JPH0436167Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0436167Y2 JPH0436167Y2 JP16127586U JP16127586U JPH0436167Y2 JP H0436167 Y2 JPH0436167 Y2 JP H0436167Y2 JP 16127586 U JP16127586 U JP 16127586U JP 16127586 U JP16127586 U JP 16127586U JP H0436167 Y2 JPH0436167 Y2 JP H0436167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- ladder
- tension
- radius
- wires
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 10
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、光フアイバ複合架空地線や難着雪電
線、低風音電線等の異型電線に代表される特殊電
線の架線工事に使用される緊線梯子用の吊金具に
関する。
線、低風音電線等の異型電線に代表される特殊電
線の架線工事に使用される緊線梯子用の吊金具に
関する。
[従来の技術]
従来、鋼心アルミ撚線(ACSR)等通常の架空
電線に緊線梯子を懸吊する場合には、緊線梯子の
先端部に設けられた鉤型の丸棒を直接電線に引掛
けていた。
電線に緊線梯子を懸吊する場合には、緊線梯子の
先端部に設けられた鉤型の丸棒を直接電線に引掛
けていた。
ところが、近年架空地線内に光フアイバを収容
した光フアイバ複合架空地線(以下OPGWと称
す。)や、電線外周にヒレ等の膨出部を設けた構
造の難着雪電線、低風騒音電線等の異型電線が開
発、採用されるに至り、これらの電線へ従来型の
緊線梯子を直接懸吊することが不可能となつた。
した光フアイバ複合架空地線(以下OPGWと称
す。)や、電線外周にヒレ等の膨出部を設けた構
造の難着雪電線、低風騒音電線等の異型電線が開
発、採用されるに至り、これらの電線へ従来型の
緊線梯子を直接懸吊することが不可能となつた。
[当該考案が解決しようとする問題点]
即ち、OPGWにおいては、架空地線内に収容
されている光フアイバに過大な曲げ応力が働かな
いようにするため、曲げの許容限度として最小曲
げ半径が厳格に設定されているが、従来の緊線梯
子の丸棒を引つ掛けた場合この最小曲げ半径以下
に電線が曲がつてしまう。
されている光フアイバに過大な曲げ応力が働かな
いようにするため、曲げの許容限度として最小曲
げ半径が厳格に設定されているが、従来の緊線梯
子の丸棒を引つ掛けた場合この最小曲げ半径以下
に電線が曲がつてしまう。
一方、ヒレ等の膨出部を設けた異型電線におい
ては、鉤型の丸棒と電線との接触部に荷重が集中
してヒレ等の膨出部を変形、損傷させてしまう。
このように特殊電線に対しては従来の緊線梯子を
使用することばできない。
ては、鉤型の丸棒と電線との接触部に荷重が集中
してヒレ等の膨出部を変形、損傷させてしまう。
このように特殊電線に対しては従来の緊線梯子を
使用することばできない。
[考案の目的]
本考案は、以上の問題点に鑑みて完成されたも
のであり、特殊電線に対しても従来の緊線梯子を
使用して従来の工法で架線工事を行なえる緊線梯
子用吊金具を提供することを目的とする。
のであり、特殊電線に対しても従来の緊線梯子を
使用して従来の工法で架線工事を行なえる緊線梯
子用吊金具を提供することを目的とする。
[考案の要旨]
即ち、本考案の要旨は、上方には略U字型に緩
やかな孤を描いて電線の許容曲げ半径より大の曲
率半径でもつて湾曲した形状の袖部が、下方には
緊線梯子の鉤部が懸吊可能な支持部が形成されて
なる吊金具であつて、その内側の少なくとも袖部
が弾性部材で覆われていることを特徴とする緊線
梯子用吊金具である。
やかな孤を描いて電線の許容曲げ半径より大の曲
率半径でもつて湾曲した形状の袖部が、下方には
緊線梯子の鉤部が懸吊可能な支持部が形成されて
なる吊金具であつて、その内側の少なくとも袖部
が弾性部材で覆われていることを特徴とする緊線
梯子用吊金具である。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を図を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本考案の吊金具の正面図、第2図はそ
の横断面図である。吊金具本体1の上方袖部1a
は上方に緩やかな孤を描いて湾曲しており、その
曲率半径は、電線4の最小曲げ半径より大に設定
(例えば500R以上)されている。
の横断面図である。吊金具本体1の上方袖部1a
は上方に緩やかな孤を描いて湾曲しており、その
曲率半径は、電線4の最小曲げ半径より大に設定
(例えば500R以上)されている。
一方、吊金具本体1の下方には梯子懸吊支持部
1bが形成され、ここにはボルト3aが貫通され
てナツト3bで固定されるようになつている。6
はナツト3bが緩んで脱落するのを防止する割ピ
ン6である。
1bが形成され、ここにはボルト3aが貫通され
てナツト3bで固定されるようになつている。6
はナツト3bが緩んで脱落するのを防止する割ピ
ン6である。
吊金具本体1の内面は、第2図に図示するよう
にゴム等の弾性部材2で覆われている。5は軽量
化を計るための空洞部5である。
にゴム等の弾性部材2で覆われている。5は軽量
化を計るための空洞部5である。
従来の緊線梯子を懸吊するには、まず電線4に
吊金具本体1を被せ、後にボルト3aを通してナ
ツト3b及び割ピン6で固定する。そしてボルト
6に緊線梯子の鉤部を直接引つ掛けるのである。
吊金具本体1を被せ、後にボルト3aを通してナ
ツト3b及び割ピン6で固定する。そしてボルト
6に緊線梯子の鉤部を直接引つ掛けるのである。
こうすると、本来鉤部に集中していた荷重は弾
性部材2を介して電線4の比較的広範囲に分散さ
れるので、電線には無理な荷重が加わらず、ま
た、ヒレ等を有する電線にあつては、これが弾性
部材2に食込むことにより、ヒレ等の変形、損傷
が防止される。
性部材2を介して電線4の比較的広範囲に分散さ
れるので、電線には無理な荷重が加わらず、ま
た、ヒレ等を有する電線にあつては、これが弾性
部材2に食込むことにより、ヒレ等の変形、損傷
が防止される。
さらに、袖部1aはその曲率半径が最小曲げ半
径より大となつているので、曲げによる損傷を防
止でき、特にOPGWにあつては内部の光フアイ
バが有効に保護される。
径より大となつているので、曲げによる損傷を防
止でき、特にOPGWにあつては内部の光フアイ
バが有効に保護される。
尚、吊金具本体1の内面に設ける弾性部材2
は、適用上耐摩耗性を有する材料とするのが望ま
しい。
は、適用上耐摩耗性を有する材料とするのが望ま
しい。
[考案の効果]
以上要するに本考案の吊金具を使用することに
より、特殊電線に対するものでありながら、従来
の緊線梯子を使用して従来通りの工法で架線工事
を行なうことができ、特殊電線ゆえの工事上の不
良が生ずることがない。勿論従来の電線と同様の
作業性及び安全性は充分確保されるものである。
より、特殊電線に対するものでありながら、従来
の緊線梯子を使用して従来通りの工法で架線工事
を行なうことができ、特殊電線ゆえの工事上の不
良が生ずることがない。勿論従来の電線と同様の
作業性及び安全性は充分確保されるものである。
第1図は本考案の吊金具の正面図、第2図はそ
の横断面図である。 1……吊金具本体、2……弾性部材、3a……
ボルト、4……電線。
の横断面図である。 1……吊金具本体、2……弾性部材、3a……
ボルト、4……電線。
Claims (1)
- 上方には略V字型に緩やかな孤を描いて電線の
許容曲げ半径より大の曲率半径でもつて湾曲した
形状の袖部が、下方には緊線梯子の鉤部が懸吊可
能な支持部が形成されてなる吊金具であつて、そ
の内側の少なくとも袖部が弾性部材で覆われてい
ることを特徴とする緊線梯子用吊金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16127586U JPH0436167Y2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16127586U JPH0436167Y2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370210U JPS6370210U (ja) | 1988-05-11 |
JPH0436167Y2 true JPH0436167Y2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=31087438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16127586U Expired JPH0436167Y2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436167Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP16127586U patent/JPH0436167Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6370210U (ja) | 1988-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0436167Y2 (ja) | ||
JP3401751B2 (ja) | 緊線作業時の延線用金車から懸垂クランプへの電線移し替え方法 | |
JP2755474B2 (ja) | 自己支持型ケーブルの捻回布設方法 | |
CN219874944U (zh) | 电缆保护套管防脱落装置 | |
JPH0644265Y2 (ja) | ケ−ブル引留端部 | |
JP2673133B2 (ja) | 大束径6導体3連耐張碍子装置 | |
JP2906390B2 (ja) | 狭線間架空送電線用ジャンパー装置 | |
JP2522013B2 (ja) | 架空線延線用金車 | |
JPS602143Y2 (ja) | 吊具 | |
JPH036130Y2 (ja) | ||
JPH026062Y2 (ja) | ||
JPH0237228Y2 (ja) | ||
JPS5952241B2 (ja) | 吊り構造ケ−ブルの架設方法 | |
JPH07336853A (ja) | ねじれ防止ダンパ | |
JPS631553Y2 (ja) | ||
JPS585385Y2 (ja) | ル−ズコア型架空送電線の懸垂部 | |
JPS608495Y2 (ja) | 金車に載架した電線の固定部 | |
JP2755473B2 (ja) | 自己支持型ケーブルの捻回布設方法 | |
JPS5943792Y2 (ja) | 分岐付多心シヤフトケ−ブル引入用具 | |
JPS6233475Y2 (ja) | ||
JPH0226183Y2 (ja) | ||
JPH039699B2 (ja) | ||
JPS591388Y2 (ja) | ジャンパ装置 | |
JPH03139116A (ja) | 複合架空地線の吊架部 | |
JPS6125291Y2 (ja) |