JPH0237229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237229Y2 JPH0237229Y2 JP13919283U JP13919283U JPH0237229Y2 JP H0237229 Y2 JPH0237229 Y2 JP H0237229Y2 JP 13919283 U JP13919283 U JP 13919283U JP 13919283 U JP13919283 U JP 13919283U JP H0237229 Y2 JPH0237229 Y2 JP H0237229Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- spring
- arm
- clamp body
- wire
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は架空電線における捩れ防止器に関する
ものである。
ものである。
従来難着雪架空電線として第1図の如く裸電線
1の外周長手方向に適当な間隔をあけて複数個の
リング2…をとりつけたものがしられている。こ
のリング2によつて裸電線の上面又は側面に付着
した雪が下面に回り込むのを防止し、電線1には
過大な着雪が生じない(特公昭51−27862)。
1の外周長手方向に適当な間隔をあけて複数個の
リング2…をとりつけたものがしられている。こ
のリング2によつて裸電線の上面又は側面に付着
した雪が下面に回り込むのを防止し、電線1には
過大な着雪が生じない(特公昭51−27862)。
又第2図の如く上記リング2を有する電線1の
径間のほぼ中央部に重錘3を固着して捩れを防止
したものがしられている。この重錘によりたとえ
風で強く吹き飛ばされてきた雪が電線に付着して
も、電線は重錘3により雪による偏荷重が緩和さ
れ回転しない。この為電線1の上面又は側面に多
くの雪が付着しても、この雪は重錘で回転を阻止
されているので、リング2によつて一定量以上に
なると雪は自重により電線から離脱し、過大な着
雪を生じさせない(実公昭52−42380)。
径間のほぼ中央部に重錘3を固着して捩れを防止
したものがしられている。この重錘によりたとえ
風で強く吹き飛ばされてきた雪が電線に付着して
も、電線は重錘3により雪による偏荷重が緩和さ
れ回転しない。この為電線1の上面又は側面に多
くの雪が付着しても、この雪は重錘で回転を阻止
されているので、リング2によつて一定量以上に
なると雪は自重により電線から離脱し、過大な着
雪を生じさせない(実公昭52−42380)。
本考案はこのような難着雪架空電線における重
錘3の新規な構成に関するもので、特に構造が簡
単で、製作が容易であり、しかも時間短絡が起つ
ても、電線に絡むことなく、しかも取付作業性が
良く、捩れ防止効果の大きい重錘を提供すること
を目的とするものである。
錘3の新規な構成に関するもので、特に構造が簡
単で、製作が容易であり、しかも時間短絡が起つ
ても、電線に絡むことなく、しかも取付作業性が
良く、捩れ防止効果の大きい重錘を提供すること
を目的とするものである。
この目的を達成するための構成を要約すると、
頂部に電線把持部を有し、下部に重錘を固着し、
かつ頂部側方にばね保持用のボルトをとりつける
突出部を備えたクランプ本体と、該クランプ本体
の頂部に枢着され、他端にアームを枢着した押え
部材と、前記ボルトに挿通し下端で座金及びナツ
トで支持されたばねとからなり、前記アームは内
側が中空となつていて、ばねを覆つて保護するよ
うにし、取付けに当り、ナツトを緩めるだけで簡
単にとりつけることができるようにしたものであ
る。
頂部に電線把持部を有し、下部に重錘を固着し、
かつ頂部側方にばね保持用のボルトをとりつける
突出部を備えたクランプ本体と、該クランプ本体
の頂部に枢着され、他端にアームを枢着した押え
部材と、前記ボルトに挿通し下端で座金及びナツ
トで支持されたばねとからなり、前記アームは内
側が中空となつていて、ばねを覆つて保護するよ
うにし、取付けに当り、ナツトを緩めるだけで簡
単にとりつけることができるようにしたものであ
る。
以下実施例について説明する。第4図〜第6図
において、4はクランプ本体である。これはアル
ミ鋳物製である。クランプ本体4の下部には鋳物
製(たとえば鋳物製)の重錘5がたとえばプレス
による圧縮加工でとりつけられている。6は鋳物
製の押え部材で、クランプ本体4の頂部にピン7
で回動可能にとりつけられている。鋳物製の重錘
5をクランプ本体4の下部にとりつけるには次の
ようにして行う。即ち第7図の如く、重錘5の頂
部に凹凸5aが設けられ、これをクランプ本体4
の下部に設けた開口4a内に挿入し、側方からプ
レスによる圧縮加工で固定する。あるいは又第8
図の如く重錘5の頂部に突部5bを設け、該突部
5bをクランプ本体4の下部に設けた開口4a内
に挿入し、プレス加工で圧縮固定する。
において、4はクランプ本体である。これはアル
ミ鋳物製である。クランプ本体4の下部には鋳物
製(たとえば鋳物製)の重錘5がたとえばプレス
による圧縮加工でとりつけられている。6は鋳物
製の押え部材で、クランプ本体4の頂部にピン7
で回動可能にとりつけられている。鋳物製の重錘
5をクランプ本体4の下部にとりつけるには次の
ようにして行う。即ち第7図の如く、重錘5の頂
部に凹凸5aが設けられ、これをクランプ本体4
の下部に設けた開口4a内に挿入し、側方からプ
レスによる圧縮加工で固定する。あるいは又第8
図の如く重錘5の頂部に突部5bを設け、該突部
5bをクランプ本体4の下部に設けた開口4a内
に挿入し、プレス加工で圧縮固定する。
8はアームで、押え部材6の先端にピン9で回
動可能に枢着されている。10はコイルばねで、
クランプ本体4の突出部12にねじ込んだのちに
スプリングピン11で結合されたボルト13にと
りつけられている。なおコイルばね10はボルト
13に一体に設けたつば14と座金15との間に
挟持されている。16はボルト13の端と螺合す
るナツトで、スパナで締付ける六角部16aと、
指で回動することができるローレツト部16bと
を有している。
動可能に枢着されている。10はコイルばねで、
クランプ本体4の突出部12にねじ込んだのちに
スプリングピン11で結合されたボルト13にと
りつけられている。なおコイルばね10はボルト
13に一体に設けたつば14と座金15との間に
挟持されている。16はボルト13の端と螺合す
るナツトで、スパナで締付ける六角部16aと、
指で回動することができるローレツト部16bと
を有している。
20はクランプ本体頂部の電線把持部で押え部
材6の把持部21とで電線を把持する。アーム8
の内側面には電線に取付けたとき前記コイルばね
10をカバーする凹部17が形成されている。1
8はアーム下端に設けたフランジ部で、電線取付
時にナツト16が貫通する一部切欠孔19が設け
られている。
材6の把持部21とで電線を把持する。アーム8
の内側面には電線に取付けたとき前記コイルばね
10をカバーする凹部17が形成されている。1
8はアーム下端に設けたフランジ部で、電線取付
時にナツト16が貫通する一部切欠孔19が設け
られている。
なおコイルばね10は予め荷重が設定されてい
る。又このコイルばねはクランプ本体及びその下
端にとりつけた重錘と略平行で取付時は鉛直下向
きとなる。
る。又このコイルばねはクランプ本体及びその下
端にとりつけた重錘と略平行で取付時は鉛直下向
きとなる。
さて、電線1にとりつけるには下部に重錘のと
りつけられているクランプ本体4の頂部の把持部
20の上に電線1をのせ、押え部材6をピン7の
まわりに回動し、その把持部21を電線1の上半
分にかぶせる。
りつけられているクランプ本体4の頂部の把持部
20の上に電線1をのせ、押え部材6をピン7の
まわりに回動し、その把持部21を電線1の上半
分にかぶせる。
しかるのち、アーム8を下方に回動し、フラン
ジ部18の切欠孔19をナツト16と同心位置に
もつてくる。そこで、予めナツト16を締めて圧
縮しておいたコイルばね10を、ナツト16のロ
ーレツト部16bをもつてまわし、緩める。する
と、コイルばね10が下にのびて座金15がフラ
ンジ部18の上面に当り、強く下向に押すので、
アーム8は固定される。
ジ部18の切欠孔19をナツト16と同心位置に
もつてくる。そこで、予めナツト16を締めて圧
縮しておいたコイルばね10を、ナツト16のロ
ーレツト部16bをもつてまわし、緩める。する
と、コイルばね10が下にのびて座金15がフラ
ンジ部18の上面に当り、強く下向に押すので、
アーム8は固定される。
以上の如く電線をはさんでアーム8を定位置に
もつてきたのちナツトを緩めるだけで取付工事は
完了するので、作業性がきわめてよい。
もつてきたのちナツトを緩めるだけで取付工事は
完了するので、作業性がきわめてよい。
又ギヤロツピング、スリートジヤンプなどによ
る相間短絡時でも電線相互が絡まないよう全体に
突起、凹凸のないように構成したので、トラブル
の発生がない。
る相間短絡時でも電線相互が絡まないよう全体に
突起、凹凸のないように構成したので、トラブル
の発生がない。
スプリング式ボルトレス把持であるから長期安
定把持力が期待できる。
定把持力が期待できる。
製作が容易であり、取付作業がきわめてよく、
しかも保守点検の省力化が可能である。
しかも保守点検の省力化が可能である。
さらに重錘と把持部が圧縮固着式であるから、
上部本体部はそのまゝで重錘の形状設計を自由に
行うことができて便利である。すなわち捩れ防止
効果をあげるために必要な反力モーメントは、電
線種類によつて決まる。つまり、同一外径の電線
でもアルミより線系とアルミ被覆鋼線あるいは亜
鉛メツキ鋼線系では、ねじり剛性が異るため、必
要な反力モーメントは異なる。ここで、本品の如
き構造の捩れ防止器は、その製造において、重錘
の形状、重量を変えるだけで、同一の電線把持部
を共用して外径が同じで、必要な反力モーメント
の異る種類の電線に対する捩れ防止器が製造可能
であり、コストの低減化に寄与すること大であ
る。アームは内側が中空で、取付時にばねをおお
つて保護するようにしたので、ばねが酷しい気象
条件下に直接さらされないので、ばねの耐久性が
向上し、性能の劣化やばねの凍結の心配が少なく
なる。
上部本体部はそのまゝで重錘の形状設計を自由に
行うことができて便利である。すなわち捩れ防止
効果をあげるために必要な反力モーメントは、電
線種類によつて決まる。つまり、同一外径の電線
でもアルミより線系とアルミ被覆鋼線あるいは亜
鉛メツキ鋼線系では、ねじり剛性が異るため、必
要な反力モーメントは異なる。ここで、本品の如
き構造の捩れ防止器は、その製造において、重錘
の形状、重量を変えるだけで、同一の電線把持部
を共用して外径が同じで、必要な反力モーメント
の異る種類の電線に対する捩れ防止器が製造可能
であり、コストの低減化に寄与すること大であ
る。アームは内側が中空で、取付時にばねをおお
つて保護するようにしたので、ばねが酷しい気象
条件下に直接さらされないので、ばねの耐久性が
向上し、性能の劣化やばねの凍結の心配が少なく
なる。
又ばねを覆つて保護するようにしたので、アー
ム部の凹凸部がなくなり、電線とアーム部とが接
触しても、電線が損傷するのを防止することがで
きる。
ム部の凹凸部がなくなり、電線とアーム部とが接
触しても、電線が損傷するのを防止することがで
きる。
第1図は公知難着雪架空電線。第2図は同じく
難着雪架空電線の別の例。第3図は第2図の−
矢視図。第4図は本考案に係る捩れ防止用重錘
の斜視図。第5図は同じく電線にとりつけた状態
の斜視図。第6図は同じく一部破断正面図。第7
図及び第8図は重錘のとりつけ方の例を示す。 図において;1……電線、2……リング、3…
…重錘、4……クランプ本体、5……重錘、5…
…押え部材、7……ピン、8……アーム、9……
ピン、10……コイルばね、11……スプリング
ピン、12……突出部、13……ボルト、14…
…つば、15……座金、16……ナツト、16a
……六角部、16b……ローレツト部、17……
凹部、18……フランジ部、19……一部切欠
孔、20……(クランプ本体の)電線把持部、2
1……(押え部材の)把持部。
難着雪架空電線の別の例。第3図は第2図の−
矢視図。第4図は本考案に係る捩れ防止用重錘
の斜視図。第5図は同じく電線にとりつけた状態
の斜視図。第6図は同じく一部破断正面図。第7
図及び第8図は重錘のとりつけ方の例を示す。 図において;1……電線、2……リング、3…
…重錘、4……クランプ本体、5……重錘、5…
…押え部材、7……ピン、8……アーム、9……
ピン、10……コイルばね、11……スプリング
ピン、12……突出部、13……ボルト、14…
…つば、15……座金、16……ナツト、16a
……六角部、16b……ローレツト部、17……
凹部、18……フランジ部、19……一部切欠
孔、20……(クランプ本体の)電線把持部、2
1……(押え部材の)把持部。
Claims (1)
- 頂部に電線把持部20を有し、下部に重錘5を
固着し、かつ頂部側方にばね保持用のボルト13
をとりつける突出部12を備えたクランプ本体4
と、該クランプ本体の頂部に枢着され、他端にア
ーム8を枢着した押え部材6と、前記ボルト13
に挿通し下端で座金15及びナツト16で支持さ
れたばね10とからなり、前記アーム8は内側が
中空となつていて、ばね10を覆つて保護するよ
うにしたことを特徴とする架空電線における捩れ
防止器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13919283U JPS6048322U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 架空電線における捩れ防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13919283U JPS6048322U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 架空電線における捩れ防止器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6048322U JPS6048322U (ja) | 1985-04-05 |
JPH0237229Y2 true JPH0237229Y2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=30312062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13919283U Granted JPS6048322U (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 架空電線における捩れ防止器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048322U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5211331B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-06-12 | 古河電工パワーシステムズ株式会社 | 電線把持部、ダンパー、および、ダンパーの取り付け構造 |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP13919283U patent/JPS6048322U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6048322U (ja) | 1985-04-05 |
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