JPH0261174A - 衣料用柔軟仕上剤 - Google Patents

衣料用柔軟仕上剤

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JPH0261174A
JPH0261174A JP21009888A JP21009888A JPH0261174A JP H0261174 A JPH0261174 A JP H0261174A JP 21009888 A JP21009888 A JP 21009888A JP 21009888 A JP21009888 A JP 21009888A JP H0261174 A JPH0261174 A JP H0261174A
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ammonium salt
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denatonium benzoate
clothes
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Masaaki Yamamura
正明 山村
Junichi Inokoshi
猪腰 淳一
Tetsuo Ito
伊藤 徹男
Kazumitsu Furuta
一光 古田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維や衣料に柔軟性を付与するための柔軟剤組
成物に関し、特に組成物の香りの経時変化の少ない、安
定性に優れた衣料用柔軟仕上剤に関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
衣料は、着用及び洗濯を繰り返し行う間に繊維処理剤が
洗い落とされたり、あるいは繊維自体の劣化により硬く
なったりして好ましからざる風合を生ずる。そのため、
近年、多くの家庭において、繊維に柔軟性、帯電防止性
を付与することができる柔軟仕上剤が多用されており、
その殆どが、−分子中に1〜2個の長鎖アルキル基を有
するカチオン性活性剤、なかんずくジ(硬化牛脂アルキ
ル)ジメチルアンモニウム塩を主成分とするものである
又、柔軟剤を使用する目的は柔軟性、帯電防止性を付与
する目的以外に、洗濯工程から乾燥、着用に至る間に香
りを楽しむことが重要な要素になっている。このため殆
どの柔軟仕上剤には香料が含有されており、様々な工夫
がなされている。
しかしながら、柔軟仕上剤は長期間保存されると、匂い
の劣化が生じ柔軟剤本来の香りが変化してしまう事が多
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、香料を含有する衣料用柔軟仕上剤の上記
の如き欠点を解決すべく鋭意研究の結果、本発明に至っ
た。
即ち本発明は、下記の(a)成分、cO)成分、(c)
成分及び(d)成分を必須成分として含有することを特
徴とする衣料用柔軟仕上剤を提供するものである。
(a)  アルキル基又はアルケニル基を2個以上有す
る第4級アンモニウム塩 (b)  ポリオキシアルキレン基を有する非イオン系
界面活性剤 (c)  安息香酸デナトニウム又は(及び)八−アセ
チル化蔗糖 (d)  香料 本発明の(a)成分としては、例えば下記の一般式〔1
)〜(2)で示される第4級アンモニウム塩などの、従
来から知られているカチオン系の柔軟基剤が用いられる
〔式中、R,、R2,R5及びR6はそれぞれ炭素数1
0〜24のアルキル基、アルケニル基又はβ−ヒドロキ
シアルキル基であり、R3及びR4はそれぞれ炭素数1
〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基、ベン
ジル基又はモC21140it+(但し、qは1〜3で
ある)を示し、Xはノ)ロゲン又は炭素数1〜3のアル
キル基を有するモノアルキル硫酸塩基を示す。〕 具体的には塩化ジドデシルジメチルアンモニウム、塩化
ジヘキサデシルジメチルアンモニウム、塩化ジオクタデ
シルジメチルアンモニウム、塩化ジ水素添加牛脂アルキ
ルジメチルアンモニウム、塩化ジ硬化パーム油アルキル
ジメチルアンモニウム、ビス(β−ヒドロキシステアリ
ル)ジエチルアンモニウムクロライド、2−ヘプタデシ
ル−1−メチル−1−C(2−オクタデカノイルアミノ
)エチル〕イミダゾリニウムメチルサルフェート、ジ〔
(2−ドデカノイルアミノ)エチル〕ジメチルアンモニ
ウムメチルサルフェート、ジ〔(2−オクタデカノイル
アミノ)エチルコメチルエチルアンモニウムエチルサル
フェートなどの1種又は2種以上の混合物が好ましく使
用される。
本発明の(b)成分として使用される非イオン系界面活
性剤は周知の如く活性水素を有する化合物にエチレンオ
キシドやプロピレンオキシド等のアルキレンオキシドを
付加する事により容易に得られる。
アルキレンオキシドとしてはエチレンオキシドを60重
量%以上、好ましくは80重量%以上含むものが良好で
あり、活性水素1ケ当たりの付加モル数は10〜300
モル、好ましくは20〜100モルである。活性水素を
有する化合物としてはメタノーノベブタノーノベ2−エ
チルヘキサノール、ラウリルアルコーノペオレイルアル
コール、ステアリルアルコール等の一価アルコールやエ
チレングリコーノペプロピレングリコール、グリセリン
、ペンタエリスリトール等の多価アルコーノペラウリン
酸、オレイン酸、ステアリン酸、ヒドロキシステアリン
酸、アジピン酸等のカルボン酸やラウリルアミン、オレ
イルアミン、ステアリルアミン、エチレンジアミン、ト
リエチレンジアミン、テトラエチレンペンタミン、ペン
タエチレンへキサミン、ポリエチレンイミン、N−アル
キルプロピレンジアミン、エタノールアミン等のアミン
頚が挙げられる。
本発明の組成物には上記(a)〜(c)成分の他に、洗
濯中及び処理された衣料の香りを良くするため、(d)
成分として香料が用いられるが、香料としては従来柔軟
剤組成物に一般的に使用されている香料成分を使用し得
る。
一例を示すと次の1)〜9)のようなものがある。
1) 炭化水素:α−ピネン、カンフエン、リモネン、
ミルセン、カジネンなど。
2)  アルコール:アニスアルコーノベゲラニオール
、シトロネラールヘ シンナミルアルコーノヘフェニル
エチルアルコール、ペチペノール、メントール、ベンジ
ルアルコール、リナロールなど。
3) アルデヒド:アニスアルデヒド、α−アミルシン
ナムアルデヒド、オキシシトロネラール、シトラール、
シトロネラール、シクラメンアルデヒド、バニリン、フ
ェニルアセトアルデヒド、ピペロナールなど。
4)  ケトン:イロン、カルボン、シクロヘフタデカ
ノン、ジャスモン、シペトン、ベン′ジリデンアセトン
、ムスコン、α−ヨノンなど。
5) エステル:安息香酸エチル、酢酸エチノペ酢酸ゲ
ラニル、酢酸リナIJ )ペサリチル酸メチルなど。
6)  フェノールエーテル:アニソーノベアネトール
、オイゲノール、サフローノベジフェニルオキシド、ネ
ロリンなど。
7) ラクトン、クマリン:アンブレットリド、エキサ
ルトリド、クマリンなど。
8)  キノン:p−オキンアニソーノベヒドロキノン
ジメチルエーテルなど。
9) 酸ニアニス酸、ケイ皮酸、シトロネル酸、フェニ
ル酢酸。
本発明では必須成分である上記(a)成分〜(d)成分
の配合量が次の条件を満たすものが匂いの経日安定性に
於いて特に優れた効果を示す。
即ちら〕成分/(a)成分の割合が0.05〜0.5(
重量比)であり且つ(c)成分が安息香酸デナトニウム
の場合は安息香酸デナトニウム/(d)成分の割合が0
.00005〜0.0005 (重量比) 、(c)成
分が八−アセチル化蔗糖の場合は八−アセチル化蔗糖/
(d)成分の割合が0.0005〜0.005 (重量
比)であり、(c)成分が両者の混合物の場合は、上記
両者の割合の夫々を満足することである。
本発明の組成物は上記(a)〜(d)成分を水に溶解又
は分散して液体柔軟仕上剤とされるが、(a)成分〜(
d)成分の含有量の和は3〜25重量%の範囲が良好で
ある。25重量%を越えると、保存中に増粘するためハ
ンドリング上に支障を生ずる。
一方3重量%未滴の場合は保存中や、運送中のかさ高さ
のため商品価値が低くなる。通常(a)成分は2〜20
重堂%、(b)成分は0.1〜5重量%、(c)成分は
10−6〜10−2重量%、(d)成分は0.01〜1
重】%配合される。
更に液体柔軟仕上剤とする際には保存安定性の改善及び
粘度の調整のために食塩や塩化アンモニウムのような水
溶性塩、プロピレングリコールやエチレングリコールの
ような溶剤又は尿素などを配合することが可能である。
又、(a)成分を製造する際に、使用されるエタノール
やイソプロピルアルコール等の溶剤も柔軟仕上剤に混入
してくる。
これらの他に、製品の外観のために顔料又は染料を、仕
上がりの白さのために蛍光増白剤を、そして使用時及び
仕上がり後のために消泡剤等を配合することもできる。
〔発明の効果〕
本発明の柔軟仕上剤は各種繊維に対して、十分な柔軟性
、帯電防止性を与え、且つ匂いの経口安定性に優れたも
のである。
〔実施例〕
次に本発明を実施例をもって詳述するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
実施例に使用した(a)成分〜(c)成分及び(d)香
料を表1〜表4に示す。
表1  (a)成分の組成 表3(c)成分の組成 表2(b)成分の組成 表4 香料成分の組成 実施例1〜4及び比較例1〜2 表5に示す配合の組成物について、以下の方法により衣
料用柔軟仕上剤として使用した場合の、柔軟性と匂いの
経口安定性を評価した。
く柔軟性の評価〉 (1)処理方法 市販の木綿タオル2kg、アクリルシャーシー1kgを
訊5°DH硬水にて市販洗剤ザブ(花王株式会社製、登
録商標)にて5回繰り返し洗濯(30β洗濯機)をし、
各繊維についていた繊維処理剤を除去した後、表5の配
合組成物の分散液IQccにて25℃、1分間撹拌下で
処理した。
(2)評価方法 上記方法で処理した布を室内で風乾後、25℃、65%
RHの恒温恒湿室にて24時間放置した。
これらの布について柔軟性の評価を行った所、ジ水素添
加牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド15重
量%分散液IQccとほぼ同等の柔軟性があった。
〈匂いの経口安定性〉 表5に示す配合の組成物について、50℃にて1ケ月間
及び3ケ月間保存したものを同一配合組成の製造直後の
試料と比較し評価した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(
    d)成分を必須成分として含有することを特徴とする衣
    料用柔軟仕上剤。 (a)アルキル基又はアルケニル基を2個以上有する第
    4級アンモニウム塩 (b)ポリオキシアルキレン基を有する非イオン系界面
    活性剤 (c)安息香酸デナトニウム又は(及び)八−アセチル
    化蔗糖 (d)香料 2 (b)成分/(a)成分の割合が0.05〜0.5
    (重量比)であり且つ(c)成分が安息香酸デナトニウ
    ムの場合は安息香酸デナトニウム/(d)成分の割合が
    0.00005〜0.0005(重量比)、(c)成分
    が八−アセチル化蔗糖の場合は八−アセチル化蔗糖/(
    d)成分の割合が0.0005〜0.005(重量比)
    であり、(c)成分が両者の混合物の場合は、上記両者
    の割合の夫々を満足し、且つ(a)成分〜(d)成分の
    和が3〜25重量%であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の衣料用柔軟仕上剤。
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