JPH0124448Y2 - - Google Patents

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JPH0124448Y2
JPH0124448Y2 JP2744182U JP2744182U JPH0124448Y2 JP H0124448 Y2 JPH0124448 Y2 JP H0124448Y2 JP 2744182 U JP2744182 U JP 2744182U JP 2744182 U JP2744182 U JP 2744182U JP H0124448 Y2 JPH0124448 Y2 JP H0124448Y2
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JP
Japan
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socket
wire rope
cut
small diameter
large diameter
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JP2744182U
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JPS58130153U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、落石防護柵や、ガードケーブル等に
おいてワイヤーロープを支柱に取付ける際に使用
される取付金具に関するものである。
従来より知られているワイヤーロープ取付金具
は、第1図及び第2図に示すように、ソケツト1
におけるテーパー状の嵌合孔2内に、複数の凹溝
4を軸線方向に備えた円錐状のコツター3を挿入
し、該コツター3における凹溝4内にワイヤーロ
ープ5の子網5aを撚り戻して嵌合させることに
より該子網5aを嵌合孔2の内壁面との間に挾持
させ、支柱へ取付けるための取付杆6に設けたキ
ヤツプ状の連結部材7を上記ソケツト1の後端部
外周に設けたねじ8に被着したものであるが、ワ
イヤーロープ5に大きな外力が加わつた場合に子
網5aが凹溝4内を滑つて該凹溝から外れたり、
ワイヤーロープ5の張力に大きな影響を与えるこ
とがあり、極めて危険であつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、ワイヤー
ロープの端部を非常に堅牢に保持することのでき
る取付金具を提供しようとするもので、上記コツ
ターにおける凹溝の内面にワイヤーロープにおけ
る子網を構成する鋼線の係合用細溝を切設し、こ
の細溝によつてワイヤーロープの端部を滑ること
なく確実に保持できるようにしたことを特徴とす
るものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第3図は本考案を落石防護柵に適用
した場合を例示するもので、10は柵の端部に位
置する支柱、11は各支柱間に張設したワイヤー
ロープ、12は該ワイヤーロープ11の端部を上
記支柱10に連結する取付金具、13は各支柱間
に張設した菱形金網を示し、上記ワイヤーロープ
11は、第4図から明らかなように、多数の鋼線
を撚り合わせて複数の子網11aを形成し、これ
らの子網11aを互いに撚り合わせることにより
構成している。
また、上記取付金具12は、両端の小径口15
と大径口16との間にテーパー状の嵌合孔17を
備えた中空状のソケツト14と、該ソケツト14
の嵌合孔17内に挿入された円錐状のコツター1
8と、支柱10に取付けるためのナツト20を備
えた取付杆19とから成るもので、上記コツター
18の周囲には、第5図からも明らかなように、
ワイヤーロープ11の子網11aを嵌合させるた
めの複数の凹溝21を一定間隔で軸線方向に切設
すると共に、各凹溝21の内面に子網11aを構
成する鋼線が係合する多数の細溝21aを斜めに
設け、また取付杆19の一端には、周囲にねじを
切設した連結部材22を一体的に設け、該連結部
材22を、内周面にねじ16aを切設したソケツ
ト14の大径口16内に螺挿し、該連結部材22
の先端には、上記コツター18の後端に当接して
それを小径口側へ押圧する締付部23を形設して
いる。
上記取付金具12にワイヤーロープ11の端部
を連結する場合には、取付杆19及びコツター1
8を取外した状態でワイヤーロープ11の端部を
ソケツト14内に小径口15から挿入し、該ワイ
ヤーロープ11を撚り戻して各子網11aを互い
に分離させ、分離した子網11aをコツター18
の凹溝21内に嵌合させてそのまま該コツター1
8をソケツト14の嵌合孔17内に打込み、これ
によつてコツター18の凹溝21とソケツト14
の嵌合孔17との間に上記子網11aを挾持さ
せ、然る後に取付杆19の連結部材22をソケツ
ト14の大径口16内に螺挿し、該連結部材22
の締結部23によつて上記コツター18の後端を
押圧させる。このとき、各凹溝21内に嵌合せし
められた子網11aは、それを構成する鋼線が細
溝21a内に係合し、ワイヤーロープ11に大き
な外力が作用しても滑動することがない。
また、上記連結部材22の螺挿に当り、ソケツ
ト14の後端部外面に互いに対向する一対の平面
部24を設けると同時に、取付杆19上にも同様
の平面部25を設け、これらの平面部24,25
をそれぞれレンチ等の工具で掴持した状態で螺回
させるようにすれば、その取付作業を極めて能率
的且つ強固に行い得るものである。なお、ソケツ
ト14の外周面上には、上記平面部24を3対、
即ち6角面状に形成することもできる。
上述の如くに構成した本考案のワイヤーロープ
取付金具によれば、ソケツトにおける大径口の内
部に取付杆の連結部材を螺挿し、該連結部材の締
付部によつてコツターの端面を押圧するようにし
たので、該連結部材を単にソケツトに螺着するだ
けでコツターをソケツト内に堅牢に保持すること
ができ、それによつてワイヤーロープを強固に取
付けることができる。
また、上記ソケツトは、その内部に単純なテー
パー状の嵌合孔を設けると共に、その大径口側に
ねじを切設しただけであるから、その形状及び構
造が非常に簡単であり、そのため、鋳造に際して
の型の製作や鋳造作業を著しく簡略化することが
でき、しかも、取付杆に上記ソケツトに螺着する
ための連結部材を一体に形成しているため、取付
金具全体の構造が簡単化して部品数が最小限に抑
えられ、ワイヤーロープの着脱作業が非常に容易
になる。特に、落石防護柵やガードロープ等を設
置する場合には、一時に多数のワイヤロープを張
設することになるため、上述したように取付金具
における作業を簡略化することにより、全体の作
業時間を大幅に短縮することができる。
さらに、コツターの周囲に切設した凹溝内に細
溝を切設し、ワイヤーロープの子網を構成する鋼
線が各細溝に係合するようにしたので、ワイヤー
ロープに大きな外力が加わつたときでも、ワイヤ
ーロープの端部が凹溝内を滑動するのを防いでそ
れを極めて強固に保持することができ、それによ
つてワイヤーロープを堅牢に張設することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワイヤーロープ取付金具の縦断
面図、第2図はそのA−A線での断面図、第3図
は本考案のワイヤーロープ取付金具を落石防護柵
に使用した場合の一部正面図、第4図は本考案の
一実施例を示す縦断面図、第5図はコツターの斜
視図である。 10……支柱、11……ワイヤーロープ、11
a……子網、12……取付金具、14……ソケツ
ト、15……小径口、16……大径口、17……
嵌合孔、18……コツター、19……取付杆、2
1……凹溝、21a……細溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に小径口と大径口とを有するソケツト内の
    テーパー状の嵌合孔に円錐状のコツターを挿入
    し、該コツターの周囲に、上記小径口を通じてソ
    ケツト内に挿入したワイヤーロープの子網を撚り
    戻して嵌合させるための凹溝を軸線方向に切設す
    ると共に、該凹溝の内面に上記子網を構成する鋼
    線の係合用細溝を斜めに切設し、上記ソケツトに
    おける大径口の内周面にねじを切設して、該大径
    口の内部に支柱へ取付けるための取付杆の一端の
    連結部材を進退自在に螺挿すると共に、該連結部
    材の先端に上記コツターの端面に当接してそれを
    小径口側へ押圧する締付部を設けたことを特徴と
    するワイヤーロープ取付金具。
JP2744182U 1982-02-27 1982-02-27 ワイヤ−ロ−プ取付金具 Granted JPS58130153U (ja)

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JP2744182U JPS58130153U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ワイヤ−ロ−プ取付金具

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JP2744182U JPS58130153U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ワイヤ−ロ−プ取付金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130153U JPS58130153U (ja) 1983-09-02
JPH0124448Y2 true JPH0124448Y2 (ja) 1989-07-25

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ID=30039352

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JP2744182U Granted JPS58130153U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ワイヤ−ロ−プ取付金具

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JPS58130153U (ja) 1983-09-02

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