JPH0625142Y2 - ブラシ - Google Patents
ブラシInfo
- Publication number
- JPH0625142Y2 JPH0625142Y2 JP4516991U JP4516991U JPH0625142Y2 JP H0625142 Y2 JPH0625142 Y2 JP H0625142Y2 JP 4516991 U JP4516991 U JP 4516991U JP 4516991 U JP4516991 U JP 4516991U JP H0625142 Y2 JPH0625142 Y2 JP H0625142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- bristle material
- clasp
- root
- metal fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブラシに係わり、更に
詳しくは、心線を跨いで毛材を2つ折りと成し、その外
側を断面U字状の挾着金具によって挾着したチャンネル
ブラシであって、しかも上記挾着金具の上部に爪片が設
けられているブラシの改良に関する。
詳しくは、心線を跨いで毛材を2つ折りと成し、その外
側を断面U字状の挾着金具によって挾着したチャンネル
ブラシであって、しかも上記挾着金具の上部に爪片が設
けられているブラシの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、洗浄や清掃、研磨等の為に
ブラシが用いられている。上記ブラシは、その使用目的
や使用形態によって種々の材質や太さ、長さの毛材を使
用しており、さらにその形状や形成方法にも種々のもの
があり、その中の1つとしてチャンネルブラシがある。
上記チャンネルブラシは心線を跨いで毛材を2つ折りと
成し、その外側を断面U字状の挾着金具によって挾着し
て成るものであり、上記毛材の起立性や毛材と毛材の間
隔を保持する為に断面U字状の挾着金具の一方の側面及
び他方の側面の上部に爪片を形成し、それを内側に折り
曲げ毛材の根元を保持しているものであった。そして上
記挾着金具及び挾着金具の上部に形成された爪片は毛材
を直接的に挾着し、保持しているものであった。
ブラシが用いられている。上記ブラシは、その使用目的
や使用形態によって種々の材質や太さ、長さの毛材を使
用しており、さらにその形状や形成方法にも種々のもの
があり、その中の1つとしてチャンネルブラシがある。
上記チャンネルブラシは心線を跨いで毛材を2つ折りと
成し、その外側を断面U字状の挾着金具によって挾着し
て成るものであり、上記毛材の起立性や毛材と毛材の間
隔を保持する為に断面U字状の挾着金具の一方の側面及
び他方の側面の上部に爪片を形成し、それを内側に折り
曲げ毛材の根元を保持しているものであった。そして上
記挾着金具及び挾着金具の上部に形成された爪片は毛材
を直接的に挾着し、保持しているものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術による
と心線を跨いで2つ折りにされた毛材を断面U字状の挾
着金具によって挾着すると共に、挾着金具の一方の側面
及び他方の側面の上部に形成された爪片を内側に折り曲
げ保持しているので、毛材の抜け落ちが防止されると同
時に毛材の間隔が保持され、乱れが防止され、しかも毛
材の起立性も良好となるものの、挾着金具は金属であっ
てプレス一体打ち抜きによって爪片形成が行われるもの
であるので、その周縁にはエッジが生じており、直接的
に毛材を保持している従来の技術では、上記エッジによ
って毛材の根元が傷付けられ、しかも毛材には洗浄や清
掃、研磨等の際に負荷がかかっており、その負荷は毛材
の根元に集中しているので、毛材が切れ易くブラシの密
度が減少してしまい、その耐久性は低いものであった。
と心線を跨いで2つ折りにされた毛材を断面U字状の挾
着金具によって挾着すると共に、挾着金具の一方の側面
及び他方の側面の上部に形成された爪片を内側に折り曲
げ保持しているので、毛材の抜け落ちが防止されると同
時に毛材の間隔が保持され、乱れが防止され、しかも毛
材の起立性も良好となるものの、挾着金具は金属であっ
てプレス一体打ち抜きによって爪片形成が行われるもの
であるので、その周縁にはエッジが生じており、直接的
に毛材を保持している従来の技術では、上記エッジによ
って毛材の根元が傷付けられ、しかも毛材には洗浄や清
掃、研磨等の際に負荷がかかっており、その負荷は毛材
の根元に集中しているので、毛材が切れ易くブラシの密
度が減少してしまい、その耐久性は低いものであった。
【0004】
【考案の目的】よって本考案の目的とする所は上述の如
き従来の技術の有する問題点を解決するものであって、
毛材を保持する挾着金具及び爪片の周縁に生じたエッジ
による毛材の根元の損傷が防止でき、よって毛材の切れ
による毛材の減少を防止し、ブラシの密度を維持してそ
の耐久性を高めることができるブラシを提供することに
ある。
き従来の技術の有する問題点を解決するものであって、
毛材を保持する挾着金具及び爪片の周縁に生じたエッジ
による毛材の根元の損傷が防止でき、よって毛材の切れ
による毛材の減少を防止し、ブラシの密度を維持してそ
の耐久性を高めることができるブラシを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、 心線1を跨いで毛材2を2つ折りと成し、その外側を断
面U字状の挾着金具3によって挾着し、しかも上記挾着
金具3の一方の側面7及び他方の側面8の上部に間隔を
置いて爪片4を形成し、その複数の爪片4各々を起立さ
れている毛材2の根元5を避けた形で挾着金具3の内側
に折り曲げることによって毛材2を保持したブラシに於
いて、 上記挾着金具3の一方の側面7及び他方の側面8の上部
内側に根元保持シート6を配設し、上記根本保護シート
6を配設した状態で上記一方の側面7及び他方の側面8
の上部に形成された爪片4を挾着金具3の内側に折り曲
げることによって挾着金具3及び爪片4の周縁10によ
る毛材2の根元5の損傷を防止したことを特徴とするブ
ラシである。
本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、 心線1を跨いで毛材2を2つ折りと成し、その外側を断
面U字状の挾着金具3によって挾着し、しかも上記挾着
金具3の一方の側面7及び他方の側面8の上部に間隔を
置いて爪片4を形成し、その複数の爪片4各々を起立さ
れている毛材2の根元5を避けた形で挾着金具3の内側
に折り曲げることによって毛材2を保持したブラシに於
いて、 上記挾着金具3の一方の側面7及び他方の側面8の上部
内側に根元保持シート6を配設し、上記根本保護シート
6を配設した状態で上記一方の側面7及び他方の側面8
の上部に形成された爪片4を挾着金具3の内側に折り曲
げることによって挾着金具3及び爪片4の周縁10によ
る毛材2の根元5の損傷を防止したことを特徴とするブ
ラシである。
【0006】
【作用】本考案は上記技術的手段より成るので、心線1
を跨いで2つ折りと成された毛材2を保持する挾着金具
3及び爪片4が、根元保護シート6によって間接的に接
することとなり、挾着金具3及び爪片4の周縁10のエ
ッジによって毛材2の根元5が傷付けられることがなく
なり、たとえ毛材2の根元5に負荷が集中したとしても
毛材2が切れることがなく、よってブラシの密度が維持
され、その耐久性が高められるものである。
を跨いで2つ折りと成された毛材2を保持する挾着金具
3及び爪片4が、根元保護シート6によって間接的に接
することとなり、挾着金具3及び爪片4の周縁10のエ
ッジによって毛材2の根元5が傷付けられることがなく
なり、たとえ毛材2の根元5に負荷が集中したとしても
毛材2が切れることがなく、よってブラシの密度が維持
され、その耐久性が高められるものである。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。 図1、図2、図3に示した様に本考案のブラシは、心線
1を跨いで2つ折りと成された毛材2を外側から断面U
字状の挾着金具3によって挾着したチャンネルブラシで
あって、上記挾着金具3の一方の側面7及び他方の側面
8の上部には、間隔を置いて爪片4が形成されており、
その内側には根元保護シート6が配設されている。そし
て上記根元保護シート6を配設した状態で上記爪片4の
各々を起立されている毛材2の根元5を避けた形で内側
に折り曲げ毛材2を保持している。さらにこの時、爪片
4による毛材2の保持をより確実なものとする為に、心
線1と毛材2の間には断面U字状の内金具9が配設され
ており、2つ折りにされた毛材2をそれぞれ独立させて
挾着、保持しているものである。
細に説明する。 図1、図2、図3に示した様に本考案のブラシは、心線
1を跨いで2つ折りと成された毛材2を外側から断面U
字状の挾着金具3によって挾着したチャンネルブラシで
あって、上記挾着金具3の一方の側面7及び他方の側面
8の上部には、間隔を置いて爪片4が形成されており、
その内側には根元保護シート6が配設されている。そし
て上記根元保護シート6を配設した状態で上記爪片4の
各々を起立されている毛材2の根元5を避けた形で内側
に折り曲げ毛材2を保持している。さらにこの時、爪片
4による毛材2の保持をより確実なものとする為に、心
線1と毛材2の間には断面U字状の内金具9が配設され
ており、2つ折りにされた毛材2をそれぞれ独立させて
挾着、保持しているものである。
【0008】そして、上記構成によるブラシを使用した
場合、洗浄や清掃、研磨等その使用目的、使用状態にか
かわらず、毛材2の根元5には、上記作業に基づく負荷
が集中しているが、毛材2の根元5が根元保護シート6
によって挾着金具3及び爪片4と間接的に接しているの
で、挾着金具3及び爪片4の周縁10のエッジによる毛
材2の根元5の損傷が防止され、よって毛材2が切れる
心配がなく、ブラシの密度が維持されるので、耐久性の
高いブラシと成るものである。
場合、洗浄や清掃、研磨等その使用目的、使用状態にか
かわらず、毛材2の根元5には、上記作業に基づく負荷
が集中しているが、毛材2の根元5が根元保護シート6
によって挾着金具3及び爪片4と間接的に接しているの
で、挾着金具3及び爪片4の周縁10のエッジによる毛
材2の根元5の損傷が防止され、よって毛材2が切れる
心配がなく、ブラシの密度が維持されるので、耐久性の
高いブラシと成るものである。
【0009】尚、本実施例に於て、毛材2の材質、太
さ、長さについては特に言及していないが、天然材料、
合成材料を問わず、その太さ、長さについても特に限定
するものではない。
さ、長さについては特に言及していないが、天然材料、
合成材料を問わず、その太さ、長さについても特に限定
するものではない。
【0010】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案によると次の
様な効果を奏する。 即ち、心線を跨いで2つ折りと成された毛材を挾着、保
持する挾着金具及び爪片が根元保護シートを介して間接
的に設けられているので、毛材の根元が挾着金具及び爪
片の周縁のエッジによって損傷を受ける心配がなく、よ
って毛材の切れが防止され、ブラシの密度を維持できる
耐久性の高いブラシを提供できるものである。
様な効果を奏する。 即ち、心線を跨いで2つ折りと成された毛材を挾着、保
持する挾着金具及び爪片が根元保護シートを介して間接
的に設けられているので、毛材の根元が挾着金具及び爪
片の周縁のエッジによって損傷を受ける心配がなく、よ
って毛材の切れが防止され、ブラシの密度を維持できる
耐久性の高いブラシを提供できるものである。
【図1】ブラシの構成を示す一部断面を含む全体斜視図
である。
である。
【図2】図1に於けるX−X’線に沿う断面図である。
【図3】ブラシの正面図である。
1 心線 2 毛材 3 挾着金具 4 爪片 6 保護シート
Claims (1)
- 【請求項1】心線1を跨いで毛材2を2つ折りと成し、
その外側を断面U字状の挾着金具3によって挾着し、し
かも上記挾着金具3の一方の側面7及び他方の側面8の
上部に間隔を置いて爪片4を形成しその複数の爪片4各
々を起立されている毛材2の根本5を避けた形で挾着金
具3の内側に折り曲げることによって毛材2を保持した
ブラシに於て、上記挾着金具3の一方の側面7及び他方
の側面8の上部内側に根元保護シート6を配設し、上記
根元保護シート6を配設した状態で上記一方の側面7及
び他方の側面8の上部に形成された爪片4を挾着金具3
の内側に折り曲げることによって挾着金具3及び爪片4
の周縁10による毛材2の根元5の損傷を防止したこと
を特徴とするブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4516991U JPH0625142Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4516991U JPH0625142Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128625U JPH04128625U (ja) | 1992-11-24 |
JPH0625142Y2 true JPH0625142Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31925113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4516991U Expired - Lifetime JPH0625142Y2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625142Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP4516991U patent/JPH0625142Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04128625U (ja) | 1992-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |