JPS6040325Y2 - セクシヨンインシユレ−タ用のア−クホ−ン - Google Patents
セクシヨンインシユレ−タ用のア−クホ−ンInfo
- Publication number
- JPS6040325Y2 JPS6040325Y2 JP19317782U JP19317782U JPS6040325Y2 JP S6040325 Y2 JPS6040325 Y2 JP S6040325Y2 JP 19317782 U JP19317782 U JP 19317782U JP 19317782 U JP19317782 U JP 19317782U JP S6040325 Y2 JPS6040325 Y2 JP S6040325Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- arc horn
- discharge end
- section insulator
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はセクションインシュレータ用のアークホーンに
関する。
関する。
一般に架空電車線路においては、事故発生時における電
車線路の区間分離を図るために、また電車線路の保守作
業のために架空電車線路の所定区間毎にセクションイン
シュレータを配置している。
車線路の区間分離を図るために、また電車線路の保守作
業のために架空電車線路の所定区間毎にセクションイン
シュレータを配置している。
従来のセクションインシュレータの構成を第1図、第2
を参照して説明するとシリコン樹脂等の合成樹脂製の絶
縁体1の両側部にそれぞれ凸部2.2を形成し、その各
凸部2,2を絶縁体1の両端に配置した取付金具3,3
の凹部4,4に係合させるとともに、取付金具3,3の
各側面3a、3aに、それぞれアークホーン4a、4b
をボルト6を介して取り付けし、両歌付金具3,3のそ
れぞれの端部には、トロリー線7,7を嵌着することに
より構成したものである。
を参照して説明するとシリコン樹脂等の合成樹脂製の絶
縁体1の両側部にそれぞれ凸部2.2を形成し、その各
凸部2,2を絶縁体1の両端に配置した取付金具3,3
の凹部4,4に係合させるとともに、取付金具3,3の
各側面3a、3aに、それぞれアークホーン4a、4b
をボルト6を介して取り付けし、両歌付金具3,3のそ
れぞれの端部には、トロリー線7,7を嵌着することに
より構成したものである。
しかしながらこのようなセクションインシュレータ用の
アークホーン4a、4bはそれぞれ個別に形成され、そ
れぞれの放電端部5を絶縁体1の上方において対向配置
させてなるものであるから、強風やちょう架線8の積雪
の落下に伴いトロリー線7,7が揺動した場合には、電
車の進行側の放電端部5が電車の集電装置(図示せず)
に入り込み、その進行側のアークホーン4bのいずれか
が破損したり、セクションインシュレータ自体が破壊さ
れ電車の運行に支障が生じるという欠点が存していた。
アークホーン4a、4bはそれぞれ個別に形成され、そ
れぞれの放電端部5を絶縁体1の上方において対向配置
させてなるものであるから、強風やちょう架線8の積雪
の落下に伴いトロリー線7,7が揺動した場合には、電
車の進行側の放電端部5が電車の集電装置(図示せず)
に入り込み、その進行側のアークホーン4bのいずれか
が破損したり、セクションインシュレータ自体が破壊さ
れ電車の運行に支障が生じるという欠点が存していた。
本考案は上述した従来のセクションインシュレータ用ア
ークホーンの欠点に鑑み、強風、積雪等のためトロリー
線が揺動した場合にも電車の集電装置に巻き込まれるこ
となく、電車の運行に支障を期たすことのないセクショ
ンインシュレータ用アークホーンの提供を目的とするも
のである。
ークホーンの欠点に鑑み、強風、積雪等のためトロリー
線が揺動した場合にも電車の集電装置に巻き込まれるこ
となく、電車の運行に支障を期たすことのないセクショ
ンインシュレータ用アークホーンの提供を目的とするも
のである。
かかる本考案の目的は、架空電車線路に設けたセクショ
ンインシュレータの両端部に取り付けられた取付金具の
各々の両側面に、略U字状に形成した放電端部により一
体的に連結される一対の固定片をそれぞれ取り付けし、
前記放電端部をセクションインシュレータの絶縁体の上
方に配置したことを特徴としてなるセクションインシュ
レータのアークホーンにより遠戚される。
ンインシュレータの両端部に取り付けられた取付金具の
各々の両側面に、略U字状に形成した放電端部により一
体的に連結される一対の固定片をそれぞれ取り付けし、
前記放電端部をセクションインシュレータの絶縁体の上
方に配置したことを特徴としてなるセクションインシュ
レータのアークホーンにより遠戚される。
以下に本考案の一実施例を第3図乃至第5図を参照して
説明する。
説明する。
同図中10は電気良導体の金属製のアークホーンであり
、該アークホーン10は所定間隔を隔てかつ平行配置の
固定片11a、llbと、両国定片11a、llbのそ
れぞれの端部を一体的に連結する略U字状の放電端部1
1cとを備えている。
、該アークホーン10は所定間隔を隔てかつ平行配置の
固定片11a、llbと、両国定片11a、llbのそ
れぞれの端部を一体的に連結する略U字状の放電端部1
1cとを備えている。
放電端部11cは第4図に示すように両国定片11a、
llbから斜め上方に向けて屈曲させている。
llbから斜め上方に向けて屈曲させている。
前記固定片11a、llbの外周にはその長さ方向に沿
って係合溝12を形成し、またその端部lidを斜め上
方に向けて屈曲させている。
って係合溝12を形成し、またその端部lidを斜め上
方に向けて屈曲させている。
このように形成したアークホーン10と、セクションイ
ンシュレータ13との取付状態を説明すると、第5図に
示すように中央部にシリコン樹脂等の合成樹脂製又は木
製の絶縁体14を固着させた取付金具15の両側部に、
それぞれボルト16を介して分割可能なイヤー金具17
を取り付けしそのイヤー金具17の下側部に対向配置に
形成した一対の係合突部18a、18b間に前記固定片
11a、11bの係合溝12を係合させることによりア
ークホーン10を取付金具15に着脱自在に取り付けて
いる。
ンシュレータ13との取付状態を説明すると、第5図に
示すように中央部にシリコン樹脂等の合成樹脂製又は木
製の絶縁体14を固着させた取付金具15の両側部に、
それぞれボルト16を介して分割可能なイヤー金具17
を取り付けしそのイヤー金具17の下側部に対向配置に
形成した一対の係合突部18a、18b間に前記固定片
11a、11bの係合溝12を係合させることによりア
ークホーン10を取付金具15に着脱自在に取り付けて
いる。
取付金具15と絶縁体14及び取付金具15とトロリー
線7とのそれぞれの取り付は状態は、第1図、第2図に
示す従来例の場合と全く同様である。
線7とのそれぞれの取り付は状態は、第1図、第2図に
示す従来例の場合と全く同様である。
アークホーン10の放電端部11cを、絶縁体14の上
方に位置させ絶縁体14の下端縁と電車の集電装置22
との摺接状態を阻害しないようにしている。
方に位置させ絶縁体14の下端縁と電車の集電装置22
との摺接状態を阻害しないようにしている。
尚図中19はトロリー線7を取付金具15に固着させる
ための締付ボルト、20は絶縁体14を取付金具15に
取り付けするためのボルト、21は取付金具15に形成
したハンガー用突出片である。
ための締付ボルト、20は絶縁体14を取付金具15に
取り付けするためのボルト、21は取付金具15に形成
したハンガー用突出片である。
次に上述したようにセクションインシュレータ13に固
着させたアークホーン10の作用を説明する。
着させたアークホーン10の作用を説明する。
尚第3図、第4図においては絶縁体14の一方の端部の
取付金具15にアークホーン10を取り付けした状態を
示すが、絶縁体14の他方の端部にも同様にアークホー
ン10を配置しているものである。
取付金具15にアークホーン10を取り付けした状態を
示すが、絶縁体14の他方の端部にも同様にアークホー
ン10を配置しているものである。
電車の進行方向を第4図において矢印×方向とすると、
電車の集電装置22はアークホーン10の放電端部ll
c側から固定片11a、llb側へ変位する。
電車の集電装置22はアークホーン10の放電端部ll
c側から固定片11a、llb側へ変位する。
地震、強風、ちょう架線8に積った氷雪の落下等により
トロリー線7及び絶縁体14が揺動する状態に至ると、
アークホーン10も取付金具15とともに揺動せしめら
れる。
トロリー線7及び絶縁体14が揺動する状態に至ると、
アークホーン10も取付金具15とともに揺動せしめら
れる。
この状態においては、アークホーン10の放電端部ll
c側も通常の位置から集電装置22の集電体23の通過
領域内へ変位せしめられるが、既述したように放電端部
11cは略U字状でかつ固定片11a、llbと一体的
であるため、集電体23は常に放電端部11cの下側を
通過することになり、その放電端部11cの集電装置2
2への入り込みは阻止され、したがって放電端部11c
は集電装置22の通過に伴なって破損することは皆無と
なる。
c側も通常の位置から集電装置22の集電体23の通過
領域内へ変位せしめられるが、既述したように放電端部
11cは略U字状でかつ固定片11a、llbと一体的
であるため、集電体23は常に放電端部11cの下側を
通過することになり、その放電端部11cの集電装置2
2への入り込みは阻止され、したがって放電端部11c
は集電装置22の通過に伴なって破損することは皆無と
なる。
以上の説明から明らかなように本考案に係るアークホー
ンは、架空電車線路に設けたセクションインシュレータ
の取付金具に、略U字状に形成した放電端部を有するア
ークホーンをその放電端部側を絶縁体の上部に位置させ
つつ固着したものであるから、地震、強風等によりアー
クホーンが揺動した場合にも絶縁体の下面に摺接しつつ
通過する集電装置にアークホーンが入り込む虞れは皆無
となり、アークホーンが破損したりセクションインシュ
レータが破壊する事故を防止することが可能となったも
のである。
ンは、架空電車線路に設けたセクションインシュレータ
の取付金具に、略U字状に形成した放電端部を有するア
ークホーンをその放電端部側を絶縁体の上部に位置させ
つつ固着したものであるから、地震、強風等によりアー
クホーンが揺動した場合にも絶縁体の下面に摺接しつつ
通過する集電装置にアークホーンが入り込む虞れは皆無
となり、アークホーンが破損したりセクションインシュ
レータが破壊する事故を防止することが可能となったも
のである。
第1図は従来のアークホーンのセクションインシュレー
タに対する取付状態を示す省略側面図、第2図は同上の
要部を拡大して示す省略底面図、第3図は本考案の一実
施例を示す省略底面図、第4図は同上の省略側面図、第
5図は第4図の■−I線拡大断面図である。 10・・・・・・アークホーン、11a、11b・・・
・・・固定片、llc・・・・・・放電端部、13・・
・・・・セクションインシュレータ、14・・・・・・
絶縁体、15・・・・・・取付金具。
タに対する取付状態を示す省略側面図、第2図は同上の
要部を拡大して示す省略底面図、第3図は本考案の一実
施例を示す省略底面図、第4図は同上の省略側面図、第
5図は第4図の■−I線拡大断面図である。 10・・・・・・アークホーン、11a、11b・・・
・・・固定片、llc・・・・・・放電端部、13・・
・・・・セクションインシュレータ、14・・・・・・
絶縁体、15・・・・・・取付金具。
Claims (1)
- 架空電車線路に設けたセクションインシュレータの両端
部に取り付けられた取付金具の各々の両側面に、略U字
状に形成した放電端部により一体的に連結される一対の
固定片をそれぞれ取り付けし、前記放電端部をセクショ
ンインシュレータの絶縁体の上方に配置したことを特徴
としてなるセクションインシュレータ用のアークホーン
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19317782U JPS6040325Y2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | セクシヨンインシユレ−タ用のア−クホ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19317782U JPS6040325Y2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | セクシヨンインシユレ−タ用のア−クホ−ン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5997127U JPS5997127U (ja) | 1984-07-02 |
JPS6040325Y2 true JPS6040325Y2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=30415542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19317782U Expired JPS6040325Y2 (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | セクシヨンインシユレ−タ用のア−クホ−ン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040325Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP19317782U patent/JPS6040325Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5997127U (ja) | 1984-07-02 |
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