JP2005148589A - 表示物取付用補助具 - Google Patents

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康夫 鳴海
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Abstract

【課題】締付具を用いた柱状物への表示物の取付けにおいて柱状物,表示物の汚損,傷付け損傷を防止する。
【解決手段】柱状物Pの外周面に当接された表示物Sの上から柱状物に巻付けられる布地製の帯体1と、帯体1に取付けられて帯体1の柱状物への巻付けを保持する保持部材3とを備えてなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電柱,電信柱,道路標識柱,構造柱等の柱状物の外周面に広告,標識等の表示物を当接させて取付ける際に使用される表示物取付用補助具に係る技術分野に属する。
一般に、柱状物が道路,建物に付設的または一体的に設置されて目につきやすい存在であることから、柱状物の外周面には各種の表示物が取付けられている。
従来、柱状物の外周面に表示物を取付ける技術としては、柱状物の外周面に表示物を当接させ、表示物の上から柱状物に針金,バンド等の締付具を巻付けるものが知られている。具体的には、以下の文献に記載のものがある。
特開平11−109867号公報
前述の従来の技術では、締付具が金属製,合成樹脂製で取付け後に水濡れによる腐食や温度変化による劣化を引起こしやすいため、締付具の腐食,劣化に伴う生成物(錆,炭化物)で表示物,柱状物が汚損されてしまうという問題点がある。また、締付具を強固に締付けて表示物の取付けを確実にすると、表示物,柱状物を傷付け損傷してしまうという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、締付具を用いた柱状物への表示物の取付けにおいて柱状物,表示物の汚損,傷付け損傷を防止することのできる表示物取付用補助具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係る表示物取付用補助具は、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、柱状物の外周面に当接された表示物の上から柱状物に巻付けられる布地製の帯体と、帯体に取付けられて帯体の柱状物への巻付けを保持する保持部材とを備えてなる。
この手段では、締付具を用いた柱状物への表示物の取付けの際に締付具,表示物の間に介在され、締付具の腐食,劣化に伴う生成物を帯体が吸収または流止めするとともに、表示物,柱状物に対して帯体が締付具の締付けの緩衝保護材として機能する。
また、請求項2では、請求項1の表示物取付用補助具において、帯体は長さ方向へ直線状に延びる刺子が幅方向に複数列設けられていることを特徴とする。
この手段では、刺子が帯体の長さ方向を補強し、複数列の刺子が帯体の幅方向に伸展性を付与する。
また、請求項3では、請求項1または2の表示物取付用補助具において、帯体の一端部には表示物に大きな摩擦で当接される滑止が取付けられていることを特徴とする。
この手段では、帯体の巻付け始に滑止を表示物に当接させることで、帯体の巻付けの際のずれが防止される。
本発明に係る表示物取付用補助具は、締付具を用いた柱状物への表示物の取付けの際に締付具,表示物の間に介在され、締付具の腐食,劣化に伴う生成物を帯体が吸収または流止めするため、締付具を用いた柱状物への表示物の取付けにおいて柱状物,表示物の汚損が防止される効果がある。また、締付具を用いた柱状物への表示物の取付けの際に締付具,表示物の間に介在され、表示物,柱状物に対して帯体が締付具の締付けの緩衝保護材として機能するため、締付具を用いた柱状物への表示物の取付けにおいて柱状物,表示物の傷付け損傷が防止される効果がある。
さらに、請求項2として、刺子が帯体の長さ方向を補強し、複数列の刺子が帯体の幅方向に伸展性を付与するため、帯体に巻付けの引張,捻れに対する耐久性が備えられる効果がある。
さらに、請求項3として、帯体の巻付け始に滑止を表示物に当接させることで、帯体の巻付けの際のずれが防止されるため、帯体の巻付け作業を容易,確実に行うことができる効果がある。
以下、本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態の第1例を示すものである。
第1例は、図1〜図3に示すように、帯体1,滑止2,保持部材3で構成されている。
帯体1は、2枚重ねにされた細長形の布地11が糸で刺縫いした刺子12で一体化されてなる。布地11は、綿布等の強靱な天然の材質のものが選択される。刺子12は、綿糸等の強靱な天然の材質の糸が選択され、布地11の長さ方向へ直線状に延びるとともに幅方向に複数列が配設されている。
滑止2は、帯体1の一端部の一方の布地11に積層接着された長方形の天然ゴムの薄板材からなる。
保持部材3は、金属製の止針31と、止針31を帯体1の布地11に縫付けた縫糸32とからなる。止針31は、先端部に帯体1の布地11に刺通可能な鋭利部31aが設けられ、後端部に縫糸32に縫付けられる輪部31bが設けられている。
第1例を使用するには、図4,図5に示すように、円柱形からなる柱状物Pの外周面に巻付けるように当接された薄板形の表示物Sの上から帯体1が柱状物Pに巻付けられる。
柱状物Pへの巻付けでは、帯体1の一端部に位置している滑止2を表示物Sに当接させて巻付始端とすることで、帯体1の表示物Sに対するずれを防止することができる。従って、帯体1の巻付け作業を容易,確実に行うことができる。また、帯体1に複数列設けられた刺子12で帯体1の幅方向に伸展性が付与され、帯体1に巻付けの捻れに対する耐久性が備えられることも、帯体1の巻付け作業の容易化,確実化に寄与する。また、帯体1に設けられた刺子12で帯体1の長さ方向が補強され、帯体1に巻付けの引張に対する耐久性が備えられるため、帯体1の柱状物Pへの強固な巻付けが可能となる。
帯体1の巻付けの後には、図5に詳細に示されるように、保持部材3の止針31を鋭利部31aから帯体1の布地11に刺込む。
保持部材3は、止針31が帯体1の布地11に刺込まれることによって、帯体1の巻付終端を緩止め固定することになる。従って、帯体1の柱状体Pへの巻付けが保持される。即ち、表示物Sが柱状物Pに仮止めされたことになる。なお、保持部材3の止針31が輪部31bの部分で縫糸32によって帯体1の布地11に縫付けられているため、輪部31bでの回動で止針31の帯体1の布地11への刺込角度を少し調整することができる。従って、保持部材3の止針31の刺込み作業を容易,確実に行うことができる。
この後、帯体1の布地11の上から締付具Cを巻付けることになる。即ち、表示物Sが柱状物Pに本止めされる。
第1例によると、取付け後に金属製,合成樹脂製の締付具Cから水濡れによる腐食や温度変化による劣化で生成物が生成されても、生成物が帯体1の布地11に吸収または流止めされるため、表示物S,柱状物Pが生成物で汚損されることがない。
また、締付具Cを強固に締付けて表示物Sの取付けを確実にしても、表示物S,柱状物Pに対して帯体1の布地11が締付具Cの締付けの緩衝保護材として機能するため、表示物S,柱状物Pを傷付け損傷してしまうことがない。従って、表示物Sを柱状物Pに確実に取付けることができ、柱状物Pの高所でも安心して表示物Sを取付けることができる。
なお、第1例の材質が綿,天然ゴム等であるため、不要になった場合の廃棄処理が容易である。
図6は、本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態の第2例を示すものである。
第2例は、保持部材3を帯体1の布地11の滑止2とは反対側の面の両端部に積層接着されたベルベットファスナ33としてある。
第2例によると、保持部材3のベルベットファスナ33を重合わせるだけで帯体1の巻付終端を緩止め固定することができるため、保持部材3の操作が容易である。
図7は、本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態の第3例を示すものである。
第3例では、保持部材3を帯体1の布地11の一端部に取付けられたWリング34と他端部に形成された差込辺35としてある。
第3例によると、保持部材3のWリング34を利用して表示物S,柱状物Pに巻付けられた帯体1を強固に締付けることができる。
以上、図示した各例の外に、柱状物Pが角柱形等の場合にも適用することができる。
さらに、締付具Cを使用しないで、本発明に係る表示物取付用補助具で表示物Sを柱状物Pに本止めすることもできる。
前述の本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態では、柱状体Pが電柱の場合に、例えば帯体1の布地11の幅aが10cm長さbが100cmで滑止2の長さcが20cmに寸法に設定される。
本発明に係る表示物取付用補助具は、各種の物品を結束,拘束する結束具等としての使用も可能である。
本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態の第1例を示す正面図である。 図1の拡大横断面図である。 図1の一部拡大図である。 図1に使用状態を示す斜視図である。 図4の一部拡大図である。 本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態の第2例を示すものであり、(A)が正面図で(B)が背面図である。 本発明に係る表示物取付用補助具を実施するための最良の形態の第3例を示す正面図である。
符号の説明
1 帯体
11 布地
12 刺子
2 滑止
3 保持部材
C 締付具
P 柱状物
S 表示物

Claims (3)

  1. 柱状物の外周面に当接された表示物の上から柱状物に巻付けられる布地製の帯体と、帯体に取付けられて帯体の柱状物への巻付けを保持する保持部材とを備えてなる表示物取付用補助具。
  2. 請求項1の表示物取付用補助具において、帯体は長さ方向へ直線状に延びる刺子が幅方向に複数列設けられていることを特徴とする表示物取付用補助具。
  3. 請求項1または2の表示物取付用補助具において、帯体の一端部には表示物に大きな摩擦で当接される滑止が取付けられていることを特徴とする表示物取付用補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072113A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hidesuke Nakayama 旗およびその製造方法

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