6以上の炭化水素基からなる側鎖を有するエチレン性
    不飽和単量体20から400重量部を反応せしめて得ら
    れたものを用いることを特徴とする高分子ゲルの製造方
    法。
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