JPH0237228Y2 - - Google Patents

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JPH0237228Y2
JPH0237228Y2 JP8987183U JP8987183U JPH0237228Y2 JP H0237228 Y2 JPH0237228 Y2 JP H0237228Y2 JP 8987183 U JP8987183 U JP 8987183U JP 8987183 U JP8987183 U JP 8987183U JP H0237228 Y2 JPH0237228 Y2 JP H0237228Y2
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JP
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electric wire
wire
snow
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JP8987183U
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JPS59195937U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は架空電線における捩れ防止用重錘に関
するものである。
従来難着雪架空電線として第1図の如く裸電線
1の外周長手方向に適当な間隔をあけて複数個の
リング2…をとりつけたものがしられている(第
1図)。このリング2によつて裸電線の上面又は
側面に付着した雪が下面に回り込むのを阻止し、
電線1に過大な着雪が生じない(実公昭52−
42380)。
又第2図の如く上記リング2を有する電線1の
径間のほぼ中央部に重錘3を固着して捩れを防止
したものがしられている。この重錘によりたとえ
風で強く吹き飛ばされてきた雪が電線に付着して
も、電線は重錘3により雪による偏荷重が緩和さ
れ回転しない。この為電線1の上面又は側面に多
くの雪が付着しても、この雪は重錘で回転を阻止
されているので、リング2によつて一定量以上に
なると雪は自重により電線から離脱し、過大な着
雪を生じさせない。
本考案はこのような難着雪架空電線における重
錘3の新規な構成に関するもので、特に構造が簡
単で、製作が容易であり、しかも相間短絡が起つ
ても、電線に絡むことなく、しかも把持部の不具
合で把持力を失つても電線から落下することのな
い重錘を提供することを目的とするものである。
この目的を達するための構成を要約すると、ま
ず電線把持部と重錘部を一体の鋳物でつくつたこ
と、そして電線をこの鋳物の内部に位置させしか
も電線への取付に際しては鋳物内部に迷路を形成
し、この迷路を介して取付けることによりたとい
把持部が外れても電線から脱落しないようになつ
ている点を特徴とするものである。
以下実施例について説明する。第4図〜第5図
において、4は本考案に係る重錘である。この重
錘は下部の本体部4aと、本体部4aの上部に一
体に設けた支持部4cと、支持部4cの頂部内側
に設けた吊下部4dとから構成されていて、一体
鋳物製である。重錘4の本体部4aには複雑な通
路よりなる迷路4bを備えている。重錘4は支持
部4cの頂部内側で、電線1に吊下げられる。頂
部内側に設けられた電線吊下部4dは、下部が逆
U字状をなしていて、この部分でネオプレンゴム
のような弾性材料5を介し電線1に吊下げられ
る。6はプレフオームロツドで、該ロツドにより
電線1に第5図の如く取付けられている。このプ
レフオームロツド6により取付けを容易に行うこ
とができ、しかも固定部に集中応力の発生やある
いは電線の素線の切断の恐れを解消できる。
上記実施例においてプレフオームロツドで固定
したが、必ずしもこれに限定されるものでなく、
一般に捩れ防止ダンパー等の固定に用いられる方
法たとえばボルト固定式、あるいはボルトを用い
ないスプリング式(第6図)等でも勿論よい。
以上の如き構成である。これによると、 1 鋳物で一体に作製できるので、機械加工を要
せず、きわめて経済的に製作できる。
2 相間の短絡が生じても、異相の電線把持部及
びその近傍の電線が互いに直接接触しないので
アークから保護できる。
3 第4図の符号7の部分から挿入し、重錘本体
部の迷路4bを介しとりつけるので万一電線把
持部の把持力を損つても重錘が落下することが
ほとんどない。
なお、本考案の捩れ防止用重錘は過大な着雪
を生じないようにした架空電線のみならず、捩
れを防止すべき他の架空電線にも適用できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知難着雪架空電線。第2図は同じく
難着雪架空電線の別の例。第3図は第2図の−
矢視図。第4図は本考案に係る捩れ防止用重錘
の正面図。第5図は第4図のV矢視図。第6図は
別の実施例で、重錘の固定をスプリングクランプ
方式にしたものの正面図。 図において;1……電線、2……リング、3…
…重錘、4……(本考案の)重錘、4a……(重
錘の)本体部、4b……迷路、4c……支持部、
4d……電線吊下部、5……弾性部材、6……プ
レフオームロツド、7……(迷路の)入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部の本体部4aと、本体部4aから一体に上
    方に延びた支持部4cと、支持部4cの頂部内側
    に設けた電線吊下部4dとからなり、前記本体部
    4aには重錘の外側と前記支持部4cの内側を結
    ぶ迷路4bを有し、又前記吊下部4dは下部が逆
    U字状をなしていることを特徴とする架空電線に
    おける捩れ防止用重錘。
JP8987183U 1983-06-14 1983-06-14 架空電線における捩れ防止用重錘 Granted JPS59195937U (ja)

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JP8987183U JPS59195937U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 架空電線における捩れ防止用重錘

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JP8987183U JPS59195937U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 架空電線における捩れ防止用重錘

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Publication Number Publication Date
JPS59195937U JPS59195937U (ja) 1984-12-26
JPH0237228Y2 true JPH0237228Y2 (ja) 1990-10-09

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JP8987183U Granted JPS59195937U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 架空電線における捩れ防止用重錘

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JPS59195937U (ja) 1984-12-26

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