JPH0350029Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350029Y2 JPH0350029Y2 JP12203886U JP12203886U JPH0350029Y2 JP H0350029 Y2 JPH0350029 Y2 JP H0350029Y2 JP 12203886 U JP12203886 U JP 12203886U JP 12203886 U JP12203886 U JP 12203886U JP H0350029 Y2 JPH0350029 Y2 JP H0350029Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring body
- ring
- strip
- handle
- utility
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、環体を缶胴に嵌着し、該環体に両
端を固定した提片を握りとした缶の提手に関す
る。
端を固定した提片を握りとした缶の提手に関す
る。
(従来の技術)
従来缶胴に嵌着すべき環体に提片の両端を固着
した合成樹脂製の一体成形提手が知られていた
(実公昭53−42244号)。
した合成樹脂製の一体成形提手が知られていた
(実公昭53−42244号)。
(考案により解決すべき課題)
一体成形提手においては、通常提片が環体より
張出して成形される為(第1図)、環体を缶胴に
嵌着した場合(第6図)に、隣接缶の邪魔にな
り、包装時に余分の手数を要する問題点があつ
た。
張出して成形される為(第1図)、環体を缶胴に
嵌着した場合(第6図)に、隣接缶の邪魔にな
り、包装時に余分の手数を要する問題点があつ
た。
(課題を解決すべき手段)
然るにこの考案は、環体と提片とを掛止させた
ので、環体と提手を近接して止め、前記従来の問
題点を解決した。
ので、環体と提手を近接して止め、前記従来の問
題点を解決した。
即ちこの考案は、缶胴に嵌着掛止できる環体
と、該環体の一側に張り出すように、両端を直径
対称的に該環体へ固着した提片とよりなる提手に
おいて、該環体の他側へ提片を倒して掛止保定し
た缶の提手を構成した。前記における環体と提片
との掛止は、環体に掛止突起を設けた場合(第2
図乃至第4図)提片に掛止突起を設けた場合(第
5図)、又は両者に突起とその嵌合溝とを夫々設
けた場合、或いは両者の接触部にローレツトを設
けて魔擦保掛させた場合などが考えられる。要は
提片を反転させることによつて、環体と提片が近
接するのを利用し、接触部分で掛止したのであ
る。
と、該環体の一側に張り出すように、両端を直径
対称的に該環体へ固着した提片とよりなる提手に
おいて、該環体の他側へ提片を倒して掛止保定し
た缶の提手を構成した。前記における環体と提片
との掛止は、環体に掛止突起を設けた場合(第2
図乃至第4図)提片に掛止突起を設けた場合(第
5図)、又は両者に突起とその嵌合溝とを夫々設
けた場合、或いは両者の接触部にローレツトを設
けて魔擦保掛させた場合などが考えられる。要は
提片を反転させることによつて、環体と提片が近
接するのを利用し、接触部分で掛止したのであ
る。
(作用)
この考案によれば、環体と提片とを掛止したの
で、提片は環体に近接して保定される。
で、提片は環体に近接して保定される。
(実施例 1)
次にこの考案の実施例を第1図乃至第4図につ
いて説明する。
いて説明する。
即ち缶胴1の上端部に嵌着掛止できる環体2の
直径対称的外壁に提片4の両端を、前記環体2の
一側2a側に張り出すように固着し、前記環体2
の他側2b(成形時に提片が張り出していない側)
外壁に二つの掛止突起3を所定間隔で突設して缶
の提手を構成した。
直径対称的外壁に提片4の両端を、前記環体2の
一側2a側に張り出すように固着し、前記環体2
の他側2b(成形時に提片が張り出していない側)
外壁に二つの掛止突起3を所定間隔で突設して缶
の提手を構成した。
この考案の提手は、環体2を第7図のように缶
胴端部へ嵌着した後、提片4を矢示5のように環
体2の他側2b側に反転して、掛止突起3へ提片
4の上縁を掛止(第3図)させたものである。前
記において、提手成形時に提片4は、第1図々示
のように一側2a側へ張出しているが、これを反
転すると第3図々示のように環体2と近接するの
で(取付部が変形して反転の為)、掛止状態を保
たせることができる。然して環体2と提片4とが
近接する結果(第7図)、隣接缶1aに邪魔にな
るおそれがない。
胴端部へ嵌着した後、提片4を矢示5のように環
体2の他側2b側に反転して、掛止突起3へ提片
4の上縁を掛止(第3図)させたものである。前
記において、提手成形時に提片4は、第1図々示
のように一側2a側へ張出しているが、これを反
転すると第3図々示のように環体2と近接するの
で(取付部が変形して反転の為)、掛止状態を保
たせることができる。然して環体2と提片4とが
近接する結果(第7図)、隣接缶1aに邪魔にな
るおそれがない。
(実施例 2)
次に第5図の実施例について説明する。
前記実施例1は、環体へ掛止突起3を設け、提
片4の縁部と掛止させたが、この実施例において
は、提片4の内側壁へ掛止突起6を設け、環体下
縁と掛止突起とを掛止させたものである。
片4の縁部と掛止させたが、この実施例において
は、提片4の内側壁へ掛止突起6を設け、環体下
縁と掛止突起とを掛止させたものである。
この実施例における使用状態および効果は実施
例1と同様である。
例1と同様である。
(考案の効果)
この考案は、缶胴に嵌着すべき環体と提片とを
掛止させたので、缶に提手を装着した後、提片を
反転掛止させることによつて、提片を環体に近接
して保定し、隣接缶の邪魔にならないようにする
ことができる効果がある。
掛止させたので、缶に提手を装着した後、提片を
反転掛止させることによつて、提片を環体に近接
して保定し、隣接缶の邪魔にならないようにする
ことができる効果がある。
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は
同じく正面図、第3図は同じく環体と提片を掛止
させた正面図、第4図は同じく一部斜視図、第5
図は同じく他の実施例の一部斜視図、第6図は同
じく使用状態の正面図、第7図は同じく使用状態
で提片を反転掛止した正面図である。 1……缶胴、2……環体、2a……一側(環体
で、成形時に提片が張り出している側)、2b…
…他側(環体で、成形時に提片が倒れていない
側)、3……提片、4,6……掛止突起。
同じく正面図、第3図は同じく環体と提片を掛止
させた正面図、第4図は同じく一部斜視図、第5
図は同じく他の実施例の一部斜視図、第6図は同
じく使用状態の正面図、第7図は同じく使用状態
で提片を反転掛止した正面図である。 1……缶胴、2……環体、2a……一側(環体
で、成形時に提片が張り出している側)、2b…
…他側(環体で、成形時に提片が倒れていない
側)、3……提片、4,6……掛止突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 缶胴に嵌着掛止できる環体と、該環体の一側
に張り出すように、両端を直径対称的に該環体
へ固着した提片とよりなる提手において、該環
体の他側へ前記提片を倒して掛止保定した缶の
提手。 2 掛止は環体又は提片に設けた掛止突起と提片
又は環体の縁部とによつた実用新案登録請求の
範囲第1項記載の缶の提手。 3 掛止突起は1個又は2個とした実用新案登録
請求の範囲第2項記載の缶の提手。 4 掛止突起は多数の凹凸条を並列したローレツ
トとした実用新案登録請求の範囲第2項記載の
缶の提手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12203886U JPH0350029Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12203886U JPH0350029Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6328640U JPS6328640U (ja) | 1988-02-25 |
JPH0350029Y2 true JPH0350029Y2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=31011861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12203886U Expired JPH0350029Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005186995A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 容器 |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP12203886U patent/JPH0350029Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6328640U (ja) | 1988-02-25 |