JPH0260767B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0260767B2 JPH0260767B2 JP24824286A JP24824286A JPH0260767B2 JP H0260767 B2 JPH0260767 B2 JP H0260767B2 JP 24824286 A JP24824286 A JP 24824286A JP 24824286 A JP24824286 A JP 24824286A JP H0260767 B2 JPH0260767 B2 JP H0260767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clothing
- roller
- metal plate
- fixing device
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 12
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000009960 carding Methods 0.000 description 1
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は針布ローラと略同一巾の針布をエンド
レス状に被覆し、針布固定具で以て両端部を着脱
自在に取付けてなる針布ローラの構成に関するも
のである。
レス状に被覆し、針布固定具で以て両端部を着脱
自在に取付けてなる針布ローラの構成に関するも
のである。
(従来の技術及びその問題点)
従来、起毛機や梳綿機の小径の針布ローラ例え
ばハイパイル機のドツフアローラは、裏面に両面
粘着テープを貼着した細巾で長尺の針布を使用
し、第8図に示す如く、ローラ18表面に針布1
9の一端をボルト20で固定し、所定の巻付張力
を加えながら裏面の両面粘着テープで接着しつつ
スパイラル状に巻きつけ、端末をボルト20で固
定した構成である。
ばハイパイル機のドツフアローラは、裏面に両面
粘着テープを貼着した細巾で長尺の針布を使用
し、第8図に示す如く、ローラ18表面に針布1
9の一端をボルト20で固定し、所定の巻付張力
を加えながら裏面の両面粘着テープで接着しつつ
スパイラル状に巻きつけ、端末をボルト20で固
定した構成である。
しかるに、従来の針布ローラは、ローラ表面に
針布のない部分αができて開繊性に劣るばかり
か、一端をボルトで固定して巻付けているため、
巻付張力の付加条件によつて針布が伸びすぎる
と、張力をゆるめて伸びを調整してその都度一々
接着した粘着テープをはがさなければならず、ま
た巻き直し固定のため針布端末に設けられた孔の
位置とローラのボルトの位置を適合させねばなら
ず、針布の巻付けに非常に手数がかかり、面倒な
作業をしなければならないという問題点があつ
た。
針布のない部分αができて開繊性に劣るばかり
か、一端をボルトで固定して巻付けているため、
巻付張力の付加条件によつて針布が伸びすぎる
と、張力をゆるめて伸びを調整してその都度一々
接着した粘着テープをはがさなければならず、ま
た巻き直し固定のため針布端末に設けられた孔の
位置とローラのボルトの位置を適合させねばなら
ず、針布の巻付けに非常に手数がかかり、面倒な
作業をしなければならないという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段)
本発明は従来の裏面に両面粘着テープを貼着し
た針布に代えて、ローラの巾と略同一で、かつロ
ーラ円周長よりも若干短い長さに裁断した針布を
用い、また固定手段として、ローラの表面と同じ
曲率を有する金属板に針布の裏面に刺し込み掛止
するフツク状物を複数個設けると共に、金属板の
裏面にはローラに固定するための取付部を有して
なる針布固定具を用いて、針布固定具を両端に取
付けた針布で以てローラ表面を被覆し、針布両端
部が密接してエンドレス接合面となるよう針布固
定具をローラに設けられた取付部に張力負荷自在
に取付けて成る。
た針布に代えて、ローラの巾と略同一で、かつロ
ーラ円周長よりも若干短い長さに裁断した針布を
用い、また固定手段として、ローラの表面と同じ
曲率を有する金属板に針布の裏面に刺し込み掛止
するフツク状物を複数個設けると共に、金属板の
裏面にはローラに固定するための取付部を有して
なる針布固定具を用いて、針布固定具を両端に取
付けた針布で以てローラ表面を被覆し、針布両端
部が密接してエンドレス接合面となるよう針布固
定具をローラに設けられた取付部に張力負荷自在
に取付けて成る。
(実施例)
以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図に示すように、1はローラの
軸方向に設けられた取付部に配置するための針布
固定具の1例で、この針布固定具1はローラ2の
外周面と同じ曲率を有し、かつローラ軸方向に縦
長で針布巾(又はローラ巾)と同一寸法になした
矩形の金属板3の表面に、複数個の孔4を設け、
この孔4に掛止体Aを設け、また金属板の裏面に
はローラに取付けるための取付部9例えばボルト
ネジを固着して成る。
軸方向に設けられた取付部に配置するための針布
固定具の1例で、この針布固定具1はローラ2の
外周面と同じ曲率を有し、かつローラ軸方向に縦
長で針布巾(又はローラ巾)と同一寸法になした
矩形の金属板3の表面に、複数個の孔4を設け、
この孔4に掛止体Aを設け、また金属板の裏面に
はローラに取付けるための取付部9例えばボルト
ネジを固着して成る。
上記掛止体Aは例えば第6図イ,ロ,ハに示す
如く硬鋼線又は合金鋼線で形成した略U字状針
5、くの字状単針6、折曲単針7を金属板3の下
面より上記孔4に挿入して、ハンダ、溶接、接着
剤その他公知の接合手段により針の固定部8を金
属板に固着するか或いは金属板3の表面に直接針
の固定部8を固着して形成する。
如く硬鋼線又は合金鋼線で形成した略U字状針
5、くの字状単針6、折曲単針7を金属板3の下
面より上記孔4に挿入して、ハンダ、溶接、接着
剤その他公知の接合手段により針の固定部8を金
属板に固着するか或いは金属板3の表面に直接針
の固定部8を固着して形成する。
ところで、針布固定具は上記実施例の他第7図
に示すように金属板3の長手方向の一端より所定
間隔で巾方向に細巾の切目10を入れ、上記切目
の部分を上方に立ち上がらせた略くの字状の折曲
片11で以て掛止体Aを形成した針布固定具1を
用いることもできる。
に示すように金属板3の長手方向の一端より所定
間隔で巾方向に細巾の切目10を入れ、上記切目
の部分を上方に立ち上がらせた略くの字状の折曲
片11で以て掛止体Aを形成した針布固定具1を
用いることもできる。
このような形成した針布固定具1を用いてロー
ラ2表面に針布12をエンドレス状に被覆固定す
るに際しては、第3図及び第4図に示すように、
ローラ2と同じ巾を有し、かつローラ円周長より
も若干短かい目に裁断した針布13の両端部に、
針布固定具1,1を針布端面13に対して平行と
なるように掛止体Aの針先部14を針布裏面の基
布部分に夫々差し込み、次に一方の針布固定具1
の取付部9であるボルトネジをローラの軸方向に
わたつて設けられた針布取付部15の円周方向に
設けた長孔16に挿入し、針布固定具1の金属板
3が取付部15にはめ込んだ状態で、ナツト17
を螺合して締めつけ固定する。更に、他方の針布
固定具1をもつて針布をローラ2表面を周回被覆
せしめて取付部15の長孔16に取付部9のボル
トネジを挿入し、引張りながら針布の端面同志を
合致させた状態でナツトを螺合して締めつけるこ
とにより、針布をエンドレス状態に簡単にローラ
に被覆固定して針布ローラを構成する。
ラ2表面に針布12をエンドレス状に被覆固定す
るに際しては、第3図及び第4図に示すように、
ローラ2と同じ巾を有し、かつローラ円周長より
も若干短かい目に裁断した針布13の両端部に、
針布固定具1,1を針布端面13に対して平行と
なるように掛止体Aの針先部14を針布裏面の基
布部分に夫々差し込み、次に一方の針布固定具1
の取付部9であるボルトネジをローラの軸方向に
わたつて設けられた針布取付部15の円周方向に
設けた長孔16に挿入し、針布固定具1の金属板
3が取付部15にはめ込んだ状態で、ナツト17
を螺合して締めつけ固定する。更に、他方の針布
固定具1をもつて針布をローラ2表面を周回被覆
せしめて取付部15の長孔16に取付部9のボル
トネジを挿入し、引張りながら針布の端面同志を
合致させた状態でナツトを螺合して締めつけるこ
とにより、針布をエンドレス状態に簡単にローラ
に被覆固定して針布ローラを構成する。
発明の効果
本発明は上記の構成としたから、従来のスパイ
ラルに巻付けた針布ローラに比して、巻付けに要
する手数が大巾に省力化され、両面粘着テープを
用いる必要もなく、簡単に取付けることができ
る。また針布の伸びによる巻直し調節の必要もな
く、簡単にエンドレス状にローラに針布を被覆固
定できるので、針布ローラの針布有効作用巾が従
来の針布ローラに比べて大巾に増加し、開繊効率
が向上するなどの優れた効果を有するものであ
る。
ラルに巻付けた針布ローラに比して、巻付けに要
する手数が大巾に省力化され、両面粘着テープを
用いる必要もなく、簡単に取付けることができ
る。また針布の伸びによる巻直し調節の必要もな
く、簡単にエンドレス状にローラに針布を被覆固
定できるので、針布ローラの針布有効作用巾が従
来の針布ローラに比べて大巾に増加し、開繊効率
が向上するなどの優れた効果を有するものであ
る。
第1図は本発明に用いる針布固定具の正面図、
第2図は同側面図、第3図は本発明の針布ローラ
の一部切欠断面図、第4図は本発明に用いる同針
布ローラの正面図、第5図は同針布固定具の掛止
体取付前の斜視図、第6図イ,ロ,ハは夫々本発
明に用いる掛止体の1例を示す斜視図及び側面
図、第7図は同固定具の他の実施例を示す一部切
欠き斜視図、第8図は従来針布ローラの正面図で
ある。 1……針布固定具、2……ローラ、3……金属
板、4……孔、5……略U字状針、6……くの字
状単針、7……折曲単針、8……固定部、9……
取付部、10……切目、11……折曲片、12…
…針布、13……針布端面、14……針先部、1
5……針布取付部、16……長孔、17……ナツ
ト、18……ローラ、19……針布、20……ボ
ルト。
第2図は同側面図、第3図は本発明の針布ローラ
の一部切欠断面図、第4図は本発明に用いる同針
布ローラの正面図、第5図は同針布固定具の掛止
体取付前の斜視図、第6図イ,ロ,ハは夫々本発
明に用いる掛止体の1例を示す斜視図及び側面
図、第7図は同固定具の他の実施例を示す一部切
欠き斜視図、第8図は従来針布ローラの正面図で
ある。 1……針布固定具、2……ローラ、3……金属
板、4……孔、5……略U字状針、6……くの字
状単針、7……折曲単針、8……固定部、9……
取付部、10……切目、11……折曲片、12…
…針布、13……針布端面、14……針先部、1
5……針布取付部、16……長孔、17……ナツ
ト、18……ローラ、19……針布、20……ボ
ルト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ローラ巾と略同じ巾を有し、かつローラ円周
長より若干短い長さに裁断された針布の両端部に
針布固定具を着脱自在に掛止し、上記針布固定具
をローラに設けた取付部に、針布両端部が密接す
るよう張力負荷自在に取り付けてなることを特徴
とする針布ローラ。 2 針布固定具が針布ローラと同じ曲率の曲面を
有する矩形の金属板表面に針布を掛止する掛止体
を有し、金属板裏面に取付部を有してなる特許請
求の範囲第1項記載の針布ローラ。 3 針布固定具がローラと同じ曲率の曲面を有す
る矩形の金属板の一方側部に所定間隔で細巾の切
れ目を設け、この切れ目の部分を上方に立ち上が
らせたくの字状の折曲片で以て掛止体を形成して
なる特許請求の範囲第1項記載の針布ローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24824286A JPS63105121A (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 針布ロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24824286A JPS63105121A (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 針布ロ−ラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105121A JPS63105121A (ja) | 1988-05-10 |
JPH0260767B2 true JPH0260767B2 (ja) | 1990-12-18 |
Family
ID=17175271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24824286A Granted JPS63105121A (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 針布ロ−ラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63105121A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101523969B1 (ko) * | 2013-10-21 | 2015-05-29 | 주식회사 해나라 | 폐로프의 필라멘트 형성장치 |
KR20170016053A (ko) | 2015-08-03 | 2017-02-13 | 주식회사 해나라 | 폐로프를 이용한 필라멘트 생산용 타면장치 |
KR20170016052A (ko) | 2015-08-03 | 2017-02-13 | 주식회사 해나라 | 폐로프를 이용한 필라멘트 생산용 타면장치 |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP24824286A patent/JPS63105121A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63105121A (ja) | 1988-05-10 |
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