JPH026441Y2 - - Google Patents

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JPH026441Y2
JPH026441Y2 JP1983174621U JP17462183U JPH026441Y2 JP H026441 Y2 JPH026441 Y2 JP H026441Y2 JP 1983174621 U JP1983174621 U JP 1983174621U JP 17462183 U JP17462183 U JP 17462183U JP H026441 Y2 JPH026441 Y2 JP H026441Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は原稿情報を複写するだけでなく、日付
等の付加情報も原稿情報と共に記録することもで
きるようにした、電子複写機等の複写装置の改良
に関するものである。
〔従来技術〕
複写装置によつて複写された記録紙上に、原稿
情報と共に他の付加情報、例えば日付・時刻等が
記録されていることが望ましい場合もある。之等
付加情報は複写後に記録紙上に記入することも可
能であるが、記録紙枚数が多い場合等には之等の
手作業は極めて煩わしいし、誤記入等の惧れもあ
る。付加情報を記録する装置を付加した複写装置
の提案は例えば特公昭43−29420号公報、特開昭
53−39124号公報、特開昭56−140368号公報等に
よつて既になされている。
本考案もかかる付加情報を記録する記録装置を
複写装置に付加して、原稿情報のみを複写するこ
とも、また原稿情報と共に付加情報をも複写する
ことができるようにした複写装置に関するもので
ある。
まず、説明の便宜上、電子写真複写装置につい
て、概略構成と機能を第1図に基ずいて説明す
る。
図示の複写装置本体上部には、原稿Dを載せる
透明ガラス製の原稿載置台1と、その一端には原
稿Dの大きさによつて載置位置を指定するスケー
ル板2があり、更に載置した原稿Dを覆う原稿カ
バー3とが配されている。原稿載置台1の下方で
あつて複写装置本体内には露光ランプ4および第
1ミラー5を具備した第1ミラーユニツト6が設
けられ、前記原稿載置台2と平行に、かつ図面左
右方向へ直線移動可能に取り付けられていて、原
稿Dの全面を光学走査する。7および8はそれぞ
れ第2ミラーおよび第3ミラーであり、これらが
一体化された第2ミラーユニツト9は所定の光路
長を保つように、第1ミラーユニツトの1/2の速
度で左右方向に直線移動する。勿論該第2ミラー
ユニツト9の移動は前記第1ミラーユニツトと同
様に原稿載置台1に対して平行である。原稿載置
台1上の原稿Dからの反射光は、上記第1ミラー
5、第2ミラー7、第3ミラー8によつて反射さ
れ、更に主レンズ10および第4ミラー11を経
て像支持体としての感光体ドラム20上へスリツ
トSを介して入射されるようになつている。
感光体ドラム20は予め帯電極21により電荷
を与えられているので、前記光学系からの光入射
に従つて該感光体ドラム20上には原稿Dに対応
した静電潜像が順次形成されることになる。感光
体ドラム20は矢示のように時計方向に回転し、
感光体ドラム20上の前記静電潜像は、現像器2
2によつて可視のトナー像となる。
一方、転写紙を給送する給紙装置は、多数枚の
転写紙Pを収容する給紙カセツト30A,30B
と、該給紙カセツト30A,30Bから転写紙P
を一枚づつ繰出す第1給紙ローラ31A,31B
と、この繰出された転写紙Pを感光体ドラム20
上へ給送する第2給紙ローラ32と、前記給紙カ
セツトと第2給紙ローラとの間および該第2給紙
ローラと後述する転写極との間に配設されたガイ
ド板33および34とから構成されている。
複写時には、選択された給紙カセツト30A,
30B内の転写紙Pは第1給紙ローラ31A又は
31Bにより繰出されて、ガイド板33により案
内されて第2給紙ローラ32に至り、感光体ドラ
ム20上の前記トナー像の先端と転写紙Pとの先
端が一致するように給紙タイミング信号に基づい
て作動する第2給紙ローラ32により引続いて給
紙される。
その後、転写極23の作用により感光体ドラム
20上のトナー像は転写紙P上に転写される。そ
して分離極24により、感光体ドラム20上から
分離された転写紙Pは転写紙搬送手段35を経て
定着装置36へ送られ、熱定着ローラおよび圧着
ローラによつて溶融定着されたのち、排紙ローラ
37により排紙皿38上へ排出される。
一方、転写工程終了後、前記感光体ドラム20
は、ドラム上に残留するトナーを後記のクリーニ
ング装置26によつて容易に除去するため、交流
のコロナ放電を行なうクリーニング除電極25に
よつて、ドラム表面が電気的に中和される。次い
で図示しないプレード等適宜のクリーニング装置
26により転写しきれずにドラム上に残つたトナ
ーは掻き落される。これによりドラムは次のコピ
ーへの準備ができる。
以上が複写を行なう一般のプロセスであるが、
之に付加情報を記録する記録装置を付加し、複写
工程で転写紙上に同時に記録することもできるよ
うにしたのが本考案である。
付加情報を原稿情報と共に複写することには多
くの問題があつた。紙サイズの規格化によつて原
稿情報もB4,A4、B5等の紙サイズ上に記録され
ていることが多く、また上記の給紙カセツト30
A,30B内に収容する転写紙PもB4、A4、B5
等の紙サイズのものである。従つてA4サイズの
原稿情報は同サイズであるA4サイズの転写紙上
に複写される。原稿情報は紙サイズ内に印刷又は
書かれたもので、一般に周縁部には空白部分をも
つていることが多い。しかし多くの原稿情報につ
いて総て周縁部に十分な空白部分をもつているこ
とが保証されているわけではない。
従つて例えば特開昭53−39124号公報等で提案
しているような、付加情報を転写紙P上に単に複
写するようにした従来の付加情報記録装置を設け
た複写装置にあつては、転写紙上の原稿情報と付
加情報とは重なつて、両方の情報が共に判読でき
なくなつてしまうこともあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、日付け等の付加情報を原稿情報と共
に記録紙上に記録するモードにおいては、情報が
重なることがないように複写する複写装置で、原
稿情報のみを複写する複写装置への付加情報の記
録装置を付加する改造箇所が最小限に限定される
ような複写装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
上記目的は、原稿押さえ板の開閉軸側の端部で
原稿載置台に対向する面に、日付等を記録する付
加情報記録装置を備え、前記原稿押さえ板のうち
前記付加情報記録装置を備えた部分がそれ以外の
部分から分岐しており、前記原稿押さえ板は全開
時には前記付加情報記録装置を備えた部分とそれ
以外の部分とが共に原稿載置台から離れて、閉じ
る途中にか前記付加情報記録装置を備えた部分が
原稿載置台に当接しそれ以外の部分が原稿載置台
から離れているように構成されており、前記付加
情報記録装置を備えた部分が原稿載置台に当接し
かつそれ以外の部分が開放状態にあるとき、該付
加情報記録装置を備えた部分の側面が原稿位置決
めの基準部となることを特徴とする複写装置によ
り構成される。
従つて本考案の複写装置によれば、後述の第2
図による実施例の記載により明白なように、原稿
押え板の開閉角度を変えるだけで、原稿情報と付
加情報とを共にコピーする場合も原稿情報のみを
コピーする場合も原稿のセツトを極めて容易に行
うことができ、かつ転写紙上の原稿情報と付加情
報とが正しい位置関係にあつてコピーがなされ、
重なつて両方の情報が共に判読できなくなること
もない。
〔実施例〕
第2図及び第3図は本考案の複写装置の一実施
例で、その原稿台部分を示したものである。第2
図はその側面図で2態様の使用状態を示し、第3
図は平面図を示す。
1は透明な平面ガラスからなる原稿載置台で、
2はその一端を設けて原稿Dの紙サイズによつて
原稿の載置位置を指定するスケール板である。
40は本考案による原稿押え板(プラテンカバ
ー)で、付加情報記録装置41を組込んだもので
ある。原稿押え板40は原稿載置台1上の原稿D
が浮上つたり移動したりしないよう原稿を覆うも
ので、開閉軸42を軸として開閉可能の可撓性の
ゴム状部材で、閉状態にあつては、原稿押え板4
0の内面で、原稿Dを軽く押圧する。
付加情報記録装置41は、原稿押え板40の内
面で、スケール板2に近接した中央位置で原稿載
置台1に面して設けられる。付加情報記録装置4
1は、本実施例では反射式の液晶と駆動基板とか
ら成るもので、表示部は7セグメントで年月日の
数字を表示したが、ドツトマトリツクスによる方
法もある。
本実施例では原稿押え板40の付加情報記録装
置41を設けた部分401と、他の部分402と
の間に分岐部403を設けたもので、原稿情報の
みを複写するモードの際は、第2図bに示すよう
にスケール板2を基準として原稿Dをセツトする
ことによつてなされる。また原稿情報と共に付加
情報を複写するモードでは第2図aに示すよう
に、分岐部403の付加情報記録装置41を設け
てある原稿押え部分401の側面に設けた指標4
04を基準として原稿Dをセツトすることによつ
てなされる。
第4図は他の実施例を示す原稿台部分の側断面
図である。この実施例に於ては付加情報記録装置
41を設けた原稿押え板50とは別に透明薄板の
透明スケール板51を設け、共に開閉可能とした
ものである。
原稿情報のみを複写するモードでは、第4図b
に示すように透明スケール板51を持上げた状態
で、スケール板2を基準として原稿Dをセツト
し、ついで透明スケール板51及び原稿押え板5
0を原稿D上に倒し覆つた後、複写することによ
りなされる。
また原稿情報と共に付加情報を複写するモード
では第4図aに示すように透明スケール板51を
原稿載置台1上に倒し、ついで原稿Dを透明スケ
ール板51によつてセツトし、原稿押え板50で
覆つた後複写することによつてなされる。この場
合は付加情報記録装置41の付加情報は透明スケ
ール板51を透して複写される。この際透明スケ
ール板51の光学的板厚は十分先の複写装置主レ
ンズ10の焦点深度内にある。
なおこの実施例では、透明スケール板51も原
稿押え板50も共通の軸53を中心として開閉す
るものであるが共通の必要はなく、また透明スケ
ール板は開閉形式でなく前後移動する形式でもよ
い。
尚、以上の実施例においては、付加情報記録装
置41として反射式の液晶を使用したが、透過式
の液晶の背面に光源を配置したものを用いてもよ
いしECD(エレクトロクロミツクデイスプレイ)
等を用いてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、従来の複写装置に小改造を行なうこ
とにより、原稿情報を記録紙上に複写することが
できることは勿論、付加情報を原稿情報と共に記
録紙上に情報が重なることなしに複写することが
できるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子写真複写装置の概略構成図で、第
2図及び第3図は本考案の一実施例で、その原稿
台部分を示し、第2図はその側面図で、第3図は
その平面図を示す。第4図は第2の実施例の原稿
台部分の側断面図を示す。 1……原稿載置台、2……スケール板、40,
50……原稿押え板、41……付加情報記録装
置、51……透明スケール板、D……記録(転
写)紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿押さえ板の開閉軸側の端部で原稿載置台に
    対向する面に、日付等を記録する付加情報記録装
    置を備え、前記原稿押さえ板のうち前記付加情報
    記録装置を備えた部分がそれ以外の部分から分岐
    しており、前記原稿押さえ板は全開時には前記付
    加情報記録装置を備えた部分とそれ以外の部分と
    が共に原稿載置台から離れて、閉じる途中には前
    記付加情報記録装置を備えた部分が原稿載置台に
    当接しそれ以外の部分が原稿載置台から離れてい
    るように構成されており、前記付加情報記録装置
    を備えた部分が原稿載置台に当接しかつそれ以外
    の部分が開放状態にあるとき、該付加情報記録装
    置を備えた部分の側面が原稿位置決めの基準部と
    なることを特徴とする複写装置。
JP17462183U 1983-11-10 1983-11-10 複写装置 Granted JPS6082630U (ja)

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JP17462183U JPS6082630U (ja) 1983-11-10 1983-11-10 複写装置

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JP17462183U JPS6082630U (ja) 1983-11-10 1983-11-10 複写装置

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Publication Number Publication Date
JPS6082630U JPS6082630U (ja) 1985-06-07
JPH026441Y2 true JPH026441Y2 (ja) 1990-02-16

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JP17462183U Granted JPS6082630U (ja) 1983-11-10 1983-11-10 複写装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814861A (ja) * 1981-07-20 1983-01-27 Ricoh Co Ltd 複写装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814861A (ja) * 1981-07-20 1983-01-27 Ricoh Co Ltd 複写装置

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JPS6082630U (ja) 1985-06-07

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