JPH026062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026062Y2 JPH026062Y2 JP10554785U JP10554785U JPH026062Y2 JP H026062 Y2 JPH026062 Y2 JP H026062Y2 JP 10554785 U JP10554785 U JP 10554785U JP 10554785 U JP10554785 U JP 10554785U JP H026062 Y2 JPH026062 Y2 JP H026062Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley block
- rope
- tree
- arm
- attachment rope
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000002023 wood Substances 0.000 description 6
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
山林から間伐材等の木材を搬出するに当り、適
宜箇所の立木にプーリブロツクを取付け、このブ
ロツクを用いて作業索を張設し、この作業索に枝
索を介して木材を結合し、作業索を動力駆動し、
木材を引き摺つて搬送するモノケーブル集材方式
が用いられる。
宜箇所の立木にプーリブロツクを取付け、このブ
ロツクを用いて作業索を張設し、この作業索に枝
索を介して木材を結合し、作業索を動力駆動し、
木材を引き摺つて搬送するモノケーブル集材方式
が用いられる。
本考案はこのプーリブロツクを立木に取付ロー
プを用いて取付ける際に使用する取付ロープの保
持金具に関する。
プを用いて取付ける際に使用する取付ロープの保
持金具に関する。
従来はプーリブロツクを立木に取付ける際に、
取付ロープを立木に2〜3回程度巻付け、この巻
付けたロープをシヤツクルで束ね、このシヤツク
ル部分からロープの両端を揃えて引出し、先端に
プーリブロツクを取付けるようにしていた。
取付ロープを立木に2〜3回程度巻付け、この巻
付けたロープをシヤツクルで束ね、このシヤツク
ル部分からロープの両端を揃えて引出し、先端に
プーリブロツクを取付けるようにしていた。
このため従来の取付方向では、プーリブロツク
は2本の揃つたロープの先端に位置するので、作
業索の走行により振れたり捩れたりしやすく、こ
の結果ブロツクが損傷したり、脱索を生じたりあ
るいは取付ロープが擦り落ちたりする。またシヤ
ツクルを用いるので、取付け、取外し作業も繁雑
である。
は2本の揃つたロープの先端に位置するので、作
業索の走行により振れたり捩れたりしやすく、こ
の結果ブロツクが損傷したり、脱索を生じたりあ
るいは取付ロープが擦り落ちたりする。またシヤ
ツクルを用いるので、取付け、取外し作業も繁雑
である。
本考案はこれらの不都合を解消し、ブロツクの
振れ捩れを減少させ、取付け取外し作業を容易化
するため新たな取付方法を実現させようとするも
のである。
振れ捩れを減少させ、取付け取外し作業を容易化
するため新たな取付方法を実現させようとするも
のである。
すなわち本考案は、立木に1回以上巻付けられ
た後、逆V字状に伸びて先端にプーリブロツクを
取付けるプーリブロツク取付ロープのV字状部分
を通して締めるC字状体と、このC字状体の略中
央から立木に向つて伸び、中間に曲折自在のジヨ
イントを有するアームと、このアームの先端に設
けられ、前記取付ロープの立木に巻付けられた部
分に引掛けられるフツクとからなり、プーリブロ
ツクの横振れ捩れを減少させるモノケーブル集材
方式におけるプーリブロツク取付ロープの保持金
具である。
た後、逆V字状に伸びて先端にプーリブロツクを
取付けるプーリブロツク取付ロープのV字状部分
を通して締めるC字状体と、このC字状体の略中
央から立木に向つて伸び、中間に曲折自在のジヨ
イントを有するアームと、このアームの先端に設
けられ、前記取付ロープの立木に巻付けられた部
分に引掛けられるフツクとからなり、プーリブロ
ツクの横振れ捩れを減少させるモノケーブル集材
方式におけるプーリブロツク取付ロープの保持金
具である。
以下本考案を図示する実施例について説明す
る。図において、本考案の保持金具10は、鉄丸
棒を曲折、溶接して形成され、C字状体11の略
中央から側方へアーム12を突設し、このアーム
12の中間に曲折自在のジヨイント13を設け、
アーム12先端にフツク14を設けてなる。
る。図において、本考案の保持金具10は、鉄丸
棒を曲折、溶接して形成され、C字状体11の略
中央から側方へアーム12を突設し、このアーム
12の中間に曲折自在のジヨイント13を設け、
アーム12先端にフツク14を設けてなる。
この保持金具10は第1図に示すようにして使
用される。立木15に保護木材16を介してプー
リブロツク取付ロープ17を1乃至数回巻付け、
この取付ロープ17の両端を逆V字状に伸ばし
て、その先端にプーリブロツク18を取付ける。
保持金具10のC字状体11をロープ17の逆V
字状部分に引掛けて若干締付け、フツク14をロ
ープ17の立木15に巻付けられた部分に引掛け
る。プーリブロツク18は作業索19を張り、案
内する。
用される。立木15に保護木材16を介してプー
リブロツク取付ロープ17を1乃至数回巻付け、
この取付ロープ17の両端を逆V字状に伸ばし
て、その先端にプーリブロツク18を取付ける。
保持金具10のC字状体11をロープ17の逆V
字状部分に引掛けて若干締付け、フツク14をロ
ープ17の立木15に巻付けられた部分に引掛け
る。プーリブロツク18は作業索19を張り、案
内する。
こうすると、この保持金具10は取付ロープ1
7のV字状部分が拡がつて緩むことを防止し、良
好に取付ロープ17を保持し、またプーリブロツ
ク18の若干の振れ捩れに対して、ジヨイント1
3でアーム12を曲折して追従し、安定な保持を
維持する。
7のV字状部分が拡がつて緩むことを防止し、良
好に取付ロープ17を保持し、またプーリブロツ
ク18の若干の振れ捩れに対して、ジヨイント1
3でアーム12を曲折して追従し、安定な保持を
維持する。
〔考案の効果〕
本考案の保持金具は以上のように構成され、使
用されるものであるから、プーリブロツク取付ロ
ープが逆V字状に伸びてプーリブロツクを支持す
るようにし、プーリブロツクの横振れ捩れを減少
させることができ、この結果、ブロツクや取付ロ
ープの損傷が防止され、脱索も生じにくくなり、
また取付ロープの擦り落ちも防止される。さらに
ブロツクを立木に取付ける作業において、この保
持金具を用いると、単に取付ロープを巻付けこの
金具を引掛けるだけでよいので、作業が迅速容易
となり、従来2人の作業者を必要としたのに対し
1人の作業者で十分作業を行なうことができ、特
に取付ロープが立木の高い位置にあるときには甚
だ便利である。また、取付ロープを取外す場合も
従来のように着雪や凍結により作業が困難になる
こともない。
用されるものであるから、プーリブロツク取付ロ
ープが逆V字状に伸びてプーリブロツクを支持す
るようにし、プーリブロツクの横振れ捩れを減少
させることができ、この結果、ブロツクや取付ロ
ープの損傷が防止され、脱索も生じにくくなり、
また取付ロープの擦り落ちも防止される。さらに
ブロツクを立木に取付ける作業において、この保
持金具を用いると、単に取付ロープを巻付けこの
金具を引掛けるだけでよいので、作業が迅速容易
となり、従来2人の作業者を必要としたのに対し
1人の作業者で十分作業を行なうことができ、特
に取付ロープが立木の高い位置にあるときには甚
だ便利である。また、取付ロープを取外す場合も
従来のように着雪や凍結により作業が困難になる
こともない。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は使用状
態の斜視図、第2図は斜視図である。 10……保持金具、11……C字状体、12…
…アーム、13……ジヨイント、14……フツ
ク、15……立木、16……保護木材、17……
プーリブロツク取付ロープ、18……プーリブロ
ツク、19……作業索。
態の斜視図、第2図は斜視図である。 10……保持金具、11……C字状体、12…
…アーム、13……ジヨイント、14……フツ
ク、15……立木、16……保護木材、17……
プーリブロツク取付ロープ、18……プーリブロ
ツク、19……作業索。
Claims (1)
- 立木に1回以上巻付けられた後、逆V字状に伸
びて先端にプーリブロツクを取付けるプーリブロ
ツク取付ロープの逆V字状部分を通して締めるC
字状体と、このC字状体の略中央から立木に向つ
て伸び、中間に曲折自在のジヨイントを有するア
ームと、このアームの先端に設けられ、前記取付
ロープの立木に巻付けられた部分に引掛けられる
フツクとからなり、プーリブロツクの横振れ捩れ
を減少させるモノケーブル集材方式におけるプー
リブロツク取付ロープの保持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10554785U JPH026062Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10554785U JPH026062Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213996U JPS6213996U (ja) | 1987-01-28 |
JPH026062Y2 true JPH026062Y2 (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=30980080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10554785U Expired JPH026062Y2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH026062Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP10554785U patent/JPH026062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213996U (ja) | 1987-01-28 |
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