JPS619349A - 断線トロリ線の垂下防止構造 - Google Patents
断線トロリ線の垂下防止構造Info
- Publication number
- JPS619349A JPS619349A JP12945384A JP12945384A JPS619349A JP S619349 A JPS619349 A JP S619349A JP 12945384 A JP12945384 A JP 12945384A JP 12945384 A JP12945384 A JP 12945384A JP S619349 A JPS619349 A JP S619349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- wire
- trolly
- contact
- disconnected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60M—POWER SUPPLY LINES, AND DEVICES ALONG RAILS, FOR ELECTRICALLY- PROPELLED VEHICLES
- B60M1/00—Power supply lines for contact with collector on vehicle
- B60M1/12—Trolley lines; Accessories therefor
- B60M1/20—Arrangements for supporting or suspending trolley wires, e.g. from buildings
- B60M1/23—Arrangements for suspending trolley wires from catenary line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、カテナリーカーブを描いて張力架線された
吊架線に張力を加えたトロリ線をハンガーイヤーを介し
て吊り下げるカテナリー吊架式電車において、断線した
トロリ線の垂れ下りを防止するための構造に関する。
吊架線に張力を加えたトロリ線をハンガーイヤーを介し
て吊り下げるカテナリー吊架式電車において、断線した
トロリ線の垂れ下りを防止するための構造に関する。
カテナリー吊架式電車線路の途中に設けるエアーセクシ
ョンは、電車線路の絶縁区分装置の1つであって、架線
のある区間と次回間の引留め個所平行部を一定間隔を保
って配置することで空気絶縁を行うようにしである。こ
のエアーセクションは、パンタグラフ通過時のアーク切
れの良いことで知られるが、それでもこの個所において
アークが発生し、その熱によってトロリ線が溶断するこ
とがある。トロリ線のアーク溶断は、エアーセクション
と類似のセクション、例えば通常のエアーセクションと
変わらないセクション部において、トロリ線の回路に吸
上変圧器を直列に挿入するブ−スタセクションや一定間
隔を置いた架線相互をコネクタで電気的に接続するエア
ージヨイント部等においても起る。特に、ブースタセク
ショ゛ンでは、アークの消弧ができないのでその確率が
高い。
ョンは、電車線路の絶縁区分装置の1つであって、架線
のある区間と次回間の引留め個所平行部を一定間隔を保
って配置することで空気絶縁を行うようにしである。こ
のエアーセクションは、パンタグラフ通過時のアーク切
れの良いことで知られるが、それでもこの個所において
アークが発生し、その熱によってトロリ線が溶断するこ
とがある。トロリ線のアーク溶断は、エアーセクション
と類似のセクション、例えば通常のエアーセクションと
変わらないセクション部において、トロリ線の回路に吸
上変圧器を直列に挿入するブ−スタセクションや一定間
隔を置いた架線相互をコネクタで電気的に接続するエア
ージヨイント部等においても起る。特に、ブースタセク
ショ゛ンでは、アークの消弧ができないのでその確率が
高い。
このように、トロリ線がアークによって切れると、永久
伸びによるパンタグラフの離線防止のために自動張力調
整装置によって張力を加えたその線が、ハンガーイヤー
が数メートル間隔にしかないことがら溶断部から離反し
て大きく垂れ下がり、電車が停止してしまう。しかし、
断線トロリ線の垂下防止策は、アーク溶断事故そのもの
が頻繁に生じるものではないことから従来全く採られて
いない。
伸びによるパンタグラフの離線防止のために自動張力調
整装置によって張力を加えたその線が、ハンガーイヤー
が数メートル間隔にしかないことがら溶断部から離反し
て大きく垂れ下がり、電車が停止してしまう。しかし、
断線トロリ線の垂下防止策は、アーク溶断事故そのもの
が頻繁に生じるものではないことから従来全く採られて
いない。
この発明は、エアーセクション等においてトロリ線が断
線しても電車の通過を可能ならしめるたj め、
断線したトロリ線の垂れ下がりを無くすようにしたもの
で、アークを生じ易いセクション部において、張力架線
されたトロリ線に、金属芯体の外表面を不燃性絶縁物層
で榎って成る添え線を近接して、かつカテナリー吊架線
に吊るされたドロッパークリップで支持して平行に添わ
せ、この添え線に、線路の長さ方間に比較的短ピッチで
取付けるクランプを介してトロリ線を固定することを特
徴とする断線トロリ線の垂下防止構造である。
線しても電車の通過を可能ならしめるたj め、
断線したトロリ線の垂れ下がりを無くすようにしたもの
で、アークを生じ易いセクション部において、張力架線
されたトロリ線に、金属芯体の外表面を不燃性絶縁物層
で榎って成る添え線を近接して、かつカテナリー吊架線
に吊るされたドロッパークリップで支持して平行に添わ
せ、この添え線に、線路の長さ方間に比較的短ピッチで
取付けるクランプを介してトロリ線を固定することを特
徴とする断線トロリ線の垂下防止構造である。
この構造は、添え線をトロリ線から多少離なしておけば
、その線にはアークが届かず、才た、トロリ線との間に
殆んど空間スペースが無くても不燃性絶縁物層により金
属芯体がアークから保護されるので添え線のアーク溶断
が起こらず、このようにアーク溶断を無くした添え線に
クランプを介して短ピツチでトロリ線を固定しているた
め、トロリ線が断線してもその垂れ下がりが防止される
。
、その線にはアークが届かず、才た、トロリ線との間に
殆んど空間スペースが無くても不燃性絶縁物層により金
属芯体がアークから保護されるので添え線のアーク溶断
が起こらず、このようにアーク溶断を無くした添え線に
クランプを介して短ピツチでトロリ線を固定しているた
め、トロリ線が断線してもその垂れ下がりが防止される
。
以下、この発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図の符号1は、カテナリーカーブを描いて張力架線
された吊架線で、同様に張力架線された ′トロリ
線2は、数メートル間隔に取付けるハンガーイヤー3を
介してこの線に吊るされている。なお、エアーセクショ
ンでは、例えば図の架線が右方で引留められるとすると
逆に左方で引留める次回間の架線が一定間隔を保って図
の架線と平行に設けられる。
された吊架線で、同様に張力架線された ′トロリ
線2は、数メートル間隔に取付けるハンガーイヤー3を
介してこの線に吊るされている。なお、エアーセクショ
ンでは、例えば図の架線が右方で引留められるとすると
逆に左方で引留める次回間の架線が一定間隔を保って図
の架線と平行に設けられる。
このようにして架線されたセクション部のトロリ線2に
は、第2図及び第3図に示すように、亜鉛メッキを施す
などした鋼より線、銅より線、銅単線或いは銅や鉄のパ
イプ等を洟った金属芯体4aの外表面に不燃性絶縁物層
4bを形成して成る所定長さ例えば5m程度の添え線4
を、吊架線1に吊るされたドロッパークリップ5で支持
して上側に平行に添わせである。才た、添え線4とトロ
リ線2との間には、両者を相互に固定するクランプ6を
比較的短いピッチPで取付けである。
は、第2図及び第3図に示すように、亜鉛メッキを施す
などした鋼より線、銅より線、銅単線或いは銅や鉄のパ
イプ等を洟った金属芯体4aの外表面に不燃性絶縁物層
4bを形成して成る所定長さ例えば5m程度の添え線4
を、吊架線1に吊るされたドロッパークリップ5で支持
して上側に平行に添わせである。才た、添え線4とトロ
リ線2との間には、両者を相互に固定するクランプ6を
比較的短いピッチPで取付けである。
上記クランプ6は、第3図に示すように、一端部にトロ
リ線2の外周溝に係合するイヤー6aを設け、他端側に
添え線4の受は入れ溝6bを設けたアルミや銅等から成
る対の部材を対向させ、その両者を中間部に挿通したボ
ルト・ナツト6Cで締め付ける構成とされている。但し
、使用するクランプはこの形状に限定されない。
リ線2の外周溝に係合するイヤー6aを設け、他端側に
添え線4の受は入れ溝6bを設けたアルミや銅等から成
る対の部材を対向させ、その両者を中間部に挿通したボ
ルト・ナツト6Cで締め付ける構成とされている。但し
、使用するクランプはこの形状に限定されない。
なお、トロリ線2と添え線4間の間隔H(第2図参照)
は、添え線に対するアークの影響を考えれば大きい程望
ましいが、あまり大きいとクランプ6が大型化し経済負
担が増すので0〜l Q Qmm程度の値に設定するの
が望ましい。
は、添え線に対するアークの影響を考えれば大きい程望
ましいが、あまり大きいとクランプ6が大型化し経済負
担が増すので0〜l Q Qmm程度の値に設定するの
が望ましい。
また、クランプ6の配設ピッチPは300〜500mm
あれば断線したトロリ線の垂下を防止できる。
あれば断線したトロリ線の垂下を防止できる。
ピッチPは上記の値より多少小さくても大きくてもよい
がPが小さくなるにつれてクランプの使用数が増え、一
方、大き過ぎると断線トロリ線の撓み量が大きくなるの
でその値は上述した程度が最も望ましい。
がPが小さくなるにつれてクランプの使用数が増え、一
方、大き過ぎると断線トロリ線の撓み量が大きくなるの
でその値は上述した程度が最も望ましい。
さらに、例示の添え線の不燃性絶縁物層4bは、特殊ガ
ラスクロスに特殊シリコンゴムを含浸したテープを添え
巻きして形成されているが、この層は押出し被覆したも
のや塗布したもの等であってもよい。
ラスクロスに特殊シリコンゴムを含浸したテープを添え
巻きして形成されているが、この層は押出し被覆したも
のや塗布したもの等であってもよい。
カテナリー吊架式電車線のアークを生じ易いセクション
部等を上述した構造にしておくと、トロリ線がアーク溶
断しても添え線は切れずに残り、その線によってトロリ
線に加えた張力が受けられるため、トロリ線の溶断部の
離反が防止され、才た、クランプの取付ピッチが短かい
ので不特定の個所が溶断してもその溶断点からクランプ
点迄の距離は非常に短かく、従って断線したトロリ線の
垂下が防止され、電車の通過が可能になる。なお、本発
明の構造は既設の電車線に簡単に施すことができる。
部等を上述した構造にしておくと、トロリ線がアーク溶
断しても添え線は切れずに残り、その線によってトロリ
線に加えた張力が受けられるため、トロリ線の溶断部の
離反が防止され、才た、クランプの取付ピッチが短かい
ので不特定の個所が溶断してもその溶断点からクランプ
点迄の距離は非常に短かく、従って断線したトロリ線の
垂下が防止され、電車の通過が可能になる。なお、本発
明の構造は既設の電車線に簡単に施すことができる。
第1図は、この発明の垂下防止構造の一例を示す側面図
、第2図はそのクランプ取付部の拡大側面図、第3図は
同じく正面図である。 1・・・カテナリー吊架線、2・・・トロリ線、3・・
・ハンガーイヤー、4・・・添え線、4a・・・金属芯
体、4b・・・不燃性絶縁物層、5・・・ドロッパーク
リップ、6・・・クランプ
、第2図はそのクランプ取付部の拡大側面図、第3図は
同じく正面図である。 1・・・カテナリー吊架線、2・・・トロリ線、3・・
・ハンガーイヤー、4・・・添え線、4a・・・金属芯
体、4b・・・不燃性絶縁物層、5・・・ドロッパーク
リップ、6・・・クランプ
Claims (3)
- (1)パンタグラフ通過時にアークを生じるカテナリー
吊架式電車線のセクション部において、張力架線された
トロリ線に、金属芯体の外表面を不燃性絶縁物層で覆っ
て成る添え線を近接してかつカテナリー吊下線に吊るさ
れたドロッパークリップで支持して平行に添わせ、この
添え線に、線路の長さ方向に比較的短ピッチで取付ける
クランプを介してトロリ線を固定することを特徴とする
断線トロリ線の垂下防止構造。 - (2)上記不燃性絶縁物層が、特殊ガラスクロスに特殊
シリコンゴムを含浸したテープを添え巻きして形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
の断線トロリ線の垂下防止構造。 - (3)上記金属芯体が、鋼より線、銅より線、銅単線も
しくは銅か鉄のパイプであることを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項又は第(2)項記載の断線トロリ線の
垂下防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12945384A JPS619349A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 断線トロリ線の垂下防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12945384A JPS619349A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 断線トロリ線の垂下防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619349A true JPS619349A (ja) | 1986-01-16 |
Family
ID=15009855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12945384A Pending JPS619349A (ja) | 1984-06-23 | 1984-06-23 | 断線トロリ線の垂下防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619349A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173145A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | East Japan Railway Co | 放熱電車線装置 |
JP2010052682A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | East Japan Railway Co | 放熱電車線装置 |
-
1984
- 1984-06-23 JP JP12945384A patent/JPS619349A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173145A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | East Japan Railway Co | 放熱電車線装置 |
JP2010052682A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | East Japan Railway Co | 放熱電車線装置 |
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