JP5211331B2 - 電線把持部、ダンパー、および、ダンパーの取り付け構造 - Google Patents
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Description
本発明に関連した技術に関する本出願人の特許文献としては、例えばつぎのようなものがある。
なお、ボルト16は、クランプ本体10に適宜に螺合された後に、クランプ本体10とともに孔が穿設されてピン28が打ち込まれ、軸回りの回転が規制されて固定される。
図7(1)に示すように、添え線(ダンパ線)d1の両端には、電線把持部h1aの圧縮部a1と電線把持部h1bの圧縮部b1とがそれぞれ接続され、1本のループ状の添線ユニットU1が形成されている。この添線ユニットU1は、張架された一本の電線50上において、電線把持部(h1aとh1b)によって所定の2箇所を挟持して所定位置に取り付けられている。
ここで、添線ユニットU2は両端に電線把持部(h2aとh2b)を有して、電線把持部h2aは添線ユニットU1の添え線d1を挟持して接続し、電線把持部h2bは本線の電線50を挟持して接続している。
さらに、添線ユニットU3は両端に電線把持部(h3aとh3b)を有して、電線把持部h3aは添線ユニットU2の添え線d2を挟持して接続し、電線把持部h3bは本線の電線50を挟持して接続する。
この引掛け腕30は、先の図5(1)に示すように、締め付け体12の揺動軸24を中心に回動して、弾性力が伝達するようにセットされたときには、クランプ本体10の収納部10Sに配置されるように設定されている。
そして、この引掛け腕部30が、クランプ本体10の収納部10Sに収納されて配置されたときには、最も外側に位置する部位として引掛け腕外端部STを有する。
図8(1)の電線把持部100は図7(2)に示した添線ユニットU3の電線把持部(h3a)にあたるものであって、その電線把持部100(h3a)は圧縮接続部40を介して添え線d3に接続され、かつ添え線d2をクランプしている。
また、図7(2)の「電線把持部h2a」についても、前と同様に、今度は「M2」に示すような時計回り方向の回動移動をして、電線50(本線)と衝突したり、電線50(本線)に絡まったり乗り上げたりする虞がある。
そして、図8(2)のように、電線50(本線)に電線把持部100のアーム端部STが一度引っ掛かってしまうと、電線把持部100は元に戻ろうとするものの、容易には移動することができなくなる。
図8(2)は、電線把持部100が電線50に乗り上げてしまい、電線把持部100の引掛け腕30のアーム端部STが電線52に引っ掛かり、そのまま固定化された状態を示すものである。
一端にねじ部とそのねじ部に続いた径拡大部とを有して、ねじ部によってクランプ本体60に植設されるボルトと、
径拡大部とボルトとの他の端部の側に装着される座金との間で、ボルトの周りに嵌装される圧縮ばねと、
ボルトの他の端部のねじ部に螺合して、座金を介して圧縮ばねを圧縮し得るナットと、
一端が締付け体70の他端に枢着され、他端の遊端橋絡部が座金のナット側において係脱し得るU形のぶらんこ式の引掛け腕部80と、を備え、
クランプ本体60は、一側面が開放された開放面を備える収納部60Sを有して、圧縮ばねを収納部60Sに配設するとともに、揺動開閉するぶらんこ式引掛け腕部80を前記開口面から受け入れて収納し、
クランプ本体60は、収納部60Sの開かれた開口面の側には収納部外端部(Ga,Gb)を有し、
引掛け腕部80は、クランプ本体60の収納部60Sに収納されたときに外側となる腕部外端部(Gx,Gy)を有し、
腕部外端部(Gx,Gy)は、引掛け腕部80の一端から他端に向けてテーパーをなして徐々に広がり、クランプ本体60の収納部外端部(Ga,Gb)の略中ほどで収納部外端部(Ga,Gb)より外側に突出し、
引掛け腕部80がクランプ本体10の収納部60Sに収納されて、収納部外端部(Ga,Gb)と腕部外端部(Gx,Gy)とを含んで形成される面には、他の物に引っ掛かる部位を作らないように、全体としてフラット状にして構成される。
そのクランプ部は(1)の電線把持部から構成されるダンパーとした。
(3)電線振動を防止するための添え線とその添え線の両端部に配設された取り付け用のクランプ部とを備える添線ユニットから構成されるダンパーを、径間に張架された電線および/またはダンパーの添え線に取り付けるダンパーの取り付け構造であって、
クランプ部は、(1)の電線把持部から構成され、
前記添え線は2本以上から構成され、
前記1本の添え線に取り付けられた前記クランプ部は、前記収納部外端部と引掛け腕部外端部とによって作られた面において、想定外の振動などによって、前記電線または添え線に乗り上げた場合にも、前記の線と引っ掛からない構成を備えるダンパーの取り付け構造とした。
・電線把持部の本体と引掛け腕部との端部において、電線またはダンパーの添え線(電線)に引っ掛かる隙間を作らないような構造とすることができ、電線把持部が電線またはダンパーの添え線(電線)に乗り上げた場合にも、それらの電線に引っ掛かかることがなく、外れて落ちやすい構造を形成できる。
・異常な電線動揺などにより、万が一、添線把持部が本線の電線またはダンパーの添え線(電線)に乗ったとしても、アーム部材(引掛け腕部)とその収納部の形状は、他の物に引っ掛かる部位がなく全体としてフラット状であるので、それらの電線に引っ掛かることはなく、電線を傷つけることもない。
・架空電線路の地域環境や地震動対策として大変有効である。
まず図1は、本発明の一実施形態としての電線把持部200を示す図である。ここでの電線把持部200は、添え線とその圧縮接続部は省いており、引掛け腕部80(アーム部材)を開いて一部の部材は取り外した状態とし、各図面は、図1(1)は外観斜視図、図1(2)は側面図、図1(3)は上面図、図1(4)は正面図である。
図3は、同じく電線把持部200を示す図であるが、ここでの電線把持部200は、引掛け腕部80を所定の位置に収納して各部材を組み上げた取り付け前の状態を示す図であり、各図面は、図3(1)は外観斜視図、図3(2)は側面図、図3(3)は上面図、図3(4)は正面図である。
ここでのクランプ本体60は、収納部60Sの開放された開放面60mの側に、側面部60aの収納部外端部Gaと、側面部60bの収納部外端部Gbとを有している。
また、引掛け腕部80は、クランプ本体60の収納部60Sに収納されたときに外側となる腕部外端部(Gx,Gy)を有している。
腕部外端部(Gx,Gy)と収納部外端部(Ga,Gb)とを同じ位置の面に来るように設計することも可能であるし、収納部外端部(Ga,Gb)の位置を外側となるように設計することも可能である。
そして、腕部外端部(Gx,Gy)と収納部外端部(Ga,Gb)とで形成される面に、部分的に多少の凹凸はあったとして、電線などの他の物に引っ掛かったりする部位はなく、全体としてフラット状にして構成されれば、本願の目的は達成される。
なお、ここでの電線50は、多導体送電線の1本として説明したが、添線式ダンパーの添え線の1本である場合もありうる。
図7(1)において、添線式ダンパーについて述べたが、そこで電線を把持するためのクランプ部(h1a,h1b,h2a,h2b,h3a,h3b)として、図1〜図4に示した電線把持部200を適用することができる。
しかしながら、1本の電線に取り付けられたクランプ部に本発明の電線把持部200を適用すれば、その腕部外端部(Gx,Gy)と収納部外端部(Ga,Gb)とで形成された面において、想定外の振動があった場合にも、その面が電線などの他の物に引っ掛かったりする部位はないので、電線把持部と電線との絡まり、乗り上げ、引っ掛かりなどを確実に防ぐことができる。
60 クランプ本体
60m 開放面
60S 収納部
60a、60b 収納部60Sの側面部
Ga、Gb 収納部外端部
70 締付け体
80 引掛け腕部
Gx、Gy 腕部外端部
80a 遊端橋絡部
16 ボルト
16b 径拡大部
18 コイルばね
20 座金
22 ナット
40 圧縮接続部
h1a,h1b,h2a,h2b,h3a,h3b 添線式ダンパーのクランプ部
U1,U2,U3 添線ユニット
d2、d3、d1 添え線(添線電線)
50 電線(本線)
M1、M2 電線把持部の回動移動の軌跡
Claims (3)
- クランプ本体と締付け体とで電線を挟持し得るように、前記締付け体を一端部で前記クランプ本体に揺動開閉自在に配設し、前記締付け体の遊端部を前記クランプ本体方向に弾性付勢し、この弾力によって前記クランプ本体と前記締付け体で前記電線を把持する電線把持部であって、
一端にねじ部とそのねじ部に続いた径拡大部とを有して、前記ねじ部によって前記クランプ本体に植設されるボルトと、
前記径拡大部と前記ボルトとの他の端部の側に装着される座金との間で、前記ボルトの周りに嵌装される圧縮ばねと、
前記ボルトの他の端部のねじ部に螺合して、前記座金を介して前記圧縮ばねを圧縮し得るナットと、
一端が前記締付け体の他端に枢着され、他端の遊端橋絡部が前記座金のナット側において係脱し得るU形のぶらんこ式の引掛け腕部と、を備え、
前記クランプ本体は、一側面が開放された開放面を有する開放収納部を有して、前記圧縮ばねを配設するとともに、揺動開閉する前記ぶらんこ式引掛け腕部を前記開口面から受け入れて収納し、
前記クランプ本体は、前記収納部の開口面の側に収納部外端部を有し、
前記引掛け腕部は、前記クランプ本体の収納部に収納されたときに外側となる腕部外端部を有し、
前記腕部外端部は、前記引掛け腕部の前記一端から前記他端に向けてテーパーをなして徐々に広がり、前記クランプ本体の前記収納部外端部の略中ほどで前記収納部外端部より前記外側に突出し、
前記引掛け腕部が前記クランプ本体の収納部に収納されて、前記収納部外端部と腕部外端部とを含んで形成される面には、他の物に引っ掛かる部位を作らないように構成される、ことを特徴とする電線把持部。 - 電線振動を防止するための添え線と、その添え線の両端部に配設された取り付け用のクランプ部とから構成される電線振動防止用のダンパーであって、
前記クランプ部は、請求項1に記載の電線把持部から構成される、ことを特徴とするダンパー。 - 電線振動を防止するための添え線とその添え線の両端部に配設された取り付け用のクランプ部とを備える添線ユニットから構成されるダンパーを、径間に張架された電線および/またはダンパーの添え線に取り付けるダンパーの取り付け構造であって、
前記クランプ部は、請求項1に記載の電線把持部から構成され、
前記添え線は2本以上から構成され、
前記1本の添え線に取り付けられた前記クランプ部は、前記収納部外端部と引掛け腕部外端部とによって作られた面において、前記電線または添え線に乗り上げた場合にも前記の線と引っ掛からない構成を備える、ことを特徴とするダンパーの取り付け構造。
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| JP2008147815A JP5211331B2 (ja) | 2008-06-05 | 2008-06-05 | 電線把持部、ダンパー、および、ダンパーの取り付け構造 |
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| JP2008147815A JP5211331B2 (ja) | 2008-06-05 | 2008-06-05 | 電線把持部、ダンパー、および、ダンパーの取り付け構造 |
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