JP3688244B2 - デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置 - Google Patents
デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3688244B2 JP3688244B2 JP2002047276A JP2002047276A JP3688244B2 JP 3688244 B2 JP3688244 B2 JP 3688244B2 JP 2002047276 A JP2002047276 A JP 2002047276A JP 2002047276 A JP2002047276 A JP 2002047276A JP 3688244 B2 JP3688244 B2 JP 3688244B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trolley wire
- section
- mounting bracket
- moment
- dead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置に関し、特に、デッドセクションの入口及び出口の両端部に配設されるトロリ線とセクション絶縁体とを接続するトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における中立軸の不一致によるトロリ線取付金具に発生するモーメントがかからないようにして、デッドセクションの入口及び出口の段差を緩和するようにしたデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電鉄用架線において異なる変電所から交流電源を架線に給電する場合、交流サイクルを架線全線に亘って揃えることは困難なため、架線を変電所から給電可能範囲ごとに張架し、変電所の異なる区間の接続部分に、通電を遮断するデッドセクションを配置し、走行する電車又は列車に対して、交流サイクルの位相の違いによる悪影響を及ぼすことなく、安定して連続的に給電可能なようにしている。
【0003】
ところで、このデッドセクションに適用されるセクション絶縁体は、電車又は列車の高速走行を可能とするため、セクション絶縁体自体の持つたわみ易さを向上することを目的として、例えば、電気絶縁性を有するとともに、機械的強度の強いFRP製のロッドを芯材とし、その周囲を耐アーク性、耐摩耗性、及び耐絶縁性を良好にするための適宜の添加剤を添加したエポキシ樹脂にて被覆するようにした複合型のものが提案されている。
そして、デッドセクション自体の間隔は、電車又は列車の速度及び給電電圧などに応じて設定され、特に限定されるものではないが、通常、数mから10m程度とされ、このデッドセクションは、トロリ線と接続することによってトロリ線と同等の引張力が付与され、トロリ線と等高となるように吊り具を介して吊架線に直接吊垂支持するようにされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、デッドセクションには、セクション絶縁体が配設されるが、図5(B)に示すように、トロリ線Tとセクション絶縁体3の断面形状が異なるため、トロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部における両者の中立軸の不一致により、接続部に張力Yが加わると、トロリ線Tとセクション絶縁体3を接続するトロリ線取付金具AにモーメントXが発生することとなる。
そして、このモーメントXによって、デッドセクションの入口及び出口となるトロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部、より具体的には、パンタグラフが摺動するトロリ線T、トロリ線取付金具A及びセクション絶縁体3の下面の摺動面において段差が発生し、この段差部分にパンタグラフが高速で衝突すると、トロリ線Tの破断やパンタグラフの損傷等が発生するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来のデッドセクションの入口及び出口において発生する段差の問題点に鑑み、デッドセクションの入口及び出口の両端部に配設されるトロリ線とセクション絶縁体とを接続するトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における中立軸の不一致によるトロリ線取付金具に発生するモーメントがかからないようにして、デッドセクションの入口及び出口の段差を緩和するようにしたデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置は、デッドセクションの入口及び出口の両端部に配設されるトロリ線とセクション絶縁体とを接続するトロリ線取付金具に、デッドセクションの中央側に向かって高くなるように傾斜してアームを突設し、該アームの先端を吊り具を介して吊架線に吊垂支持することにより、前記アームを介してトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における中立軸の不一致によりトロリ線取付金具に発生するモーメントを打ち消す逆方向のモーメントが加わるように構成したことを特徴とする。
【0007】
このデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置は、トロリ線取付金具に突設したデッドセクションの中央側に向かって高くなるように傾斜してアームの先端を吊り具を介して吊架線に吊垂支持することにより、アームを介してトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における中立軸の不一致によりトロリ線取付金具に発生するモーメントを打ち消す逆方向のモーメントが加わるように構成しているので、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における両者の中立軸の不一致により、接続部に張力が加わって、トロリ線取付金具に発生するモーメントを打ち消しその影響を小さくすることができ、これによって、このモーメントによって、デッドセクションの入口及び出口となるトロリ線とセクション絶縁体との接続部に発生する段差を低減することができる。
【0008】
この場合において、アームに、振動吸収機能を備えるようにすることができる。
【0009】
これにより、トロリ線取付金具に発生するモーメントの変動を抑制することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図6に、本発明のデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置の一実施例を示す。
図1に示すように、デッドセクションSとなる所要の区間に配設して対向するトロリ線T,Tの先端部にトロリ線取付金具A,Aを取り付け、このトロリ線取付金具A,A間を、中継金具4を介してセクション絶縁体3によって接続するようにする。
このセクション絶縁体3及び中継金具4は、デッドセクションSの区間長に応じて、1個又は2個以上を適宜用いるようにする。
【0012】
トロリ線Tとセクション絶縁体3とを接続するトロリ線取付金具Aは、図1〜図3に示すように、トロリ線取付金具本体1の一端側をトロリ線Tを挟持するようにしたトロリ線挟持部11と、このトロリ線挟持部11と反対側に配設してセクション絶縁体3を接続するようにしたセクション絶縁体挟持部12とを一体になるようにして構成し、さらに、このトロリ線挟持部11には締結ボルトを螺合するようにしたボルト螺合部13を備え、またセクション絶縁体挟持部12の上部には取付フランジ14,14を突設し、セクション絶縁体挟持部12の本体部分にはボルト孔12h,12hを穿設形成する。
なお、このトロリ線Tの端部を挟持するようにしたトロリ線挟持部11は、小なる馬蹄形を有し、またセクション絶縁体挟持部12はトロリ線挟持部11よりも大なる馬蹄形を有するようにする。これにより異径のトロリ線Tと、セクション絶縁体3とを、その下面の摺動面が一直線状になるよう接続するようにされている。
【0013】
そして、このトロリ線取付金具Aには、デッドセクションSの中央側に向かって高くなるように傾斜してアーム2を突設し、このアーム2の先端を吊り具H0を介して吊架線M(又は吊架線Mの一部を構成する絶縁ロッドL1)に吊垂支持することにより、アーム2を介してトロリ線取付金具Aに、トロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部における中立軸の不一致によりトロリ線取付金具Aに発生するモーメントXを打ち消す逆方向のモーメントが加わるように構成する。
【0014】
この場合、アーム2は、図1(B)及び図4に示すように、トロリ線取付金具Aの取付フランジ14,14にボルトを介して取り付けるようにするとともに、アーム2において振動を吸収することができるように、所要の弾性を有するパイプ状のカーボンロッド21の外周面を、トロリ線Tにパンタグラフが摺接することにより発生するスパークからカーボンロッド21を保護するためのポリマチューブ25にて被覆し、さらに他の部材との接続を容易に行うため、カーボンロッド21の両端部に、ボルト孔22h,23hをそれぞれ形成した接続金具22及び吊金具23とを配設して構成する。
これにより、取付フランジ14,14には接続金具22を、吊り具H0には吊金具23を、それぞれボルト・ナットを介して締結し、アーム2が、デッドセクションSの中央側に向かって高くなるように、例えば、約7度程度傾斜するようにする。
【0015】
これにより、図5(B)に示すように、トロリ線Tとセクション絶縁体3の断面形状が異なるため、トロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部における両者の中立軸の不一致により、接続部に張力Yが加わると、トロリ線Tとセクション絶縁体3を接続するトロリ線取付金具AにモーメントXが発生することとなるが、ここでは、アーム2の先端を吊り具H0を介して吊架線Mに吊垂支持することにより、図5(A)に示すように、アーム2を介してトロリ線取付金具Aに、モーメントXを打ち消す逆方向のモーメントX0が加わるようにすることができる。
【0016】
なお、この対向する両トロリ線T,Tと、セクション絶縁体3とを直線的に接続するように構成したデッドセクションSの位置において、吊架線Mについても、トロリ線Tと同様に電気的に絶縁する。
具体的には、デッドセクションSの位置において、吊架線Mは、通常の吊架線Mに代えて絶縁ロッドL1,L2,L1を碍子Gを介して直線的に接続するようにして構成する。
この場合、デッドセクションSの端部位置に配設される絶縁ロッドL1は、中間部分に配設される絶縁ロッドL2よりも短いものとし、この絶縁ロッドL1,L2,L1より吊り具H1,H2,H1を介してデッドセクションSの位置の中継金具4を吊垂支持するようにする。
【0017】
次に、このデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置の動作について説明する。
トロリ線Tとセクション絶縁体3とを、その下面側のパンタグラフとの摺動面が面一となるように、両者をトロリ線取付金具Aにより直線的に接続する。
この状態で、トロリ線T,Tに張力Yをかけると、図5(B)に示すように、トロリ線Tとセクション絶縁体3の断面形状が異なるため、トロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部における両者の中立軸の不一致により、トロリ線Tとセクション絶縁体3を接続するトロリ線取付金具AにモーメントXが発生する。
そして、このモーメントXによって、デッドセクションの入口及び出口となるトロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部、より具体的には、パンタグラフが摺動するトロリ線T、トロリ線取付金具A及びセクション絶縁体3の下面の摺動面において段差が生じることとなる。
【0018】
これに対して、本実施例においては、図5(A)に示すように、アーム2を介してトロリ線取付金具Aに、モーメントXを打ち消す逆方向のモーメントX0が加わるようにするようにしているので、上記モーメントXを打ち消しその影響を小さくすることができ、これによって、このモーメントXによって、デッドセクションの入口及び出口となるトロリ線Tとセクション絶縁体3との接続部に発生する段差を低減することができるものとなる。
【0019】
トロリ線の摺動面の高低差の試験結果を図6に示す。
試験結果から、アーム2を介してトロリ線取付金具Aに、モーメントXを打ち消す逆方向のモーメントX0=30N・mを付与した場合と、モーメントを全く付与しない場合とでは、トロリ線取付金具Aの高さ変動が3mm程度小さくなることが確認できた。
【0020】
【発明の効果】
本発明のデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置によれば、トロリ線取付金具に突設したデッドセクションの中央側に向かって高くなるように傾斜してアームの先端を吊り具を介して吊架線に吊垂支持することにより、アームを介してトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における中立軸の不一致によりトロリ線取付金具に発生するモーメントを打ち消す逆方向のモーメントが加わるように構成しているので、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における両者の中立軸の不一致により、接続部に張力が加わって、トロリ線取付金具に発生するモーメントを打ち消しその影響を小さくすることができ、これによって、このモーメントによって、デッドセクションの入口及び出口となるトロリ線とセクション絶縁体との接続部に発生する段差を低減することができ、トロリ線の破断やパンタグラフの損傷等を未然に防止できるとともに、電車又は列車の高速化を図ることができる。
【0021】
また、アームに、振動吸収機能を備えるようにすることにより、トロリ線取付金具に発生するモーメントの変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置の一実施例を示し、(A)はデッドセクションの全形を示す正面図、(B)はトロリ線取付金具付近の拡大正面図である。
【図2】デッドセクションを示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。
【図3】トロリ線取付金具を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
【図4】アームを示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図5】(A)はトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との中立軸の不一致によるモーメントを打ち消す逆方向のモーメントが作用する様子を示す説明図、(B)はトロリ線とセクション絶縁体との中立軸の不一致によるモーメントが作用する様子を示す説明図である。
【図6】トロリ線の摺動面の高低差の試験結果を示す説明図である。
【符号の説明】
A トロリ線取付金具
T トロリ線
M 吊架線
H0 吊り具
H1,H2,H3 吊り具
L1,L2 絶縁ロッド
X モーメント
X0 モーメント
Y 張力
S デッドセクション
1 トロリ線取付金具本体
11 トロリ線挟持部
12 セクション絶縁体挟持部
13 ボルト螺合部
14 取付フランジ
2 アーム
21 カーボンロッド
22 接続金具
23 吊金具
25 ポリマチューブ
3 セクション絶縁体
4 中継金具
Claims (2)
- デッドセクションの入口及び出口の両端部に配設されるトロリ線とセクション絶縁体とを接続するトロリ線取付金具に、デッドセクションの中央側に向かって高くなるように傾斜してアームを突設し、該アームの先端を吊り具を介して吊架線に吊垂支持することにより、前記アームを介してトロリ線取付金具に、トロリ線とセクション絶縁体との接続部における中立軸の不一致によりトロリ線取付金具に発生するモーメントを打ち消す逆方向のモーメントが加わるように構成したことを特徴とするデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置。
- アームが、振動吸収機能を備えていることを特徴とする請求項1記載のデッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047276A JP3688244B2 (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047276A JP3688244B2 (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246229A JP2003246229A (ja) | 2003-09-02 |
JP3688244B2 true JP3688244B2 (ja) | 2005-08-24 |
Family
ID=28660378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002047276A Expired - Fee Related JP3688244B2 (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3688244B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108859874A (zh) * | 2017-05-15 | 2018-11-23 | 中车株洲电力机车研究所有限公司 | 一种完全贯通交流牵引供电系统 |
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002047276A patent/JP3688244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003246229A (ja) | 2003-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4679672A (en) | Overhead electric traction system for railways | |
CN106671829A (zh) | 一种绝缘复合式接触网支持装置 | |
JP2012528029A (ja) | 鉄道線路,トローリー線路及び地下鉄線路の活線を支持するためのカンチレバー | |
JP3688244B2 (ja) | デッドセクションの入口及び出口の段差緩和装置 | |
KR101902361B1 (ko) | 강체 전차 선로용 절연구분장치 | |
US4250982A (en) | Section insulator for catenary systems | |
US4187934A (en) | Section insulator for catenary systems | |
WO2015092413A1 (en) | Overhead electrification line cantilever assembly | |
CN208469607U (zh) | 一种高铁牵引供电附加线悬挂系统 | |
KR20180029670A (ko) | 강체전차선 브래킷 구조 | |
KR200460764Y1 (ko) | 순환전류 장애 방지용 곡선당김금구 | |
CN209700442U (zh) | 一种铁路接触网低净空悬挂装置 | |
JP3617301B2 (ja) | 車輌の電力供給システム | |
EP3699022A1 (en) | Dampening support for a rigid catenary element of a rigid catenary system of a railway line | |
JP3779149B2 (ja) | 剛体電車線 | |
CN215705810U (zh) | 一种绝缘悬挂结构及绝缘接触网悬挂系统 | |
Pande et al. | Light Weight Rigid OCS in Elevated Section of Delhi MRTS | |
JP2007207631A (ja) | 架空送電線懸垂装置の横揺れ防止構造 | |
KR200256209Y1 (ko) | 전철용 급전선의 지지애자 | |
JP6630172B2 (ja) | 電車線路の架線構造 | |
KR200243197Y1 (ko) | 전철용 판애자 | |
JPH10166907A (ja) | 曲線引金具 | |
US1076630A (en) | Supporting structure for trolley-conductors. | |
WO2021067556A1 (en) | Wire support | |
JP5283272B2 (ja) | トロリ線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080617 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |