JPH026458B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH026458B2 JPH026458B2 JP9166782A JP9166782A JPH026458B2 JP H026458 B2 JPH026458 B2 JP H026458B2 JP 9166782 A JP9166782 A JP 9166782A JP 9166782 A JP9166782 A JP 9166782A JP H026458 B2 JPH026458 B2 JP H026458B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- noise
- output
- pass filter
- transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 7
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/34—Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
- H03G3/345—Muting during a short period of time when noise pulses are detected, i.e. blanking
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ラジオ、無線機等における雑音除
去回路に関し、とくに自動車のイグニツシヨンノ
イズの衝撃性雑音を除去する衝撃性雑音除去回路
に関するものである。
去回路に関し、とくに自動車のイグニツシヨンノ
イズの衝撃性雑音を除去する衝撃性雑音除去回路
に関するものである。
従来、この種の回路として第1図に示すものが
あつた。図において、1は前置増幅回路、2は遅
延増幅回路、3は信号路に挿入され、後述する雑
音検出回路の出力にもとづいて遮断されるゲート
回路、4は出力回路、5は雑音成分を通過させる
バイパスフイルタ回路、6はハイパスフイルタ回
路5の出力から雑音を検出する雑音検出回路、7
はトリガ回路、8はコンデンサ9と抵抗10とに
よつて構成され雑音の除去効果を設定する雑音感
度調整回路である。前置増幅回路1〜出力回路4
および雑音検出回路6〜トリガ回路7は一搬にま
とめて集積回路化されているのが普通であり、そ
の動作は周知であるので詳細な説明は割愛する。
あつた。図において、1は前置増幅回路、2は遅
延増幅回路、3は信号路に挿入され、後述する雑
音検出回路の出力にもとづいて遮断されるゲート
回路、4は出力回路、5は雑音成分を通過させる
バイパスフイルタ回路、6はハイパスフイルタ回
路5の出力から雑音を検出する雑音検出回路、7
はトリガ回路、8はコンデンサ9と抵抗10とに
よつて構成され雑音の除去効果を設定する雑音感
度調整回路である。前置増幅回路1〜出力回路4
および雑音検出回路6〜トリガ回路7は一搬にま
とめて集積回路化されているのが普通であり、そ
の動作は周知であるので詳細な説明は割愛する。
ところで、上記従来の回路においても、雑音検
出回路6にノイズAGC機能なるものが内蔵され、
ホーンノイズやワイパーノイズ等の連続性雑音に
対して雑音検出回路6の増幅度を下げ、雑音の除
去効果度を下げることによつて、上記回路がいわ
ゆるスケルチ的な働きをするのを防止するように
なつている。しかしこれだけでは、混変調や相互
変調防害、あるいはマルチパス防害などによつて
希望信号が歪み、その高調波成分によつて衝撃性
雑音除去回路が動作するのを防止することができ
なかつた。そのため、かえつてゲート回路3の断
続によつて希望信号に歪が発生し、いつそう聴き
づらいものになつていた。
出回路6にノイズAGC機能なるものが内蔵され、
ホーンノイズやワイパーノイズ等の連続性雑音に
対して雑音検出回路6の増幅度を下げ、雑音の除
去効果度を下げることによつて、上記回路がいわ
ゆるスケルチ的な働きをするのを防止するように
なつている。しかしこれだけでは、混変調や相互
変調防害、あるいはマルチパス防害などによつて
希望信号が歪み、その高調波成分によつて衝撃性
雑音除去回路が動作するのを防止することができ
なかつた。そのため、かえつてゲート回路3の断
続によつて希望信号に歪が発生し、いつそう聴き
づらいものになつていた。
この発明は、このような欠点を除去した衝撃性
雑音除去回路を提供するもので、イグニツシヨン
ノイズ等の衝撃性雑音に対しては有効に働き、そ
れ以外の混変調や相互変調妨害、マルチパス妨害
などの高調波では動作しないようにするものであ
る。
雑音除去回路を提供するもので、イグニツシヨン
ノイズ等の衝撃性雑音に対しては有効に働き、そ
れ以外の混変調や相互変調妨害、マルチパス妨害
などの高調波では動作しないようにするものであ
る。
以下、この発明の一実施例を第2図を用いて説
明する。図中、1〜10は第1図に示すものと同
一である。トランジスタ25は、ハイパスフイル
タ回路5を通つた雑音性分、すなわちイグニツシ
ヨンノイズや混変調妨害、相互変調妨害、マルチ
パス妨害などの高調波成分のみを増幅するもの
で、コンデンサ11は直流カツト用、抵抗12,
13はベースバイアス用、抵抗14,15はそれ
ぞれコレクタ抵抗、エミツタ抵抗、コンデンサ抵
抗16はバイパス用であり、これらの部品は通常
の交流増幅器を構成する。コンデンサ17は直流
カツト用、抵抗19はトランジスタ18のコレク
タ抵抗であり、トランジスタ18はトランジスタ
25によつて増幅された高調波成分のレベルに応
じて反転するインバータである。コンデンサ2
0,22、抵抗19,21,23によつて積分回
路を構成し、その時定数を利用してトランジスタ
24を導通、非導通状態にし、感度調整回路8を
グランドに対して断続する。抵抗10は可変抵抗
器になついて、通常、イグニツシヨンノイズ等の
衝撃性雑音に対して、除去効果度が最適になるよ
うに抵抗値をあらかじめ設定してある。なお、感
度調整回路8の時定数が大きくなれば雑音の除去
効果度が低下し、小さくなれば除去効果度が上が
ることは周知である。すなわち、感度調整回路8
がトランジスタ24によつて接地されていれば、
除去効果度が最適状態にあり、断ち切られると、
除去効果度が著しく減少する。
明する。図中、1〜10は第1図に示すものと同
一である。トランジスタ25は、ハイパスフイル
タ回路5を通つた雑音性分、すなわちイグニツシ
ヨンノイズや混変調妨害、相互変調妨害、マルチ
パス妨害などの高調波成分のみを増幅するもの
で、コンデンサ11は直流カツト用、抵抗12,
13はベースバイアス用、抵抗14,15はそれ
ぞれコレクタ抵抗、エミツタ抵抗、コンデンサ抵
抗16はバイパス用であり、これらの部品は通常
の交流増幅器を構成する。コンデンサ17は直流
カツト用、抵抗19はトランジスタ18のコレク
タ抵抗であり、トランジスタ18はトランジスタ
25によつて増幅された高調波成分のレベルに応
じて反転するインバータである。コンデンサ2
0,22、抵抗19,21,23によつて積分回
路を構成し、その時定数を利用してトランジスタ
24を導通、非導通状態にし、感度調整回路8を
グランドに対して断続する。抵抗10は可変抵抗
器になついて、通常、イグニツシヨンノイズ等の
衝撃性雑音に対して、除去効果度が最適になるよ
うに抵抗値をあらかじめ設定してある。なお、感
度調整回路8の時定数が大きくなれば雑音の除去
効果度が低下し、小さくなれば除去効果度が上が
ることは周知である。すなわち、感度調整回路8
がトランジスタ24によつて接地されていれば、
除去効果度が最適状態にあり、断ち切られると、
除去効果度が著しく減少する。
いま、イグニツシヨンノイズが希望信号に含ま
れていると、ハイパスフイルタ回路5の出力に高
調波成分が現われ、この高調波成分はトランジス
タ25によつて増幅される。増幅された成分はト
ランジスタ18のベースに供給され、そのレベル
および周期に応じて、トランジスタ18は導通、
非導通状態をくり返す。そして、トランジスタ1
8の出力は抵抗19,21,23、コンデンサ2
0,22によつて平滑されて、トランジスタ24
のベースに供給される。いま、この抵抗19,2
1,23、コンデンサ20,22の値を適当に選
んで、イグニツシヨンノイズのくり返し周波数
(たとえば、4サイクル、4気筒エンジンで約20
〜200Hz)では、トランジスタ24を導通させる
ような時定数にしておく。また、受信機が混変調
や相互変調妨害、マルチパス妨害などを受ける
と、希望信号は歪み、ハイパスフイルタ回路5の
出力にはその高調波成分が現われるが、その周期
はランダムでかつ上記イグニツシヨンノイズに比
べて早い。そのため、これら早い周期の高調波成
分に対しては、トランジスタ24を非導通ににさ
せるよう抵抗19,21,23、コンデンサ2
0,22の値を決め時定数を設定しておけばよ
い。一例として、抵抗19を100KΩ、抵抗21
を100KΩ、抵抗23を220KΩ、コンデンサ20
を0.15μF、コンデンサ22を0.033μFにすれば、
イグニツシヨンノイズに対してはトランジスタ2
4が導通して感度調整回路8が接地される結果、
雑音の除去効果度が最適となり、一方混変調や相
互変調妨害、マルチパス妨害に対してはトランジ
スタ24が非導通となるので除去効果が著しく減
少することが、シユミレーシヨンによつて確認さ
れている。
れていると、ハイパスフイルタ回路5の出力に高
調波成分が現われ、この高調波成分はトランジス
タ25によつて増幅される。増幅された成分はト
ランジスタ18のベースに供給され、そのレベル
および周期に応じて、トランジスタ18は導通、
非導通状態をくり返す。そして、トランジスタ1
8の出力は抵抗19,21,23、コンデンサ2
0,22によつて平滑されて、トランジスタ24
のベースに供給される。いま、この抵抗19,2
1,23、コンデンサ20,22の値を適当に選
んで、イグニツシヨンノイズのくり返し周波数
(たとえば、4サイクル、4気筒エンジンで約20
〜200Hz)では、トランジスタ24を導通させる
ような時定数にしておく。また、受信機が混変調
や相互変調妨害、マルチパス妨害などを受ける
と、希望信号は歪み、ハイパスフイルタ回路5の
出力にはその高調波成分が現われるが、その周期
はランダムでかつ上記イグニツシヨンノイズに比
べて早い。そのため、これら早い周期の高調波成
分に対しては、トランジスタ24を非導通ににさ
せるよう抵抗19,21,23、コンデンサ2
0,22の値を決め時定数を設定しておけばよ
い。一例として、抵抗19を100KΩ、抵抗21
を100KΩ、抵抗23を220KΩ、コンデンサ20
を0.15μF、コンデンサ22を0.033μFにすれば、
イグニツシヨンノイズに対してはトランジスタ2
4が導通して感度調整回路8が接地される結果、
雑音の除去効果度が最適となり、一方混変調や相
互変調妨害、マルチパス妨害に対してはトランジ
スタ24が非導通となるので除去効果が著しく減
少することが、シユミレーシヨンによつて確認さ
れている。
以上述べたように、この発明によれば、ハイパ
スフイルタ回路の出力に現われる高調波成分を増
幅し、積分回路の適当な時定数でもつて雑音感度
調整回路に接続されたスイツチング回路をオン、
オフすることによつて、衝撃性雑音に対しては有
効に動作し、混変調、相互変調妨害やマルチパス
妨害に対しては動作しない衝撃性雑音除去回路が
得られ、希望信号の音質をいつそう向上させるこ
とが可能となる。
スフイルタ回路の出力に現われる高調波成分を増
幅し、積分回路の適当な時定数でもつて雑音感度
調整回路に接続されたスイツチング回路をオン、
オフすることによつて、衝撃性雑音に対しては有
効に動作し、混変調、相互変調妨害やマルチパス
妨害に対しては動作しない衝撃性雑音除去回路が
得られ、希望信号の音質をいつそう向上させるこ
とが可能となる。
第1図は従来の衝撃性雑音除去回路を示すブロ
ツク図、第2図はこの発明の衝撃性雑音除去回路
の一実施例を示すブロツク図である。 3……ゲート回路、5……ハイパスフイルタ回
路、6……雑音検出回路、8……雑音感度調整回
路、24,25……トランジスタ、19,21,
23……抵抗、20,22……コンデンサ。な
お、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
ツク図、第2図はこの発明の衝撃性雑音除去回路
の一実施例を示すブロツク図である。 3……ゲート回路、5……ハイパスフイルタ回
路、6……雑音検出回路、8……雑音感度調整回
路、24,25……トランジスタ、19,21,
23……抵抗、20,22……コンデンサ。な
お、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 雑音成分を通過させるハイパスフイルタ回路
と、このハイパスフイルタ回路の出力から雑音を
検出する雑音検出回路と、信号路に挿入され前記
雑音検出回路の出力にもとづいて遮断されるゲー
ト回路と、雑音の除去効果度を設定する雑音感度
調整回路と、上記ハイパスフイルタ回路の出力を
増幅する増幅回路と、この増幅回路の増幅出力を
積分する積分回路と、この積分回路の出力によつ
てオンオフして上記雑音感度調整回路を断続する
スイツチング回路とを備え、衝撃性雑音に対して
は上記雑音感度調整回路が接続され、それ以外の
雑音に対しては雑音感度調整回路が断たれるよう
に上記積分回路の時定数を設定したことを特徴と
する衝撃性雑音除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9166782A JPS58207732A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 衝撃性雑音除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9166782A JPS58207732A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 衝撃性雑音除去回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207732A JPS58207732A (ja) | 1983-12-03 |
JPH026458B2 true JPH026458B2 (ja) | 1990-02-09 |
Family
ID=14032828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9166782A Granted JPS58207732A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 衝撃性雑音除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58207732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129763U (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | 株式会社浅利研究所 | いか釣針 |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP9166782A patent/JPS58207732A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129763U (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | 株式会社浅利研究所 | いか釣針 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58207732A (ja) | 1983-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2615186B2 (ja) | Amラジオ受信機用雑音ブランキングシステム | |
US4975953A (en) | Combined deemphasis circuit and noise blanker | |
US5734975A (en) | Direct-coupled signaling receiver with PL/DPL detector | |
US5583891A (en) | Noise attenuation circuit for amplitude modulated radio and method therefor | |
JPH026458B2 (ja) | ||
JPS5943852B2 (ja) | 信号ホ−ルド回路 | |
JPH02283129A (ja) | Fm受信機のマルチパスノイズ低減回路 | |
JP3086060B2 (ja) | Agc回路 | |
JP3213495B2 (ja) | ノイズ除去回路 | |
JP3311958B2 (ja) | 再生オーディオ信号の周波数特性補償装置 | |
US4191850A (en) | Interferences reduction for use in an FM radio receiver | |
JP2791234B2 (ja) | 音声信号処理装置 | |
US5029238A (en) | Noise suppression circuit | |
JP3177322B2 (ja) | パルス雑音除去回路 | |
JP3479369B2 (ja) | ノイズ除去機能を持つ受信装置 | |
JPS5852737Y2 (ja) | 受信機 | |
JPH026459B2 (ja) | ||
JPH0879109A (ja) | 受信機 | |
JPS5936044Y2 (ja) | Fm受信機 | |
JP3239065B2 (ja) | Fmラジオ受信機のノイズ除去回路 | |
JP2000101462A (ja) | ノイズキャンセラを備える受信機 | |
JPH0134406B2 (ja) | ||
JP2768684B2 (ja) | Fmステレオ受信機 | |
JPH0272721A (ja) | ノイズ除去装置 | |
JPS5895432A (ja) | ノイズ抑圧装置 |