JP3044565U - 落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおける巻付けグリップ用索端金具 - Google Patents

落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおける巻付けグリップ用索端金具

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JP3044565U
JP3044565U JP1997005796U JP579697U JP3044565U JP 3044565 U JP3044565 U JP 3044565U JP 1997005796 U JP1997005796 U JP 1997005796U JP 579697 U JP579697 U JP 579697U JP 3044565 U JP3044565 U JP 3044565U
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JP
Japan
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grip
hole
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winding
bolt shaft
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Application number
JP1997005796U
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English (en)
Inventor
秀一 中田
Original Assignee
関東鋼線株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおい
て、ワイヤ−ロ−プ端末を端末支柱へ緊張固定するため
の、巻付けグリップを掛け通すヘッド部と差込みボルト
軸部とが分離でき、またワイヤ−ロ−プ端末がヘッド内
に納まる、さらにグリップ及び差込みボルト軸部の固定
状態が外部から容易に確認できる巻付けグリップ用索端
金具を提供。 【構成】 巻付グリップ8を掛け通すヘッド部1とボル
ト軸部5とを挟持ナット7、7を介して分離可能とし、
前記ヘッド部1は、その後部にグリップ通し孔兼覗窓2
を設け、また先端面1aより該グリップ通し孔兼覗窓2
に貫通するロ−プ端末挿入孔3を設け、さらに後端面1
bより該グリップ通し孔兼覗窓2にボルト軸部5の挿通
孔4を設け、前記グリップ通し孔兼覗窓2にボルト軸部
5を挿通して挟持ナット7、7を介して締結できるよう
にした巻付けグリップ用索端金具である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
この考案は、山岳地帯などの道路沿いに道路横斜面からの落石を防止し、交通 の安全を確保するための落石防止柵並びに一般道、高速道の道路用ガ−ドケ−ブ ルに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでの落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおけるワイヤ−ロ−プ端末の 端末支柱への緊張固定は、例えば図4に示すような索端金具(以下「従来金具」 という)を用いていた。
【0003】 より詳しくは、ロ−プの端部から附近の所に針金でジ−ジングを行い、ソケッ トを通したロ−プをばらしたうえドライバ−でロ−プの撚りを戻し、各ストラン ドをコッタ−の溝に差し入れ、コッタ−をソケットに打込み、調整ネジとソケッ トを結合して行うという大変厄介な作業が要求される。加えてこの索端金具が部 品点数も多く、経済効率上の問題も抱えていた。 なお同図の態様においては六角頭がネジ締め方式となっているが、直接軸に固 定された方式のものも普及している(図示省略)。
【0004】 これに対し、本件出願人は、ワイヤ−ロ−プ端末の端末支柱への緊張固定が、 効率的にしかも低廉に達成できるようにした巻付けグリップ用索端金具を、先に 実用新案登録出願し、実用新案登録を受けている(登録第3029289号)。 この先登録技術は、ボルト軸の先端に巻付けグリップを掛けるための環状部な いしフック部を一体形成し、その巻付けグリップにワイヤ−ロ−プを把束させら れるようにした態様ものである。
【0005】 しかしこの先登録技術は、上記利点をもたらすもののグリップの取付け作業が 施工現場にて行なわれることについては従来金具と同じであり、さらにワイヤ− ロ−プ端末が露出したままなので、ふらつきや飛び跳ねがあり、引っ掻きによる 怪我のおそれがあった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は従来金具並びに本件出願人の先登録技術のかかる実情に鑑みてなされ たもので、巻付けグリップを掛け通すヘッド部と差込みボルト軸部とが分離でき て、グリップ固定作業が施工現場を離れても容易に行なえる、またワイヤ−ロ− プ端末がヘッド内に納まる(外部に露出しない)、さらにグリップ及び差込みボ ルト軸部の固定状態が外部から容易に確認できるような巻付けグリップ用索端金 具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、巻付グリップ8を掛け通すヘッド部1と ボルト軸部5とを挟持ナット7、7を介して分離可能とする。 そして前記ヘッド部1は、その後部にグリップ通し孔兼覗窓2を設け、また先 端面1aより該グリップ通し孔兼覗窓2に貫通するロ−プ端末9の挿入孔3を設 け、さらに後端面1bより該グリップ通し孔兼覗窓2にボルト軸部5の挿通孔4 を設ける。 そして前記グリップ通し孔兼覗窓2にボルト軸部5を挿通して挟持ナット7、 7を介して締結できるようにした落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおける巻 付けグリップ用索端金具である。
【0008】 また上記構成において、グリップ通し孔兼覗窓2の先端側ヘッド部外周に巻付 けグリップ8の案内溝6を回設した落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおける 巻付けグリップ用索端金具である。
【0009】
【考案の作用並びに効果】
本考案は以上のようで、巻付けグリップ8を掛け通すヘッド部1と、差込みボ ルト軸部5とが挟持ナット7、7を弛め螺脱することにより分離できるから、施 工現場を離れたところでのグリップ固定作業、即ちヘアピン形状段階でグリップ 通し孔兼覗窓2に掛け通すとともにワイヤ−ロ−プを把束したうえその端末9を ロ−プ端末挿入孔3内に納める作業が効率的に行なえ、現場においても迅速容易 に且つ安全裡に作業を完了させられる。
【0010】 そしてこのように、ワイヤ−ロ−プ端末9がヘッド部1内に納めることで、端 末のふらつきや飛び跳ねが防止され、引っ掻き等の怪我のおそれが解消される。 加えて、グリップ8の掛け通し及び差込みボルト軸部5の締付け状態がグリッ プ通し孔兼覗窓2に露見しているので、外部から容易に確認、修正ができるもの である。
【0011】 また、グリップ通し孔兼覗窓2の先端側ヘッド部外周に巻付けグリップ8の案 内溝6を回設した態様においては、該案内溝6にグリップ8が食込んで面接触に より安定状態に取り付けられ、応力分散により耐久性を増大させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図
【図2】使用状態を示す斜視図
【図3】本案金具を使用してワイヤ−ロ−プ端末を端末
支柱へ緊張固定させた状態の側面図
【図4】従来の索端金具のワイヤ−ロ−プとの結合状態
を示す一部切欠斜視図
【符号の説明】
1 ヘッド部 1a ヘッド部先端面 1b ヘッド部後端面 2 グリップ通し孔兼覗窓 3 ロ−プ端末挿入孔 4 ボルト軸部挿通孔 5 ボルト軸部 6 案内溝 7 挟持ナット 8 グリップ 9 ワイヤ−ロ−プ端末

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻付グリップ(8)を掛け通すヘッド部
    (1)とボルト軸部(5)とを挟持ナット(7)、
    (7)を介して分離可能とし、前記ヘッド部(1)は、
    その後部にグリップ通し孔兼覗窓(2)を設け、また先
    端面(1a)より該グリップ通し孔兼覗窓(2)に貫通
    するロ−プ端末挿入孔(3)を設け、さらに後端面(1
    b)より該グリップ通し孔兼覗窓(2)にボルト軸部
    (5)の挿通孔(4)を設け、前記グリップ通し孔兼覗
    窓(2)にボルト軸部(5)を挿通して挟持ナット
    (7)、(7)を介して締結できるようにした落石防止
    柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおける巻付けグリップ用索
    端金具。
  2. 【請求項2】 グリップ通し孔兼覗窓(2)の先端側ヘ
    ッド部外周に巻付けグリップ(8)の案内溝(6)を回
    設した請求項1記載の落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブ
    ルにおける巻付けグリップ用索端金具。
JP1997005796U 1997-06-18 1997-06-18 落石防止柵や道路用ガ−ドケ−ブルにおける巻付けグリップ用索端金具 Expired - Lifetime JP3044565U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177296A (ja) * 2012-06-05 2012-09-13 Toshio Tanaka ターンバックル及び該ターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造
KR200473181Y1 (ko) * 2014-02-14 2014-06-16 김경자 낙석방지책의 와이어로프 고정구

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